jet74744さんら、滋賀のロードスター乗りの方々のツーリングに参加させていただきました。
外に出るとよい天気。
水をためてあった防火用のバケツの水は、ガチガチに凍っていました。
踏んでも割れません。
フロントガラスにうっすらとついていたシャーベットを拭き取り、
幌を開けて、ロードスターツーリングへ、いざ、参る!!
^^
・・・関ヶ原の坂を下ったところで温度計を見たら、
マイナス2℃でした。
これで更に記録を、昨日の2℃から、4℃のマイナスと、大きく記録を更新する事ができました。
(バカ)
集合場所の伊吹PAで、みんなと合流。
ロド3台 伊吹PA
幌をあけて、高速道路を約100キロ、オーポン走行。
当然ですが、体感が凄まじく・・・。
普段乗っているラフェスタが、いかに楽で快適かということを、ヒシヒシと思い知らされました。
・・・てか、幌を閉めたら何の問題もないんだけどね。
でも、
伝わったでしょうか、全国の冬でもオーポンで走る漢馬鹿なロードスター乗りの皆様、
私のオーポン魂がっ!?
(*真似しないほうがいいです。)
最初は最後尾でしたが、岡崎ICの手前の上郷SAで先頭を交替し、無事岡崎城に到着しました。
約2時間です。
石垣通路
石垣にはさまれた道を歩くと気分は戦国武将。
ワクワクしてきました。
^^
郭

この盛り土と斜面は恐らく、戦国時代当時のものでしょうね。
いいですねぇ~。
正門が見えてきました。
ちなみに駐車場は第二駐車場へ。
エヴァンゲリオンのファンが殺到し、帰宅時には第三駐車場も満車に近い状態に!!
もんの凄い数の人たちが来て、外に100メートルぐらい行列作っていましたよ。
当然、博物館の中にも長蛇の列。
日本全国から、エヴァのファンが集まっているという感じでしたよ。
入口の門には、さっそく宣伝が。
気合入っていますねぇ。
レイ
アスカ
めがねっこ
アニメファンにはたまりません(おたくかっ!!)。
行くとちょうど、葵武将隊がショーをやっていました。
彼らは以前、関ヶ原に来たことがあって。。。
みんなこっちで頑張っているんだなあと思いました。

彼らが僕のロードスター(旗挿しつけて家紋ステッカーはったバージョン)

↑↑↑↑
この写真を撮って、ブログに載せていた事を思い出しました。
あれにはウケました。
みなさん、また関ヶ原に来てね~。
^^
井伊直政

こっちの直政さんは、ジャニーズみたいですねぇ。
関ヶ原東西武将隊の直政さんの方がいいですねぇ。
あの殿でよかった。
(笑)
堪忍踊り
葵武将隊
今回本多忠勝さんは、なんと、エヴァンゲリオンのロンヌギスの槍を持っていました。
これはユニークでいいですねぇ。
プロポーズ(*すたイメージ図)
関ヶ原東西武将隊の自転車に似たものを感じました。
それにしても、忠勝さんの槍回しは凄かったです。
やっぱ、スピードが大切ですね。
僕もこの技を身につけて、関ヶ原のショーでご披露したいです。
^^
さすけ君、がんばっていますねぇ。
彼らが関ヶ原でショーをやっていたとき、僕はちょうど、笹尾山の駐車場の入口で、交通整理をしていました(もちろん甲冑を着て)。
なんで、生でショーを見たのは今回が初めてだったんですが、激しく動き回り、エネルギッシュで、なかなかよかったです。
また見に来たいです。
^^
・・・そういえば、関ヶ原の甲冑武者ボランティアのみんなで、岡崎城へ行って、葵武将隊のショーに出させてもらって口上をしよう というツアーの話は、どうなったんでしょうねぇ。。。
彼らの横の方には、本多忠勝の銅像がありました。
こちらは忠勝の菩提寺のある桑名の銅像に比べると、かなり小さいですねぇ。
本多忠勝の像
今回のツーリングの目的は、『エヴァンゲリオンに出てくる武器を日本の刀鍛冶たちが再現した』という展示会を岡崎城でやっているので見に行こうというものでした。
その目玉に、ロンヌギスの槍 などがあります。
ということで、岡崎城公園のあちこちには、エヴァンゲリオンのキャラクターの絵や巨大フィギュアなどが、たくさん展示されていました。
・・・ほら、武将隊のショーの後ろにも、
エヴァ3体
・・・そしてなんと、その3体のエヴァたちの後ろには、ひっそりと家康の脱糞の石像がっ!!
脱糞の像
≪説明≫
武田信玄と戦い窮地に一生を得た家康は、恐怖のあまり脱糞しました。
家康は、後日その絵を絵師に描かせて、辛い事や苦しい事があれば、この絵を見てその時の事を思い出し、我慢して耐え抜いたらしいです。
この石像は、その絵を具現化したものです。
まず、天守閣のエヴァ展示場へと向かう事にしました。
天守裏側
この内堀は凄いですねぇ。
重機もない時代に、よくこれだけくり抜いたなあと思わされました。
内堀 天守の北東
眼鏡橋 内堀 天守の北西

石垣もなかなか立派。
昔の人たちは、大したもんです。
ここ、岡崎城は、徳川家康が生まれた城として有名です。
その後、田中吉政(関ヶ原合戦後、逃亡中の石田三成を捕まえた事で有名。)とかが城主になりました。
天守閣 説明板

説明板の下には、紙が一杯貼られていました。
なんというか、汚いというか、見苦しいですねぇ。
普通ここって、お城の説明を読むところでしょ?
その当時を想像しながら。。。
一緒にするなって感じですが。
ちなみにこの音声ガイドは、ミサトさんの声らしいですが、のび太の(今の)お母さんの声でもあるらしいですよ。
キャラの違いが凄すぎて、ショッキングな情報でした。
(爆)
説明板の横には、家康の遺訓が刻まれた亀がありました。
亀 家康の遺訓
≪徳川家康 遺訓≫
人の一生は 重き荷を負うて 遠き道を行くが如し 急ぐべからず。
不自由を 常と思えば 不足なし。
心に望みおこらば 困窮し足る時を思い出すべし。
堪忍は 無事長久の基。
怒りを 敵と思え。
勝つことばかり知りて 負くるを知らざれば 害その身に至る。
己を責めて 人を責むるな。
及ばざるは 過ぎたるに勝れり。
この遺訓が書かれたはがき入れの壁掛け、子供の頃に母が土産に買ってきてくれたんですよね。
だから内容は知っていました。
懐かしいなあと思いました。
天守下から
天守閣の入口には、二人の見覚えのある学生が。。。
城下町に住んでいる学生が、学校の帰り道にチョットお城に寄り道した
って感じがしました。
天守入口
天守入り口には、エヴァンゲリオンの旗指しがたくさんたなびいていました。
武将の家紋とかなら分かりますが。。。
・・・なんと言うか、エヴァンゲリオンに占領された城 という感じがしました。
・・・思わず、
ここはエヴァのテーマパークかっ!!
\(゜□\”)
と、ツッコミみを入れたくなります。
天守閣に入ると、順番に並ぶ行列ができており、流れに身を任せて動いていくと、戦国時代の甲冑たちと同じところに、エヴァの展示物が突然現れ。。。
普通、別部屋とか、特別展示室とかにして分けるんだけど。。。
岡崎城、訳が分かりません。。。
そして、今回の目玉が登場。。
ロンヌギスの槍
よくこれだけネジって作ったなあと思いました。

刀鍛冶の技術って、凄いんですね。
展示場、見てて思ったんですが、ほとんどのお客さんがエヴァが目的で、甲冑を目的にきている人って、ほとんどいなかったように思います。
1%ぐらいでしょうか。。。
そして、最上階、展望台へと着くとそこには・・・。
展望台
後の門は施錠されていました。
門の上には、お城の写真が展示されているのが見えます。
この二人のパネルを置く為に、後を閉めている という感じがしました。
そしてこちらには・・・
展望台 勢ぞろい
・・・もう、なんというんでしょうか、ミスマッチはなはだしく。。。
ファンサービスなんでしょうか。。。
これにはさすがに、徳川家康も、びっくりでしょう。
ショックのあまり、また脱糞するかもしれません。。。
岡崎城は、大坂商人の町と化したのでしょうか・・・。
天守閣の展望台の外回りをくるりと一周しました。
北側から2キロほど延長線上には、大樹寺という、松平家の菩提寺があります。
地図
大樹寺から山門を覗くと、正面にこの天守閣が見えるようになっています。
どうしてそうなっているのかというと、驚くべき事に、山門の延長線上に、さまたげとなる建物を建てさせないように岡崎市が規制をしているからなんです。
岡崎城の歴代の殿様たちが、いつでも城を見えるようにとの配慮からだそうです。
凄いでしょ?
地図の横に小さな固定された筒が設置されていました。
そこをのぞくと・・・。
大樹寺
確かに、ずっと向こうに森に囲まれた、お寺のようなものがありました。
おそらくこれが、大樹寺でしょう。
≪大樹寺 エピソード≫
桶狭間の戦いで今川義元が信長に殺された話は有名ですが、その時、今川家で人質生活をしてきた
家康は、この寺の松平家の殿様たちの墓の前まで逃げてきました。
そして、切腹をしようとした時、この寺のおしょうさまが家康に 『厭離穢土(おんりえど) 欣求浄土(ごんぐじょうど)』
『 戦いでけがれたこの世の中を平和にするのが、あなたの役目 』
という言葉を授け、家康の切腹を踏みとどまらせました。
後に、この言葉 『厭離穢土 欣求浄土』 が、家康の旗印となりました。
天守閣を降りて、第二展示場へ移動(武将隊のショーの後ろの建物)です。
このそそり立った石垣、たまりません。
この空堀、いいですよねぇ。
この曲線美、素晴らしい!!
帰り 内堀 右側
建物の中では、延々と長蛇の列が。。。
エヴァのあるところ、どこもかしこも、行列ばっかりです。
行列は延々と続き、途中右側に特別展示室があって、江戸時代の岡崎城の巨大な屏風絵が展示されていました。
本来の私の本性が発揮されれば、恐らく私はこの絵を少なくとも1時間は眺めていた事でしょう。
しかし、行列の人たちは誰もこの素晴らしい屏風に見向きもせず、ただひたすら、エヴァの展示物へと我慢している・・・そんな感じで、なんだか寂しい気持ちになってきました。
行列から離れるのも嫌なので、ちらっとみたらすぐに元の場所へと戻りました。
展示室の横を通ると、壁一面に家康の家族構成の巨大な図がありました。
高さ2メートル、横は4メートルぐらいあったでしょうか。
それを見ながら進んでいると、なんといきなりエヴァンゲリオン初号機の大きなフィギュアがっ!!
エヴァのフィギュア
人の大きさぐらいありました。
これ買ったら、いくらぐらいするんでしょうか。。。
行列はなかなか進まず、展示物まで来てようやくその理由が分かりました。
エヴァファンの若者どもは、何から何まで片っ端から携帯で写真を撮っていたんです!!
刀だけならともかく、その横の小さなポスターから、その横に展示されている 戦国時代の甲冑まで!!
そりゃあ、進まんわっ。
・・・後、こんだけ行列できてんの、わかってんやったら、先頭がそんなにゆったり写真撮ったら迷惑やろうが。
わからんのんか!?
・・・それに、戦国時代の甲冑とか、昔の展示物や遺品って、写真撮ったらあかんだろうが。
常識知らんのか??
・・・ってか、そんなん撮ってるけど、興味あんの??
ホンマに興味あるんだったら、もっとように見いや!
素通りするんやったら、写真ばっか撮んな!!
・・・おやじの説教入った。
^^;
展示室を通り過ぎると、窓の外には、さっきの脱糞の家康像が。。。
エヴァに人気を取られて、ひがんでいるように見えました。
^^;
ここにはパソコンのコーナーがあり、家康クイズというのを楽しんでいました。
まず、スタンダード問題。
全問、正解でした。
^^
そして、上級レベル問題。
間違えたらそこで終了。
またまた、全問正解でした。
^^v
能舞台
脱糞の石像の後には、能舞台の建物がありました。
確か、家康が生まれたのはこの建物があった場所だったと思います。。。
家康の銅像

家康って、じじいのイメージが強いですが、家康にも若い時があったんですよね。
島津義弘もそうですが、若い像も見たいですよね。
^^
家康の前の花時計。
今年のえとの 巳 の花時計

写真の上の方に、長蛇の列がみえるのがわかるでしょうか?
これ、エヴァの展示場へとつながっています。。。
ここで駐車場に戻り、怪鳥さんの車に乗せていただき、ランチへ。
八丁味噌工場
庭に、矢作橋の絵がありました。
矢作橋 (やはぎ ばし)
豊臣秀吉と蜂須賀小六が出会った橋として有名です。
蜂須賀は、徳島県、私のふるさとの殿様です。
ちょうど、岡崎城の1キロほど西にあります。
しかし実際のところ、矢作橋がかけられたのは、関ヶ原合戦(1600年)の後なので、この時は秀吉は既に死んでいたので、この話は江戸時代かいつかに作られた物語の創作だということが分かります。
それにしても、どうしてそれが矢作橋なんでしょうか。
家康の生誕地とからめて、岡崎城には天下人を生み出す不思議なパワーがあるとでも宣伝したかったんでしょうか。。。
ちなみに家康は、何度と無く死地を危機一髪で乗り越えてきて、決して順調に天下を取った訳ではありません。
武田信玄や織田信長、豊臣秀吉など、自分よりも強い武将達が死ぬまで、ず~っと我慢して待って待ってして力を蓄えてきて、ここぞという時(関ヶ原合戦)に、『それ、今だ!!』と、他の武将をうまく味方につけて、邪魔者(西軍)を一気に殲滅して、天下を取りました。
そしてその後は、健康オタクとなり、長生きに励み、騙した邪魔者達を排除し、死ぬまで待って、これが最後のチャンスだと、大坂の陣で一気に豊臣家を滅ぼして、安心したかのように家康はこの世を去りました。
なので、決して生まれながらの天下人という訳ではなく、我慢と策略の天才というところでしょうか。。。
味噌ラーメン
海苔を巻いて食べたら美味しかったです。
^^
みなさんとお別れして、無事帰宅。
ゴングさん、jet74744さん、怪鳥さん、お世話様でした。
まったりとできて、いい息抜きができました。
大好きな、車に歴史にアニメにと、いろんな面白さを一度にたくさん堪能できました。
ありがとうございました。
^^
帰宅して待っていたのは、野菜スープを作ってとの要請が。。。
すた☆君特製、薄味野菜スープ
ご飯を食べたらすぐに就寝、10時間ほど爆睡しました。
充実した週末を過ごす事ができました。
^^