7年前の自分の書き込みより↓
ハ_ハ
('(゚∀゚∩ ~~~~
ヽ 〈
ヽヽ_)
□←破産警告パニックボタン
>清水の舞台から飛び降りた気でミノルタAF70-200G買う
↓
>親が脳出血、大治療を覚悟しあえなく即売却
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>からくも事態収束、大事は免れたため改めて別のを購入
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>以前所有のSAL70200Gとの描写の違いが発覚、たまたま出物があったSAL70200G2買う
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>意外にも私の用途に合わない仕様変更のようだ(後述)、差額でデジカメ本体をブラッシュアップする予定でSAL70200G1購入
↓
>超 不 良 品 ('、3_ヽ)_ ついててよかった販売店補償
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>修理代金が140000光年:(;゙゚'ω゚'): 自腹なら絶対そんなのやらないお…
↓
紆余曲折どころか九十九折の林道も真っ青の経路を経て
(`・ω・)ゞ<戻って参りました、
「SAL70200G1」
気になる修理内容の方ですが
故障原因;
不明(自然故障)
( ゚д゚)
修理内容;
レンズユニット交換(何処を何枚とは言ってない)
( ゚д゚ )
部品代;
82300
(´゚д゚`)
各方面の噂じゃ、枚数辺り万円程度は吹っ飛ぶってぇ話だが…
なお交換パーツの返却はダメでしたw(つまり再加工再使用可能ということらしい)
以上の状況から察するに
レンズは下手こいたら新品同様
受け取ったのが夜間なので検品や実写などの精密確認が翌日になりました。
外装

購入時そのまんま。小スレあるも良品
レンズ覗き込む。

購入時と違い
ホコリ一つ見当たらない。
とりあえず遠景(これでレンズのコンディションが一目瞭然)
鬼解像。
あらためて言うまでもないが絞り解放(クリックで原寸出ますがファイル超重い)
どっひゃあホンマに完治して戻ってきやがったぞヒャッハー
実写結果

200mm f3.5

140mm f3.2

70mm f3.5

110mm f3.5
すべて
SLT-A77V改 ARW現像
これがSAL70200G1の、本当の力だ。
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結局見送りとしたSAL70200G2(現行機種)で、よく言われているのが
「ナノARを採用した割には、逆光に弱くなった」
これ、ある一面では正しいんですが、ある一面では誤りだったりします。
正確に言うと、逆光にかざしたときの描写傾向が、まるで違うのです。
SAL70200Gは、全体にコントラストが落ちる「フレア」傾向、
SAL70200G2は、黒が締まって見える反面、はっきりと「緑系のゴースト」が出ます。
ゴーストです。
かのTAMRON SP 80-200/2.8LD(30A)の、デジタル使用時の最大の弱点です。
あれが出てしまうんです。
何が困るって、電車にはヘッドライトというものがありましてですね。
…お察し下さい。
つまり、
どっちがどう良い悪いというより、
MINOLTA AF 70-200/2.8Gと
SAL70200G1と
SAL70200G2と
すべての銘柄で描写が全く異なる、というわけであります。
同じ構成図から構築されているはずの光学系であるにも関わらず。
光学って、面白いものですねぇ。
おかげで全部ひととおり試す羽目になりましたがw
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当該機は、シリアルから察するに恐らく「2650号機」
これで合ってるとしたら、超初期型でしょう。
ミノルタの資産を引き継いだ、ソニーの「α」黎明期。
まだ陣容自体、αスイートデジタルを高画素化したに過ぎなかった、たった一隻の中型戦艦「DSLR-A100」しかなかった頃。
しかし「ここから建て直すのだ」と御大ソニーが息巻いて、巨大なキヤノン・ニコンに食って掛かることを決意した、あの頃のものだと思います。
月産何本、月販何本を見込めたレンズかは解りかねますが、それでも全国ゴマンとあるカメラ量販店へ在庫を撒くのに、5000やそこらで足りるはずはないと思います。そもそも私の車・アルシオーネSVXですら、5700台は出たのですから。
それにしても、つくづく大修理に縁がある。
これまた7年前の某所での書き込み↓
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まいど。
12月末、B&HでSAL70200G個人輸入した鉄屋の者です。
じつは、ここ1ヶ月ばかり入院してました。レンズが。
というのが、どうも開放辺りでのピン合わせが、シビアなのを通り越して「周辺と中央部のピント山に差があるような、ないような・・・?(像面湾曲)」気がしたので
大口径ゆえ気難しい部分なのかどうか、実費を承知のうえで、点検ということで出してみたんですね。
結果は驚くべきものでした。
「*症状:レンズ機能不良
使用部品は以下のとおりです。
・サービスヨウ レンズ ユニット クミコミ 不良
・5グン タマ ワク ブロック 不良
・DM キバン ユニット 不良」
( ゚д゚)
(゚д゚) ……
。 。
/ / ポーン
( Д )
ちなみに国内では保障は適用されませんが、無料で施工されて帰って来ました。
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この大修理の結果が、今まで忘れ得ぬ、圧倒するような映りだったわけで。
数奇な道筋を辿って、こうして選定品の復活と相成りました。
下手をすればゴミになりかねなかったレンズが。
偏屈なもんで、こういう紆余曲折の結果で立ち直ったものには、とても愛着が沸きますw
自分の手で治そうと、他者の手であろうと、そこは変わらない。
あの7年前の鮮烈な記憶と

DSLR-A700 200mm f開放
同じ場所に再び降臨せる伝家の宝刀

SLT-A77V改 200mm f開放
今度こそ、放さない。
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写真・カメラ | 日記
Posted at
2016/05/25 00:51:15