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gochi-zohのブログ一覧

2016年06月04日 イイね!

2016、さあ今年も

ホタルの季節がやって参りm

え、ちょ、今年早くね??
もうバンバカ飛び交ってるんですががg

ま、まあ、なんしか開幕ですw


地上の星と満天の星 背後には巨大な星の白鳥が翔ぶ

SONY SLT-A77V改
SAL1650


おどるおどる、光の輪舞


光の昇り龍

SONY Nex-F3
Voigtlander ULTRON 40/2 SL


今年も、皆、健在也… 
Posted at 2016/06/04 10:15:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | ホタル | 日記
2016年06月01日 イイね!

スマートカメラの真打ち、我が家へ来たる。 SAMSUNG EK-GC100

この前、おニコン様の「スマートカメラ」、Androidデジカメ「Coolpix S810c」を購入したことは、つとに述べたとおり。

初代・S800cから、レンズ倍率や端末のマシンパワー拡大など、相応に力の入った改良が施されたカメラでしたが、残念ながら画質は凡庸な薄型高倍率コンパクトそのもの。

いろいろ調べるうちに
これがどうやら私の要求を満たすものらしい、というのが
意外なところから見つかった。

半島SAMSUNGですw

ギャラクシーシリーズで世界に勇名を馳せる巨頭ですが
まさかこのメーカーが、こんなカテゴリの商品を、日本よりも実用的なレベルで実現していたなどとは、思いも寄りませんでした。
ありていに言えば「眼中になかった」w

その名もずばり「ギャラクシーカメラ」、EK-GC100…!!

…あれ?
なんでいきなり筐体オープンなの、自分…


…つくづく、こういう中古品の買い物をして、ただでは済まされない奴w


原因はこれです↓

なんでいきなりCMOSホコリなんですかねぇ…(困惑)
まあ、思いのほか超絶簡単に対処できたからいいようなものの。

構造はニコンに比べりゃ、ガキの遊び程度のシンプルさです。
シールで隠しネジになってる外装ねじは全てプラスねじ、
外してしまえば背面の液晶パネル部がハーネス1つで繋がっているだけ。

これだけで、カメラ機構部にアクセスできるので
真ん中の丸いシールを剥がして、3点ほどネジ留めされているCMOSを
ちょいちょいとオープンして、ブロアーひと吹き。

以上!

セルフメンテナンス上等、めっちゃ整備製いいですww
パーツ取り品とかあれば即座に自分で交換修理できるレベル。

(…だからさ、スマホもデジカメもDIY前提で組まれてるってわけじゃないんだぞと小一時間)




で、ニコンとの差。

・筐体がデカくて重い
これは自分にとって短所ではない。
なにしろ画面が最新鋭スマホの大きさなので、視認性がまるで異なる。
本体がデカいぶん、レンズがデカくて大口径(f2.8-5.9と全焦点域で軒並み1段ほど明るい)
また、ニコンにも増して、本体の熱安定性は磐石です。(後述)

・マシンパワーが段違い
CPUが比較にならない。現行スマホでもかなり上位といえるクワッドコアのを積んでます。
メインメモリが倍以上。
その挙動の軽快さは、全くもって「カメラ兼アンドロイド」の折衷案などとは感じられない。

・映りが比較にならんほどいい、カメラのコントロール系統もフルモード使用可能
惜しまれるのが「RAWが出せない」という一点のみ…といえるほど、カメラ部分は強力です。
P/A/S/Mのフルモード使用可能、絞りはNDフィルタではなく1/3段刻みの「虹彩絞り」
御大SONYには及ばないものの、BSI(裏面照射)CMOSは、ISO400程度までなら全然いける。
多少、ノイズの処理が日本の最新鋭機には及ばない(消し方・残し方が適切でなく被写体状況によって処理ムラがある)、明暗差にいまひとつ弱い(白とび黒つぶれに気を使う必要がある)等々、まあ数世代前の日本コンデジの感じといえますが、土台となるレンズの解像力が、じつに頼もしい。


以下実写(クリックで原寸)

いきなり21倍(500mm弱)の最大望遠

空気が揺れているので本来の状態ではないが、破綻のまったくない解像力が充分伝わるかと。

同じく最大望遠テスト

この辺で「おお?!」と思わされ

ワイド端22ミリ相当

この辺で「…これは相当なめっけもんだぞ?」と痛感。
ハイライト重視露出なので暗部が潔くストンと落ちてる感はあるが、潰れまでの繋がりはスムーズで、不自然さはあまりない。


ズームレンジ全域において、周辺まで安定高解像。
これは、常時携帯していれば、いざという時に必ず「持っててよかった」と感じるはずだ。


暗所だってワイド側ならここまで撮れる!
光学式手ブレ補正は、日本の新鋭機にも迫る性能を見せます。



ものすごくマクロに強いとはいわないが、フィギュアだってこの位には寄れる。

自分はフィルム世代のため、多少の粒子感は気にならない。
それどころか、多少の輝度ノイズなら、視覚的に「擬似ディティール効果」を生むので
あえて塗り潰さないほうが好みだったりする。
明部も、あまり塗り潰さずに多少残っても問題なかったんじゃなかろうか。
惜しいのは、その塗り潰しとノイズ部との閾値が、やや明確であること。
初期の裏面照射CMOS搭載ソニー機に、よく見られた傾向だ。


いやはや、これだけ撮れりゃ御の字ってやつですよ。

S810cだと周辺がからっきし弱いんで、こうは安心して撮れない。
比較すべきは、もはや普及クラスの高倍率薄型コンデジではなく、数世代前の高級タイプコンパクトデジカメが相応といったところか。



ところでまた「カメラで艦これ」なんですが(← 

ひとことで言って「サックサクに動く」

あと、負荷の大きいフラッシュムービーの連続再生なんで
必然的にCPUが熱を持つんですが…

この春イベント海域の最中、うかつにも操作途中で6時間も寝落ちしてしまうという愚を冒したのですが、

何事もなかったかのように「操作待ち」のまま動作してましたw

筐体も生暖かい程度で、熱暴走(=防止のため自動シャットダウン)などとは無縁でした。

液晶パネルの基部が、全面マグネシウム合金のシャーシベースを為しており、ここに多くのリブが迷路のように立っている。
どうやら、ここが基板のヒートシンクとして設計されているっぽい。
また、発熱部位と撮影素子部が完全に隔離されているのも解る。
さらに、
おそらく本体前面モノコックフレームも、全金属製。

宿命的に高負荷高温を前提とした動作をつねに強いられる「デジカメ」であることをきちんと理解した設計で、安心感も安定感も薄型スマホの比ではなかった。
この部分において、さきのニコン機もそうだが、大柄かつ金属を多用したフレームやシャーシという本体構成が、段違いの熱安定性をもたらしています。
薄く、軽いばかりが正義ではないのです。


いうまでもなく日本未発売機種で、おそらく格安SIM以外では単独通信は無理と思いますが、この「GC100」であればSIMスロットは完備されているので、やってやれない事はないと思います。
ただ、バッテリはお世辞にも強力とはいえないので、現実的ではないかもしれませんね。
なお廉価版のGC110はwifi専用機です。出物があれば、これでも充分だったんですが。


なかなか、ガラパゴス日本では大成しないジャンルだと思いますが
自分の用途に照らしてみれば、これほど理想的なものはなかなかないです。
夢があって楽しいです。遊べます。
あくまで「アンドロイド端末」である、ということをきちんと理解していますから。

これから使い倒しますヽ(*´∀`)ノ 



--
で、予備機の確保なんだが
やはりもうセカイモンに手を出すしかないかなぁ(← 

Posted at 2016/06/01 19:28:07 | コメント(1) | トラックバック(0) | 写真・カメラ | 日記
2016年05月25日 イイね!

MINOLTAの魂よ永遠に。伝家の宝刀ふたたび、SAL70200G1

7年前の自分の書き込みより↓



         ハ_ハ  
       ('(゚∀゚∩  ~~~~
        ヽ  〈 
         ヽヽ_)
                     □←破産警告パニックボタン




>清水の舞台から飛び降りた気でミノルタAF70-200G買う
   ↓
>親が脳出血、大治療を覚悟しあえなく即売却
   ↓
>からくも事態収束、大事は免れたため改めて別のを購入
   ↓
>以前所有のSAL70200Gとの描写の違いが発覚、たまたま出物があったSAL70200G2買う
   ↓
>意外にも私の用途に合わない仕様変更のようだ(後述)、差額でデジカメ本体をブラッシュアップする予定でSAL70200G1購入
   ↓
>超 不 良 品 ('、3_ヽ)_ ついててよかった販売店補償
   ↓
>修理代金が140000光年:(;゙゚'ω゚'): 自腹なら絶対そんなのやらないお…
   ↓



紆余曲折どころか九十九折の林道も真っ青の経路を経て


(`・ω・)ゞ<戻って参りました、「SAL70200G1」





気になる修理内容の方ですが



故障原因;不明(自然故障)

 ( ゚д゚)



修理内容;レンズユニット交換(何処を何枚とは言ってない)

 ( ゚д゚ )



部品代;82300

 (´゚д゚`)

各方面の噂じゃ、枚数辺り万円程度は吹っ飛ぶってぇ話だが…




なお交換パーツの返却はダメでしたw(つまり再加工再使用可能ということらしい)




以上の状況から察するに
レンズは下手こいたら新品同様


受け取ったのが夜間なので検品や実写などの精密確認が翌日になりました。


外装

購入時そのまんま。小スレあるも良品


レンズ覗き込む。

購入時と違いホコリ一つ見当たらない。


とりあえず遠景(これでレンズのコンディションが一目瞭然)

鬼解像。
あらためて言うまでもないが絞り解放(クリックで原寸出ますがファイル超重い)



どっひゃあホンマに完治して戻ってきやがったぞヒャッハー




実写結果

200mm f3.5


140mm f3.2


70mm f3.5


110mm f3.5

すべて
SLT-A77V改 ARW現像


これがSAL70200G1の、本当の力だ。


---
結局見送りとしたSAL70200G2(現行機種)で、よく言われているのが
「ナノARを採用した割には、逆光に弱くなった」

これ、ある一面では正しいんですが、ある一面では誤りだったりします。

正確に言うと、逆光にかざしたときの描写傾向が、まるで違うのです。

SAL70200Gは、全体にコントラストが落ちる「フレア」傾向、
SAL70200G2は、黒が締まって見える反面、はっきりと「緑系のゴースト」が出ます。

ゴーストです。
かのTAMRON SP 80-200/2.8LD(30A)の、デジタル使用時の最大の弱点です。
あれが出てしまうんです。

何が困るって、電車にはヘッドライトというものがありましてですね。

…お察し下さい。



つまり、

どっちがどう良い悪いというより、

MINOLTA AF 70-200/2.8Gと
SAL70200G1と
SAL70200G2と

すべての銘柄で描写が全く異なる、というわけであります。
同じ構成図から構築されているはずの光学系であるにも関わらず。

光学って、面白いものですねぇ。

おかげで全部ひととおり試す羽目になりましたがw

---


当該機は、シリアルから察するに恐らく「2650号機」
これで合ってるとしたら、超初期型でしょう。
ミノルタの資産を引き継いだ、ソニーの「α」黎明期。
まだ陣容自体、αスイートデジタルを高画素化したに過ぎなかった、たった一隻の中型戦艦「DSLR-A100」しかなかった頃。
しかし「ここから建て直すのだ」と御大ソニーが息巻いて、巨大なキヤノン・ニコンに食って掛かることを決意した、あの頃のものだと思います。
月産何本、月販何本を見込めたレンズかは解りかねますが、それでも全国ゴマンとあるカメラ量販店へ在庫を撒くのに、5000やそこらで足りるはずはないと思います。そもそも私の車・アルシオーネSVXですら、5700台は出たのですから。


それにしても、つくづく大修理に縁がある。
これまた7年前の某所での書き込み↓
---
590名無CCDさん@画素いっぱい:2009/02/15(日) 23:30:37 ID:gNEhR4ZO0
まいど。
12月末、B&HでSAL70200G個人輸入した鉄屋の者です。

じつは、ここ1ヶ月ばかり入院してました。レンズが。
というのが、どうも開放辺りでのピン合わせが、シビアなのを通り越して「周辺と中央部のピント山に差があるような、ないような・・・?(像面湾曲)」気がしたので
大口径ゆえ気難しい部分なのかどうか、実費を承知のうえで、点検ということで出してみたんですね。

結果は驚くべきものでした。

「*症状:レンズ機能不良
  使用部品は以下のとおりです。
   ・サービスヨウ レンズ ユニット クミコミ  不良
   ・5グン タマ ワク ブロック          不良
   ・DM キバン ユニット             不良」

 ( ゚д゚)


  (゚д゚) ……

    。 。
   / / ポーン
 ( Д )


ちなみに国内では保障は適用されませんが、無料で施工されて帰って来ました。
---

この大修理の結果が、今まで忘れ得ぬ、圧倒するような映りだったわけで。


数奇な道筋を辿って、こうして選定品の復活と相成りました。
下手をすればゴミになりかねなかったレンズが。
偏屈なもんで、こういう紆余曲折の結果で立ち直ったものには、とても愛着が沸きますw
自分の手で治そうと、他者の手であろうと、そこは変わらない。


あの7年前の鮮烈な記憶と

DSLR-A700 200mm f開放

同じ場所に再び降臨せる伝家の宝刀

SLT-A77V改 200mm f開放


今度こそ、放さない。
Posted at 2016/05/25 00:51:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 写真・カメラ | 日記
2016年05月11日 イイね!

お前がスマホになるんだよ! ニコンの迷機・スマートカメラ「Coolpix S810c」

wifi接続でスマホ等のカードリーダーとして使う・但し撮影も可…という目的で、手頃で安価で小型軽量なwifi付コンデジを探るうちに、なにやら妙なものが検索に引っ掛かった。


世の中には、こんなニッチなものがあったんだと吃驚。


コンデジそのものをスマホでお馴染みAndroidインターフェイスとし
「スマホがコンデジに取って代わるんじゃねえ、お前がスマホになるんだよ!」という逆転の発想で出来た、ありそうでなさそうで結局あったコンパクトデジカメ

Nikon Coolpix S800c

…の、幻の後継機、Coolpix S810c


「幻」というのも、このカメラ、正規に国内発売されませんでした。

そもそも先代S800cからして、発想に当時のデバイスが追いつかない「アンドロイド端末としての基本ハードウェアの非力さ」から、「ものすごくもっさりと動くコンデジ」とか「バッテリがまるで持たない」など評価は低迷しており、あまり注目されることもなかったジャンルで、国内需要は無いものと推定されたのでしょう。

しかし、海外には一定の評価と需要があったようで
後継機が密かに外国市場に発表・販売されていたのでした。

それが、この「Coolpix S810c」

御大ニコンの国内公式HPにすら、その名前は「ありません」。
モデル末期、一部量販店で「通販のみ」少数流通したに留まります。海外パッケージに日本語説明書と国内正規保障まで付けて。
おそらく在庫整理でしょうね。


Coolpix 800cからのハードウェアの強化項目は多岐に渡る。

・バッテリー強化、およそ倍の容量を持つ
・CPUが格段に強化した
・メモリ、内蔵ストレージともに倍加
・USB電源端子がスマホ標準のマイクロB端子に、また充電中の稼動も可能に

Android端末としては、ミニマルながらも概ね要求を満たすものとなりました。
俊敏とまではいいませんが、3年前から使用している「ISW16SH」とならいい勝負。

惜しむらくは、カードスロットが標準でマイクロSDXCであることと、Bluetooth非搭載であること。
用途によっては、かなり残念なところだと思います。


カメラとしては凡庸な高倍率コンパクトで、映りも中央部はいいが周辺が崩れているなど
このクラスとしての標準的な域を出ず、中庸で特筆するものではないが
地味に先代より望遠側が伸び、24-300mm相当となっている。
あと、腐ってもSONYの裏面照射素子。ISO400程度までなら普通に実用になる。


むしろこれがカメラとしてウケが悪いのは、ひとえに
「スイッチポンで瞬時にカメラとして作動するとは少々言い難い」その操作性。

たしかにカメラですが、一旦ホームへ行ったらまるっきりAndroidなんですw

Android-OSの初期設定から始まる使い始めは通過儀礼なのでいいとして
まず、通常運用の状態で、電池を入れて起動するところから、少々特殊です。

電源を入れると、カメラの画面が立ち上がります。
通常撮影はすぐに可能です。
但し、Androidで動作してた間に「撮影」で設定した状態しか機能しない「簡易カメラ」状態です。

このとき、バックグラウンドでAndroidが起動しています。

30秒ほどすると
撮影画面の各種アイコンが「ぱたっ」と、綺麗なアイコンに挿し変わります。
これが、Android起動完了のサイン。カメラはここからフル機能使用可になります。

Android起動中のフォローを、独自のソフトウェアで補っている感じです。
電源投入の状態から、正規のAndroidアプリとして起動する「撮影」「再生」が立ち上がるまでを、シームレスに代行しています。
うまいこと考えましたねぇ…w とりあえず「Android起動しないと撮影そのものが不能」という状況は、見事に回避しています。
デジカメの面目躍如w

そしてAndroid起動後。
一般的なAndroid端末の3つボタンが右端にあり、そのまんまAndroid標準操作キーです。
ここで、ホームボタンを押すと

レンズが引っ込み、ホーム画面が現れ
このカメラは一転、素のAndroid端末と化しますw


この状況から電源ボタンを押すと、スマホ同様のスリープ状態になり
再度押しても

カメラとして起動しませんw


カメラからアンドロに乗り換え、撮った画像をwifi経由でネットに上げ、
そのまま電源を切り(正確にはOSのスリープ)、次に使おうとすると

レンズが出ないんですw


デジカメの姿をした機械の電源を押したらレンズが出ずにAndroid…
なるほど、並のコンデジユーザー層からすれば、これは違和感がある。
ここに「これはデジカメという機械である」という概念が邪魔してるんでしょうね。

無論フォローは完璧であり、Androidの動作状況如何に関わらず
シャッターボタン半押しで即「撮影」アプリが割り込み、レンズが出ます。
デジカメの面目躍如w

なお「撮影」の状態からスリープすれば、もちろんカメラ状態で起動します。
「撮影」というアプリの中断に過ぎないからです。

また、「デジカメ」という単機能デバイスに比べると、ズームやシャッターラグ等の基本動作はともかく、そのユーザーインターフェイス動作の端々は、お世辞にも俊敏とは言い難い。
再生も消去も、カメラと思って使うと、かなりもっさいです。
結局すべてがAndroid上のアプリとして動作している以上、カメラという単機能に特化して構築されたハードウェアに比べて不利なのは、致し方ないことなのです。

この辺が「思ったよりトロいうえに操作系統に癖がある使いにくいコンデジ」と評された要因でしょうか。
先代800cはハードウェアがさらに非力なので、なおのこと、この評価が現実的なものだったことでしょう。その実力の程がどんなものだったのか、機会を見て仕入れてみたいものですww



──総じて、これは決して「デジカメ」ではないです。
小型のミニマルな構成のAndroid端末に、ベーシックな高倍率コンデジの上半身を載せたようなものです。

それを理解して使えば、ものすごく夢のあるデバイスです。

なので、私はこの状態をして「スマートカメラ」と呼称します。
wifiしか持たないので、単体で通信出来ないことが惜しまれますが、それをやると電源がマッハになるのは明白ですw そこはポケットwifiなどで補いましょう。何の支障もないはずです。




で、このカメラで一番「やってみたかった」ことは…







デジカメで艦これが走ってる…www


(内臓・外部問わず電源の許す範囲であるが)暇なときは艦これを動作し
普通のスマホ同様についった常用可能
いかなる状況からもシャッター半押しで撮影可能
撮った写真をついったにシームレスに即上げ
他のデジカメで撮ったものをMicroSDなりwifi接続なりで取得・観賞することも可能

待ってました、こういうのw
個人的に最高ですw ものすごく遊べますコレ。




国内未発売という不遇に加え
いまはもうささやかな通販などによる流通も全くないのが、つくづく残念です。
ニコン御大USAでは未だ正規供給品で、そこそこいいお値段してますね。

幸い、見掛けたらそんなに高くないので、追々二号機も用意しておこうと思います。



【追記】
予備機を…と思っていた矢先でしたが

このコンセプトは近日中に、こちらに引き継がれる流れになりますね…
月末までに仕入れの見込み
http://gigazine.net/news/20120919-samsung-galaxy-camera-photokina2012/

作例とか
http://www.gsmarc.com/samsung/galaxy-camera/photo-quality-test-samples/
額面どおりこれだけ写るんなら、ニコンが勝てる要素がなにひとつ残らない0(¦3っ)っ


スマートカメラというコンセプトの、完成形といえるカメラは
かの半島大手・サムソンにありました。

(奇しくも私が勝手に称したスマートカメラというネーミングは、このサムソンが提唱していたのですねww)

すべてにおいて。まさしく「すべてにおいて」上回ります。


結局、主力は射止められなかったけど
そのコンセプトと有用性を示してくれたという意味において、このカメラは自分にとって「偉業」だったといえます。
偉大なる実験機にして希少のS810c、我が家のコレクションの殿堂入りですねw 

Posted at 2016/05/11 22:27:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | 写真・カメラ | 日記
2016年05月07日 イイね!

紅い廃墟

久々に廃らしい廃へ…(← 



先月の某日。

岡山某所の、所謂「弁柄(べんがら)」工場跡に行ってきました。


弁柄ってのは、赤い顔料で
ひらたく言えば、鉄サビの一種。

これの工場跡ってのは、およそ何処であっても
顔料の粉塵で真っ赤に染まるようだ。

とことん赤い。紅い。



これがまた、血の色に似てるんだ。
(ヘモグロビンは鉄サビのようなものだからね)

血まみれの手で操作したかのようなブレーカー。

ずっと佇んでると、なんとなく背筋に来るものがあるのは
そんな色調に囲まれているからだろうか、とか



なお、ここの真髄は二階にあるのだが

油断するといきなり転落するw

階段を登って一歩めの半分が吹き抜け。
ゲームなら1ミスで済むところだが、生憎これは「リアル」だ:;(∩´﹏`∩);:

転落して血の色に同化したくなければ、慎重のうえにも慎重に…


ここは放置された運搬トロッコの群れとか、かなり面白い雰囲気の場所。


すべてナンバーが振られている。この手描き感が、またいい。

「いっちばーーん!!」



あ、もうすぐ一番のコもプライズ化するんだった。

かわいい。 かわいい。 大事なことなのでry

買うぞ、もちろん2つだw
入手の暁には、ここへ連行して是非モデルに( 


ひたすら赤黒い世界を堪能する。




言うまでもないことだが、とうぜん床も弁柄の粉塵がうず高く積もっている。
片膝でも付こうものなら、その瞬間に衣服が死亡する。(洗ってもまず落ちない)




この操作盤のある場所の床が、抜けてしまっているんだな。

かように各部に構造の劣化が進んでおり、特に二階に上がる階段とか
おっかなびっくり、掴まれるものには掴まりながら進んだため
私の手も、このとおり

持って行ったカメラが「Nex-7」だったのだが
このような訳で二階に上がった時点からレンズ換装が不可能になってしまった。
ズボンに触れることもできないのだ。
左手が完全にフェイルした状態での撮影は、なかなかに困難を極めた。

撮影レンズは、ほぼすべて
E 16/2.8(SEL16f28) + VCL-ECU1ウルトラワイドコンバータ」(フルサイズ換算で18mm相当)
E16mmは、このコンバータ込みの状態が、なかなかいいのだ。
皮肉なことに、単体ではほぼ使い物にならないE16mmが、本来この後付け光学系ありきで設計されていたのではないか位に化ける。
撮影目的には叶ったセレクトだったため、こと画角的には特に不自由はなかった。




野外の設備も紅い紅い。


別棟も赤い赤い。



新緑と青空が、それまでの赤い色の反動で
ものすごく鮮烈な色合いに見えた。



実はこの廃墟訪問、ある列車撮影の合間に訪れたもの。
その列車については、次回に…
Posted at 2016/05/07 12:02:46 | コメント(1) | トラックバック(0) | 行ってきた | 日記

プロフィール

「ありがとう、さようなら 〇〇自動車 http://cvw.jp/b/648918/48739298/
何シテル?   10/31 10:15
「好きなもの」の項目に「東方プロジェクト」「艦これ」が含まれていることからも察せられると思いますが 当方には「萌え系」の趣味があります。 場合によっては不快...
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