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すた☆君のブログ一覧

2020年11月28日 イイね!

姉川古戦場③「真柄十郎左衛門直隆、160センチの大太刀で奮戦した猛将」

姉川合戦の主戦場跡へ移動しました。

川側 ロド

「麒麟がくる」では、小川みたいなイメージでしたが、実際の川幅は結構広いです。

秋なので、河原のススキがかなり綺麗です。

450年前にここが血で赤く染まったとは全く想像つきません。


姉川古戦場の看板

各武将たちは、川のどこから対岸へ渡れるかとか、事前に調べていたのでしょうね。

ただ、戦が始まったのは午前5時らしいので、まだ真っ暗の中でどうやって戦ったのでしょうか。

戦は西暦1570年7月26日、日の出を調べると5時2分でしたので、薄っすらと夜が明け始める少し前でしょうね。

川なので渡るとバシャバシャ音でばれますよね。

渡る道が限られていたら、突進したところで待ち構えた鉄砲や弓矢で狙われるでしょうね。

ロド 石碑 駐車場

弓矢と言えば、竹中半兵衛の家臣の不破矢足(ふわやたり)は、姉川合戦で矢が足に当たっても勇ましく戦ったので、この名前を授かったらしいので、弓矢が飛び交っていたのは、ここから証明できます。




信長を裏切った荒木村重を説得に行った黒田官兵衛が捕まって帰ってこなくなって、気の短い信長は官兵衛も裏切ったと勘違いして、子供の松寿丸(長政)を殺せと秀吉に命じました。

秀吉は家臣の竹中半兵衛に相談したところ、半兵衛は、官兵衛はそんなことをする人じゃないと信じて、秀吉は官兵衛が帰ってくるまで、松寿丸を殺したと信長に嘘をついて垂井町で匿う事にしました。

松寿丸(後の黒田長政)が竹中半兵衛の機転によって隠れ住んでいた垂井町の家が、不破矢足の家になります。

もし、鉄砲が主流で鉄砲の玉に当たっても勇ましく戦っていたら、不破矢足ではなくて、不破玉足(ふわたまたり) となっていたことでしょう。

なんか、崩れた平安貴族みたいで、嫌な名前ですよね。

戦没者の石碑

戦死者、何人いたんでしょうね。

数万人の戦ですので、数千人という所でしょうか。


それにしても、関ケ原には首塚がありますが、こちらはありませんよね。

あるのは、遠藤経直の塚だけです。

無数の骸はどこへ消えたのでしょうか。

平地は田畑でしょうから、姉川にそのままドボンでしょうね。

そう考えると、姉川のこの美しいススキの下には、無数のどくろが眠っているのかもしれませんね。



それにしても、ススキが美しいですよね。



ここで、ちはらへ移動しました。

ちはらでも激突があり、原っぱが血で真っ赤になったので、ちはら 血原 という地名になりました。

恐ろしいですよね。

ここで大暴れしたのが、今回のブログのタイトルにもなった、この人。

真柄十郎左衛門直隆。

朝倉軍の猛将です。



この人、やばいでしょ。

彼が構える大太刀の長さは何と、160センチ。

普通の刀でも結構重くて、刀で切る時は、その重みを利用して振り下ろして切るらしいです。

大太刀

この大きさだと、馬ごと一刀両断にバッサリ切れそうですね。

馬がかわいそうですが。

大太刀 説明

この戦いで負けた浅井長政は、5キロ後方の小谷城へ逃げ帰り、朝倉も国へ帰りました。

勝った信長は、難攻不落の小谷城の力攻めは無謀と判断し、横山城を奪って、撤退しました。

横山城の城番は秀吉になりました。

この後、比叡山延暦寺の焼き討ちなどを経て、三年後に浅井・朝倉を滅ぼしました。

以上で、姉川古戦場の史跡巡りを終わりたいと思います。


ここまで読んで下さって、ありがとうございました。

^^
Posted at 2020/11/27 20:03:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 姉川の合戦 | 旅行/地域

プロフィール

旅行が好きで、日本中の戦国時代の史跡を巡っています。 2012年 3月 関ヶ原検定 ≪零≫  2012年12月 関ヶ原検定 ≪壱≫  に、合格しました...
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