連休2日めの5月4日もまた、同じように桑名ICで降りてSスカ通って滋賀県へ。2日連続であります。
ただし乗ってる車は、ホンダHR-V。
まず第一の目的地は、昨年に
DOF代表様に教えていただいた、大きな洗い越しのある林道。ようやく訪れることができました。

林道は凸凹の少ないフラットダートで走りやすいです。川沿いを行きます。

これだ! 確かに滋賀r34のとは比べ物になりません。前の雨降りからけっこう経ってるはずなので、これでもきっと水量少なめの日でしょうね。

渡渉成功! 念のため勢いをつけて渡りましたが、この部分の川底は大きめの石が敷き詰められた感じになってるので、ただのFF車のなんちゃってSUVな我がHR-Vではありますが、たぶん途中で止めても大丈夫だったろうと思われます。

ちなみにこの洗い越しのすぐそこ、上流側にはこんな橋もありましてw べつに渡河作戦を決行する必要ないじゃないのという。でもこの写真だと分かりにくいですが、川沿いの道から橋へ上り下りする坂への角度があまりに急なので、なんちゃってSUVでもいいから最低地上高がないとバンパーとか腹回りとか打ちそうです。
川を渡った先からは山腹を回っていく道に変わるようですが、ジムニー2台が止めてあると言う事は、この先へは歩いて行かれたって事かなあ…。車で行って途中で会うとバツが悪そうな気がしたので(気弱)、サワリだけ見て引き返しました。道は良さそうだったのでまたの機会に。
第2の目的地は、林道御池線と、その途中のミノガ峠から分岐する名称不明のダート林道。
滋賀r34を北上していくと、途中で「君が畑」と書かれた看板と右手への分岐路がありますよね。あの分岐路をずんずん行くと君が畑の集落を越えて林道御池線に入っていきます。全線舗装路なので、落石の清掃状況によってはNCロドスタで通過することも可能でした。…車高落とす前なら。でもそれで調子乗って腹回りをしこたま打って凹ましてしまったという…。
滋賀県の林道御池線を走ってみた
今見ると、当時使ってたデジカメは本当に画角が狭いなー。

今回はかなり荒れてました。
大きな崩落を直したような形跡もいくつか見られました。調べてみると、昨年の夏は
こんな事になってたようです。
無事にミノガ峠に到着して、ここから名称不明のダート林道へ降りていきます。
鈴鹿山脈の林道・大杉川線・・・なんだろうか?
3年半前の車載動画ですが、今回とは道の状態がちょっと違ってます。

相変わらずワイルドな雰囲気。
それなりに補修されてるようで、大きな石で道が埋めなおされてました。けっこう尖ってるのでパンクしやしないかとヒヤヒヤ。ただのラジアルタイヤ(ファルケンZE912)で、山も減ってるので…。

ミノガ峠からは基本的に下りですが、しばらく上り返す区間もあります。これがFFにはツライ。まあ止まってしまっても石を掻きながらなんとか動きますけど。これはその高所から、いま通ってきた道を見下ろしてる風景。

琵琶湖もよく見えます。あの島は多景島?
このデジカメ(ソニーDSC-W270)も長く使ってて、レンズ内側の汚れでしょうか、どれだけ拭いても取れません。買い替えを検討しないとなー。電池の持ちも悪くなりましたし。

ザ・切り通し。

崖に埋まってる丸石と、落ちてきたのを端に寄せたのと。なんだか作った庭のよう。
この先はどんどん谷底へ降りていき、大杉集落からr34に出て終わりです。
第3の目的地は、昨年にJMP氏のテリオスに連れて行ってもらおうとして
断念した、旧・多賀鉱山の跡地。
まずは芹川沿いのr17からr239へ、そして林道滝谷武奈線へ…

と、その分岐地点に小さなブルドーザーと、なにやら警告看板が。

えっ…、いや待て、今日は4日だ。セーフ。撃たれちゃ怖いぜ。
林道の途中でさらに細い林道に入り、さらに未舗装路へと。前回はJMPテリオスでも引き返したので、今回は徒歩です。

これは林道を振り返ってみたところ。もう1台は電柱の点検に訪れた方の車。クマに気をつけてね、と恐ろしいアドバイスを頂きました。

この辺で引き返したんですよねー。前回は、あっというまに蛭のエサにされてしまいましたが、さすがにこの時季なら大丈夫でした。平地育ちの山知らずでも行けるのは、雪が溶けて梅雨が始まるまでの期間くらいでしょうか。

だんだん明るくなってきました。四輪でもジムニーとかで根性さえあればなんとか行けそう?

こんな状態のところもあるので、ごついタイヤ履いてないとやばそうですが。

ゲートだ…! ここまで20分ほど登ったでしょうか。なまった体にはこたえます。

おおお…! こんな山の中にぽっかりとした広場と、やたら高い断崖が…! 写真だとあまり伝わらないけど。崖の上は「イワス」という山としての名がついているようです。あそこからの景色はすばらしいでしょうね。端のほうに登る用のベルトがあるみたいですが、自分じゃ危なっかしくて登れませんねえ。無理はすまい…。
うーむ、それにしても戦隊ヒーローと怪人が戦いそうな場所であります。爆風をバックに「トーッ!」とか言いながら飛び降りてきて…、でも50m~80mくらいあるらしいから、スタントマンでも死ぬな。

遺構がいっぱい、お腹いっぱい。散弾銃の空薬莢も。

帰り道の下のほうに動く物が。こっちは足音立てながら歩いてるのに、なかなか気がつかず、しきりに地面をまさぐってます。

あっ目が合っちゃった。どうやらニホンアナグマみたいです。あの「盲目の集中力」は猫の仲間ゆえか。10秒くらいピタッと静止してて、こちらが動いたら逃げていきました。あれも擬死みたいなもんかな?
こないだK峠でRED-Bさんと同乗した際、上のほうに居たのもたぶんアナグマですかねえ。シカとサルの次はこれが大繁殖とか? それは無いかな。 エンジン音がブンブンしてるのに逃げないし、警戒心緩いのかな。
あとは比婆神社上って、入谷の集落(廃村)行って。廃村に無秩序に咲き乱れるシャガの花、何年か前に見た光景がとても印象に残ってて再び見たかったのですが、まだ早かったようでした。

r17で下界へ。県道の両脇はすでに咲いてて、シャガ以外の雑草は無いのかと思うほど。
と、ずいぶんたくさん写真貼ってしまいました。久しぶりの林道・廃墟散策で楽しかったであります。
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Posted at
2013/05/05 14:24:12