• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
.

山猫@spoonのブログ一覧

2023年03月10日 イイね!

'32 FORD Ratrod

今年3作目は、初ジャンルとなるホットロッドです。


'32 FORD Ratrod

昨年末、人生で初めて見学に行った"横浜ホットロッドカスタムショー"で展示されていた車両に衝撃を受け、これを模型で再現したい…という思いで帰宅後すぐにストックから発掘して製作しました(笑)



キットはRevellの’32 5-window coupeです。

このジャンルのカスタムの定石は全く理解していないので、横浜で撮影した車両と睨めっこしつつ、見よう見真似で製作しました(;^ω^)



足回りに関しては、ほぼ全ての部品を加工&取り付け位置変更しています。

フロントアクスルは取り付け位置を前方&上方に変更して車高を下げつつホイールベースも延長しています。アクスルの取り付け位置変更に合わせてフレームも加工しています。
ショック&ブラケットも辻褄が合わなくなるので加工しました。
ブレーキは、キット付属の物は貧相なディスクブレーキでしたので、年式を考えドラムブレーキに変更しました。友人に3Dモデリングで作成して頂きました。
その他、ホイールベース延長により左右のアームも取り付け位置変更、プロペラシャフトやステアリングシャフトは延長加工を行いました。
全ての部品が丸見えの車なので、細かい部品まで妥協できないのが辛い所ですね(;^ω^)


ラジエター&コアサポートフレームも合わせて前方に移動しています。
後述しますが、ボディをスライスしている関係で高さが合わなくなるのでラジエター&グリルも短縮加工しています。

フロントバンパー風のバーは、なんとなく物足りなかったので後から追加しました。



ルーフは、キットはソフトトップが閉じた状態が再現されていますが、折角なのでソフトトップのモールドに沿って開口し、上から枠を自作して貼り付けておきました。

バイザーもプラ板で自作しています。


ボディはドア下スライス、ルーフチョップド、チャネリングの合わせ技で元々のルーフの高さの半分くらいまで車高を下げることで、地を這うようなスラムドスタイルが完成しました。

現状でリアデフがトランクと干渉しているので、これ以上車高を下げるのは不可能だと思います。



エンジンはキット付属の"HIGHBODY"用のエンジンを選択しました。こちらは高年式用なんですかね。
チャネリングによりミッションとダッシュパネルが干渉したので搭載位置を前方にずらしました。
その他、エアクリは使用せず竹槍ファンネルに変更し、マフラーやデスビのブラケット等を自作し、タイミングベルトは薄く加工しました。
マフラーを装着してから気付きましたが、ドアが干渉して開きませんね。マフラーは長い方がカッコ良いので良しとします(笑)

ダッシュパネルはツルツルで味気ない雰囲気だったので、パテとプラ板でディテールアップしておきました。


リアビューです。
チョップドにより極端に小さくなったリアウインドウがお気に入りポイントです。

タイヤについて触れていませんでしたが、
F:ハセガワ VW T1純正
R:フジミ FORD GT40切り詰め加工
というセットアップです。
スリックにすれば選択肢も増えるのですが、今回はバイアスタイヤにしたかったのでこのチョイスです。


ボディカラーはセミグロスブラックにレッドブラウンを混ぜました。
下地にレッドブラウンを吹き、ボディ色を乗せたい場所のみ黒を吹いています。
その後、スポンジでチッピング塗装を行いました。
表面の荒れ具合、サビの雰囲気は過去一番良くなったかなと思います。

ちらっと見える内装ですが、チャネリングした事でバスタブ、ドアパネルが干渉するので短縮し、ダッシュボードは自作しました。
シートはボンバーシートにしたかったのですが在庫を持っていなかったのでシートの代わりに燃料タンクを設置しました。模型なのでこの辺は自由です…(笑)


横浜の展示車両に倣い、あえて日本のナンバーを装着しましたが
案外似合っているような気がします。

一度はこの手の車にも乗ってみたいものです。
Posted at 2023/03/10 17:06:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2023年03月10日 イイね!

セリカスープラ "FUxKOKA-style"

今回製作したのは、実に10年振りの製作となる族車です。


セリカスープラ "FUxKOKA-style"

昨年11月に岐阜県土岐市で開催した"124MOTORING_MEETING"のくじ引き大会にて、景品として頂いたアリイのセリカスープラを福岡仕様として製作しました。



今回のテーマは『CA在住のJDMフリークな若者が製作したJAPANESE ZOKUSHA』です。
以前からLHDの族車というのは作りたいテーマとして温めており、今回はその良いタイミングとなりました。

実際、海外にも族車文化はしっかり根付いているようで(世界的に流行しているstanceブームも、元々は日本の族車やVIP仕様に感銘を受けたアメリカ人が見よう見真似で再現したのが起源とも言われていますし)、西海岸にも数台の福岡仕様の車両が存在しているようです。



ボディカラーはPROUD RACINGのセリカXXの黄/赤/黒BSパターンを参考に塗り分けてみました。

マスキングだけで丸1日以上掛かりましたが、各パネルの繋がりまで緻密に計算された福岡カラーがうまく再現できたと思います。


エアロ類は、自作Fバンパースポイラー、アオシマ製AE86純正サイド延長加工、Rスリットスポイラー、アイローネゲート一体型スポイラー、サイドモール除去、鉄板溶接風フェンダー(アーチ上げ加工&ダクト追加)という内容になっています。

元々の設計が古いアリイ(旧イマイ)のキットなので、上記以外にヘッドライト(リトラ機構込み)、ドアミラーもアオシマ製AE86より流用することで解像度を上げています。


スリットスポイラーに組み合わせるのはφ2mmのさかつう製ステンレス管です。
ちょうど純正バンパーとスポイラーの隙間、狙った位置にマフラーを取り付けできました。




ホイールは、PROUD RACINGの実車に倣い、アオシマ製のシャドースポークを選択しました。

キット付属のものはシルエット並の深リムなので、比較的浅めのフロント用をリアに、リア用はリム幅を1/3ほどに切り詰めて浅リムにして装着しました。
併せて、タイヤも切り詰めて装着しています。



日本から持ってきた当時物ナンバープレートも助手席に転がしておきました。
イベント時にはこれに付け替えて展示するのでしょう。

たまに北米でも本物のJDMナンバーを付けた車を見掛けますが、色々と表には出せない事情があるのでしょう…



フロントウインドウのバナーは、西海岸に存在する族車チーム"MOONLIGHT★RUNNERS"を貼り付けました。




運転席(左)側は黄色メインの塗り分けパターンです。
助手席側とはずいぶん雰囲気が変わりますね。




"FUxKOKA"

実際には青ナンバー時代に希望文字の制度は無かったのでしょうが、文字遊びでどうしても作りたかったパートなのでご容赦下さい(笑)
ちなみに、CAプレートですがフロントは装着していません。その方が族車らしいですよね。


外装が派手なので、内装は黒一色です。

ステアリングはアオシマ族車シリーズに付属の小径ステアをウッド風に塗装し、シートをハコスカレーシング用のバケットに交換しました。
メーターパネルは面相筆でチマチマ塗り分け、個人的な定番工作のクリアレジンで閉じ込めました。
その他、内装もステアリングコラム、ペダル、シフトノブをアオシマのAE86から流用しています。




普段組むことがないジャンルでしたが、色々調べながらの製作で楽しかったです。
この機会を頂けたくじ引き大会に感謝ですね。


実はもう1台完成品がありますので、また近いうちに紹介したいと思います。それでは。
Posted at 2023/03/10 17:13:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2023年01月11日 イイね!

'64 Type1 YANASE "Rasty64"

本年1発目(厳密に言うとギリギリ年末には完成していましたが…)の完成品は、久々の空冷です。


'64 Type1 YANASE "Rasty64"



手前味噌ではありますが、昨年12月にシビックを売却し、念願の空冷・Type1に乗り換えておりました。

今回は『納車時の姿を手元に残しておきたい』という思いで、早速模型で愛車再現をしてみました。



今回の改修ポイントは、RHD化と'66→'64への年次改良箇所の再現です。
以前製作したバーンドアほどではないですが、今回もマニアックな年次改良の世界をお届けできればと思います。(詳しくないので間違ってましたらご指摘お願いします…笑)



ベースキットはタミヤの'66 Type1です。
ボンネット、エンジンフードが別パーツで合いが悪いのが難点ですが、それ以外は素晴らしいキットだと思います。

ボディカラーはクレオスのグレーFS36118(米空軍機制空迷彩色)にイエローを混ぜて再現しました。
光の関係でグレー味が強いですが、実物はもう少し黄色味が強いです。


年次改良ポイントとしては、各ウインドウのサイズが変更になっています。

リアウインドウは'66が所謂ミディアムスクエアと呼ばれる形状なのに対し、'64までは上20mm、左右10mmずつ狭いスモールスクエアと呼ばれる形状になります。
合わせてサイドウインドウも一回り小さくなります。
窓枠にプラ板を貼り重ねてパテで整えることで、一回り小さい形状を再現しています。
本来であればフロントウインドウも若干小さくなるのですが、模型換算で0.2~3mmであることから今回はスルーしました。

ウインドウ関連で行くと、三角窓も'64までは垂直となるようです。
エバーグリーンのプラ棒でピラーを再構築しました。




写真では見にくいですが、フロントバンパーはナンバーステーを自作しました。
ハセガワのフィニッシュシートを使い分け、ゴム部分はつや消し黒フィニッシュ、金属部はミラーフィニッシュを重ねて貼ることで再現しています。

ヘッドライトバイザーとポルシェスタイルのホーングリルはHIGHLIGHT MODELのエッチングパーツを使用しています。



テール周りでいくと、デッキリッドロックがT字になっているのは-'64まで、それ以降は小さいノブのような形状になります。
ジャンクパーツから近い形状のノブを見つけ、装着しました。

ライセンスランプの形状は'64-'66が共通なので、そのままにしています。


リアバンパーはメッキが剥がれて素地が錆びている状態を再現しました。



リアフェンダーも同じく、塗装が剥がれて素地が錆びている状態を再現しました。

こちらは素地部分につや消しメタリックを貼り付け後、筆塗りでウェザリングを施しています。


キットでは省略されているダブルバンパーのステー、テールランプ-台座のメッキリング、台座-ボディのゴムシールなどもオーナー目線で気付いてしまったので追加しておきました。
この辺りの情報量が増えたことで実車の雰囲気がよく出たと思います。



ホイール、タイヤはフジミの356純正です。

AACのステンレスストーンガードはハセガワのミラーフィニッシュを重ねて貼りました。
スミ入れの要領でウェザリングを施すことで、重ねた境界の陰影が出てリアルな雰囲気になりました。


フロントはタイヤを少しハイトの薄い物に置き換えました。

トーションビームを加工してナロード化しています。
実車は2インチ短縮&ロワードスピンドルなのでもう少しはみ出していて車高も高いのですが、模型的には低い方がカッコ良いのでオーバー気味に下げてしまいました(笑)


アンテナは基部をプラ板、棒の部分を洋白線で製作しました。
アンテナトッパーはin-n-outのドリンク形状の物をプラ棒で製作し、取り付けました。

ドアミラーはRHD化に伴い左右反転し、ステーは真鍮線に置き換えました。


以前製作した'66(LHD)との比較です。

ドアミラー、ワイパーが反転しているのが分かると思います。
フェンダーマーカーは実車に準拠し、'64ではなく'63までの一回り細いタイプを製作しました。
タミヤのキットに付属のものはレンズ一体のメッキパーツなので、レンズ部はクリアレジンに置き換えました。


リア回りの比較です。

リアウインドウ下側の角からボディプレスラインまでの距離が違うのが分かりやすいと思います。
デッキリッドロックの形状違いもこの写真だと分かりやすいですね。
年次改良とは関係ありませんが、こうして比較するとテールやライセンスランプのゴムモール再現はかなり効果的ですね。タミヤに限らず、ビートル製作の場合は必須工程かもしれません。


三角窓の角度の違いも、この写真だと分かりやすいでしょうか。

こうしてみると、現代の車では考えられないほど大規模なマイナーチェンジを繰り返している車ですね。


折角なのでRHDに改修した内装も紹介します。

当初は『ハセガワのビートルにRHDダッシュが入ってるのでダッシュだけ流用するか、、』と思っていたのですが、幅やステアリングの位置など色々辻褄が合わず、泣く泣くキット付属のダッシュを切り刻んで反転しています。
…とはいえ、単純な形状なのでそれほど大変ではありませんでしたが。
ダッシュボードのモール、メーターリングは真鍮線とプラ棒でそれぞれ再構築しています。
RHD化に合わせ、シフトレバー、サイドブレーキ、ペダル類、グラブハンドルも取り付け位置を反転しています。


また、ダッシュ下のパーセルシェルフは真鍮線で自作し、その上にシガーソケット、後付けタコメーターをセットしました。フードオープナーレバー、キルスイッチも装着しています。

シフトレバーはEMPI製を再現し、シートには2点式のベルトも装着しています。



エンジンは6V→12V仕様に変更すべく、キット付属のジェネレーターからボルテッジレギュレターを切除して装着しました。
また、デスビに付いているオイルプレッシャースイッチも切除し、フューエルポンプは実車に合わせて形状を変更しました。
この辺りはエンジン形式がキットと実車で異なる為?でしょうか。
よく分かっていませんが…(;^ω^)

ファンベルトは切り取り、薄いベルトを張り直しました。
最後に、実車同様の配色でプラグコードを引いて完成です。



'64、'66、'74のスリーショットです。
改めて見ると、10年でもはや別物のような進化を遂げていることが分かりますね。

ビートルの世界も奥が深いです。
Posted at 2023/01/11 15:21:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2022年11月07日 イイね!

SPOON CIVIC GT '22

本年4作目は久々のシビックです。




今回は、1995年の東京オートサロンに出展されたSPOON CIVIC GTをモチーフに、アメリカのチューニングショップがSPOON SPORTS協力の元、現代の技術で再現をしたら…というコンセプトで製作しました。


1995年の実車は現在のスーパーGTの前身、全日本GT選手権に出走することを目標に設計されましたが、レギュレーションに適合することができず出走を断念、シャーシ等は売却されそれ以外の部品は処分されたとのことです。
時は過ぎ2022年、行方不明となっていた当時のシャーシがアメリカのプライベーターガレージで発掘され、そのシャーシをベースにレースカーを作り上げたら…という妄想です(笑)

今回はターゲットをJGTC(スーパーGT)ではなく、アメリカで開催されているGLOBAL TIME ATTACKとしました。
実際、SPOON SPORTSは2013年からFD2でこのイベントに参戦しています。



ベースキットはハセガワのEG6で、バンパー、フェンダー、フード類は自作しています。
エアロのデザインは1995年当時の仕様に完全準拠ではなく、現代風なアレンジを織り交ぜつつ、1990年代後半のGT300の雰囲気に寄せたデザインを心掛けました。




フェンダーアーチは15mm程切り上げ、フロントノーズはプラ板を貼り付けて1mm延長しています。








ボディカラーはよくあるギザギザなスプーンカラーではなく、ドット迷彩風の塗り分けを採用しました。
FK8など近年のデモカーでは従来のギザギザのパターンではなく変則的な塗り分けも登場している為、こんなパターンもいずれは登場するかも…と密かに期待しています。




サイドビューです。

フェンダーアーチの切り上げ具合がよく分かりますね。







GTウイング、ディフューザーはタミヤのGT500 カルソニックスカイライン(R33)を加工流用しています。
GTウイングのステーは強度重視で、トランクを貫通させてフレームに直付けで固定しました。

ディフューザーはカーボンデカールを貼り込みました。複雑な形状なので、地味に面倒なパートでした(笑)



写真では見えませんが、シャーシは前半分をフジミの911 GT3、後ろ半分をハセガワ ローラF3000を使用し、EG6のサイズに合うように切り詰めています。

足回りはフロントはフジミの911 GT3を流用し、リアはエンジン・パワートレイン丸々F3000を流用しました。



キャビンはタミヤのザウバーC9を流用し、こちらもEG6のサイズに合うようにダッシュやシートの位置移動、干渉部の加工等を実施しました。





ロールケージは19点式&ガセット溶接としました。




灯火類はあえてJP用のままです。
JGTCエントリーを想定していた元ネタ車両をリスペクトしてのチョイスです。




給油口は左Cピラーに設置しました。
GTマシンだとサーキットによってどちらでも対応できるように左右もしくは中央に付くことが多いようですが、今回はタイムアタック車両でピット作業の自由度は高いだろうと予想して片側のみに設定しています。





タイヤ&ホイールはタミヤのGT500 カストロールスープラ用スリックにFugu Garage製のリーガマスター18インチを5穴→センターロックに加工し、つや消し黒に塗装することでSW388風に仕上げました。

キャリパーはSPOON製を意識にてSPOONブルーで塗装しています。



フェンダーは当時のJGTCでもMR2やS14、RX-7が採用していた切り欠きタイプを採用しました。
タイヤがよく目立つので視覚的にも良いデザインだと思います。

サイドモールはレス状態を再現しました。



リアのナンバーポケットはナンバーレス状態のボルト固定穴などを再現しました。
この辺りは環状仕様のシビックの画像が大量に出てくるので、資料にはあまり困りませんね(笑)





フードダクトは、JGTC黎明期によく見られた仕切りを設けず大きなダクトだけのデザインを採用しました。




カナードはプラ板にて自作し、カーボンデカールを貼り付けています。
整備性を向上させるべく、バンパー両端にはクイックリリースピンを装着しました。


エンジンは前述した通りF3000用の無限製V8を搭載しています。
実車はGT300に出走することを想定してF3用の直4(300ps)を搭載していたそうですが、SPOONがFD2で出走しているGTA アンリミテッドクラスでは1000ps級のマシンが出走しているということで、GTAを戦う上では非力過ぎると考えました。
(ちなみにSPOON FD2は約500psですが、その年に1200psのマシンを破りレコード記録を更新したそうです)

ここで元車について詳しく調べてみると、当時のスプーンシビックGTのシャーシはヴァンディーメンというレーシングコンストラクターが手掛けたF3のシャーシを流用しているのですが、このヴァンディーメンF3自体がF3000をベースに設計されている為、F3000のエンジンを搭載することも出来たのだそうです。
F3000用の無限V8をチョイスすることにより出力は300ps→590psまでアップする為、これならGTAでも戦えるポテンシャルになるのでは?という思いからエンジンスワップを敢行しました。(という体です)

SPOONシビックに無限ヘッドという事で若干の違和感はありますが、同じホンダ系チューニングメーカーである事、当時のエンジンを流用しているアピールをしたいという事でそのまま採用となりました(笑)
エンジンの基本設計が古い為、SPOONのセッティング(HONDATA制御)でカバーしている…という感じでSPOONが関与していることにしておきましょう。。




以前製作したEK4とのツーショットです。

市販車とレースカーという事で、当たり前ですがフォルムも大きく異なりますね。


















たまにはこんな妄想全開のレースカーも面白いですね。
それではまた。
Posted at 2022/11/07 16:26:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年07月15日 イイね!

可変ウイング NEW LEVIN / 345TUNING LEVIN

可変ウイング NEW LEVIN / 345TUNING LEVIN

私が所属しているモデラーズクラブ"1/24MOTORING"は、毎年静岡ホビーショーに出展する際にクラブテーマを設けているのですが、来年のクラブテーマは『箱絵再現』に決定しました。

何を作ろうか…と悩んでいたところ、ふと10年くらい前に作りかけて放置していたアオシマのAE86が積んであるのを発見しました。
中身を開封してみると、アオシマのハチロクレビンにフジミの可変ウイングキット(オーバーフェンダー)が装着されたN2仕様風の車を作っている状態でした。

『いっそこのまま可変ウイング仕様で作ってしまえば、、』と考え、完成させたのが今回の作品です。


キット自体は前述の通り、アオシマ製AE86レビン(後期)を使用。
フジミから約30年前に発売されていた『可変ウイングシリーズ』のAE86レビン用オーバーフェンダー&ウイングを装着しています。



ちなみに、その可変ウイングシリーズの箱絵はこちらです。

初版が1980年代だった為、AE86後期型が"NEW"扱いなのが感慨深いです(笑)
恐らくトレノ→前期レビン→後期レビン…の順に箱絵を修正して販売されていたようで、フードの高さやバンパーの高さがトレノに引っ張られて変な印象です。
また、内装は後期型への改修がされず前期GT-APEX仕様のオレンジ内装のまま、バンパーが前期と後期のハイブリッドになっているのが特徴です。

前者は再現しようとすると色々なデザインが破綻するので割愛しますが、年次改良の変更ミスはいかにもフジミらしいポイント(もはや愛嬌ですね)なので、頑張って再現しました(笑)


全体像はこんな感じ、当時はオリジナルエアロでも結構攻めたデザインを販売していたんだなと感心させられます。

ボディカラーはソリッドの赤です。



バンパーはアオシマのN2レビン(前期バンパー)をベースに、ウインカー回りを後期バンパーから流用、ウインカー間ダクトのスリット数は前期仕様(5本)に変更しています。

バンパーからフェンダーに繋がるラインはパテで自作しています。
バンパーとフェンダーの分割が無いので、実車で再現すると顔面一体のフルキットなんでしょうか?(笑)


リアビューです。
車両自体は後期という設定なので、テール回りはそのまま後期仕様です。

ホイールはフジミ製リネアスポーツです。
センターキャップは、キットは八角形ですが箱絵は歯車形状でしたので変更します。今回はアオシマのSSRフォーミュラメッシュのものを複製→装着しました。
エアバルブキャップはさかつう製の金属タイプに置き換えています。


反対側は、『可変ウイングシリーズ』の後に販売された『345TUNING』シリーズの箱絵(ホイールがワタナベに変更)を再現しました。

雰囲気もかなり変わりますね。
キットの構成としてはタイヤ銘柄、ブレーキなど、ホイール以外にも微妙に変更があったようですが、そこまで左右で変えてしまうと色々おかしいので割愛します。


ホイールはアオシマのN2レビンに付属する深リムタイプのRSワタナベです。
リネアと同じく、バルブキャップのみ金属製に置き換えています。









マフラーは左右2本出しで出口が4本のマフラーが付いていましたが、AE86にはオーバースペックというか似合わないので、車格に合った砲弾型に変更しました。
タイコ自体はホビーデザイン製のメタルマフラーです。

定番の牽引フック追加のほか、テールランプ下のパネル合わせ目ラインの再現を行いました。
特徴的なリアウイングが印象的ですね。



せっかくなので、箱絵風に黒背景でも撮影してみました。




ボンネットにはNACAダクトが備わります。
こちらもフジミのキットに付属するダクトを加工流用しています。



リネアスポーツには自作デカールでセンターキャップのロゴを再現しました。

これがあるかないかでは結構雰囲気が変わりますね。



内装は前期GT-APEXのオレンジ内装です。
今回は手抜きでアオシマのプリペイントキットの内装をそのまま使用しましたが、調色やマスキングの面倒さを考えると一つの選択肢としてプリペイントも有りだなと感じました。
今後も見えない部分などはうまく活用していきたいです(笑)







テールガーニッシュには本来白ラインが入りますが、真っ赤なボディには似合わなかったので入れませんでした。



給油口は新たに追加しています。
よくある社外ブリスターのように給油口だけ元のボディと同じように窪ませようかとも思いましたが、今回はそのままにしています。












自作デカールは前述したセンターキャップ以外に旧車検ステッカーとナンバープレートのみで、ボディは追加ステッカー無しというシンプルな仕上がりです。












模型を始めてすぐの頃に出会った衝撃的な箱絵でしたが、現代のスキルで再現できたことが感慨深いです。

この車と並べてくれる、黄色ワイドボディのトレノの挑戦者をお待ちしております…(笑)
Posted at 2022/07/15 13:56:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「シビックさん、愛車紹介の画像更新!」
何シテル?   07/07 20:41
どうもこんにちは、山猫です。 1/24&1/1scaleでUSDMライフを楽しんでいます。 ≪model car≫ USDM/JDM、中でもsta...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/7 >>

  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

愛車一覧

フォルクスワーゲン ビートル フォルクスワーゲン ビートル
1964 Type1 (YANASE) 10年近く乗ったシビックを手放し、次の車を探し ...
スバル フォレスター スバル フォレスター
ベージュ革内装L.L. Beanという条件で2年近く探して頂きまして、ワンオーナー&走行 ...
ホンダ シビック ホンダ シビック
CA在住のJDMフリークが製作したストリートマシンを想定。 本家Spoonパーツ以外に、 ...
スバル プレオ スバル プレオ
学生最後の冬に購入し、2019年3月に廃車になるまで7年間所有した車です。 はじめは『シ ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation