すた☆君のブログ一覧

滋賀県の竜王にある『三井プレミアムアウトレット』に行く途中、琵琶湖を見たくなり、米原から彦根の湖岸道路を走り、わざと遠回りをしました。

その時、そろそろ元の道に戻ろうかと、近江八幡で東へ曲がった時、たまたまこの山の南へ出ました。

多分そうだろうなあと思って後から調べてみると、やっぱりこの山は、関白秀次の八幡山城址がある、八幡山でした。



関白秀次はあまりにも有名なので簡単に説明します。

豊臣秀吉に子供がいなかったので、おいっこの彼が跡取り候補として、関白の位をさずかりました。

しかし、子供が生まれて邪魔になったので、いいがかりをつけられ、罪人とされ、彼の周りの人間たち（女も子供も含めた）数十人は秀吉の命令で、皆殺しにされました。

そして秀次は高野山で切腹させられてしまいました。

また、もう一人の秀吉の跡取り候補の（後の小早川）秀秋は、豊臣家を追放され、小早川家に２度目の養子に入り、その軍勢を率いて関ヶ原合戦で裏切り、その２年後に謎の死を遂げました。





１０年ほど前に一人で山頂に登った時は夕方で日も暮れかけていました。

山頂の山城跡の手前にある小屋がガラス越しに中が見え、電灯がついているのに誰もいず、

何かが祭られていて、座敷わらしでも出そうな怪しい雰囲気が漂っていたのを、今でもよく覚えています。

山頂の城址はなんだか、寂しそうなところでした。

帰りに、山頂のロープウェイ乗り場にあった土産物屋で、店のおばちゃんと楽しく話したのも覚えています。



この頃の私は、戦国時代は三英傑をかじるぐらいしか知らず、秀次って誰？　ぐらいのレベルでした。

後日、彼のことを知った時、だから怪しく感じたのかな？ と当時を思い返したりしました。


改めて、また登頂したいです。

＾＾