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2014年03月12日 イイね!

iPod-mini 徹底改修

iPod-mini 徹底改修かねてより、車載用プレーヤーとして運用している「iPod-mini」


内臓ストレージはHDDから16Gのコンパクトフラッシュ(CF)に換装されており、
旧式ながらも安定感のあるプレーヤーとなっている。
但し、車載用途限定と割り切って配備したため、今やバッテリは「持って2時間」
しかも放置しておいたら数日と経たずに容量抜けしてしまう。
劣化し放題。やはり寿命からは逃れられなかったか・・・



一方で、携行用として運用している「iPod-nano 第4世代」
外出運用が昨今はめっきり減り、維持管理が行き届かなくなってきており
早くもバッテリ容量に不安が出てきた。
今や、持って10時間とカタログスペックの半分弱、
しかも音量をしょっちゅう弄る自分の使い方だとバックライトの点灯時間が増えてしまい、実稼動時間はさらに悪化する。(カラー液晶はバックライト無しでは殆ど見えない)
そもそも電源容量的に限られた環境下での稼動を強いられているデバイスなので、ちょっとした電圧のドロップとかでも簡単に停止してしまう。
(再起動するとまた普通に稼動する)
肝心なときに音源切れを起こすのは気分が悪いので、充電管理を厳重にして旅行などに携行していたが、以前の「MuVo2」に比べて電源管理に細心の注意を要するため安定感がなく、つねに予備機の存在が必須だった。


これを何とかするカギは、デバイス的にみて余裕のある「iPod-mini」を
完動状態にまで持っていくことではないかと考えた。


再実用化に当たってのポイントは2点。

○言うまでもなく、バッテリを新品に換装せねばならない
○首掛け式とするための、ストラップヘッドホンが必須

バッテリについては至極簡単。
巷で安価に、普通に出回っているものを確保するだけだ。
なお、miniのバッテリ容量は、初代モデルで400mAh、第二世代モデルで630mAhとされている。
この第二世代モデルの、公称連続稼働時間が「24時間」。
普通に売りに出ている互換品で、比較的簡単に確保できる物の最大容量が「700mAh」
電力消費の大きいHDDからCFに換装し、ソリッドステート化した結果での消費電力量の減少を勘案するに、容量表記がサバを読んでおらず、なおかつバッテリが活性化してフルに能力を発揮できれば、30時間超えも可能なのではないか。
こうなれば、電源周りの懸案事項は、まるっと解決する。

既に分解記事を掲出している
ので、改めての掲載はしないが
到着したバッテリを搭載するに当たって、CFを包んでいた防振ラバージャケットを撤去しなければならなかった。
バッテリの寸法が合わないのだ。
これは、従前どおりのHDD搭載のままだと、結構痛いかもしれない。
互換品というのは、そういうものだ。場合によっては使用者側の工夫を要求されることもある。


さて、一方の「ストラップヘッドホン」。

底部ドックコネクタで連結し、ネックチェーン部分がヘッドホンケーブルを兼ねるもの・・・
これが絶対条件。

言うまでもなく、miniは廃盤になって久しい機種。
かつては山のように溢れていたサポートグッズも、いまや閑古鳥の様相を表している。
流行りモノの哀しい定めだ。

捜索はかなり難航したが、やはり在るところには在る。

サンワサプライ DG-STPEN5SV(他、ブラック・ピンク有り)
ドックコネクタは物理的な固定にしか使っておらず、音声ケーブルはステレオミニジャック別出しという汎用品で、どちらかといえば旧型iPhoneのアクセサリーという側面が強い為、見つかったのは「たまたま」だ。
余談だが「汎用インカムヘッドホン」でもある。通話用マイク内臓だ。

これ以上ないほどの当方ニーズとのマッチングだが、そこはそれ
やはりオーディオ製品メーカーでない哀しさ。

肝心の音がサッパリだ。

こう書くと「残念!!」と思われがちなのだが、そのまま吊るしで使用することなど
もとより念頭になかったりするのだw

カスタマイズであるwww

現在、野外用の標準機となっているのは
御大フリッツ・ゼンハイザー「MX760」。
かつてのハイエンド帯入口に属するモデルで、現役当時は6~7000円したような気がする。
現在、稼動可能なユニット数は4対。
うち一つがiPod-nano用、一つがandroid用インカムホンの改造に供出されており
残り2対を、それぞれ「シルバー」「ブラック」のケーブルに移植することにした。

(これで予備ナシとなったので、買えるうちに更なる予備機の仕入れを強いられているんだッ)


いきなりだけどこんな感じだw



換装前にデフォルトで付いていたもの


白プラッチック打ちっぱなし表面光沢仕上げ。
しょぼいw
内部の施工も粗雑そのもの。チャイナクオリティだね・・・まあそこはしゃあない。
それを言い出したらゼンハイザーのも製造はチャイナだし。
ただ、まあサンサプの名誉のために言っておくと、「月並みな音は充分に鳴っている」。
オーディオ的レベルで拘らなければ、到底聴けないと断じるほどのものではない。
ダクトホン(ケーブルの生えてるとこの長い柄の部分が、低音増強ホーンパイプの役割を持つ構造)のためか低音もそこそこ強い。但しイヤパッド必須。
安定はしているが、低音高音レンジの伸び・解像感・表現力のすべてにおいて二回りほど足りない感がある。
ケンカの相手が悪すぎたねw


こうして完成に至った「iPod-mini」第二次大改装。
効果てきめんです。

まず連続稼働時間からして、換装直後の新品電池でいきなり26時間を越えました。
実稼動ベースで、恐らく15時間以上は堅いでしょう。
バックライトの需要も少ないので、尚更です。
モノクロの平々凡々な反射光式ディスプレイなので、普通の光線状態の場所でなら、バックライト自体必要ありません。
カラー液晶にモバイルビデオカメラにと、メディアプレーヤーから「マルチロールプレイヤーレコーダー」へと機能肥大化した各種新鋭モデルに比べ、原初的でシンプルな特定機能特化型デバイスであるmiinは、そもそもあまり消費電力量も高くはないのですね。

nanoに比べれば、結構な重量増ではありますが
やはりプレーヤーの首掛けは便利です。
その安定した装着状況から、ゼンハイの安定した音を屋外でゆったりと楽しめる。
いいものですねぇ・・・。


もはや時代遅れのはずのiPod-mini、こうして完全に息を吹き返しました。
僅かばかりの投資で。

旧いモノを、活かすも殺すも使用者次第なのだと思います。



なお、写真のiPodが以前と異なりますが、二台使いですw
山手線と京浜東北線(← 
Posted at 2014/03/12 10:29:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | チラシの裏 | 日記
2013年09月12日 イイね!

【男○3】 私の、特別な艦(ふね)。 【艦これにハマる】

大してお出掛けもしてなければ、クルマの方もすっかり落ち着きはらってしまって
もう昨今、なかなか書くこともない日々が続いてます・・・

あ、稲穂号の子供たち、庭で時々ちらほらと見かけますw
わりと元気そうです。しっかり生き残ってくれているようです。
羽化も進み、累代繁殖の希望が見えてきました。
でもこれをいちいち日記にすると、だいたいが去年の焼き直しになってしまうばかりか
それこそ虫ブログになってしまいそうなので(

まあ実は今回1匹だけ飼ってるんですけどね(ぉぃ
その辺はまたいずれ・・・(



さて。
突然ですが、艦隊これくしょん(艦これ)、始めてしまいましたw

正直、すごく悩んだ結果でのスタート。

まず「艦艇」の「萌え擬人化」というのが、凄い違和感を感じたというのが第一印象。
船というものは名詞としては「女性」だから、まあ強ち間違いでもないのだが…
キャラ絵が全般的にレベル高いので、その印象はなおさら。
軍用兵器に萌えるとか、あまつさえ欲jy(ryとか凄い抵抗感ありましたw
ストパンも苦手だったんだが、まだ向こうは装備をしているのが「名のある」キャラだからねぇ。
(これは公式コミック及び公式にて「あれは装備品である」という設定がなされており
また闘う相手は「沈没した艦船の怨霊(船幽霊的な…あ、ムラサ船長のことk)」ということで
自分が無理矢理解釈して納得していた「あれは艦艇の御霊を降ろした立体機動装置みたいなもんで悪霊払いしている世界だ、だから装置が破壊(轟沈)すれば、荒海に呑まれor敵に捕食等されロスト(戦死)という末路がありうるということだ」という解釈が、あながち大きく外れてはいなかったことが判明して、概ね解決を見た)



ですが、それ以上に。

自分、若い頃から帝国海軍ヲタを兼業しており
概ね主力レベルの艦艇の運命を、最初から知っています。泣けるほどに。

ああ、これは下手したら
想い入れが深まれば深まるほど再起不能のトラウマを刻まれかねないな・・・と
(実際、艦娘の台詞とか、図鑑の解説の端々にも、しばしば涙腺を撃たれます。
それだけ史実を忠実にゲーム内へ取り込んでいる…という事です)



とりあえず、(なぜか)DMMのIDは持っていたので(←
迷いつつも登録だけはしてしまった。

けど、スタートボタンを押すまで、3日掛かりました。
押す手が硬直するんですよ。
史実にある艦艇の、悲壮な末路が脳裏をよぎったり
あとゲーム内容的に…プレイヤー感の連携のあるシステムなら、自分はとてもついていけないだろう…とか

けど、じつは登録できただけでも幸運だったらしいと知って
思い切って門を開いて踏み込んでみたのでした。
(参加想定人数を大幅に上回るプレイヤー人口に運営がギブアップ、
一時仮登録として新規プレイヤーに待機してもらい、サーバを増強する期間が設けられた。
この新規登録制限を、ギリギリ通り抜けたらしいのだ)


そんな小官も、今では中の下レベルの平均的指揮官となれたようで
鬼門といわれた「Map2-4」を、麾下艦艇の奮戦のもと、ついに突破。
ますます泥沼にハマっていこうとしています(

想像以上に長くゆるーく楽しめそうな、このゲームの事は
ちょっと調べたり、あるいは足を踏み入れてみればすぐ解ることなので
私の口からは、くどくどとは申しませんw

本題は、「なんでこのゲームに踏み込むことを決意できたのか」
そして「そのフネは、自分にとって」
この辺りなのでありますw


なので以下本題(ぉ

------------------------------------------------------------
このゲームには、言うまでもなく
帝国海軍の、数々の艦艇が登場している。

戦艦・空母・巡洋艦・駆逐艦・・・

その中に、強力な戦闘力を有する「戦艦」のひとつで
「榛名」
というのが居ます。

帝国海軍、開戦当時の最古参戦艦部隊にして
戦艦の打撃力と巡洋艦並みの快速力を併せ持ち、
大戦中を通じて最も活躍した「金剛型高速戦艦」の参番艦。

──戦艦榛名は、祖父の・・・いや、おじいちゃんの乗務していた、戦艦です。



↑この画像の出所ですが、

自宅には、祖父の遺品であるところの
「昭和10年度 軍艦榛名公開記念写真帳」というものがあります。

紐で綴じられた当時モノの冊子。







通常なら、呉あたりの歴史資料館なんかで
ガラスケースの中にしまい込まれ
「お手を触れないでください」レベルで厳重保管されてても不思議ではない物かと思います。

丁度、「宇宙戦艦ヤマト」の影響とかもあって
実在の水上艦艇にも興味を持ち始め
また、たまたま自宅の本棚にあった「軍艦物語」というドキュメントノベルを読みふけるようになっていた頃。

その話題を少しずつ、おじいちゃんと共有し始めたころ。

ある日、襖の奥に仕舞い込まれた、その冊子。いや、そればかりではない。
祖父自身が撮影したもの、軍のフィルムを拝借して紙焼き現像したもの…等
ざっと数冊の、当時モノの書物を、まとめて見せてくれたのです。


大興奮でした。
祖父も嬉しそうでした。私が、本格的に興味を持ち始めたことに。

それからというもの
ウォーターラインシリーズを、多く組み立てたっけなぁ。弟ともども。


祖父は、幸運にも、戦乱に巻き込まれることはありませんでした。
戦時中、もともとあまり体質的に頑健ではなかった祖父は
海軍病院で予備役として闘病生活を送っており
退院を待たずして、戦争は儚く、あっけなく終わりました。


右上、若かりし頃の祖父、入院中の姿

最初から「勝てる見込みなんてないと思っていた」そうです。
諦観ではなく、精神論抜きにして冷静に彼我の戦力差を見据えてのことです。

…榛名の最期。
それは、もはや戦艦としての任を解かれ
主砲以外の殆どの武装を陸上へ配置換えし、浮き砲台である「特殊警備艦」となり
瀬戸内にその姿を横たえていた、終戦間際の7月28日。

二度に渡って敢行された「呉大空襲」その第二回。



多数の命中弾と至近弾の前に、歴戦の名鑑ついに力尽き、大破そして湾内に着底。
浮揚修繕が全く不可能な状態ではなかったが、当然海軍にはそんな余力も、
また、それを敢えて行うほどの戦略的価値が既にあろうはずもなく。

洋上に廃墟の如き半身を晒したまま、約半月後に戦争は終わりました。



第一・第二主砲は、なおも稼動可能だったそうです。

終戦までの戦死者総数、135名。
(乗務員定数 1315名)

多くの艦艇が、その姿を海中深く、数多の将兵たちの命を飲み込んだまま没し去ったのに比べれば
その姿が洋上にあっただけでも、まだ榛名は幸運だったのかもしれません。

…戦後、浮揚のうえ解体という形で、今度こそこの世を去った「榛名」。
巨大な鋼の塊であるその身を、復興のための貴重な資材の一部としたことは、想像に難くありません。


──私が、艦これ参戦に踏み切ったのは
自分にとっても懐かしい想い出のひとつである、この艦と出逢い
そして、共に闘うためだった・・・というのが、半分以上の要因を占めていたのです。



そんな榛名と、ゲーム中で巡り会えたのは
7月も半ばに差し掛かった頃のこと。

海戦の結果で巡り会える、所謂「カードドロップ」での確率が、
設定されているステージも限定されていることから結構低く、レア度がやや高いのだそうです。

自分は、建造で引き当てました。(いわゆる「ガチャ」なんですね、これが)
既に同型艦「比叡」「霧島」を持ち、もし同じカードでダブってしまったら・・・とも思いましたが
戦艦建造(に成功する可能性が極めて高いとされる)資材レシピでもって
一か八か、建造を行ってみました。

何型が出来るかは、建造所要時間で解ります。
(ここで、艦が即完成する「高速建造ユニット」を使わなければ、額面どおりの時間を待つのだ)

表示された建造時間、4時間。
まぎれもなく「金剛型戦艦」の数字です。

基本的にドロップ主体、建造ということをしないプレイスタイルなので
高速建造ユニットは、それこそ売るほど余ってますが・・・

待つことにしました。
敢えて、待った結果で、見てみたくなりました。

4時間後、

ドックに登場したのは、

紛れもなく、捜し求めた彼女でした。


ええ歳こいて、涙がポロポロ溢れてしまいました。
…BGMは自前で事前に用意されていたんですけどねww

キャラ絵は公式HPにも掲出されているので、事前に多少は知っていましたが
なんかもう、いきなり他人には思えませんね。

ええ、黒髪の紅白脇巫女でs(←

但し性格は尽くし女房タイプで随分とれーむさんよりいい娘でしt(←←


登場するやいなや、その大火力とフットワークで敵を圧倒。
現在はついに「改」のバッジを受け、主砲として41サンチ連装衝撃砲を搭載するなど
史実の悲壮な運命を払拭するかのように、金剛四姉妹の一隻として
艦隊の主力を為しています。


-----------------------------------------------------------------
さて・・・これだけでも、充分「私の特別なフネ」であるに事足りるんですが
この話題を母と話していて、さらなる新事実が浮上したのです。

先に申してしまいましょう。
「この巨艦なくして、母も、ひいては私も、この世に存在しなかった」


旧海軍には、「慰安袋」というものがありました。
これも調べれば解るかと思いますが、要は軍人さんに宛てられた応援グッズ。
平たく言えば、差し入れのようなものですね。

この「慰安袋」には、差出人の住所氏名が記されています。
つまり、基本的には自由に差出人へお返事とか出来たわけですね。

祖父は、本当に「ジェントルメン」を地で行くような人でした。
厚意には厚意をもって応えるような人でした。

慰安袋に、丁寧なお返事を返してたらしいのです。

そのうちの一つに、当事女学生だった祖母が含まれておりました。
芦屋在住の、結構なお嬢様でありました。

慰安袋への返信から始まった、ささやかな交流は
やがて文通となり、そして逢瀬となって

最終的にとうとう結ばれてしまったのです。

初耳でした。

当時といえば、海軍さんは国民のヒーローのようなものでしたから
そりゃ嬉しかったんでしょうねぇ・・・

その末裔が、私の母であり、私と弟なのです。

彼女は、私にとっても
まさに出雲の女神様だったというわけです。


もちろん、結婚して家族を持つということは決して理想的な幸せを意味するものではなく
祖父の最期もまた、決して最高の幸せとは言い難く
自分の人生の失敗に逆恨みを抱いた叔父との確執の結果、叔母の住む兵庫へ越して
そこで静かに余生を終えました。
その引越し、および徳島からの「脱出」を手引きしたのは、我ら家族でした。
郷里を後にした晩年、心中如何ばかりであったことか・・・
(皮肉にも、我ら兄弟に「写真・カメラ」の楽しさを理解させてくれたのは、趣味人であった叔父の影響でした。シニカルで斜に構えた皮肉屋でしたが、我々にはよくしてくれたものです。残念でなりません。家族を勘当となった叔父の消息は、今はもう解りません…)
せめてもの救いは、移住先の田舎暮らしで、叔母の嫁ぎ先の近隣住人の方々の人気者であったそうで、そういう意味ではやはり人柄が身を助けた感があります。



…人生に曲折は付き物ですし、今の家族の現状が
美談の如き幸せの真っ只中というには到底程遠いのも、また現実です。
でも、どうにか弟家族には二世も誕生し、彼女の結んだ縁の灯火は守られました。

私も、窮屈で希望もあまり見えない生活ですが
なんとかまだ生きています。

彼女の存在あったればこそ、与えられた命ですからね。
おいそれと捨てることは出来んのですよ。


私は、お前のように
気高く生き抜くことが出来るだろうか・・・。




まあ、今はそれ以上は言いますまいw
我ら家族が生きている「いま」を与えてくれた巨艦に。

心から、ありがとう。

いつか、お前のもとへ行く時には
胸を張って逢えるようにしたいものだ。



名艦の御霊に、敬礼。(`・ω・́)ゝ

Posted at 2013/09/12 10:52:08 | コメント(2) | トラックバック(0) | チラシの裏 | 日記
2013年06月05日 イイね!

【虫画像ですよー】 繋がれ命のリレー 稲穂の子供たちが往く。

結局、こうして去年の続きを書き記すことになるのである。
仕方ないねw
まあ基本的に個人の戯言のページなので、その辺は生暖かく笑ってスルーしてやってくださいまし。


本日のBGM;
Zuntata 『Free the Love ~Say Papa!!~』
(DARIUSⅡ Final-Stage/Endingよりアレンジ)

(生命の誕生をイメージし、聖書を読みながら作曲したそうです。
その旋律は、いまも色褪せることなく、心の中に在り続けます。)



-------------------------------------------------------------------
思えば去年の今頃。
今は亡き、黒ゲート1世号のリアアンダーパネルから
子カマキリの大群が登場して、大騒ぎしてたなぁ。

自分が手心を加えて助けてやったもんだから、おのずと情が移ってしまって
気がつけば、成虫に至るまで連綿と関わり続けることになってしまった。

そのなかでも、とりわけ数奇な運命を辿った、文字どおり「異色」の個体。
半身褐色・半身緑色のレアカラーを纏った

『稲穂号』と名付けた子。

──庭で、事故のあった、あの日
もし発見が遅れて、放置してしまっていれば
この時点で、志半ばにして、非業の最期を遂げていたかもしれない。

しかし、看病は奇跡的に功を奏し
彼女は大量の卵を抱えて、再び庭へ旅立って行った

それで終わりかと思いきや、後日なんと無事産卵を終えた姿で再会を果たし
とうとう「ウチの子」として余生を送ることになって

その期間、2ヶ月あまり。
年は越せなかったけれど、幾多の想い出を残して星になるまでに・・・

我が家での産卵が、じつに「3回」。
帰宅前、看病直後の野外産卵を含めれば、少なくとも4回あるいはそれ以上。

「母」たる本懐を、これ以上ないまでに遂げての最期は
堂々の大往生といえるものでした。





年は明けて。





──昨日、そして今日。
とうとう、彼女の墓前に報告できる日が来た。

彼女の遺した卵のうが、2日連続で
一斉に孵化した。


昨日は二号卵。
そして、今日は一号卵。

もし無精卵だったら・・・と心配したが、杞憂だった。
初回の産卵の時点で、何処かでしっかり受精していたのだ。
(蟷螂は、一回の受精で数回の有精卵産卵が可能だ)

今日、一号卵の子供達には、巣箱の中で万全の体制で孵化してもらい
少しだけ、撮りたかった写真にご協力を願った。

・・・母と子の触れ合い。
凍結乾燥標本として保存されている、母『稲穂号』との親子写真を撮ったのだ。

当然、それは人間の知性と妄想で勝手に描く「ストーリー」に過ぎない。
彼らには知性はない。
母を認識することもできなければ、同属を判定して同士討ちを避けることもできない。

でも、人間には「心」というものがあってね。
無意味と解っていても、思い入れをしてしまうものなんだよね。


最期の力で、獲物を握り締めた姿のまま、静かに逝った母。
その姿をそのままに遺し、『強く、猛き母の肖像』と名付けた、稲穂号の標本。



その、勇壮にして堂々たる姿の上を
去年の彼女たちがそうであったように、小さく、まだまだ小生意気な。
けれど、生まれ持った飽くなき闘争心を顕わにしたかのような二本の剛腕を振りかざし
今年の子供たちが、庭へ庭へと進んでゆく。

ただでさえ、昆虫類には好き嫌いが存在しますし
ましてやそれが「標本」と銘打たれた骸などであれば、なおのことグロテスクに感じてしまう人も多いでしょう。
これは、あくまで「個人の思い入れの表現」に過ぎません。
以降の詳細な写真は、フォトギャラリーに投げておきます。


その1
その2


──自然界には、破れないバランスというものがある。
彼女の子らが、一人残らず大人になるなどという、夢物語のような奇跡は存在しない。
今日、こうして見送った子らの9割は、もう二度と逢うことはないまま、何処かで静かに星になる。

だが、彼ら彼女らの繁殖は、まさに「飽和攻撃」。
数を以って、低い確率を成功させるのだ。

おそらく、1個の卵のうに仕込まれた卵の数は100近く。
そのうちの95%が孵化し、さらにその95%が最初の脱皮に成功したとして
旅立っていく頭数、90前後。
(今日の卵のうから孵化成功したのを、ざっと数えでも70以上は確実に居た)
これが2日連続、その数、じつに180前後。
このうちの半分が我が家の庭に残り、その5%が成体になれたとして

期待値・4~6匹。
去年の観察実績と、ほぼ同数。

この夏、選び抜かれた精鋭たちの勇姿に出会うときを、楽しみにしています。

お前たち!
庭の作物の保全は、任せたぞ!!


勇者の子らに、武運あれ。
強き母に、敬礼。
Posted at 2013/06/05 14:30:13 | コメント(1) | トラックバック(0) | チラシの裏 | 日記
2013年02月22日 イイね!

昨日の一件に想う。

皆様の拡散に、いくらお礼を述べても述べ切れません。
20や30、広まってくれれば
それだけでも主さまへの支援になるのではないか、と思ってのことだったので・・・

自分は、基本的にバイクを知らない
傍観者に過ぎません。
だから、カタナの名前も「知ってるだけ」でしたし
その存在価値も、知る由もありませんでした。
ただ、それでも、側面支援程度でもいいから
どっかの誰かに、このことが届いてくれれば・・・の一心でした。

いま、主さまは
長い闘いの道程を進み始めたようです。
きちんと弁護士を介し、恐らく大慌てで体裁を立て直そうとしているであろう
RBの本部とやらに、直接交渉を取り付けることに成功しています。


主さまの写真を見て
素直に、この「カタナ」の名を頂くバイクは
美しいと感じた。

きっとね・・・
私が、アルシオーネを手放したくないのと同じ気持ちで乗っていらっしゃる。

同じ形式の別の車じゃ、済まないんだろうと思う。

ファイナル1000台の、670号車。
これでなければいけないのだろう。

完全復旧を、心より祈ります。



さてと。
RBの悪評に、こんなもんがありますね。
──転載をお許し頂きたい。

「2コ1・3コ1でオコした不具合のある中古バイクを目利きが出来ない初心者に売り
不具合があるので直して欲しいと買ったバロンに持ち込むと無碍に扱われて
乗り難い不具合のあるバイクに乗るのがうんざりする。
そうやって不具合バイクをオーナーは手放し破格の安値で買い叩き、それんがまた店頭に並ぶ。
この事故車回しで規模をでかくしてきた販社なんです。」


──なるほど悪質だw
これは各方面から伺うに、事実なんでしょうね。


で。RBの悪行の事は、つとに有名となった所なので置いといてw

ここでは
自分がいつもお世話になってる、ある中古屋さんに目を向けてみます。


えー、実はですね。
私のクルマ遍歴にある「アベニール・エアロエクスプレス」号。

このクルマを実際に購入し、運用してみるまで
かなり疑惑の目を向けておりました。

昔、よくないウワサを聞いた店だったんです。
無価値の事故車やスクラップを、ニコイチにして売り捌いている・・・という。

で、実を申せば
エアロエクスプレスは、れっきとした「公認事故車」です。

追突歴があり
リアアンダーパネルを修理している、という触れ込みでした。

店曰く、フロント周りが全くの無傷なので走行に一切支障なく
この値段で出してるのは破格に近い、と。

走行5万キロ弱、コミコミ30万しなかったはずです。

友人から譲り受けたPS13シルビアが、もはや限界に達しており
経済的にも限度のある、のっぴきならない状況下で
私はこの希少車に賭けてみることにしました。

そして、いざフタを開けてみれば。

主機・SR20DETは軽々と、タービンの咆哮も勇ましく吹け上がり
ハンドリングはビシッと据わり、ボデー(フレーム)の状態がすこぶる良好であることを伺わせ

そして、経済事情のさらなる悪化により
わずか3年で手放すこととなってしまいましたが、

とうとう故障知らずのまま、10万㌔手前まで走り切りました。



そして、このクルマの購入から知り合ったこの店は
実にウデの利く工場長さんがおりまして。

このあと、相次ぐSVXのトラブルに
次々と神業のような対処で解決の道を切り開いてくれました。

覚えてるだけで、こんだけあります。

*オルタ・パワステベルト切断>プーリーが原因、大事じゃないよとスパっと対処
*アッパータンク破裂>なんと廃車発生品からワンオフパーツ作成、アルミ製アッパーとなり以後の心配ナシ
*曲がるとき抵抗荷重が大きく、クリープ前進できない>センターデフのトランスファクラッチだけ交換すればおk、ATは無事
*ラジエータファンのステイが疲労破損>ステイだけスバルから取り寄せ、さくっと交換
*イグニッションできない!>セルスターターがあかんな、さっくり交換
*バッテリ上がった!>オルタがもう怪しいな、当方でリビルト取り寄せ交換依頼
*走行中にエンストする!>多分エアフロやな、正常な互換中古品(レガシィだったかな)に交換
*対向車の突っ込み避けて左舷大破!>(他店見積もりに)そんな掛かるワケあるかいな、ウチで知り合いのバン屋さんに頼んだげるわ
*以前車検時>ハブベアあかんな(格安)、ドラシャ死んどるな(アウタージョイントだけで格安)、ブッシュも打ち換えしとこか(いやホンマに工賃これでええんすか(汗))


等、など、ナド・・・・・・
枚挙にいとまがないとはこのことだ。

そして今回も、私のわがままを
苦笑しながらも親切にも受け付けて下さり
まもなく戦列復帰を果たそうとしています。

SVXだけでも、これです。


そして極めつけは「黒ゲート誕生秘話」でしょうねw
納車3日目の試運転時、うっかり突っ込んできたジムニーにカマ掘られ
自走には問題なかったので、そのまま工場へ出向いたところ・・・

保障対応から帰って来たら(いろんな意味で)新車同然になってましたww

しかも、思い付きで申し入れた「黒いリアゲート」案を
快く受けて下さり。

初代は、他店購入にもかかわらず素晴らしい主治医に恵まれ
私の身代わりとなって果てるまで、ワークホースとして走り回ってくれました。
全くのノートラブルで。
トラブりそうな部分を、車検時に先回りして
ぜんぶ芽を摘んで下さったお陰で(しかも驚きの価格で)。



この店のラインナップは、上物と超お買い得ローコストに
ハッキリと二分されて並んでます。
そうした「ワケあり超お買い得車」には、


──多分、ニコイチ・サンコイチも含まれるのでしょう。現実として。
くだんの評判は、きっとこの辺から来ています。


ですが、先述した某RBのスタンスとは
全く違うものを感じます。

「クルマという機械に対する愛着」、そして「車職人のプライド」です。

私は、ニコイチ・サンコイチという事それ自体を
今は全く、悪い事とは思っていません。
(それで無事故上物を謳って高値で売ってる近所の某店舗みたいのはイカンですよ?それはたんなる詐欺やで。)

考えてみりゃ、低コストで状態のいい機械を組むために
私も同じことを、カメラ・パソコン・電化製品で日常茶飯事にやってますしおすしw

そういうのを嫌う向きもあることは解っていますが、

上手く活かせば。
ニコイチ・サンコイチは悪事ではなく。

「それが出来るだけの優れた技術」ということになるんです。

概ね、アッセー交換しか出来ず
些細な故障でも超高額の修理代(と、換えなくてもいいパーツの無駄出費)を吹っかけてきてた
ディーラーの正規メカニックとは、雲泥の差でした。

工場長さんは、れっきとした
『街に埋もれた修理の達人・大ベテラン』だったのです。

ゴミをゴミのまま、騙して高値で売り捌くことと
ゴミとゴミを足して、再び命を与えることとは、全く似て非なるものです。


今、私のカーライフは
この親切な町工場なしでは廻りません。

近所の顧客さん達なのでしょうか、
よく工場長さんとダベってる、農家とおぼしきおっちゃん達。
軽トラで乗り付けて「また頼むわー!」

きっと、私が感じてるのと同じ信頼を
このお店に向けているのだろうと思います。


顧客の信頼って、こういうことなんだと思います。



──だから、言いたいのだ。

RBといえど全部が全部の店舗において、今回の騒動のような事はないと思いますが。
自分の経験を踏まえ、改めて言わせてくれ。


『今回の騒ぎを起こした当事者諸君。恥を知れ。』


最後で傲慢かまして失礼しました:;(∩´﹏`∩);:
と、とりあえず描きかけのれーむで和んでくだしゃい↓


完成したらPixivにうpしますすs なんとしても3/5には間に合わせんと・・・
Posted at 2013/02/22 02:20:35 | コメント(6) | トラックバック(0) | チラシの裏 | 日記
2013年02月20日 イイね!

こりゃひでえな。 拡散を所望する。『レッドバロンにレアバイクを預けたら事故を起こして廃車、しかもノーヘル運転→隠蔽し虚偽の説明がバレると「弁護士を通して話すわ」で炎上中』

何も言わず、この記事を読んで欲しい。

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/hideking_katana/1887525


私はバイカーじゃないので、大それたことも言えんし
カタナの価値もよくは知らない。

が、
吐き気をもよおす出来事である事は理解できた。


この件、みんからにも持ち込んじゃる。
私が初めてじゃないだろうけど。


潰してしまえ、こんな業者。



関連記事
http://hamusoku.com/archives/7744820.html



【追記】
おう、投稿後にタグを剥ぐったら
じわじわと浸透し始めているのね、このみんからにも。

インターネットを敵に回して、果たして無事で居られるかな?ふふふ・・・




【追記】
皆様の拡散に、感謝を申し上げます。


何人にでもいい、この事を知る人が増えてほしいのです。
会員制SNSじゃ、たかが知れてるかもしれませんが。
でも、10人に知れれば、それだけでも充分なんです。

10人に拡散したものは、やがて1000人になる。
1000人に達したものは、10万まで達する。
そうなれば、社会に認知される事となるんです。

味方が増えれば、実行力を有する者にまで伝わってゆく可能性が増える。

そう、相手が弁護士を用いた法的手段をチラ付かせるならば
同じように法的手段を戦力とする者が、こうした悪事を駆逐するための力を
与えてくれる可能性だってあるわけです。


どうか、どうか
この主さまに救いあらんことを。



【2/21追記】
見たところ、どうやら
弁護士を介しての示談交渉となり、収束へ向かいつつあるようです。
代替の同等品、もしくは完全修理・・・
いずれとしても、以後の主さまのバイクライフに幸いあれと祈ります。




【もひとつ追記】
さすがに、ここの皆様にそういう輩はいないものと信じますが、一言w
主のブログを直接アングラ掲示板状態にするのはマジでやめようぜ?




【さらに追記】
うわぁぁぁぁぁぁ・・・・・
http://www.geocities.jp/tabei_vfr/moto/FJP10.htm

事実なんや・・・:;(∩´﹏`∩);:
Posted at 2013/02/20 04:32:24 | コメント(16) | トラックバック(7) | チラシの裏 | 日記

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「カーライフのサイドキック(相棒) http://cvw.jp/b/648918/48143065/
何シテル?   12/15 15:45
「好きなもの」の項目に「東方プロジェクト」「艦これ」が含まれていることからも察せられると思いますが 当方には「萌え系」の趣味があります。 場合によっては不快...
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