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Ken-G.のブログ一覧

2017年04月05日 イイね!

K&N エアクリーナー ☆ レビュー 走行 ♪

K&N エアクリーナー ☆ レビュー 走行 ♪ 
 K&Nエアクリの装着後、その効果の確認と慣らしも兼ねてドライブに出た♪

 先ずは10分間程アイドリングして、その極微弱な吸気を通してフィルターオイルを馴染ませる。

 この間、コースを考える。ちょうど晩メシ時でもあったから、圏央厚木~海老名JCT~東名川崎まで行き、ラーメン二郎☆中山駅前店で食べて帰る経路に決定( 笑 )!

 ワクワクしながらスタート

 でも肝心の東名道が事故で10Km以上の渋滞【 爆 】

 → ぜんぜんアクセル踏めないじゃん

 とガッカリするも、渋滞だからこそ気付いた事があった♪

 速度は10~30キロ位の、かろうじて流れている程度。アコーディオンみたいに追い付き・減速を繰り返す渋滞の中でいつも通りにアクセルを軽く踏むと妙に押し出し感が強く、前の車に追い付き過ぎてしまう。

 「 あれ?スポーツモードだっけ? 」とドライブモードセレクターを確認するも、ノーマルモードのままだ。車間距離を取って意図的にアクセルを踏むと、やはり押し出し感が強い。回転数は1500にも満たないが、レスポンスが上がっている事を確認出来た♪

 横浜町田ICを過ぎると速度が40~50キロ位に回復し、この程度での速度だと非常に扱い易いレスポンスとトルク感だと思ったが、高回転域を試せていないまま東名川崎ICで降りる事に・・・。渋滞が無ければ低速走行はむしろ帰りの国道246号線で試す予定は、また高速道路に変更だ。

 でも晩メシや帰宅の時間帯だから、東名から先の中央環状線・C1は大渋滞・・・( 爆! )。

 → こうなったらもう、湾岸 しかないでしょう【 笑 】

 羽田空港Uターンのコースが丁度イイかな♪

 東名川崎~横浜町田IC~保土ヶ谷BP~横浜新道~狩場線K3~本牧JCT~首都高湾岸線入り~ベイブリ~湾岸環八IC( 空港中央 )~国際ターミナルを回って、第2ターミナルから戻る。これなら下道も含めて緩急も有るから、楽しい( 笑 )。

 って事でコースをキメたら・・・♪




 先ずは腹ごしらえ、ラーメン二郎☆中山駅前店:ニンニク抜きヤサイマシアブラマシマシ

 ここの醤油の効いたシャープなキレ味は、クセになる【 笑 】

 大満足で食べ終えたら、次はエンジンのキレ味の番

 再び東名川崎ICから乗り、さぁアクセル全開

 → 結果は、大した変化が見られなかった【 爆 】
 
 予想はしていたけど、ターボのアクチュエーターがかなり早い段階で排気側のウェイストゲートバルブを開かせ切っているっぽい。

 コレではいくら吸気効率を上げても最大ブーストは変わらないから、パワー・トルクの向上は望めない。

 つまりターボチューンは、吸気系のパーツよりも “ 如何にタービンを回して過給圧を押し込むか ” が焦点なので、排気効率を上げて、排気バイパスが開き切ってもなおエキゾーストブレードを回す為の排気流速・流量を増やす必要がある。→ コレが “ 排気チューン ” 。

 或いはアクチュエーターの作動を誤魔化して排気バイパスバルブを開きにくくしてエキゾーストブレードを回し、過給圧を任意に上げる制御・設定をする。→ コレがブーストコントローラー等による “ ブーストアップ ” 。

 若しくはターボチャージャーそのものを容量の大きなモノに交換して過給量を上げる、というのが基本的なパワーアップの方法論。

 吸気効率の向上は、むしろ過給するための空気の “ 吸い込みやすさ ” を狙ったモノだと言える。

 だから Ken-G. 号の様にエアフィルターのみを交換した場合は、最大ブーストまでの到達は早いが、ブースト自体は上がらないのだ。

 それが渋滞時に感じたレスポンスの向上に対し、フルアクセル時のパワーの変化は感じられなかったカラクリだ☆

 それでもアクセル踏み始めのトルク感の向上は、体感的にはかなり乗り易くなったと感じる( 笑 )

 今まで通りのアクセルの踏み込み量なら加速が良くなり、今まで通りの加速にするならアクセルを緩める必要がある。→ つまり燃費が向上するという副次的好結果も得られる♪

 要約すると、アクセル全開時の加速はあまり変わらないが、低~中回転域のレスポンス( トルク感 )は向上した、というワケだ【 笑 】。

 更に今後、予定は無いけどマフラー等の排気チューンをした場合には、それらの効果を引き出し易くなる。

 ちなみにインタークーラーを大型化するとパワーが上がるのは何故か、って?

 → そりゃもう、空気は冷える程に酸素密度が増して燃焼効率が上がるからだヨ♪

 良く燃えたら混合気の爆発力も強くなって排ガスの量も流速も増えてタービンを回せるでしょ( 笑 )。

 じゃあ、ナチュラル・アスピレーション( 自然吸気 )のエンジンにインタークーラーを付けたらパワーは上がるか、って( 笑 )?

 → 最大パワーに上がり切らないままレブリミットを迎えてしまう、スカスカエンジンになるんだろうネ【 爆 】

 インタークーラーはそれ自体が吸気抵抗になっているから、シリンダー内のピストンを下げるだけの吸気ではマトモに吸い込めなくなる。ターボ車だってインタークーラーを大容量化するとブースト圧が下がる位だから(→ 圧損 = 圧力損失 )、NAに装着したらパワーダウン確実だ( 笑 )。

 だからインタークーラーは過給器ありきの冷却パーツって事☆


 と、余談が増えたけど( 笑 )、Ken-G. 号のV37も前置きインクラだけに、これ以上の吸気系のチューンは望めないかな・・・。超☆圧損の少ないARC製ならパワーアップもするだろけど、販売されるワケが無い・・・( 爆! )。

 でも排気音量は上げたくないからマフラー交換も優先順位低いし、ECUチューンだってV37ターボは普及していないし・・・。

 等々と Ken-G. 号のパワー不足対策を考えながら、クルマとの “ 対話走行 ” を楽しんでいたら・・・、





 2マンキロ超えてた【 爆 】

 1年チョイで2万超え・・・。

 いつも乗り込むと、“ 対話モード ” で運転してしまうV37 スカイライン。つまりクルマ側にまだまだ引き出しが有って、運転が楽しいのだ( 笑 )☆

 たかだか純正交換タイプのエアクリ交換でも、湾岸☆深夜走行( 爆! )に出向かせる楽しさが、Ken-G. 号の魅力かな【 笑 】♪

 そうそう、今年こそは箱根のワインディングをドライブしたい

 次回、何らかのパーツレビューや整備後の慣らし運転では、是非とも箱根に・・・、行ければなぁ~♪





 【 ※ちなみにK&Nエアクリの取り付けはブログ(→ リンク )、価格とかはパーツレビュー(→ リンク )にて♪ 】

Posted at 2017/04/05 14:57:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | チューニング | クルマ
2017年03月30日 イイね!

V37 スカイライン ☆ K&N エアクリーナー 装着♪

V37 スカイライン ☆ K&N エアクリーナー 装着♪
 先週3月25日、久しぶりにラーメン二郎を食べた後は、午後から宅配便をひたすら待っていた。


 それにしても待つ、ってのは暇なモンだ・・・。




 剰りにもヒマだったので、歴代スカイラインのカタログでも眺める。

 “ やっぱ33がサイコーだナ【 笑 】

 などとつぶやいても、配達希望時間が早まるものでもない( 笑 )。

 まだまだヒマなので、エックスビデオの動画でも眺める。

 あ~、ヒマだ。そろそろヌキヌキ でもするか・・・♪

 と、 チンチン 股間をマサグリかけた時・・・、


 “ ピンポ~ン♪ ”

 お、来たな( 笑 )!

 我が息子も礼儀正しく、立った姿勢からしんなりとお辞儀の格好になる( 爆! )♪




 その辺のカー用品店に置いているわけも無いし、チューニングショップまがいのタイヤ屋さんとかにもツテが無いので、メーカー( 国内販売代理店)から直接注文で購入した♪





 箱から出すと、こんな感じ。




 形状は、トラック等に良く見られる円筒形タイプ♪

 一般的な板状フィルタータイプはもちろん、キノコ型よりも俄然、吸入面積は広い☆

 仕事でトラックに触る機会が多いから知っていたけど、大型/小型問わず、トラックのエアクリってホント、デカいのヨ!

 → 実物見たら、日本車向けチューニングパーツのキノコ型エアクリなんてアホ臭くなるぞ( 笑 )。




 取付説明書が英語で、メンテナンスの説明書が日本語・・・( 笑 )。

 まぁ、アメリカンな感じだネ☆

 と言うか、過去にR33にも使っていただけにホント、懐かしいなぁ~( 笑 )♪




 エアダスター・・・?

 → .中 箱出し即入れはシない( 笑 )♪

 K&Nのエアクリは新品時にはフィルターオイルが結構多めに塗られているから、ダスターで飛ばしておくんだヨ☆

 当初は職場のコンプレッサーからエアブローでヤろうかと思ったけど、強過ぎてオイルが飛び切っちゃうばかりでなく内部のコットンフィルターを破ってしまうから、スプレー缶程度の噴射力で充分と判断。




 けっこう飛んだでしょ( 笑 )?

 新品を袋から出した時も手にベタベタ付く位だから、ターボ車のバキュームに晒されたら吸い込んでしまいそう。

 エアフロ清掃なんてマメにヤル気も無いから、この初期手入れが後々のラクに繋がる☆




 更に外側に脱脂綿を詰めてドライヤーで軽く温めて、しばらく置くと・・・、




 まだオイルが付く!

 → スチールメッシュの上から当てて吸い取ったオイルだから、コレは間違いなく “ 余剰 ” 。

 K&Nフィルターの新品、又はメンテナンスオイル塗布直後のこの工程、いや “ 儀式 ” も懐かしい~( 笑 )!




  便通 ベンツ製のエンジン・・・。

 ’ 90年代のターボ車に慣れた身にはヘロヘロにショボいパワーだけど、実用域のトルクは充分。但し“ 2 ℓ の割には ” という前置きは付くが( 笑 )。

 ブースト1キロかけたSR20DETを積んだ方が全域で圧倒的にパワフルである事には間違いないが( 爆! )、現代のとんでもなくキビシい音量や排ガス規制をクリアしつつ日常ユースでの充分な加速力を有するのは、流石のベンツ♪

 で、こんな程度の2リッター直4エンジンも作れない日産は、クソ【 笑 】




 で、そのクソベンツのエンジン周りをDIY作業する上でハードルを上げているのが、トルクスのネジとボルト & ナット




 トルクスの規格なんて分からないから、力の要る初期緩め用にL型レンチをT30とT40の2本を、見た目の判断で用意( 笑 )♪

 でもそれだと合わない可能性が不安なので、コマのセットとラチェットドライバーも買っておいた。一気に買うと高く付くから、昨年末あたりから少しずつ揃えておいた。

 そしていよいよインストールの当日その時

 ・・・使えたモノはラチェット用のT25サイズのコマだけだった【 爆 】




 工具さえ有れば、エアクリボックスの取り外し/取り付け自体はカンタン☆

 V37スカイライン購入から1年が過ぎて、さぁいよいよ社外パーツへのアップデート解禁だ【 笑 】

 それにしても、デカい( 笑 )♪




 写真の通り、長さにして直4エンジンの3/4位は占める大きさ☆

 コレでもし透明のボックスのフタがあれば、相当カッコイイだろうナ


 やはりドイツ製のエンジンだからか、ノーマルエンジンのエアクリにこれ程の大きさを設定するのは、コスパ優先の国産メーカーとは吸気効率の考え方が違うのかも知れないネ☆

 どうやらノーマルのエアクリでも高効率っぽいから、K&Nへの交換では劇的に性能アップには至らないと予想はしていたけど( 笑 )。

 ならばどうして社外のエアクリに換えたのか?

 理由は、このターボエンジンのコレマタ優れた設計である、 “ 前置きインタークーラー ”

 → 確かに冷却効率には有利な反面、その大きさによる圧力損失は否めない。吸気管の途中に在る前置きインクラという抵抗を取り除けない分、低抵抗のエアフィルターによる効果は少なくとも出るハズ!

 それから何より純正のエアクリボックスは熱気を完全☆シャットアウトした最高のインダクションボックスであり、そこには是非とも チンポ 高効率エアフィルターを入れたい じゃないか【 爆 】

 と、自分にヘリクツをこじつけて、とにかく交換したかったの【 笑 】


 作業を終えてエンジンルームを軽く拭いて、工具を片付けたら日も暮れてきた。

 さて、お楽しみのレビュー走行の結果わ・・・!?




 次回のブログで書こう【 爆 】




 ・・・でもチョットだけ、ぶっちゃけどうだったの?


 って?

 







 ふふ。






Posted at 2017/04/04 20:29:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | チューニング | 日記
2017年03月19日 イイね!

19インチ 希望!! 【 VOLK RACING TE37 Ultra Tourer 】

19インチ 希望!! 【  VOLK RACING TE37 Ultra Tourer 】 
 以前、ブログに書いたレイズの鍛造ホイール “ TE37 Ultra Tourer ” 、いつの間にか国内販売がスタートしていたようだ( 笑 )。

 それにしても、メーカーのホームページ(→ リンク )には “ スーパースポーツ向け ” 的な事が謳われているけど、このルックスならむしろ平ぺったいスポーツカーよりもセダン系の方が似合うよナ♪

 そう思っているセダン或いはセダンベースのクーペのオーナーは多いハズ




 例えば、この35Rよりも32~34の第2世代GT-Rに履かせた方がシックリくるような・・・( 笑 )。

 その他のスーパーカー、フェラーリやポルシェにもこの TE37 Ultra Tourer の装着イメージが湧かないような・・・。




 むしろスーパーカーには標準のアルマイト・カラーの TE37の方がホンモノ感が出て、イイ感じだと思うような・・・。




 TE37 Ultra Tourer の研磨リム × シルバーディスクは、スカイラインはもちろん、マークⅡ系、レクサス、ビーエム、メルセデス等に履かせた方が絶対にマッチングがイイと思うんだけど、皆さんいかがでしょうか【 笑 】!?





 でも現状、20インチのみのラインナップ、それも35Rや車高を落としたワイドボディーなクルマ向けのサイズばかり・・・。

 一番細いサイズでも9J + 35。→ R33ならまだまだ余裕のサイズだけど、V37に履かせたら純正よりも29ミリも外に出る計算・・・。

 → 結論、無理

 そもそも車高を落とす気なんて今更サラサラ無いし、薄いタイヤではマトモに走れなくなる可能性も、大。

 首都圏の道路って凸凹や段差、轍が多いから、20インチはキビシいんだよなぁ~・・・。



 どうかレイズさん、お願いですから国産車向けの19インチバリエーション、出してくれませんか【 爆 】!?

 絶対に買いますから【 笑 】!!!


 と、セダンオーナーの皆さんは、レイズに電話するべきダ( 爆 )

 Ken-G. は今年の夏辺りにホイールと ネオバ タイヤの購入予定を立てているが、それまでにはこの Ultra Tourer の19インチは出そうもないよナ・・・。


 そこで今、気になっているホイールが・・・♪




 ⇧ コレ【 笑 】

 ヨコハマのアドバンレーシングGT。

 鍛造製で値段もTE37 Ultra と同価格帯♪

 しかもカタログ(→ リンク )を見たら、8.5J + 38というV37 スカイラインにドンピシャなサイズがあるでわないかッ【 笑 】

 ただコレの色 “ ハイパーブラック ” とやらは、カタログではシルバーに見えるけど、実物はかなり黒に近い・・・。

 Ken-G. はプレーンなシルバーカラーの5ないし6本スポークが好みなのだよ・・・( 笑 )。

 そう・・・♪




 R33の時のようにな【 爆 】

 ところでヨコハマ・アドバンの鍛造ホイールは、レイズが製造しているとかいう話が Web上でまことしやかに流れているけど、多分デマ。

 確かに細部の形状を見ると旧・TE37 にも見られる部分もあって、旧い鍛造機のお下がりを使っているようにも見えるけど、そういう根拠を見せている情報なんて一つも無いから( 笑 )。

 Ken-G. は、おそらく鍛栄舎ではないかと推測する。

 → あまりメジャーではないけど、BBSを製造する日本ワシマイヤー社、レイズに続く国内第3の鍛造ホイールメーカーらしい。

 けっこうレースとかの実績もあるようで、もしアドバンの鍛造ホイールが当てはまるなら性能的にも問題なさそう☆


 いや性能、か・・・。

 レイズのTE37は、まさに傑作と呼べるモノで非の打ち所が無いように思えるが・・・。

 → それが非常~に大きな欠点もある事が分かった

 TE37は、一度その絶対的な安心感に身を委ねてしまうと、次のクルマに履かせるホイールもTE37以外の選択肢がほぼ無くなってしまう・・・。


 なんとも罪なホイールだ( 笑 )☆
 
 
 
Posted at 2017/03/19 17:51:53 | コメント(2) | トラックバック(0) | チューニング | クルマ
2016年03月13日 イイね!

サスペンションの “ 躾 ” ☆ V37 スカイラインの アライメント 測定 & 調整 ♪

 
 V37の納車の時は、R33との今生の別れの方が辛くてひどく滅入った気持ちのまま、新たな相棒とも呼びたくなさげな今のクルマに乗り込んだものだ( 笑 )。

 しかし、そんな暗~い気分は走り出した瞬間に “ ハッ!” とさせられた。

 それは残念ながら、V37がいきなり “ スバラシーッ!” という感動ではなくて・・・、

 ステアリングセンター( ハンドル中立位置 )付近の落ち着きがまるで無い。ドライブモードセレクターで “ スポーツ ” にするとエンジンパワーと連動して油圧パワステも重くなるんだけど、それでも “ すわり ” の無い感触。

 直進方向に向かおうとしない。

 手を放した時、右へ左へヨタヨタと落ち着きが無い。

 ワダチに負ける。

 試しにスタッドレスタイヤの空気圧をコンマ2キロほど上げてみたものの、あまり変わらず・・・。

 長い長いと言われたR33よりも + 130mm の超☆ロングホイールベース、トレッドも + 85mm という大きな四肢でこの落ち着きの無さはナイでしょ!

 → アライメントがおかしいよ、コレ・・・。

 トーインが浅過ぎる、いやヘタするとトー角がゼロあるいは開き気味!

 “ 元 ” チューニングカー乗り( 笑 )から言わせてもらえば、 “ まるでシャコタンにしてアライメント調整していないクルマ ” の症状。

 こりゃあ、要調整だな・・・。

 まぁ新車なだけに、慣らし運転でブッシュ類の馴染みでも変わるから、1000Km まではガマンしといた後に調整しようと決めていた。

 ただ、アライメントのチグハグ感を除けばV37のハンドリング特性はかなりイイ。

 コーナリング中のステアの切り足しがかなり効き、ハンドルを切っている間の横Gが非常に強い。それでいて柔らかいサスペンションにもかかわららずロールが少ない。ショボいスタッドレスタイヤをこれでもかというほど地面に押し付け、仕事をさせる。スタッドレスの範囲内での感想だけどね。

 これでステアリングセンターに “ すわり ” を付ければ、もっと自分好みの、いや、より “ 自分の言うこと聞く ” ハンドリング特性にできそう、と期待してコクピットへV37スカイラインのアライメント測定と調整を依頼した結果は・・・♪






 やっぱり予想通り、フロントがトーアウト状態だった。

 しかもメーカー基準値内ギリギリ。自動生産ライン上でならこれで “ 出荷OK ” となるのだろう。

 リアは揃ってはいたものの、かなり浅いトー角。これは昔の車よりもハブやナックルの精度が向上しているから、と良心的にはとらえたいところだが、浅過ぎる。度数からミリに直すとトータルで1ミリにも満たない、ほぼ “ トーゼロ ” 。→ これってドリ車のセッティングだよね( 笑 )。

 フロントがトーアウトで、リアのトーも浅い。これではせっかくのロングホイールベースも活きない。不安定なロングホイールベースほど無駄なものは無いでしょ。




 調整後は、メーカー基準値のほぼ真ん中に合わせた数値になった。

 リアのキャンバーは今後の馴染みによる車高の低下も考慮して、若干立て気味にしてくれた♪ トラクション重視、俺好みだ☆

 アライメントの調整にあたっては運転席に約70kg のウェイトを積み、ドライバーの乗車を再現した状態で調整してくれた。コクピットさん、ナイス仕事( 笑 )!





 これはR33のアライメント。

 フロントは調整式テンションロッドでキャスター角を寝かせ、トーインもキッチリ付ける。V37とキャスター角が大きく違うのは、構造の違い。リアはシャコタンなら尚更の、“ キャンバー立て気味 ”♪ トーインがキツいのは HICAS 車特有の設定。

 本来、真っ直ぐ走り難くなるはずの、アシとボディを強化したクルマがアライメントでビシッと “ 躾 ” を付ける事で、矢の様に突き進む。

 高速向けのセッティングだから町乗りではユル気味で良い。逆に町乗り程度の速度で『 クイックで楽しいハンドリング 』は、正に町乗りが限界。




 そしていよいよ調整が終わったV37に乗ってみたら、もうハンドルを切り出した瞬間に手応えが出ているのが分かった!

 ステアリングセンターに “ 芯 ” が備わった感じだ♪

 トーインのメリットは直進安定性だけではない。タイヤが常にイン側に向いている事によって、実はコーナリングするためのチカラを常時タイヤに発生させている訳で、即ち切り始めのレスポンスが良くなる。更にはブレーキ時やワダチでの安定性向上のみならず、切り足しもより利くようになる。無論、トーインの付け過ぎはタイヤ内側を片減させるしハブやナックルの寿命を縮めるけど、適正なトーインはメリットが多大!と言うか、必要不可欠なものなんだヨ♪

 アライメント調整というと何やら難しく感じるし、工賃もかかる。でもそのアライメント調整を手っ取り早く理解したいなら、ラジコンがオススメだ! 実車のアライメント調整料金とほぼ同じ金額か、それ以下で買えるでしょ。そのラジコンで車高やタイロッドを調整してみれば、サスペンションの動きとクルマの動きが正に目で見て解るから☆

 ちょっと話は逸れたけど、ともあれV37 Ken-G. 号の不快なハンドリングは、アライメント調整によってビシッと良くなった♪

 これぞ正に調律 = “ チューニング ” だ( 笑 )!


 クルマ雑誌ではV37スカイラインの上級グレードに備わる “ ダイレクトアダプティブステアリング ”( 要は従来のシャフトではなく、サーボモーターによる電子制御舵取り装置 )に『 違和感がある 』とのレビューが非常に多い。

 加えて、200GT-t の従来式の油圧パワステも『 落ち着かない 』と評価されている事が多いけど・・・。

 もしかして、単に広報車のアライメントが狂っていたんじゃないの?

 と言いたい( 笑 )。

 だとしたら、世に何万何百万と出回るクルマ雑誌の記事を書く、中にはプロドライバー上がりのライターだって居るモータージャーナリストの皆さんの、“ 脳のアライメント ” が明後日の方向に向いているのかも知れない( 爆 )!

 要はさ、オーナーにもならず試乗程度でクルマを語るのはそろそろヤメようね、って事。評価するなら最低でも1000Km 以上のロングランレポートだろ。


 そして今回のアライメント調整の様な “ 目に見えないチューニング ” は性能だけではなく、オーナーだけが享受し得る “ 所有する悦び ” をも向上させてくれるのだ【 笑 】♪
 
 
 
 
 
Posted at 2016/03/13 11:41:04 | コメント(6) | トラックバック(0) | チューニング | クルマ

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「V37 スカイライン ☆ エアコン問題解決【 笑 】!! http://cvw.jp/b/606612/45959104/
何シテル?   03/21 13:58
☆      Venus Punk の SEASIDE JET CITY にして MAD☆CITY、松戸市に在住。  ハタチの頃に新車購入したR33...
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