すた☆君のブログ一覧

「たまたま」

若いお兄さんがやってきました。

話の流れで、関ケ原は古戦場だけでなく、玉の火薬庫もあるというお話をさせて頂きました。

玉の火薬庫とは、１００年ぐらい前から日本中の弾薬を集めた基地で、今でも関ケ原に残っています。

しばらくすると、お兄さんは、静かにポツリと言いました。

お兄さん　　「玉　という村は、昔からあるんですか？」

すた　　　　「はい、玉村っていうのが、昔から、たぶんそうだと思います。」

お兄さん　　「玉　だけに、　たまたま。」


あーっ、はっはっは、こりゃ面白い。

おーい、このお兄さんに、座布団一枚！！



「社訓に敵中突破」

地図を広げていると、６０代ぐらいのおじさんがやってきました。

島津に興味がありそうだったので、敵中突破のガイドをすると、とても喜んでくれました。

おじさん　　　「我が社でも、社訓に使わせてもらってます。」

すた　　　　　「・・・え？（・＿・）」

おじさん　　　「四方八方を敵に囲まれても・・・。」


・・・いったい、どんな会社～！？





「スーパー悪ガキ」
ここに来る子供の半分は歴史に興味がある子供。
しかし、興味のない子供の中には、私にちょっかいを出してくる、いわゆる「悪ガキ」がいる。
その中でも特に度が過ぎて悪質なのを、私は「スーパー悪ガキ」と呼んでいる。

この日もスーパー悪ガキがやってきた。

スーパー悪ガキは、何処で拾ったのか、５０センチぐらいの長い枝を剣の代わりとでも思ってか、いきなり私の　甲冑のない部分を突き刺してきやがった！！

すた　　　　「ぎゃああああー！！」

ニヤリとほくそ笑む　スーパー悪ガキ。

槍を構えて腰を落として、やや駆け足で忍び寄る　すた。

逃げようとする　スーパー悪ガキ。

追いかける　すた。

逃げながら喜ぶ　スーパー悪ガキ。

スーパー悪ガキ　　「おもしろーい！！」

無言で１０メートルぐらい追いかける　無表情のすた。

元の位置に戻ると、　また寄ってきて　枝の先端で　甲冑のない部分を突き刺してくる　スーパー悪ガキ。

すた　　　　「ここはやめろ！！　　甲冑のある部分にしろ！！　痛いんだよ！！」

こんなやり取りをしていると、別のお客さんから一緒に写真を頼まれたので、そちらへ移動。

しかし、お構いなしに攻撃を続ける　スーパー悪ガキ。

再び　槍を構えて後を追うすた。

嬉しそうに逃げる　スーパー悪ガキ。

後ろからお客さんの声が。

お客さん　　「あのー、そろそろ。。。」

戻ろうとすると、また攻撃しそうな　スーパー悪ガキ。

さすがにしつこいので、ちょっとどすの利いた声で言ってやった。

すた　　「おい、いい加減にしろよ。これ以上やったら、怒るぞ。本気で。」

気迫が通じたのか、去っていき、もう現れることがなかった　スーパー悪ガキ。

でもまあ、楽しかった　かな。

（爆）