ECUを机上テストする方法 メーター編 (読み物)

ECUとおしゃべりして遊びましょ！

机上で最低限の配線だけでユニット単体と診断機を通信させる方法です。

なんの役に立つのさ？？（・～・）
って人が大半だと思いますので、今回も読み物になります。

メーター交換でコンフィグ事前合わせする際に重要なスキルです。必要な方は自己責任で真似てみてください。
ただしオドメータの書き換えはできません。

個別の質問はよろこんで。コメントやメッセージ大歓迎！

本記事は前回BCMM編の続きとなります。
https://minkara.carview.co.jp/userid/615186/car/3285399/7213234/note.aspx

こちらで説明済みのことは本記事では省略です。

今回はuehiro氏から拝領したアテンザ10万番台XD MTのメーターを使用しています。
ロードスターと同じ第６世代なので基本は全く変わりません。

まずは配線から。
整備書の電気配線図で確認してください。（丸投げ！）
https://www.mx5manual.com/page.html?p=wiring&s=WR001&docid=SM356502

電源とHS-CANのアサインはロドもアテンザも共通。これだけ把握すれば最低限通信できます。
今回は終端抵抗の追加は不要です。メーターは中に終端抵抗持ってるんですよ。

電源与えてFORScan立ち上げて、通信を確立しちゃえばこっちのもの。

課題①　通信立ち上げ
MISSION CLEAR !!

通信確立したらNDと同じ方法でメーター全点灯チェックができますね。

メーター全点灯チェック (FORScan)
https://minkara.carview.co.jp/userid/615186/car/3285399/7181902/note.aspx

課題②　全点灯試験
MISSION CLEAR !!

せっかくなのでコンフィグ変更の練習。
リージョンを北米版にしてみました。
720-01-01 B0 b3-b1
日本版：000
北米版：010

・立ち上げロゴがATENZA→Mazda6に
・液晶表示が日本語→英語に
Youtube動画で動きが見られます。格好良い！
でも液晶解像度は平成を感じます…笑

課題③　リージョン変更
MISSION CLEAR !!

【まとめ】
ECUを机上テストする方法 メーター編
でした。

ロードスターのメーターとノウハウ同一のためロド扱いで記事にしています。

おまけ①
第６世代のメーター裏のピンアサインは共通性があるっぽいです。

机上でよくメーターいじるならカプラー作ってもよさそうです。
多分住友電装025型NHシリーズ24極かな？後日確認しておきます。

おまけ②
今回はFORScanをNDのプロファイルで強引に立ち上げて、結果的にアテンザメーターと通信確立できてラッキーという感じです。

ラッキーが通用しないケースが出てきたとき困るので、プロファイル持ってない相手に正しく通信確立する方法を探ってみます。