
新車でNCロードスターを買ったのが2006年10月。今年で20年目に突入します。その間にずいぶんとモディファイが進みました。とうとうエアロパーツに手を出し、GTウイングなんかも生えちゃって勇ましいスタイルに成り変わりました。
でも・・・

乗るのに「気合い」が必要になりました。硬い車高調、いかつい外観。まあ最大要因はシートかなと思います。ブリッドのA.i.Rはフルバケらしからぬ緩さをコンセプトにしたモデルであるにもかかわらず、乗降性がかなり悪くなりまして。

またGTウイングの放つ攻撃性は周囲に対する乗り手の気持ちまでをも委縮させるように思えます。なんとなくフラッとドライブに行きたくなる気持ちが薄くなったような・・・気のせい?

初めて車高調を導入したのが2008年6月で、上の写真は当時のもの。その後もしばらく純正シートでしたが、腰への攻撃性(笑)が高くてよく我慢してたな~と思います。それでも当然ながら乗降性は最高でした。

そしてレカロSR-6を入れたのが2012年6月。純正シートよりは苦労するようになりましたが、腰の横のところにはサポートが立っていないため、乗り降り時はそこにフトモモを落とすことができました。やはり楽に乗り降りできるってのは地味に大事なことだったよなあとか、今になってしみじみ感じ入るのです。
まあなんにせよ、今の仕様をすぐ変えるつもりもありません。もちろんのこと、私にとっては全て納得ずくの大事なマシンであり、さしあたりの目的のために必要としていて、眺めまわしては「かっこええ~」とか思ってるのです。でもでも・・・
ああ、もしも私の年収が10倍くらいあったら、
仕様別にNCを複数台揃えて使い分けできるのに。
・・・社長さんとか富裕層でクルマ好きで複数台所有してる人たくさんいますけど、そんな風に同一車種を増やしてるの見たことないですね。いろんな高級輸入車をとっかえひっかえしてるケースが多いように思います。まあ、若い頃に安い国産スポーツカーにハマってたような人だったら1台か2台かそういうのも持ってたりしますけど・・・。
1車種だけに限定して用途別に複数台持てばパーツやノウハウを共用化できるから経済的で効率的だぜ! とかの発想がもう貧乏性としか言いようがありません。まず置けるだけの広大なガレージが必要になる時点でNC本体より金が掛かるという現実を置き去りにしております。
ですが・・・考えるだけなら自由! というわけで、あれこれの仕様のNCを揃えるならこういうラインナップがいいなあ~などという妄想が膨らんでいくのでありました。
★ 1号機 正統派チューニングカーだぜ! ミニサーキット仕様

いま乗ってるヤツです。エンジンもエアロパーツもやったし、やりたかった事は一通りやり終えた状態と言えそうです。
ミニサーキット仕様とか言ってもサーキット専用車ではありません。ストリート仕様でもありますので内装もエアコンも外さず、脚もなんとか我慢できる硬さに抑えております。大きなサーキットを走る予定もないのでロールケージも入れてません・・・けど、これは入れたほうがいいのかも。細かいカスタムはまだちょこちょこあるとは思いますが、大物で残っているのは、NC2以降のミッションとか、ボディ全塗装とかですかねえ。そんなのやる日は来るのかな・・・
心残りはエンジンの高圧縮化かな? L3-VEエンジンの現状はノーマルピストン使用で圧縮比10.9の206馬力。NC用LF-VEのピストン入れたら圧縮比12程度になるそうです。たぶんそれが自然吸気のL系エンジンでいちばんコスパの良い組み合わせ。だけど、当時なんやかんやで入れられなかったのです。
これにあるいはもっと高圧縮のピストン入れて、レブリミットを7500から8000へ・・・。で、更にパワー重視のハイカムに換えてビッグバルブに45φエキマニにインマニも? で230馬力とか? 過給機は面倒くさいことが多そうなので自然吸気のままで。これだとお金ばかり掛かってリターン少な目なのが宿命ですね。
どうせ夢を語るのならば、やはり2.5LのL5ブロックにNC用LFヘッド、そしてL3コンロッドの通称
L4仕様がL系自然吸気最強セットでしょうか。これだと排気量が2330ccとなります。L5のままだとロングストローク(100.0mm)すぎてピストンスピードが上がり過ぎ、高回転は諦めたほうが・・・となるため、あえて排気量を落としてでも高回転でパワー出そうというわけですね。国内でも何台かある(あった)ようです。海外だと
こんなキットも出てて2365ccだそうです。でもいずれにしてもL3(2260cc)に対してのアドバンテージって結局その排気量差だけなんですかね? よく分かりません。
★ 2号機 品よくエレガントに・・・ 快速!山岳ツーリング仕様

ウチからですと岐阜県飛騨地方とか、愛知県東部~長野県南部の茶臼山周辺とか、2車線の快走ワインディングロードを次から次へと繋いで走れる地域。朝早くから出かけていってオープンで駆け抜ける快楽は他では得がたいものがあります。この愉しみを、少々ハードになりすぎた1号機よりも気楽に味わいたい。所によってはかなりスポーティに走らせるけど、レブは4000も回せば十分で、脚もそんな硬くしなくていいし、タイヤのグレードも低くていい。
品のいいNC1顔を選びます。色はマーブルホワイトかサンライトシルバーがいいな。幌の優雅さは捨てがたいですが、中古車のNC1の幌は絶対傷んでますので、見栄えを求めると張り替え必須に。やはり静粛性を求めてRHTにすべき? ミッションはATかMTか悩ましい。ATでもスポーティな気分になれるんでしょうか。
外装はノーマルのままでいいくらいですが・・・

控えめなエアロでスポーティさを付加するのも良し。インテグラル神戸のNC1用リップスポイラーがすごくいいと思います。時に茫洋として見えるNC1顔をちょうどよくシャープに見せられます。上の写真のはサッシもサイドシルも黒く塗ってあってツーリング仕様にしてはスポーティ過ぎですけど、でもかっこいいな・・・

NC1のブレイズエディションも良し。特にラディアントエボニーマイカ色のボディカラー、当時もエレガントでええな~と思ってました。サドルタン色の内装が素敵。しかも幌もRHTも、MTもATも選べました。
普通グレードを選んでも、ブレイズエディション専用のインナーメッキのヘッドライトは是非とも移植したい。ウインカーのレンズがオレンジ色でなくクリアになっててスタイリッシュであります。

純正シートは座ってられないので交換。座面を低くするためのフルバケとして、レカロRCSなら乗降性も問題なさそう? サイズが小ぶりなのでデブでも座れるのか知りませんけど。よく見ると座面のサポートがそこそこ切り立ってるなあ。セミバケのほうが無難か。
脚はラルグスとかの街乗り車高調でバネも吊るしでOKでしょう。タイヤは16インチに落とします。純正の205/50R16で乗り心地も確保。銘柄はRE004とか、奢ってS007A、いっそAD09とかでも。
デフはどうかなあ、S2000のトルセン移植とか?
エンジンは当然ノーマル。エキマニも中間もノーマル。リアピースだけおとなしめの社外品で。
何かしら特別感が欲しいってのならL5-VEポン乗せしてファイナルを純正4.1から3.6とかにして・・・そこまでするなら素直にフェアレディZロードスターとかのほうがいいのかね?
いやあ~~~、妄想が捗るなあ。収入が10倍といかなくても3倍くらいあればな。
★ 3号機 マツダならこれでしょ! あこがれのロータリー仕様

上の画像は
こちらの記事からの引用です。
RX-8の自然吸気のレネシスを味わいたい! 10000回転とは言わずとも9000回転まで回して走らせた~~~い!! RX-8より車重が軽いから燃費も、低回転のトルクの細さも改善されるはず。前期の250馬力仕様でドーンといきましょう。
エンジン以外の仕様は1号機に倣うとします。でもそれだとだんだん1号機に乗らなくなっちゃいそうではありますが。
マツダがなんでこれ出さなかったか、今もNDで出さないかと言ったら、排ガスとかもありますけど、ロータリー専用車とロードスターが互いに食いつぶしあってしまうからですよね。ロードスターはアフォーダブルで親しみやすい入門用みたいなキャラクターで成功してるのに、これ積んだらレシプロ仕様が一気に色褪せて見えてしまう。そしてRX-8は唯一無二のスポーツカーとしての存在感を失い、スポーツセダンとしても中途半端な立場に貶められてしまう。
もしやるならプラットフォームは共通でも別車種として仕立て直し、ロードスターの倍額するくらい上級車種にズラしてやる必要があったでしょう。乗り出し600万円以上でRX-6とか名乗らせて。価格上昇の言い訳は豪華装備ではなくカーボンパーツ多用による軽量化などとすれば筋が通ります。
ロータリーではないけど2リッターの幌NDをあのような価格で限定台数で売り出したのも、1.5リッターの通常モデルの価値を毀損しない事が絶対条件だからでしょう。
★ 4号機 目指せ、真の全領域スポーツ! オフロードスター仕様
AIに頼んで1号機の画像をいじってもらいましょう。

単純に車高上げて、でかいタイヤ履かせました。もうちょっとあれこれ指示を出してみると・・・

か・・・かっこええ・・・(錯乱)
でも幌車にルーフキャリアは付けられんのや。あとシュノーケルは要らんぞ。

だいぶ現実味が増してきたな。そうか?
車高調を入れるまでは、NCで荒れた舗装林道を通ったりもしたもんですよ。オープンカーならではの環境との一体感がここで生きるんです。山深い風景のなか、真上からの木漏れ日を顔に感じ、鳥のさえずりを聴いてゆっくり進むあの清々しさを取り戻したい。
まあそんな所に行ってたせいで腹下に落石をぶつけた凹みがいまだに残ってるわけですが。
NCとは別に、毎日の通勤とたまの林道ドライブ用にHR-V~デュアリス~エクストレイル~フォレスターとSUVを乗り継いできました。しかしこちらに求めるスペックは本来はもっと欲張ったものでした。その理想像とは、まずは上りのワインディングロードを楽しめるだけの動力性能と運動性能があること。そして舗装路からそのまま舗装林道に入り、さらにダート路までも心配なく通り抜けられるだけの悪路走破性を併せ持つこと。しかしながらこれらの車種では一歩及ばず、いまも無改造で実現可能な車種はなかなか見当たりません。
そこでオフロードスターですよ。これなら一挙に満たされます。
・・・いやダメですけどね(笑) 所詮はFRですから。それでも重量配分のマシなロードスターなら、トランクにスペアタイヤとか積めばトラクション掛かるんですかね? 機械式LSDも効きそうですが。バギーみたいなものだと思えばアリ??
私は空荷のトラックでぬかるみにはまった事が何度もありまして、どうしても嫌な記憶として刻まれています。
NBオフロードスター
NCオフロードスター
NDオフロードスター
なんと北名古屋市にNBオフロードスター化キットを製作販売してるショップが!? すごいなあ。
でもせめてFRでなくFFならなあ・・・待てよ。
コペンのハイリフト化キットが出てるじゃないですか。XPLAYだと外観もバッチリだしかっこいい! 狭いトコでもいけるしオフロードスターよりいいか。
そんなお金が余ってるならイヴォークのコンバーチブルとか買うんでしょうかね? でも絶対オフロードで傷だらけにしたりしないよな・・・
ここまで長々と読んできてくださった方、ありがとうございました。
たぶん皆さん、この人はNCがすごく好きなんだな~と思われたんじゃないかと思うのですが、実はそんなでもないんですよ。外観は360度どこから見てもカッコイイとは言えないなあというのが本音です。それにエリーゼのように特別に軽量でもなく、S2000のような凄いエンジンも載ってません。むしろ最初から完璧に惚れこんでないのが長続きの理由でしょうかね。このクルマは完璧だ、最高だ! とか思いこむからこそ、ひとつ欠陥が気になりだすと全てがダメに見えてしまう。でも「それなりに良いな」程度にしか思ってなければ、少々のことは、まあこんなもんだろうで済まされてしまう。クルマだけでなく人間もそうだろう・・・
ってな風なことを湾岸MIDNIGHTで言ってました(笑)