すた☆君のブログ一覧

ディーラーさんへ行って来た。

ドライブレコーダーの打ち合わせをしながら、待つことしばし。

店のガラスの向こうに青色の新型ロードスターが入ってくるのが見えた。

『うぉー、来たー！！』

修理工場へ入っていったので後を追った。

ついに、新型ロードスターと初お目見え。


「やべー、ちょーかっちょええー！！」

（＞＜）／”

青色は初めてみたけど、そんなに明るすぎず、いい感じに渋い色をしている。

それに、この形！！

なんというか、スタイル第一、利便性は全くの度外視（笑）、かっこよさだけを徹底追及したような、

今の日本車にはもう絶滅寸前のようなこのフォルム。

「ああー、ええなあー・・・。」

「早よう乗りてぇー。」

いろいろあって、納車はもうちょっと延びた。

＾＾；


装備ですが、カーナビのＳＤカード、やっぱり買う事にしました。運転中にポータブルナビをみて、携帯いじっていると勘違いされて警察に捕まるかもしれないんで。

あと、バックモニターもつけることにした。

純正なんで、取り寄せたらすぐにつけられるとのこと。


ということで、ＮＢにはまだ乗れることになった。

ガス欠寸前まで乗ってやろうと、おそらくもうギリギリまで乗った。

ただ、ふと思ったんだが、ガソリンがなくなった時につく青色ランプがいつまでたってもつかない。

ＮＡや一部のＮＢには青色ランプがないらしいんで、もしかしたら私のロードスターもないのかもしれない。

ギリギリまで入れなかったことがないのでわからないが、そんな気がした。



まだ乗れるんで、最後に思いっきり走りたいな。

だから、旅に出る事にした。

一人で最後にＮＢとの旅に出る。

お別れドライブだ。

行き先はもちろん、史跡巡り。

滋賀か福井か。

イヤと言うほど走ってくる。


それにしても、またガソリン入れる事になるとは思わなかったなぁ。

ガス欠になりそうで、ガソリンスタンドまで行くのすら怖いが。

（爆）

昨日、ＮＢの片づけをした。

もう、いつでも引き渡せる状態になった。


そして今日、保険の話でディーラーさんへ行って来た。

新型ロードスターがディーラーさんに届く日はなんと、明日だという。


・・・カウントダウンする暇なかった。


ロードスターが届いたら、ＥＴＣとドライブレコーダーをマツダコネクトして、保険を手続きしたらついに引渡し。

明日、ドライブレコーダーをディーラーさんへ持っていくので、その時が初お目見えだ。

新しい家族に会いに行くような心境だ。



新型ロードスターＮＤを発注した日は多分ずっと忘れない。

広島カープが優勝した前の日だ。



受け取りの希望日はあさってにしたから、ＮＢに乗れるのはあと１日。

明日がホントのＮＢの最後の運転になる。



ボクは今までいろんな車を乗ってきたが、ＮＢほど思い入れのある車は無い。

ツーリングしたり甲冑ボランティアへ乗っていったりしたからだ。


最近、友人の言葉をよく思い出す。


『　ロードスター乗りは、ロードスターから離れられない。　』



ロードスター買っちゃいました！　から気がついたら、

ロードスター乗り　

になってたんだなあ。

（笑）

ディーラー△が「もう来る！」　と言って来てから早や２週間以上。

最初の一週間はあせって準備をしたが、それを越えると逆に「まだか？」と思うようになった。

もうすぐお別れと思ったので、いっぱい走った。

おかげで満タン近くあったガソリンは残り少なくなった。

（笑）



とりあえず、１５インチのスタットレスタイヤを購入した。

ＮＢは１４インチをはいていたのでＮＤもどうか？と確認したら、ＮＤはスポーツカータイプでブレーキが大きいので１５インチまでとのこと。

よく止まるいいタイヤにしたら、値上がりはしたがその分キャッシュバックが普通のタイヤより＋１万円以上つき、思ったほどは高くならなかった。

その辺のシステム、よくわからない。


ボンフォーム製のフロアマットも届いたので受け取った。


数日前ディーラー△が、保険について言いにきた。

届くまで、あと１週間はかからないらしい。

ディーラーさんもハッキリした日にちはわからないんだな。


コレでもう本当に、もうすぐなんだろうな。


今日なんだろうか。

明日なんだろうか。

来週の初めなんだろうか。


残りの日数のわからないカウントダウンが始まった。

「陣跡制覇ウォーキング」

参加者は１５００人ぐらい居たらしい。

渡辺新之丞さん、小早川秀秋さんと黒い足軽さんら甲冑仲間で集まっていると、スタート直後のお客さんから「一緒に写真を」とお願いされたので、記念写真を撮っていると、その後ろ後ろに次々に「私も私も」とお客さんが集まってきて、撮影タイムが始まった。

沿道でお見送りするつもりだったんで、予想外のスタート。

結構楽しかった。



いろんな人たちと再会した。

歴史パーティの仲間たち。

関ヶ原鉄砲隊の友人。

甲冑ボランティアの仲間たち。

久しぶりの甲冑ボランティアメンバーが参加者として声を掛けきて・・・

「いやいや、なんで甲冑着てないの？　あなた、こっち側の人間でしょー？（＾＾；）」


活動を始めて早や５年。

随分、仲間が増えたなぁと実感した。



その後は、渡辺新之丞さんと一緒に、細川忠興陣跡へ。

さっそく、一緒に写真を撮ったご家族と再会（笑）。


東首塚へ行くと小学生のボランティアガイドが声を掛けてくれた。

地元の子供たち、休みの日に頑張ってていいなぁと思った。

ウォーキングコースを逆流して、陣場野（家康の陣地）へ向かった。

前方から数百人のお客さんが歩いてくる。

二人で「おはようございます」と言いながら歩いていると、前から歩いてくる皆さんのほとんどが「お疲れ様です！」と声を掛けてくれた。

疲れている人も不意に顔を上げて、にこっと笑顔で挨拶してくれた。

嬉しかったし、楽しかった。

みなさん、元気をありがとう。

＾＾




陣場野で甲冑ボランティアの仲間たちと合流。

おもてなしをしていると、お客さんが「（スタート地点で）目立っていましたよ！」と嬉しいお言葉を掛けてくれました。

これは本当に嬉しかったですね。

なんたって、私、ただの足軽（下っ端）ですから。


すた　　　　　「真っ赤だから　＾＾；」

お客さん　　　「勝利の赤！！」


そう、勝利！！

地味に勝つ！！

誰に？

（＾＾；）




その後、渡辺新之丞さんと共に、笹尾山へ移動。

お昼前ともなると、短いコースのお客さんがもう戻ってきている。

いつものように展望台でガイドしました。


楽しい一日でしたー。

みなさん、お疲れ様でした。

＾＾

『最強の質問』

笹尾山の展望台で布陣図を前に甲冑を着てガイドをしていた。

山頂にはゆうに２００人ぐらいはいたと思う。

展望台は身動きが取れないぐらいに観光客でごった返していた。

そんな中、ふいにご老人が質問をしてきた。


ご老人　　　『ヤマトタケルノミコトが飛んでいったのは、あっちの方か？』


ご老人は南の方向を指差していた。


すた　　　　　　　『・・・。』
　

ご老人　　　　『日本武尊の事や。』

いや、それは分かる。

とりあえず、関ヶ原鍾乳洞の近くにヤマトタケルノミコトが傷を癒した泉があることを説明した。

ご老人はフンフンと聞いていて、ヤマトタケル伝説について語り、さらに同じ質問を続けた。

　ご老人　　　『ヤマトタケルノミコトが飛んでいったのは、あっちの方か？』



すた　　　　「・・・わかりません。」




悔しかったので帰ってソッコー調べてみた。


伊吹山の神と戦ったヤマトタケルノミコトは、大氷雨を降らされ失神し、関ヶ原の泉で体を癒し、白鳥になって大和を目指して飛んでいって、亀山で亡くなった。

亀山は関ヶ原からまっすぐ南に行ったところにある。

だから、答えはこうだ。



ご老人　　　『ヤマトタケルノミコトが飛んでいったのは、あっちの方か？』

すた　　　　『はい、そうです。』


おしまい。