燃圧チェック
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
さてさて、必要あるのか?ないのか?分かりませんが、とりあえず相変わらずアイドリング状態での慣らし中ですが、ここでエンジンスワップ計画が持ち上がった時から懸念されてた燃圧を調べてみたいと思います。
と言うのも、F22B1とH22Aとでは燃圧が違い、H22Aの方が少し高くなってます。燃圧はフューエルプレッシャーレギュレーターにて規定値になるよう制御されてるんで、そのエンジンに組まれてるフューエルプレッシャーレギュレーターを使いさえすれば、規定値の燃圧になるハズなのですが、それは同じフューエルポンプ(同じ吐出量)である事が条件になってきます。
吐出量が多少違ってても、それぞれだいたい同じくらいの吐出量なら、燃圧もそう変わらないのですが、大きく違ってる場合は、燃圧に影響されますね。
前に僕の足アコードのフューエルポンプを社外強化品で交換した際は、かなり燃圧が上がっちゃいましたからね。燃圧が高くなるならまだいいのですが、まぁそれでも限度があるだろうけど、フューエルポンプの吐出量が足らず燃圧が下がる場合は、高回転の吹けが悪かったり、最悪は空燃比が薄くなり、エンジンブローって事も無きにしも非ずなので、要注意てすね。
話しに聞くには、シビックにB18CやK20Aをスワップする際は、必ずフューエルポンプを変えておかないと燃圧が足らないそうです。
ってな訳で、アコードとプレリュード、F22B1とH22Aとでも、フューエルポンプ吐出量の違いによる燃圧への影響がないか?を調べておきます。
その為に、エンジン搭載作業で、燃料ホースをフューエルレールに組む際、画像赤丸箇所のようなドレン付きで固定しておいたんですよね。
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と言う事で、まずは燃圧の確認です。BB6-H22Aの燃圧は、329〜363kPa(3.3〜3.7kgf•㎠)ですね。
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んで、日本国内F22Bの燃圧になりますが、265〜314kPa(2.7〜3.2kgf•㎠)で、やはり少し燃圧低いですね。
因みに、CD6-H22Aの燃圧は、225〜275kPa(2.3〜2.8kgf•㎠)と、実はF22Bよりも低いんですよね。なぜF22Bよりも馬力が出てるH22Aが低いんでしょうね??インジェクターの違いによるものなのか?う〜ん。。。因みに、BB6-H22Aのインジェクターも見た目は同じですが、モノは明らかに違ってて、抵抗値なんかも違ってますからね。
なので、CD6やCF2、あとBB4やBB1なんかの赤ヘッドエンジンスワップの際は、特に要注意かもしれませんね。
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ってな訳で、燃圧測ってみましょう。
まずは、今回燃圧測定用に組んだフューエルホース固定ナットアタマのドレンを外して、オイルキャッチタンクなんかに使われてるL字ジョイントを組みます。コレを組むことによって、ホース接続で燃圧測れるようになりますね。
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んで、精度の高い燃圧計を装着。では、エンジンかけてみましょう。
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っで、結果の程は、3.6kgf•㎠とほぼ規定値MAXの数値で問題無しですね。これで、フューエルポンプ交換は免れました!!
CD系アコードの場合、フューエルポンプを交換するとなると、燃料タンクを降ろさないといけませんし、ポンプの値段も結構しますし、そして純正が無い以上社外品を使わないといけませんが、その場合きっちりやるなら調整式フューエルプレッシャーレギュレーターに交換しないと、規定燃圧から外れる事がありますからね。
僕の足アコードも以前、強化タイプのフューエルポンプに交換した際、純正フューエルプレッシャーレギュレーターだと、かなり燃圧が上がってしまい、かなり燃費が悪くなっちゃいましたから。。。
なので、フューエルポンプ交換するとなると、結構な費用がかかってきちゃうんですよね。。。
なので、今回規定燃圧が出てくれて、これまたほっと一安心です。
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では、燃圧に問題ありませんでしたので、ドレン付きフューエルホース固定ナットを元のナットに交換します。もちろんガスケットもこのタイミングで新品に交換です。品番は「90428-PD6-003』です。
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因みに締付けトルクは、3.4kgf•mと結構な締付けトルクとなってます。
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えっちょっとネジ山舐めんじゃね??ってくらいの締付けトルクですが、とりあえず締付けOK!!
各部漏れもありませんので、これで燃料系もOKですかねぇ〜♪♪
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