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朝８時半頃、自宅を車で出ると、辺りはモヤッとうす白く、一瞬
フロントガラスが曇っているのかな？
と思ったのですがそうではなく、それは朝霧の様でした。
街中から外れ、関ヶ原駅の北へと行くと、３０メートル先の建物さえも殆ど見えぬほどの濃い霧が立ち上っていました。
朝霧というのは初めて見ましたが、そのかなりの濃さに驚きました。

用事を済まして自宅に帰りカメラを持ってすぐに元の場所へともどりましたが、朝霧の消えるスピードと言うのは想像以上に早く、まだ１５分ぐらいしか経っていないと言うのに、辺りはもうハッキリとした視界でしたが、笹尾山のある決戦地の方はまだ霧が残っている様なので、スピードを出して霧を追いました。



決戦地の旗




関ヶ原合戦の物語の始まりは、いつもこうです。

『濃い霧に包まれ・・・』

あの霧では、全く様子は分からないなと思いました。

逆に言うと、合戦前に、西軍はよく東軍の位置を把握して布陣できたものだなと、感心させられました。








笹尾山　１





笹尾山　２





笹尾山　３



右上の黒丸が、石田三成の陣跡で、真ん中下の黒丸が島左近の陣跡です。


４１０年前の９月15日、霧が晴れていくとき、こんな風景だったのでしょうね。

その時彼らは、いったいどんな気持ちだったのでしょうか。。。



島左近陣跡



そういえば、最近、１０月の関ヶ原合戦祭りの直前辺りに、島左近陣跡の旗が立てられました。

好きな武将なので、嬉しかったです。

＾＾



去ってゆく霧


霧は、ドンドンドンドンと、土地の高いところへと去ってゆきました。

この写真の奥の方には、島津や小西の陣跡がある、北天満山があります。

この霧の引き具合からして、小西隊が戦ったのは合戦が始ってしばらくしてからだということが想像できます。


霧を追いかけて、さらに北天満山の方へ行こうかなとも思いましたが、なんだか疲れて眠たくなったので行くのをやめて帰りましたた。




今度は、もっと濃い霧の写真を撮ってみたいです。

＾＾