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2018年11月21日 イイね!

ウチのこうのとり達。

(こういうキャラ付けってのは人間の勝手な妄想であって
実際そんなことを考えたり言ったりしてる訳ないのは重々承知ですが
あるていど、綿密な観察結果に基いた部分はあると思っています)


●J0044 「とーちゃん(CV;池田秀一」
(仮名)
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「野生化したはいいが結局センターの餌やり時間を当て込んだ半飼育のニートが八割」
と実際に豊岡センターが頭を抱えていたころ
そんな豊岡を離れたばかりか、未踏の地「鳴門」を選び定住を決めたフロンティア。
そして、なんと豊岡以外での自然繁殖を実際に成功した初のカップルの旦那様。
まさに「選ばれし勇者」。
さすがに登場当時は、些細なことにも警戒する、臆病ともとれるような慎重さが目立ったらしいが
今では多少の人間の動向など、意にも介さない。
こちらから追ったりするような愚行を冒さないかぎり、わりと目の前でも平然と歩いたり
泰然とした威風堂々の佇まいを見せる。
そして侵入者には一切の容赦をしない手厳しさを持ち合わせている。これもまた、開拓者であり一家の主という立場がそうさせるのか、あるいはそもそもそういう性格だからこそこの地で成功したのか。
そんなこともあって、沈着・高圧・傲岸不遜な侍キャラ。
尊大というかなんというか、その態度以上に実際、体躯がダントツにデカく頑健。
一家にとっては、強くて頼れる働き者の大黒柱。家族のためならどんな頑張りも辞さない、まるで野原ひろしのような男前とーちゃん。でもCVは池田秀一(←
これから数年~10年程が、まさに活動の最盛期を迎えるとーちゃん。
鳴門は任せたぞ!(何
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「何かよくわからん事を言っているが…まあ、好きにさせておくか」


●J0480「あさひ」(実名)※以下注釈なきものは実名w
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麗しき母。ステータス「ゆうしゃのつま」。
少し上反りの嘴と背中のGPSレドームが特徴で、すぐに解る。
とーちゃんと仲睦まじいカップルを組んで、はや3年
二年連続の子育てを立派に成し遂げた、強くて優しいかーちゃん。
とーちゃんほどではないが、並程度の体格にも関らず案外ケンカっ早い一面もある。
かつて侵入してきた雌個体と、熱い女の闘いを繰り広げたこともある(要は電柱の上で睨み合い)
子供たちと共闘して、巣の近辺にはるばる飛来した連中を迎撃したこともある(こともあろうに相手はとーちゃんの妹さん達であるw)
いつまでたってものんびり定住しうだつの上がらない子供たちを叱り飛ばしたこともある(こうやって独り立ちを促すのは自然なことだったりします)
肝心のとーちゃんとも一度大ゲンカやらかしたりもしてるけど、今はすっかり元のさや。
というわけで、黙ってれば麗しいのにすぐキレるお茶目さんな鳴門の女神さま。

うたちゃんももちゃん失踪時は電柱の上から寂しそうに呼んだりもしてました…よかったねぇ無事で。
(去年が過保護ぎみで今年は独立が早すぎた感。自然とは儘ならぬものである…)
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ああ…母上さまっ、今日も麗しゅうございますっ…(*'ω'*人)


●J0140「蓮(れん)」
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2017年生まれ三人兄妹の、一応長男的位置づけ。
いっつも兄弟のなる君といっしょだった。いまでもよくいっしょにいる。
関係を怪しまれるぐらい仲良しさん♂
性格は温厚そのもの、他個体との表立った争いごとも皆無に等しい。
親やニンゲンにいつも暖かく見守られてきたせいか
すっかり育ちのいいおぼっちゃまと化してしまったw

「来年はぼくも兄弟の面倒みるの手伝うよ!」と息巻いてかーちゃんに怒られた…なんて場面を写真からイメージして創作してしまったが
いざ蓋を開けてみると、なんと本当に「やさしいおにいちゃん♪」してしまっていたのだ!!
さあ、どうするかーちゃん。
弟のなる君にくらべると保守的なのか、ほとんど鳴門を出ていない。
若かりし頃には一緒に四国中央市、果ては聖地豊岡を表敬訪問したことはあるが、
いまではほぼ毎回、見掛けるといったら私の自宅から歩いて15分以内エリア。
つまり、私のご近所さんだw
棘のない立ち居振る舞いで威厳はまだまだだが、それでも恵まれた堂々の体格はとーちゃん譲りそのもの。
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れん君おはよう、お気に入りのお電柱で背伸び。
(近過ぎるようですが大丈夫です。彼らは上から見下ろされることに神経質ですが、眼下に対してはまるっきり無頓着なので、脅かしたり大声出すような論外をやらかしたりしない限り、やさしく見守る分にはなんの問題もないのです)

今やすっかり、ウチの近所に各方面から集うた若人たちの兄貴分と化しているようだ。
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●J0141「鳴(なる)」
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2017年生まれの、一応次男的位置づけ。
いっつも兄弟のれん君と以下同文。

これまた性格は丸っこく、よく言えば温厚、わるく言えばボンボンw
いつまでたってもうだつの上がらないとこをかーちゃんにキレられ、なんと本当にその後生活拠点を移してしまった。
行き先は、小松島~羽ノ浦。
「兄弟、俺はそろそろ行くぜ。かーちゃんがうるさいしw」「ああ。お互い、頑張ろうな。」
「「じゃあな!」」(ハイタッチ)
…驚いたのがその後。
羽ノ浦の人気者となっていた彼が見掛けられなくなって数日。
飛び込んできた情報は──
なんと、早々に親元を旅立ち失踪していた「うたちゃんももちゃん」の、文字通り「お兄ちゃん」となって、三人で共同活動していたのである。
それも、はるか坂出の地で。
どんな巡り会わせでそうなったのかは本人にクラッタリング語で訊いてみないとわからんが、天文学的確率で出会った兄妹は、その後そろって鳴門へ戻り、しばし兄妹生活を営んでいたのだった。
れん君よりは冒険心があるようで、いまも時々行方不明になる。
そして何食わぬ顔でレンコン畑に舞い戻ってくるのだw
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「やあっ♪」おかえり、なる君。


●J0181「歌(うた)」
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歓喜の歌「第⑨」だそうな…そういうのしかないのか鳴門市よ…
(第9には、おもに仕事で散々ひどい目に遭ってるので以下略)
まあそれはさておき
かわええのう、かわええのう・:*(*'ω'*人)*:・
もういろいろと語彙が崩壊してますよ、おいちゃんは。

…そんなうたちゃんですが
一度ロストし掛けてます。
用水路で溺れました。巣の目の前で。
たまたま散歩に、巣の付近を通り掛かった人が居なければ
今頃「お通夜」が続いてます。
危なかったねぇ、うたちゃん。

ニンゲンの手で、危機を脱した経験もあってか?
二足歩行の我々を、無碍に敵視する様子はありません。
バタバタした目障りな動きでもしないかぎり、餌取りとかしながら
ひょこひょこ目の前まで歩いてきちゃいます。
ああ…かわうい…

そんな彼女、そして妹のももちゃん
ある日突然旅立ってしまった。
昨日まで、キューキュー鳴きながらとーちゃんからごはんを貰ってたのに。
去年と違い、今年は突然のことだった。
あまりの突然ぶりに、我ら人間はおろか
とーちゃんかーちゃんの行動様式すら変化に追いつかず
「子育てのための餌取り」行動が、しばらく直らなかったほど。
正直ロストを覚悟したのだが…
後日とうとう見つかったのが、なんと「坂出」
しかも、数日前まで羽ノ浦でうろうろしていた「なる兄ちゃん」と一緒だというのだから
まさに「アンビリーバボー」の世界である。
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今はすっかり行動半径を広げ、岩国に居たり京都に居たり和歌山に居たり…
現在、桑名にいるとかいないとか。え?違う。既に浜松…
どこまで行くんや、ウチの子は…( ◞´•௰•`)◞


●J0182「百(もも)」

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第⑨百周年? 知ったことか(←
ももちゃんは、 ワ シ が 名 付 け た (  *'ω'*  ) ←名付け応募でおくれました;
(坂東の桃で「桃ちゃん」ってずっと思ってたんだけど、名付け公募期間が終わってたの_(┐「ε;)_ )

…そんなももちゃんですが
一度ロストし掛けてます。
用水路で溺れました。巣の目の前で。
たまたま散歩に、巣の付近を通り掛かった人が居なければ
今頃「お通夜」が続いてます。
危なかったねぇ、ももちゃん。

…あれ?さっきも書かなかったか?これ…

そうです。姉妹揃って、同じ日の、別の時間帯に
同じ用水路の同じような場所で出られなくなるという大事故があったわけです。
この日に二羽とも喪われてたらと思うと、もうそれだけで(つ﹏`c) ←こんなんなります。

うたちゃん同様、というか百合レベルでワンセットなので当然ですが
早々に独立宣言したうえに、坂出で兄のなる君と合流し
何食わぬ顔でそのままみんなで鳴門へ帰ってきてしまいましたw
今年の姉妹は、揃って「危なっかしいやんちゃさん」です…_(;3 」∠)_
 
れん兄ちゃんと餌場を散策
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「ようし!お兄ちゃんがエサ取りの極意を伝授してあげよう!(どや顔)」
「「わーい!」」
「ずばり!「数撃ちゃ当たる」!打つべし打つべし!(いつもどおり地面をザスザス)」
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「お兄ちゃんいい人でよかったねー」
「でもちょっと頼りない?」
「そだねー」

今は姉妹でのらりくらり転々としているようである。たまには帰っておいで;



〇J0132「彼女さん」
(仮
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たからくんと、最近とってもステディな感じの美人さん。
だが実は、元を辿れば
 
とーちゃんの妹さんである。

つまり。本当にこのままたからくんがゴールイン決めた場合。
とーちゃんは。
あのおっかないとーちゃんは。

たからくんの、本当の「義理の兄」になってしまうのだ!!!(← 

この夏、ながいこと鳴門を空けてました。
どっかでたからくんとはぐれて、探しに行くうちに鳴門を離れてしまったのかしら。
そしてなんと、目撃証言は

たからくんの故郷・越前に至った!

132「まったくもう、たからってば、どこ行ったのよ…
あ、ちょうど良かった!ねえそこのあんた!ウチのたから知らない??
てゆーかさ、…ここ、どこ??」
ジモティー「え?…ここなら、たからさんの実家だけど」
132「……マジ?(くらっっ)」

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暫く、たからくんの実家近くでのんびり過ごしたらしい彼女さん。
いつのまにやら舞い戻り
今日もたからくんと、なかよしなかよし…♪
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「ちゅっちゅー♪」「よ、よせやい恥ずかしいだろ////」
もう末永く爆発してくださいwww



〇J0167「妹さん」
(仮
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飛来した「とーちゃんの妹さん」勢には、さらにもう一羽いる。
それが、この167号さん。
はじめて見た時、彼女はとーちゃんたちの住む巣塔の近くで
群れをなして飛び回っている、その一羽であった。

たちまち戦闘態勢に入るとーちゃん一家。
二羽が巣に上り、守りを固め、クラッタリングで激しく威嚇する!

そのときの写真には
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とーちゃん家の周辺を飛び回る4羽含め、合計6羽ものコウノトリが一度に写っていた。

「にーちゃん何荒ぶってんのよ!私よ、わたし!」んなもん鳥にわかるわけないw そもそも会ったことがないww

黄色の二連足環が印象的だった。

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その後、電車バックとか撮らせてくれたり
けっきょく冬中居座ってたり。

彼女は滋賀にも拠点を持っているようで
ここに居ないとなれば、おおむね琵琶湖周辺…長浜あたりに居るようである。

あまり諍いごとに首を突っ込みたがらない様子が見て取れる。
「あーあ兄ちゃんてば荒ぶっちゃって。私しーらない」飄々とした妹さんである。
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◎J0138「たから」
前述「たからくん。」に詳しいw
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越前が定住の期待をこめて放鳥したものの、あっという間に鳴門へお引越し。
ただ、飛来当時はまったくのソロ。
いまや「犬も歩けばコウノトリに当たる」まで来た鳴門だが、その頃は
全部で5羽しかいなかったので、見付けようとすれば「太平洋でメダカ一匹」状態w

今となっては、大津段関の定住者。
性格はこう見えてまあまあ温厚。
いわゆる田舎の小ヤンキーみたいなもので、口は悪いが気はいいイキリ男子高校生のようなイメージw
地味に、このへんの若鳥達のリーダー的存在とも見られている。
なる君れん君たちにとっても、彼は仲間であり先輩なのだ。

なお、とーちゃんは相変わらず苦手なようであるwww
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とーちゃん頭上旋回監視中
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「また来たよ…しつけぇな… おぉい鳴ぅ、何とか言ってやってくれよぉ…お前らの親父だろォ?俺あいつ苦手なんよ;」
最近は男らしさも垣間見えてきたが、微妙にヘタレっぽいのもまた可愛げがあるのであるw


◎J0169「ほまれ」
コウノトリ達には、どうも「彼らだけが知っている」道筋のようなものがあるのでは?と考えられているらしく、全く規則性もなにもなくただ闇雲に餌場を求めて飛び回るのではなく、あるていどの情報共有やルート共有がなされているように見られている。
なにしろ、たからくんの後をルートごと辿るようにして
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面識もなにもない、同郷の後輩ほまれくんが、ここ鳴門に辿り着いたのだ。
それも年齢6か月あまり、越前で期待をこめて放鳥後に至っては、僅か1か月ほどで、である。
当然だが、面識もないのに…である。
たんなる偶然とは考えにくい事例のひとつなのだ。
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なお、降り立った場所は
私の家から歩いて10分ほどの範囲内だったwww

いいのかしら、君の名前は
今年ブランドデビューした越前のお米「いちほまれ」の、ほまれなんだけど…
「え、僕じゃん」

プロモーションキャラになるより
餌とり放題の当地を選んだか…(←

正直、臆病者。
ソロで居るとあまり近寄らせてくれない。あるいみ正常な警戒心を持っているともいえる。無理は禁物、なるべくお電柱してるところを撮るようにしたい。
そして、甘えんぼさん。いっつもたからくんの背中を追っている。

そんな彼だが
重大な宿命を背負って産まれてきた。

日本で最後の野生個体「コウちゃん(後のJ018 武生さん)」の、直系の孫である。

つまり。
日本最後の野生コウノトリのDNAを宿した個体のうちの一羽なのだ…!

くちばしを損傷し、そのままでは衰弱死の運命にあった祖母・J018武生は
豊岡センターの手厚い飼育のもと、34年の永きに渡る天寿を全うした。

ほまれくん、野生の血脈を次代に繫ぐんだ。お前は運命の子。がんばれよ。

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「……」

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「…ん?」

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「みんな…」
「水臭ェぞ、ほまれ。なぁに一人でいじけてんだよ、俺たちがいるじゃねぇか♪」
「たから先輩…」

…ほまれくん、君はもう、この鳴門で、独りぼっちじゃない。
日本最後の野生種の血統書を背負って、ここで強く生きて征くんだ。
これからも、ずっと。

そして、徳島にしかないこの電車をバックに、みんなで記念写真
はい、パチリ☆
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★J0142 あさ
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「私の分まで頑張ってね、みんな」

虹の橋から、見守っていてね。
先日惜しくも星になってしまった、若き旅人 J0193号と共に。



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書いてるうちに、徳島の定住者が
去年の3倍ほどに膨れ上がり、とうてい書ききることができませんwww

でも、やはり、数は増えても
それぞれに性格…人格とさえ言えるような「意思と個性」が、はっきりとあります。
だからこそ、眺めていて飽きない。


まだまだ撮るよ、とーちゃんもあさひママも気宇軒昂、そして若鳥達の人生は皆はじまったばかり。
撮って、見守って、応援してゆきます。



Posted at 2018/11/21 19:59:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 写真・カメラ | 日記
2018年07月02日 イイね!

J0044号 勇者とーちゃん。(CV;池田秀一)←

彼が初めて徳島の地を踏んだのは、2015年のこと。

当時は
「体はでかいがハートはチキン」なんて言われるほど、臆病で慎重だったとか。


そんなJ0044号
この鳴門で、伴侶となる「あさひママ」J0480号と出逢いました。
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若かりし頃のJ0480号「あさひ」と、J0044号
親父が仲間から写真パネルを譲り受けて部屋に放置してました。当然、親父はその写真の「意味」が解ってませんでしたし、私もその頃はコウノトリの姿形すらよくわかってませんでしたので、仮に貰ったときに見ても、その意味と価値は解らなかったでしょう。今だからこそ、その写真の意味は即座に解り、仰天した次第です。


しかし、彼ら夫婦が最初に巣作りをしようとしたのが

あろうことか
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四国電力 鳴門変電所

よんでん「すいません撤去させてください、何でもしますから;;」
文科省「ん?今なんでもするって言ったよね?」


ただでは撤去できないんです。相手は国指定特別天然記念物。
現状変更の申請手続きを文科省(要は自治体の教育委員会とか)に通さなきゃあかんのです。


とーちゃん「……巣がないんだが。何だ?ここに造ってはいかんというのか?
やれやれ。ニンゲンとは勝手な生き物だな」

お前が言うなし。

「是非もない。ならばここではどうだ」

四国電力 大麻町萩原 字電柱
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(今年の様子)

よんでん「えっ…それだけは…( ◞´;௰;`)◞」

結局、とうとうバイパス工事を行う羽目になりました。
コウノトリに占拠されたグリッドは、現在、通電なしとなっています。
とーちゃん粘り勝ち。哀れ四国電力w

しかし、私が出会うまでには曲折あったようで
・バイパス工事の翌日台風で巣が飛んだ
・夫婦喧嘩で数か月別居
・縒りを戻して再び繁殖チャレンジ


そのころ私は、彼らペアが鳴門市に住んでいることまでは解ってましたが
何を思ったか「大麻」と「里浦」を勘違いしていたのです。
今でこそ生態を理解しているので激しくツッコめますが、鳴門きんとき畑にコウノトリが住めるわきゃありません。コウノトリは「水鳥」ですw

近所在住だと知ったのは、月に何度も往来するほど身近な
県道41号線のいつもの沿線の風景に

アフロヘアーみたいな奇ッ怪な電柱があることに気付いた時でしたw
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しかも、その上になんか背の高いのが立ってるんです。いくつも。

ああ!
これか!
これが「コウノトリ」なのか!!

灯台下暗し。自宅から、わずか徒歩30分ほどの場所でした。


さらにその数日後
とんでもない光景に出くわした。

なんと、シラサギサイズには程遠い巨大な水鳥が
県道沿いの田んぼで
普通に歩き回ってるんです。

親鳥です。

えっ
こんなに堂々と、車がバンバン行き交う県道のすぐ脇で行動するもんなの?!
ていうか大丈夫なのか、撥ねたら大事でないのか、それは( 

まだ、コウノトリはシラサギ並みに臆病でデリケートなものであるという概念が私を支配してました。


初めてその勇姿を真っ向から撮ったのは、その翌日。
そりゃもう戦々恐々と、木陰から、100mほども離れて撮ってました。
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それでも、初めて、今まさに目の前で活動するその姿を、じっくり確認できたのです。
感動でした。

尚、背景が県道41号本道。道路から普通に見れる状態。


さて、ターニングポイントが訪れます。
忘れもしません、去年6月某日。

前日の戦訓から、35mm換算400mm程度では、まるで届かない。
なるほど鳥撮りの標準レンズは大型相手で600mmスタートと言われるのも頷けました。鉄道とは、世界が違います。

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「それともお前、EF1200mm/5.6L USMとか買えるようになって達人にでもなるのを待ってから撮るつもりか?気の長げェ話だな」
「そ…そんなつもりはねえッ!!」
「だったら。今手持ちの駒で遣り繰りするしかねェだろ?」

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自宅にある最大最高の望遠、Ai Nikkor ED 300/4.5(IF)×Tc-14、35mm換算で600mm少々、しかもMFレンズ。
これが、当時の時点で用意し得た、最大の装備です。

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田園地帯に、なんかカメラマンが大勢たむろってます。
その先に、とーちゃんが居ます。
近い。
横切ってそこへ行くと、とーちゃんのすぐ真横を通ることになるので顰蹙ものかな?とも思ったり
私自身、人と群れるのがあまり好きではないというのもあって
違う方位から、地形の陰に隠れて狙ってました。
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画面左端の盛り土みたいなところ

そしたら。

とーちゃんどんどん寄ってきますww
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最初見つけた時点で目測100m切ってたと思いますが
飛んだり、農道横断したりしながら
どんどん自分のいるほうへ進んできますw
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そしてとうとう

茂みを割って、ぬっと現れました。
私の目の前、10m弱の場所にwww

…わ、私動いてないからね?とーちゃんビックリしないでね??

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「…この先は水田にあらず…か」

杞憂でした。
ビックリしてつっ立ってるだけの私など、意にも介しませんw
近くを自動車が通ろうが、へのへのかっぱ。
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すごいビギナーズラックですね、手が震えてましたw
とーちゃんの方からずかずか歩いてきたので、お咎めを受ける筋合いもありません。
向こうの撮影者の方々(たぶん、今じゃ見知ったいつもの面々でしょうけどw)にも笑われてたとおもいますw

そして、撮れた写真もさることながら
レンズを通すことなく、こんなにも間近で見たコウノトリは
圧倒されるほどに大きく
凛々しく、精悍で
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文句なしにカッコよかったんです。


二度あることは三度ある。
翌々日、ついに私の最終決戦兵器「SAL70200G」を投入しました。
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鳥相手じゃ、その驚異の画質はともかく、リーチ的には近場向けの小型軽兵装に過ぎませんが

「彼は、人間を屁とも思っていない。予想される進路上でおとなしく置物のようにして待っていれば、何処かで必ず向こうから近くへ寄ってくる局面が来る、目の前に来る」
そう踏んだわけです。

かくして予想は的中し

彼のキャラクターを決定付ける一枚が、撮れました。

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「何用か、ニンゲン」

明らかに人間を認識して見ては来るんですが、全く物怖じすらありません。
その様子は「性格:高慢 人間に対するスタンス:高」
あたかも、自分の方が高次の存在として振る舞うかのようでした。

とーちゃん…かっこいい…!!・:*(*'ω'*人)*:・ 

この日は、夕方にも出会いました。こんなに簡単にエンカウントするものだとは思いませんでした。白鷺アオサギレベルでエンカウントしますwww
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なにしろ居たのは道端ですのでw
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(旧・県道12号 撫養街道)

とっぷりと夕日が暮れるまで、ずっと傍に居ました。
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夕焼け空へ向かって、我が家へと飛び立つとーちゃん。
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この数日間が、去年度の私の活動を決定付けたのでした。



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とーちゃんは、徳島在住のコウノトリ旅団にあって
飛び抜けた巨躯を誇る。文句なしに一番デカい。
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あさひママと仲睦まじいツーショット、
平均的なあさひママに比べて、如何に堂々たる体躯かが一目瞭然。

その巨大な翼は、緑の田園を縦横無尽に舞う。
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翼スパン2m以上。目の前とか頭上を飛ぶと「うおおおお!!」ってなりますw
ただでさえでかい上に、首を一直線に伸ばして力強く滑空するさまは
大型旅客機のような優雅さと迫力を感じます。


8/10
市道わきのレンコン畑で一家団欒。もはや距離を取るとかそういうレベルじゃない。
車が通ろうが人が居ようがお構いなしw
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れん君「やあ、君がとうちゃんの言ってたニンゲンってやつなのかい?僕は「蓮」、よろしくね!」

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あさちゃん「物好きな人たちもいたものよねー…」
まだ、あさちゃんは自らの運命を知りません。

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「…また来たのか。懲りないな、ニンゲン」

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農道を堂々闊歩する国指定特別天然記念物。
身長110cm以上、なんかもうスケール感がおかしい光景w
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「ふんッ」
驚いて飛び出してきたイナゴをダイレクトキャッチ。巨体にもかかわらず、その動きは敏捷だ。

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「とうちゃーん、おいらも行くよぅ」
「まだまだ修行が足りんぞ、れん」


この日は
たからくんが鳴門を去ってしまった日でした。

この家族を護り、世継ぎを育てるために
父親は、いっさい手段を選ばず、まさに修羅となって力を振るっていたわけです。
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あらぶるとうちゃん。

それは、一大営巣地「豊岡」を去り、この「鳴門」の地を拠点として切り拓いた、フロンティアの厳しさだったのかもしれません。

それは、同じ種族のライバルに対してだけではありません。
残酷なようですが、彼らは生態系の頂点に位置する捕食獣。
ウシガエルとか平気でシメて喰います。そのままじゃ「丸呑み」スタイルである彼らの食事法では呑み込めないので、なんと嘴(くちばし)で何分もしばき倒して全身の骨を打ち砕いてから喰います。

閲覧は自己責任でお願いします↓

「残酷?
君らがそれを口にするかね、ニンゲン。 生きるとはそういうことだ。
君らも生きるために家畜を飼育し、屠殺したものを大量に食しているではないか。
同じことだ。
これを残酷と言わずして何と言う。違うか?ニンゲン。」



しかし
その猛々しい姿は、家族から見れば
まぎれもなく「勇者」そのものだったと思います。

「子供や家族のためによく働く」と公式HPでも称賛される、とーちゃん。
一家の大黒柱として、これ以上ない力強さで責務を果たしたのです。

邪魔者を追い立てまくった後、ようやく落ち着きを取り戻し
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徳島に二両だけ、赤い国鉄キハをバックにレンコン畑を活動する姿。
ここが徳島鳴門であることを示す、これ以上ない情景だと思います。

鉄としては、絶対に押さえておきたかった絵でした。
(鉄道とコウノトリは、今もずっと私の狙い続けるテーマとなっています)



やがて、寒さも厳しくなってきた11月末
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翌年の繁殖に向けて、巣の再建が始まりました…!
見事、この巣は「定住地」となったのです。
これで、来期は約束されました。





…年は明けて。

今年もまた、二羽の子供たちが見事巣立ちました。

「もも」ちゃん、「うた」ちゃん。双子の姉妹です・:*(*'ω'*人)*:・
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かいがいしく面倒を見る、強くて優しいとーちゃん。
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「「わーい(がぶがぶー)」」
「こらこら、お前たち、順番を守りなさい」


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力強い翼を大空に羽ばたかせ、娘達のために田園を駆け回ります。
今日も、明日も…


鳴門の勇者・J0044号、故郷豊岡を旅立ってはや数年。
コウノトリ野生復帰開始以来、初めて豊岡以外での自力繁殖を成功させた「開拓者」。

今年も、ここに健在なり。





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「何だ、ニンゲン。言っておくが娘ならやらんぞ」


Posted at 2018/07/04 19:40:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 写真・カメラ | 日記
2018年06月18日 イイね!

ps. たからくん

https://minkara.carview.co.jp/userid/648918/blog/41600631/ の後日談


鳴門には
彼を宛て込んで建立された「人口巣塔」があります。


この巣塔
ついに

本人が認識してくれました!
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「へっへー、マイホーム♪マイホーム♪」

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「 間取りはどうすっかなー、にへへw」
明らかに興味を示してる様子。なお、目撃は我々で二度目とか。

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J0132「あいつ絶対デート忘れてるわ、賭けてもいい」

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「ちょっとたからー!(このあと鳴き(クラッタリングし)ながら巣塔かすめ)」
「わ!何だよ!?」
「さっさと行くわよ!水田ディナーバイキング始まってるってば!!」
「えー…」


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「…めんどっちい('A`)」(←マジで寝てた。 


「ぐうたらか、全く…」

…たからくん、嫌われんようにねwww












ほまれ「たから先輩、さみしいッスー;;」
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君もはやく相手を見つけなさいねw



Posted at 2018/06/18 17:17:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 写真・カメラ | 日記
2018年06月13日 イイね!

たからくん。

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「俺、たから。
鳴門大津の神社あたりで暮らしてる。
越前からチャリで来た。

悪りィねえ越前さんよ…俺にはこっちのが住みやすくてさ…」




~~去年 9/10
初めて逢った日

…あら!あんた!あんた、もしかしてたからくんでちか!!・:*(*'ω'*人)*:・
「???…誰てめえ」
alt
つーん
alt
あああああ( ◞´•௰•`)◞ たからくんワシこわくないのよ?のよ?

alt
「(…何かヘンな奴に見つかっちまったなァ…)」


~~
…その少し前から、私もその存在は知っていた、たからくん。
けど実際に出逢うまで、ずいぶん掛かりました。
けっこう長いこと、だだっ広い大津の田園に単身で暮らしてた子なので。

ウチの子たちを見つけて、仲間がいた!と言わんばかりに寄っては来てたんだけど

「へっへー、ちっこいの、俺のが少し先輩なんだぜ?(ドヤ顔)」
※ここウチの巣から400m以内(←

ウチの子たちとも仲良し…なんだけどね、本人的には。
けど、勇者とうちゃんは子育ての身、容赦ありません。

とうちゃん「で?挨拶は終わったか?…では今すぐここを立ち去れ!!」
「ちょ、てめ!何すんだコラぁ!ここは俺のシマだっつってんd(バサバサバサァ)」(敗北

(動画二点:鳴門コウノトリ様 https://twitter.com/narutokounotori

おとうさん…さすがにそれは侵略行為なんじゃ
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「何が悪い。先にこちらの領域を僅かなりとも侵犯したのは彼だ。
それに野生の世界では力あるものが生きる権利を得る。そして私にはこの子らを護り、独り立ちさせる責任がある。そのために、力を行使するまでだ。
縄張りを主張するなら、この私を実力で追い落としてみせればいい。やれるものなら、な」

ぐ…手厳しい…

「……わーったよ。じゃその力とやらをよ。磨いてきてやるよ…」



こうしてたからくんは、本当にこのあと鳴門を去ります。
よほど堪えたんでしょうねぇ。自分が餌場にしてるところで他個体に敗北したんですから。

とうちゃんも、なにもそこまで邪険にせんでも、子供たちと仲良くしてるのに…;


新天地へ?それとも生まれ故郷?
鳴門を追われたたからくん、転々としてるけど一体どうするのかな…

と思ってたら
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ひと月でカムバックしましたwww

帰ってきたぜ?w…こんなおいしい場所、他にあるわけねェーじゃん?」
鳴門の餌の多さと環境の良さは、彼以外にも多くのコウノトリが目をつけているところw




~8/31 今のところ最後の「ふるさと」寄港~

「越前… ふるさと、か…
強面のいない故郷で、このまま平穏に暮らす…か?

…なんか違う、な。

俺は「選んだ」んだよ。
俺の居場所は「ここ」だって、俺が決めたことだ。

…すまねえな、俺は行く。もう振り返らない。
今度は、負けねえ。

じゃあな、「越前(ふるさと)」。世話ンなったな」

~~~~



彼と初めて逢ったのは、鳴門への帰還からすぐのことでしたw

それ以来、彼はこの鳴門を、一歩も出てません。
完全に居を据えたのです。

しかし…ええのかしら、とうちゃん(→)
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「たから? …ああ、そんな奴もいたかな…
好きにすればいい、線路のこちらに来ないのなら、知ったことではない。
我ら夫婦の今年の務めは既に果たした。あとは、なる達が誰と何処でどう生きようとどう死のうと、彼ら自身で決める。それだけのことだ。」

あらら_(┐「ε:)_
子育てがひと段落したとたん、鷹揚で落ち着いたとーちゃんに逆戻り。

あさひ「あなたがそれでいいなら、別にいいんじゃない?」



それからというもの
あれほど探すのに難渋したたからくんは…

毎日のように見掛ける、お馴染みの顔ぶれになってしまったwww

3度も会えば、彼らはそれが安全か危険かを覚えてしまうらしい。
私も覚えられ(ナメられ)てしまったw
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そもそも近くで農家さんが作業していようと、平気の平左


色々ありました。

ある日は、ウチのあさちゃんとおデート♪
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「あ、あのさ…俺…じつはさ…お前のことさ…はじめて見た時からずっとさ…///」
「Zzzzz」
「…って寝てるし!;;」



ある日は、大型台風が来てみたり
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「げ!!前に進まねえええ!!!」
※めっちゃ羽ばたいてるけど前進してない

朝逢うと眠そーにしてたりするあたり、いかにも男子高校生的ですw
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「…クソネミ……」


そんな彼は、この鳴門の大空を
日々、自由に駆け回ります。
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「J0138、着陸コースに入る。誘導よろ」

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彼が初めて見る、四国山地の紅葉


そんなある日、なんと同郷の後輩が飛来しました。
おなじ越前のリリース個体「ほまれくん」、放鳥されて僅か1か月足らずで
まるで吸い寄せられるように、この鳴門に舞い降りたのです。

なお、登場地点は自宅から目視範囲内www
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以来、鳴門から一歩も出てませんw
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同郷のよしみか、彼らはすぐにコンビ結成「越前ブラザーズ」
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まるで、たからくんを先輩と仰ぐような、ほまれくんw 実際わりとよく一緒にいるんです。
♪Si オーレ達はいつでも 二人でひとつだった
地元じゃ 負け知らず~♪」
その割には「情けないぜ、助けてくれ、例の親父に追われて」一度ここを去ってるよね、たからくん。
※地元で組んだことは一度もありませんw
でも、「この街にあこがれて、信じて」ここを選んだことは、どっちも間違いないようですねw

…で、当然ながら、とうちゃんの洗礼を受けるわけでしてwww
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「この痴れ者が!越前へ帰れい!!」「やなこったーぃw」
大人に叱られて走って逃げる悪ガキかお前はw


たからくん、ほまれくん、なる、あさ、れん、J0132、J0167
いつもの仲良しメンバー、何をするにも大体いっしょ
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「ここも随分、賑やかになったよなァ…」



~~~~
そして
そんなたからくんや彼らにも、静かに冬がやってきます。

12月某日
大津の一角で、鳴門家族とたからくん達が
一堂に会する光景が、ありました。

「………」
「…な、なんだよ………」

「………フ…」

バサァッッ
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ひとり、群れを離れたとーちゃんの心中は、わかりません。
ただ
あの時のようにケンカにはなりませんでした。それだけです。


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「なる、れん、あさ。…それに、たから君、ほまれ君も。よく聞いてね。

もうすぐ冬が来ます。
この南国といえども、冬は長く、厳しいものです。

あなた達の、試される季節が来ます。

私たちも、次の子育てに入らなければなりません。
近寄る者は、たとえあなた達でも、容赦はしません。

…みんな、元気で暮らしてね。
強く生きて頂戴」



なる「わかった!僕も弟や妹の面倒見るよ!!」
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「キシャーーッ!!」
「な、なんだよ母ちゃん!??」
「お前は早く広い世界へ旅立つの!四国中央市に寄ってきたぐらいでいい気になるんじゃない!」



「…楽しそうだな、あの親子」
「そッスね…」



…このメンバーが一堂に会したのは、それが最初で最後でした。
なぜなら、

あさちゃんはこの冬、鬼籍に入ってしまったからです。
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状況から察するに、恐らく餌場争いの事故です。
野生下では些細なことが生死に直結するもの。

これも、不可抗力。残念です。


~~~~

このあと、自分自身の環境の急激な悪化を受け
彼らを追う時間も、気力も、急速に失われて行きました。


新たに購入した「ドラゴンランスⅢ」にも、性能評価試験以来、出番はありませんでした。

~~~~


3/7
ようやく場所を知った、あさちゃん最期の地のお参りをした後
久しぶりに、大津の農業地へ向かいました。

そこには

立派に冬を越した、彼らの姿がありました。
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…たからくん!!

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堂々の足取りで、次々に獲物を摘んでいます。

弟分の、ほまれくんも、
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ひとまわり逞しくなって得意顔。すっかり、ここの住人になりました。

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「ついて来いよ、ほまれ。ここは俺たちの空なんだからよ」

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「Si 俺たちはいつでも 二人でひとつだった
地元じゃ 負け知らず」


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「そうだろ?…ここが、俺たちの新しい「地元」なんだよ」



「それはいいんスけど先輩、もうすぐ所帯持つとかなんとか」
「え、ああ、まあ、そう…そうなんだよな、はは////」




じつは、たからくんには今、彼女さんがいますwww

去年からここに住んでいる、豊岡出身・J0132号さん。
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美人さんですねぇ。良かったね、たからくんw

最近なにをするにも一緒。
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「あ、あのさ、…お、俺たちって、なんかさ…その…///」
「(はっきり言えばいいのに)」


おそらく、冬には念願のマイホームを持ち
鳴門第二号のペアとして、定住することでしょう。
一度巣を構えてしまえば、そこは定住地となる習性があり、
毎年補修して使うようになります。


越前に生まれ
はるばる越してきた、たからくん。

いつもの神社で、今日も元気です♪
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一時間ほど腰掛けて、のんびりと眺めてました。もう、この程度で距離を取ろうとすることも、ありません。

…たからくーん、足しびれた、歩けん_:(´ཀ`」 ∠):_
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「(こいつやっぱりアホだ…)」




ps.
たから君よ、いいことを教えておいてやろう。
「…んだよ」
君の彼女さんのJ0132号さんだがな、実を言うと

J0044号。とうちゃんの妹さんだ。

つまり。
彼女を嫁に娶るということは!

お前はとーちゃんの、本当の「義理の弟」ということだ!!




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「ザッケンナコラーーーーーー!!!!!!」


ちゃんちゃん。

Posted at 2018/06/16 02:53:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 写真・カメラ | 日記
2018年04月25日 イイね!

鳴門公園

鳴門公園あまりにも近所というか、生活圏そのものであるため
殆ど見向きすることもないのだが
これでも一応、狙って観光客が訪れるリゾート地帯。

それが、鳴門公園界隈。

去年の7月
北陸に住む仲間を連れて、観潮船に乗ったのも
いまだ記憶に新しい。


仕事までのひと時を
この辺で過ごすことが、しばしば発生しています。
天気がいい時であれば、せめてもの観光的な非日常感を感じることもできます。


せっかくなんで庭の花とか撮りつつ
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季節だけは、停まりも振り返りもせず、進んで行きます。


ここから観潮船に乗ったよね。いい夢を見せてもらった。
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青空に、青ミクさん。
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1/6スケほどの、やや大柄なプライズフィギュア。
おおよそ7~8年ほども前の製品としては「破格の出来」と謳われていた。
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未だ新参ホイホイな側面が否めないミクさんだが
何だかんだ言って、私のヲタ趣味の、土台の一部を形成してることは間違いない。
この娘がいなければ形成されなかった世界があるのは確かだ。キャラクターも、音楽も。

恐らく10年経っても、忘れていることはないでしょう。
ひとつの時代があったことを示す道標として、今ここに在る。



そして、晴天のウチノ海を散策
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大鳴門橋のある海岸側を離れ、山の裏側に回れば
そこは静かな時間だけが流れる、ひなびた漁村。
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家から車で30分未満。
ほんのささやかな「日常からの逃避」があった。
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空は、この写真の後、あっという間に白く曇った。
そして私は再び「日常」へ。





~蛇足~
昨今あまりにも、こっちの趣味から隔絶され
今後の復帰もほぼ見込めない状況下
とうとうこんな幻覚を見るようになりましたとさw
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無論その先は淡路島
無論その先は明石大橋
無論その先は本州…を睨んでた
観光型ローカル路線の終点間際
静かなウチノ海を眺めて走る


そんな、ありもしない国鉄時代の幻。

Posted at 2018/04/25 13:36:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 写真・カメラ | 日記

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