SR31GT-Dのブログ一覧

もうね、本っ当に苦労しました…　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
そのままでは素組さえできない…
（そもそもそのままでは部品がちゃんと入るべきところに入らない）
でも、とりあえず完成ということにしました…

ARII…マイクロエース…のミラウォークスルーバンです。

もとは昭和の時代に今は亡きLSから出ていた古のキットです。

もともと当方こづかい貰ったらすぐプラモに化けるような小僧でして
学生のころまではずいぶん作っていたんですが、
就職してからはずっとご無沙汰。
そしていつか作りたいとどんどんプラモの箱が積みあがっていく状態。
コロナ禍でテレワークで通勤時間も減り
おまけに残業もできなくなって時間にゆとりができたので
久々に再チャレンジしてみようと思った次第でした。

で、リハビリに用意したのは冒頭のキット。
理由としては、とにかく安くて、
amazonなりですぐ入手出来て失敗してもあきらめがつく（笑）

で、実際、
キットとして出してくれてるだけで有難いことですが
今の目で見てみると、修正が必要なところだらけ…
パーティングラインがひどい…ぐらいならまだあきらめがつきますが
左右でモールディングが違うとか
ガラスの透明部品のど真ん中に何の遠慮もなくウェルドが居座っているとか
パーツが合わないとかトレッドが広すぎるとか…
ナンバープレートのデカールが前後でサイズが違うとか

ARII…マイクロエース…の1/32シリーズ、
今現在とにかく一番安く買える自動車プラモではありますが
安いけど易いではありません。
だって無塗装で組んでも部品合わないし（笑）
でもこんなニッチな車種は他社から出てなくて雑なモールドも味といえば味。
ついつい手が出てしまう憎い奴。

あと、箱絵は黄色のところを一ひねりして黄橙色にしましたが
これがまた全然隠ぺい力なくて
灰色サーフェイサー吹いちゃったこともあって
なんぼ吹いても透ける透ける

そんなわけでずいぶん時間がかかりましたが、
一応完成にしました。

やった工夫
・凹モールドをすじぼりしてシャープに
・はめ込み式のヘッドライトは玩具感丸出しのポッチを削り飛ばして
　裏からシルバーでごまかして
　接着剤に木工ボンドを使って塗料を溶かさないようにした
・透明パーツですらないウインカーやテールレンズは
　シルバー塗った後でクリアー塗ってそれらしく
・トレッドが広すぎてガニ股になるのでホイルを削って修正
・ナンバープレートの部品がゴツ過ぎるんで削って修正
・窓はウェルド丸出しなので耐水ペーパー2000→3Mハード2で磨いて
　ウェルドを消す。サイズも車体にあわないので削って修正。
・車体はUVクリアを吹いて研ぎ出し。ただし波板の部分は手が出せず。

結果



復帰第一弾としては、まぁまぁ？

次はタミヤとか（多分）パチピタなプラモデルを組みたいな～と思っていましたが
あいにく作りたいモデルが見つからない。

そんなわけで積まれた山から選び出された次作は
残念ながら…

仮組でタイヤが粉砕してしまう残念なプラモ

はい、まいどARII～！
（これが言いたかっただけ）

とっても前途多難な悪寒。