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いつの間にかそんなに年月が経っていたわけですが、エボとの関わり方は今のところ変えるつもりはありません。
普段の足として使い、時にはドライブをしたりサーキットを走ったり、少し停めて眺めたり。
そんな日々を送っていきたい。

そんなことを考えながらちょっとずつリフレッシュしているのですが、それとは別に、やっぱりある程度は弄っていきたいとも思っています。
腕が最優先だろ！というのは重々承知なのですがここでは一旦置いておきまして…とはいえスペック面で言えば多分大きくは変わりません。
それこそ前に書いたスーパーAYC化だったり、車高調やバネのOHや交換だったりと、半分はリフレッシュを兼ねているものがメインでしょう。
だいたいが足回りですね。
余裕があればタービンも変えたい。

ここ数年でうちのエボの弄った内容は、フルコン化もありましたがダンパーやバネ周りの変更がメインです。
ガレージで比較的手軽にできて、かつ分かりやすく挙動が変えられるのが良い。
エボの挙動に関しては目標というか指針とするものがあって、それは炎上（物理）しちゃったGC8シュンジ号。



エボを走らせていると、どうしても自分の思い描く動きと実際のエボの動きにズレやラグがあります。
しかしあのインプはそれがほとんど無かった。
ステアを切れば即座に反応して、思っている方向へ思っているだけ曲がり、かといってピーキーではなく、むしろ扱いやすさの極地なのでは？とすら思える。
乗ったのがもう何年も前なので美化されてるところはあるかも知れないけど、車が自分の身体のように動いてくれるあの一種の万能感とでも言うべきものを、エボでも実現したい。

ちょっとずつ近づいている気はするけれど、まだレスポンスが良くありません。
おそらくステアを切った瞬間の応答がダルなんだと思うのですが、かと言ってこれ以上足を固めると今度はアンダーやピーキーになったり普段乗りに支障が出そう。
GC8はフロントスタビを強化していたらしいのでエボも入れてみるべきだろうか。
車重差はあるにしても、もう少しなんとかなりそうなんだけどなぁ。
難しい…いま改めて、もう1度あのインプに乗ってみたいです。
もう無いけど。

まあつらつら書きましたが、要は「思っている通りの動きをするエボにしたい」というのが今の目標です。
年末のアタックシーズンに入る頃には乗り始めてほぼ15年。
そこに向けてある程度は納得できる仕様に仕上げたいと思います。

前回も書いた通り年末にエボから異音がしまして、ZEALでチェックしてもらったところミッションから音がしているのが確認できたので、車検も兼ねてメンテナンスしてもらいました。

それで先日ようやく戻ってきたのですが…
異音消えてないぞ！？
という事で再チェック。
いや確かにミッションから異音がしてたのは事実で、そっちは直ったしあれだけガリガリ言ってた5速の入りは良くなったんですが、それとは別にリアデフ…つまり、AYCからも音がしてるのが確認できました。
マジかよ。
音はしているものの、とりあえず走る分には（エンジンやミッションと比べたら）問題ないとのことで、引き取ってきました。

リアデフのどこから音がしてるかまではバラさないと確認できてない＝中身を機械式にしても直らない可能性があるので、せっかくだから今のデフ降ろしてスーパーAYCにでもするかー！と毎日ヤフオクを眺めたりスーパーAYC化について調べている今日この頃です。

しかしまあ、流石に最近結構大きい部品が壊れるようになってきた気がします。
そりゃそうでしょう、ランエボ7は発売して23年ですよ、10年前のボロハチロクどころの話じゃないんですよ。
エボが出た2001年から23年前って言えば1978年ですよ？初代RX-7の発売年ですよ！？
当時で既に「旧車だ旧車だ」なんて言われてただけの年月が経ってるんですよ！！？
こわ！！！！

そんなことを考えながら、ふとみんカラの自分の初期のページを見て気付いたのですが…うちのエボ、年末で乗り始めて15年になるみたいです。
エンジンがぶっ壊れたのが丁度10年前らしいです。



じかんのながれがおかしい。
何、いつの間にそんなに経ってたの、そりゃパーツも出なくなるわけだ…いやしかし当時の旧車と比べたら全然走ってるし、やっぱりもっと出してほしいけど。

実際のところ、明確に年数は意識してなかったですが、エンジンやミッションのOHをしたのは部品が出なくなってきたからというのもあります。
特にミッションについてはAssyは無いしギアも廃盤が増えつつあり、突発的にやるには痛かったのですが依頼。
とりあえず車を動かすうえでコアとなる部分はリフレッシュしたので、ここを壊さなければ10年くらい乗れると思いたい。
…いやETACSとか電装系の地雷があるから楽観視は出来ませんが。

その他細かいところも壊れる前に変えておかないとですね…
幸いというか、エボは年数の割には確かに頑丈ですし現存個体もまあまあ有るおかげで、ショップ・チューナーが独自にパーツを出してくれているので、その辺も導入しつつまだまだ走り回れるようにしたいところです。
それ以外だとボディですね、ちらほら錆びも出てるし、塗装も大分日焼けしちゃってるし、細かい傷やヘコみもあるので直したい。


少し長くなったのでいったん終わり。

先日初めてTC2000…筑波サーキットの本コースを走ってきました。
ベストモータリングやホットバージョンで何度見たり、グランツーリスモなどゲームの中では何度も走ったお馴染みのコースでありながら、足を踏み入れるのは人生初。
前々から一度は走ってみたい！と思っていたものの、遠いし機会もなかなか無かったのですが、X（通称Twitter）でノーライセンス走行会という走行会を見かけてエントリー。

平日ながら休みをとって深夜の高速を爆走して早朝に到着。
準備をしていると、何台か見たことのある車が…Twitterで募集されていたのでフォロワーさんも何名か参加されており、当日は走り方をはじめ色々と雑談して楽しく過ごせました。

さて走りの方はというと…初筑波で緊張していたせいか、色々とやらかしました。

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1枠目。
一応数日前にGT7で軽く練習したものの、やっぱり実際のコースとなると結構違う。
ゲームと比べると道幅が体感1.2～1.5倍くらいあって、ラインの自由度はあるけど悪く言うとどう走っていいか分からない。
とりあえず1本アタックしてみようとしたものの…

ガクン　ガクン　バスン　バン！
エボが全然加速しない、なにこれ！？壊れた！？


ミラーを見る限りオイルは吹いてないし、異音や振動は無し。
油温、油圧、水温も正常、ブーストは…1.7！？これか！！
ハイブースト(C)設定にしていたのですが、当日のコンディションが良かったためかブーストが上がり過ぎてEVCのワーニングが働いた模様。
裏ストレートでローブースト(B)にして踏んでみると普通に加速したので一安心。
その後は、ちょっとクリア取るのに苦戦しつつもラインを探りながら走っていると時間切れ。
ロガーでは1分4秒0…お、意外といいかも？GT7で愛車に近い仕様で走った際は1分5秒後半だったので5秒台を目指していたのですが、意外とすんなりと目標をクリア。
実タイムは1分3秒993と、なんとギリギリですが3秒台に。
おお…うちのエボ結構速いんじゃ…2秒は無理にしても前半は出ちゃうんじゃ？

なんて思いながら迎えた2枠目。
おおよその走り方はさっき決めたので、思い通りに走りたいところだけど…なかなかクリアが取れない。
1枠15台なので台数はそんなに多いわけではないけれど、譲ったり譲られたりするポイントが少ない。
自分も邪魔にならないようにしないとなぁ…と思いつつ、いい感じにクリアが取れたタイミングがあったのでアタック。


3秒457…悪くはないけど、最終コーナーが惜しいな。
もう1回だけいけるかな？
なんて思いつつ3速で最終を立ち上がって4速に入れたその時…

ヴォン！！！という爆音とともに急激な失速。
違う、2速に入ってる、ヤバイ！！


慌ててアクセルを放しクラッチを蹴っ飛ばすと…エンジンがストール。
壊れた…壊した？とにかくドラミで言われていた通り右側に避けないと…
ミラーを注視したところ白煙やオイルは出てない。
できれば赤旗は出したくない…エンジンかかるか？と思いつつセル何度かひねるが、かからない。
「駄目か…」と思いコース外へ車を止めようとしたとき…ウォン、とエンジンが息を吹き返した。
そのまま自走できたので、今日一のやらかしに涙が出そうになりながらピットへ帰還。
一応裏ストレートとピットで確認した限り、とりあえずおかしいところは無さそうでした。

3枠目は先の事もあってやめておこうか悩みましたが、とりあえずちゃんと走れるかの確認も兼ねて出走。
白煙やエンジンからの異音・振動は無し、油温・油圧・水温・ブースト正常、立ち上がり加速やトップスピードも問題なし。
ひとまずエンジンは大丈夫そう…と安心したところで早めに走行終了。

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そんなこんなで、若干げんなりしながら筑波サーキットを後にしたのですが…

ウォンウォンウォンフォンフォンフォンフォフォフォロロロロロロロロ
…と、車から変な音がする。


エンジンか？
と思って色々確認したところ、アクセルをオフしたり、クラッチを切った状態で回転を上下させても音がしないうえに、3速～5速の特定の回転数付近で一番よく聞こえるので、おそらく駆動系っぽい。
次点でタービンだろうか…

翌週にZEALで音源を確認してもらったところ、やはりミッションから聞こえてる模様。
即ぶっ壊れはしないようだけど、このままでは走れないので来年早々にOHすることに。

あ、エンジンの圧縮等も併せて確認してもらいましたが、こちらは全然問題ないとの事。
あの急激なエンブレ時、ミッションがエンジンを守ってくれたと思うと少しだけ気が楽になりました。

早く直して、また走りに行きます。
お金が全然無くてやばいけど。

一応は自己ベストを更新した、先日のTSタカタサーキット。
当日はもうやりきった！これ以上無理だー！！と思っていたのですが…

考えてみれば、エボはOHとフルコンでエンジンパワーは上がっているはずだし、タイヤも255/40R17から265/35R18になってるんだから旋回速度も上がっているはず。
にも係わらず、0.2秒も変わってないのは伸びしろとしては少なすぎる。
確かに前回よりは少し暑かったけれど、もう少し縮んでも良いはずだ。

と思い、改めて動画やロガーを見直すと、結構改善できそうなポイントがちらほら。


ドライバーが下手になってるなあ、やっぱり。
全体的にせわしないというか、車を扱いきれてない感じ。
走るときってだいたい「ここで絶対インにつく」という場所をいくつか決めて走るのですが、それを意識し過ぎて走り自体が雑になってる気がする。
アンダー気味に走っているのは、特に慣れないコースでリアが出るのは怖いので意図してやってる部分もありますが、それにしても突っ込み過ぎてる部分や、上手く車を動かせていない部分はやっぱりある。


前回のログと比べると、確かに車は速くなっているけどやっぱりドライバー分がマイナスになってる感じ。
ミス以外にも、5コーナー等「こうした方が良いかも」と思って走ったところが裏目に出てる場所もありますね…
次はコース図を基に各所見直してみたいと思います。
※番号は自分で割り振ったのでメジャーなものではないかも

スタート

前周の最終コーナーに少し余裕があったので、開始速度はもう少し上げられたはず。

①～②

そこまで悪くないと思っていますが、②コーナーはもう少しだけアクセルオンのタイミングを早められたかも。

③

下ってる影響もありますが、進入でちゃんとインにつきたかった。
もう少し早めにブレーキをした方が良さそう。
シフトアップはもう少し進んだ位置、ジャンプポイントの直前が良さそう。

④～⑤

④出口のアクセルオンのタイミングが遅い。
これは⑤コーナーをワイドにした方が良いかなと思ったからですが、考えてみれば④も⑤も回り込む時間が長いのでもっと直線的に繋いだ方が良かった。

⑥

ラインやシフトアップポイントは悪くなさそうだけど出口のアクセルワークが雑。
もしかしたら⑤出口でインから離れるタイミングを少しだけ遅くした方が良いのかも知れない。

⑦

ここは、車の動きは結構よかったかなと思っているのですが、若干進入時に外が余ってると内側のコンクリ？部分に乗れなかったので、もう少しインを通りつつ速度も少し上げられたかも。

⑧

通称すり鉢コーナー。出口イン側のパイロン部分が余っているので、Rはそのままにもう少し入口のアウト側から入った方が良さそう。

⑨

ライン自体はありだと思うんですが、実はこのライン当日アタック中にはこの時の1回限りしか通れておらず、思ったよりクルマがインに入っていて軽く焦り、出口のラインや車の動きが把握しきれていなかったのでビビリミッターが働き一瞬アクセルを緩めています。
多分ラインは維持しつつも、もう少しボトムを上げて出口までブラジルアクセルすべきでした。

ゴール

何を思ったのか（多分最終から軽くパニック状態を引き摺ってる）ゴールライン直前にブレーキを踏んでます。
ばかあほまぬけ。

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こうして振り返ると、やっぱり後0.4秒削って58秒台に入れるのは出来た気がする…
あとは、全体的に思っていた走りができてない＝精度が低いので、なるべく狙い通りの走り、再現度の高い走りができるようにする必要がありそうです。
これもっとちゃんと走り込まないとですね…
ようやくエボもまともに走れるようになりましたし、走る頻度を上げていこうと思います。

さて走行会へ行く前に、エンジンのかかりが悪かったので念のためにバッテリー交換をしようとしたところ…

…なんかステーがガタついて、バッテリーちゃんと固定出来てなくね？

うわ、バッテリートレイのステー取り付け部、車体側が変形してる。
なんでこんなところがと思ったけど、どうやらエボでは時々起こるようで、エボ9MR以降は補強が入ってるらしい。
予定外の出費だけど、走行中にバッテリーを吹き飛ばすわけにもいかないので慌てて交換。
これで無事に走れるようになっていると良いけれど…

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ということで迎えた10月14日。
TSタカタサーキットで行われた第9回あかばん走に参加してきました。
仕事を終えて軽く準備をして仮眠、夜中に出発して5時間ほど走って丁度ゲートオープンのタイミングに到着。

サーキットはエンジンOH直後の4月以来、とはいえこの時はシェイクダウンだったとの不調発覚であまり走れなかったので、1日ちゃんと走るのは約1年半ぶりです。
TSタカタサーキットも2年ぶり。
気温は約22℃、前回のタカタよりは少し高いくらいでしょうか。
ベストは更新したい、けど久々なのでとにかく事故らないようにしないと…

まず1本目は様子見。

約2年弱のあまり走っていない期間、エンジン以外にもちょっとずつ車の仕様変更をしていたのと、今回とうとう18インチ化、タイヤはVR08GPの265/35R18を導入したので問題なく走れるかをチェックです。

久々のサーキットという事もあってブレーキポイントをはじめ、恐る恐る探り探りで走行。
ブレーキポイントがよく分からないな…
車の動きは結構よさげ、タイヤは…事前に分かってたけど、切り込むとフロントから何かが削れてる音がする；

やっぱりフロントのインナーと、リアもフェンダーの爪折りしていないのでちょっと当たってるか。
とはいえ以前ZEROさんにタイヤを借りた際も削れていたし、その時教えていただいたオフセットも加味してホイールを選定したので、純正フェンダーで走る以上はおそらくどうにもならないでしょう。
とりあえず走行中にパーツが吹き飛んだり、タイヤがバーストするような状況では無いのでこのまま行くことにします。

2枠目。
タイヤは、1周動かしながら走ればちゃんと食いそうな感じだったので、2周目からアタック。
とりあえず1分を切って59.900。自己ベストが59.5なのでまだ色々甘いところがありそう。
もう1回行くか…と思ったところで赤旗中断になりました。


3枠目。
2周温めてアタックしたものの59.882。
タイヤはやっぱり1周以上温めれば問題ないけどドライバーが追い付いてないなぁ…明らかに失敗したなと思った場所を意識して走り直して59.696。
どうしても数カ所突っ込み過ぎてしまったり、思ってるラインに乗せられない感じがする。

昼休憩をはさんで4枠目。
インラップで後ろから他の車が来たのでラインを外したところ、車体から振動が…げ、タイヤカス結構拾っちゃったか。
1周振り落としてから走るも、グリップ感が薄いしバラバラとインナーに向かって飛び散ってる音がする…59.754、駄目だこれ。

しばらくペースを上げずに、クーリングしつつタイヤの汚れ落とし。
さっき少し突っ込み過ぎたところもあるから、そこも意識しつつ走ってみよう…と、もう1回アタック。

よし、59.388！なんとか自己ベストを更新できました。


5枠目
天気が徐々に悪くなって、少し風も出てきました。
ただ同時に気温も落ちてきたので、もしかしたら少しタイム縮むかな？と走り始めたのですが…

バタバタバタバタ
ガラガラガラガラ

うわ駄目だ！！
速度出すために最終コーナーを少しワイドに行ったらとんでもない量のタイヤカス拾って全然グリップしなくなった、こりゃ無理だ、というか危ない。
車体振ったりしてみたけどあまり落とせず、タイムも全然出なくなり終了。
他に参加した方々もタイムが更新していないし、1日色んな人が走り回ったので路面の状態が悪くなってしまったみたい。
仕方ないか。
欲を言えば58秒台に入れたかったけど、まあベストタイム更新できたのでヨシ！とします。

全枠が終わり、片付けを始めたのですが…
この辺で体力を完全に使い果たし、買ったばかりのホイールを転がしてしまい傷物に。
走行後にあったじゃんけん大会はかなりグッタリ。
タカタサーキットを出た後はエボにガソリンを入れて夕食を食べ、眠気もあってこれ以上運転すると事故りそうだったので2時間ほど仮眠し、その後なんとか片道数時間をかけて帰宅しました。

翌日はほぼほぼ布団の上で死んでました。

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大分突貫だったのでドライバーは全然ダメダメでしたが、エボにはトラブルも出ず、無茶な運転にも付き合ってくれてただただ感謝です。
あとで動画とロガーで走りを見直して、また次回に備えたいと思います。