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すた☆君のブログ一覧

2018年10月03日 イイね!

北海道、車で一周 大旅行 第七話  『網走市 博物館刑務所網走・北方民族博物館』

日本政府が北海道旅行者の支援として、日本人は最大3万円、外国人は最大10万円で、宿泊費は最大2万円出すそうですね。


では、前回「天の道」の続きです。





「斜里⇒網走」

天に続く道をしばらく走ると、街中に出たので、全部は走らず途中離脱。

正直な感想ですが、スタート地点からの展望は確かに素晴らしかったのですが、その景色は角度によりけりで、走っていていいなあと思ったのは最初の数キロだけでした。


トイレがてら道の駅へ行きました。

行くと道内ナンバーのNSXの軍団がやってきました。

NSXの運転手たちは、雨が降っていたせいか、道の駅の建物の狭い入り口をふさいで軒先から車を眺めながら立ち話をして、かなり邪魔でした。

自分たちの世界に酔うのは結構ですが、周りの人も見て欲しいものです。

迷惑はかっこ悪いですよ。


道の駅の中を探索していると、知床半島の観光ボートの運営予想が張り出されていて、

「悪天候で欠航は、ほぼ間違いなし」

と 書かれていて、

「あー、やっぱりなぁ。」

と思いました。

また次回のお楽しみです。




「網走国定公園」

斜里から網走へ行く途中、網走国定公園を通りました。

手前に湿原が広がっていて、その後ろに山が見え、サバンナをイメージしました。

そんなに意識していなかった場所だったので、思いがけずとても綺麗な風景を見られて、とてもラッキーでした。

本州の国定公園は、国立公園に比べるといまいち のイメージが強いんですが、こちらはそうじゃなくても綺麗なんで、北海道はホントに景色が綺麗なところですね。



今日は時間が結構出来たので、網走市内でドラッグストアやスーパーに買い物に行ったりして、ゆったり過ごしました。

たまには、一つの町に溶け込んでゆったりもいいものです。

毎日、300~400キロぐらい走っていましたからね。

あ、夫婦で代わりばんこに運転ですよ。





「博物館 監獄網走」

さてさて。

ついにやってきました。

日本の果ての 過酷で有名な 監獄網走。

ここも、今回の北海道旅行で特に行きたかった場所のひとつです。


博物館 入り口

わき道への入り口がわかりにくく、ちょっと回りをぐるぐる走りようやく到着できました。

広い駐車場はほぼ満車で、凄い人気があるんだなと知りました。

因みにここは、昔の監獄を集めた場所で、今の網走の監獄は、別の場所にあります。


チケット売り場で「どこから来ましたか?」とアンケートされました。

前後に並んでいた人は、広島だとか千葉だとか。

結構みなさん遠くから来ているんだなと、驚きました。

今日もとても寒く、16℃ぐらいだったと思います。

明らかに地元の人はジャンバーを着ており、ほとんどの人が私らみたいに薄着で明らかに道外者で
みなさん「寒い寒い」と言っておりました。

今年の北海道は冷夏だそうです。

涼しいをイメージしていったのですが、通り越してマジ寒かったです。


屋外 小屋で寝る


これは囚人の屋外の小屋です。

屋外で道を開拓して、ここで寝ていたようです。

極寒の中これはきついなあと思いました。

ていうか、凍傷とかなりそうですよね。




たくあんの漬物樽


ここで漬けるたくあんは、天下一品と言われていたそうです。

土産に作ればいいのにと思いました。





独房で洗顔


ところで、「どうしてここに刑務所ができたか?」ですが、

「日露戦争のときに、ロシアが攻めて来られないよう見張る基地を作るため」 が 発端だそうです。

その為に、ここへ行くための道路を作る必要があった。

だから、北海道中の囚人 約12万人が集められ、非常に短い期間で昼夜を問わず突貫工事で長い長い道路を作ったそうです。

それは余りにも過酷で、監視者も同様で、多くの死者を出したそうです。

これは、島津の「宝暦治水」と同じだなあと思いました。

日本政府は、数百年たっても同じことをやっていたんですね。




独房で瞑想


ここには新しいのから古いのまで、多くの監獄があり、そのほとんどが中に入れ、触れます。

その太っ腹さが凄いなあと思いました。

私も日本全国あちこち旅して、博物館マニアですか? と言われるぐらいに多くの種類の博物館を訪れましたが、こんなにオープンで体験おさわりOK的な博物館はなかったです。

本気で廻ると、丸一日かかります。



丸太の枕

備え付けの木の棒で、「ガン!ガン!」と叩かれ起されます。

^^;




足にチェーンで鉛



脱走できないように、片足の足首にチェーンを捲かれ、その先には大きな鉛玉がついていました。

映画とかでしか見た事なんですが、こんなの本当にやっていたんですね。

めちゃ重かったです。





連行されるすた


囚人たちは目立つ赤色の服を着させられたそうです。

逃げると分かる様にする為だとか。

私も普段、赤色の甲冑を着ていますので、戦場で逃げるとすぐ分かるという事ですよね。

^^;





独房 廊下


ところで現代の牢屋の部屋ですが、なんと液晶テレビがあり、驚きました。

悪い事をして入っているのに、こんなの必要ですか??

いや、これ、おかしいだろ??

快適そうに見えましたよ。

食事も結構栄養あるのをきちんと食べられるし、大晦日には年越しそばとかクリスマスにはケーキとか出るそうですよ。

昨今、牢屋に入ろうと犯罪をする人が増えているそうで、こんなのやっているから増えるんだよ。

真面目に働いていっぱい税金取られてこんな遣われ方されているのかと思うと、働くのがばからしくなってきます。

税金減らしやがれ、バカヤロウ!!

消費税10%にあげる前に、もっと見直せ!!

地方税も高いぞ、こんちくしょう!!








独房でうなる


この独房は 檻の木が三角で、斜めからだと見えるけど、正面からは見えなくなっているそうです。

向かいの囚人とのコンタクトを出来なくするのが目的でしょうかね。

他にも色々あり、十分堪能できました。

また訪れたいです。

今度は、もうちょっと暖かかったらいいんですけどね。





次に、もう一つ行きたかった場所 「北方民族博物館」へ行きました。

すぐ近くにありました。




北方民族博物館 舟


ここは写真OKで、なかなか見ごたえありました。

最初は、アイヌ人に興味があって、何か関係があるのかと思って来ましたが、アイヌはありませんでした。

で、どうしてここにこんな博物館があるのか?というと、

やはり 「監獄網走の博物館」 と同じで、北の国の影響が伝わりやすいお土地柄だから、その文化を深堀りして研究してみよう という ニュアンスのものでした。



シャーマン

いろんな衣装を見ていて、これはアフリカとかと同じだなと思いました。

古来の地球人たちは、どこに住もうと共通して同じような衣装をイメージしてたのかな? 

アイヌ人の衣装は、明らかに影響されていますよね。

でも、それは本州に伝わらなかった というのも、日本全体のの文化的にみると、とても面白いですよね。




シャーマン着てみた(撮影者:息子)



なかなか楽しいところでした。

今日のホテルはチェックインを遅くしていたのでまだ時間があり、市内の地元スーパーでお惣菜を買ってそこで晩御飯として食べ、明日の朝食の分も買って、ホテルへ移動しました。

晩御飯は、釧路で炉辺焼きが食べられなかったので、何か炉辺関係ないかと走り回りましたが、見つからず、結局スーパーを選びました。

地元スーパーはご当地ものが結構あって、意外と楽しいんですよ。

^^

ホテルは、これら博物館からとても近い位置にあり、綺麗で大きいところで、とても快適で ゆったり過ごせました。

テレビをつけると、なんと 私の大好きなアニメ 「銀魂」 をやっていました。

そういえば、明日から「銀魂 2」の上映開始です。


TVで銀魂

いやー、これは面白かった。

ツー も 絶対に 行かねば。

^^

ホテル部屋 朝


翌朝も早い出発で予約を取っていました。

こうすると、安くなるんですよ。

まあどのみち、あまり長くは滞在しませんからね。

節約ですよ。

(笑)




網走 ホテル 朝食 スーパー


今朝も スーパーのお惣菜を食べて節約をして、早々にホテルを出発しました。


さあ、今日は旭川まで、大移動しますよ。

ここから戻る方向へ移動します。

続く♪
Posted at 2018/10/03 04:57:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 北海道旅行記 2018 | 旅行/地域

プロフィール

旅行が好きで、日本中の戦国時代の史跡を巡っています。 2012年 3月 関ヶ原検定 ≪零≫  2012年12月 関ヶ原検定 ≪壱≫  に、合格しました...
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