• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

gochi-zohのブログ一覧

2012年08月06日 イイね!

蛇足という言葉の意味と、先駆者の誇り

先日、Keiにフロントタイヤストレーキを装着し
想像を上回る成果を出したのは、記憶に新しいところ。

クルマに詳しい友人も
「効果あって当然、でなきゃ今のクルマがどんどん付けるわけはない」と。
速度が上がれば上がるほど、自分自身の力で
タイヤ(の起こす乱気流)に当たろうとする空気を押し退けてしまうわけですから、さもありなん。


で、試験片が余りましたw

どうしようか考えてたんですが
ふと思い付きました。

『SVXに進呈しよう。』


なにせ、空力に秀でたフォルムを持ってはいますが
いかんせん設計思想的には「旧い世代」のクルマ。
こういう微細な部分で、手を加える余地があるかもしれません。

なお話によると、さしものエアロダイナミックボディを以てしても
200km/hともなればフロントが浮き気味になり、
それなりの空力的対策を要求されるようにはなる、と聞きます。
当然、出したことはありませんがw

取り付くとしたら、フロアアンダーカバー辺りだろうか。
Kei以上に目に付くことのない場所だから、それほど神経質になることもあるまい。

などとアイデアを練りながら
フロント下周りを覗き込む。



ゴゴゴゴゴ



ゴゴゴゴゴゴ





ドッギャァァァァーーーンン



あるじゃないか、そのものズバリの一品が (:3っ)っ



SVX「フロントタイヤストレーキ??そんな物、20年も前から搭載しているが?

ごめんなさい_:(´ཀ`」 ∠):_



久々に、してやられましたね。
やはり生半可の工夫で達成された数字ではなかった、
Cd0.29なんていう驚異的な空気抵抗値。

当時、こんな装備をした車は、殆どいなかった筈です。




…自分のドライバー人生は、そのままSVXの運用年数と殆ど一致する。
つまり、ずっとこれが自分にとっての「標準」だった。

(日本の常識的な範囲で)速度が上がれば上がるほど
ビシッと据わりが良くなる、安心感と信頼感の塊のようなステアリング。
何の意識もすることなく、かれこれ13年以上、その効果を甘受し続けてきたということになる。

ストレーキ装着後のKeiの高速時のハンドリングは
なるほど、この感覚に通じるものがあった。

Keiは、SVXの後を追って
ようやくその安定感の片鱗を手に入れた、ということだったのか…



高度に完成されたデザイン・走行フィーリングの、SVX。
創意工夫で手を加え、そのたびに少しづつ変身してゆくKei。

どちらも、楽しいパートナーです。


というわけで、蛇足という言葉の意味を思い知らされました。
「正直、スマンカッタ(:3っ)っ」







ps.
初代「おいおい、何か忘れてやしないかい?」

・アンダーフロアのフラットボトム化
・タイヤハウスへの風の巻き込みを防止するサイドエアフラップ
・ボディ下部に流れる空気を整流してスムースに流すリヤアンダースポイラー

「Cd0.29は、このオレが既に達成していたんだぜ?」


恐れ入りました。
初代の時点で、既にやる事はやってたんですね_(┐「ε:)_

そのドライビングフィーリングは
当時バカ売れした、プレリュード辺りとは比較にもならないほど
洗練されたものであった、と聞きます。

スバルの魂を継ぐものを、日々駆ることのできる幸せ。
Posted at 2012/08/06 18:24:25 | コメント(1) | トラックバック(0) | SVX | 日記

プロフィール

「カーライフのサイドキック(相棒) http://cvw.jp/b/648918/48143065/
何シテル?   12/15 15:45
「好きなもの」の項目に「東方プロジェクト」「艦これ」が含まれていることからも察せられると思いますが 当方には「萌え系」の趣味があります。 場合によっては不快...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2012/8 >>

   1234
5 678910 11
1213 14 1516 17 18
1920 21 22232425
26 27282930 31 

愛車一覧

スズキ セルボ 金セルボ (スズキ セルボ)
弟が愛した金セルボ、 数奇な運命を経て、この徳島へ来たる。  黒ゲートの魂を継いで、い ...
スズキ エブリイワゴン SideKick号 (スズキ エブリイワゴン)
この地で、自分の責任において全ての活動を行う以上、車が一台では不安要素しかない。 どんな ...
マツダ デミオ デミオスポルト「蒼莱号」 (マツダ デミオ)
【ありがとう、蒼莱号】 この車が無ければ、格安での引っ越しは成し得なかった。 積める、走 ...
スズキ Kei 黒ゲート二世号 (スズキ Kei)
※2020 7/11 彼の、長いながい旅が終焉を迎えることが、確定しました。 弟の金セル ...

過去のブログ

2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation