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2012年10月19日 イイね!

【中古安レンズ列伝】量産型望遠ズームの底力。SAL75300の始祖・MINOLTA AF75-300(New)

【中古安レンズ列伝】量産型望遠ズームの底力。SAL75300の始祖・MINOLTA AF75-300(New)  



今回は、これを持ち出して撮ってました。





昔、購入直後にここで取り上げたこのレンズ
じつは購入後の検証実験以来、一度も実戦の最前線に立ったことがありません。
残念ながら、単純に画質だけを言うなら
同クラスであれば、このレンズの先代に当たる
「MINOLTA AF75-300/4.5-5.6(Ⅰ)」というのがおりまして、
こちらの方が、ズーム全域に渡り、一回り優れています。
持ち出すとなれば、そっちが第一選択になってしまうので・・・

ただ、以前の検証結果からも解るように
このレンズが駄目レンズかというと、そうでもない。
むしろ初代様がオーバークオリティだった、というのが正しいかと。
(その辺は、いずれまた比較でもしてみようかなと思ったり)

そして今回。
無謀にも我が家の波動砲・タムロン30A(80-200/2.8LD)
真っ向勝負に出てみましたw


PENTAX K-5
TAMRON-SP 80-200/2.8LD(30A) 200mm f5.6


Nex-5N
MINOLTA-AF 75-300/4.5-5.6(New) 200mm f8


※今回から、K-5のカメラプロファイルが
「EOS D30」から「Nikon D100」に変わっています。
(RAW-DNG変換後に機種名を偽装してファイルを読ませる改変処理をしますが、
ソフト自体が機種ごとに固有の色調プロファイルを持つため、機種名を変えると色が変わります。
D100のプロファイルを適用した方のが、より希望の色合いに近かったため、順次再処理していこうかなと)


かように、K-5の色合いに若干の変更が出ているわけですが
それでも、レンズ固有の色調までホワイトバランスや現像処理で吸収し切れるものではなく
画面全体のバランスを取ると、これ以上両者を近づけることが出来ません。
Photoshpでも大変困難です。
ここは、好みの分かれるところだと思います。
逆に言えば、デジタルであっても「レンズ選び」の愉しみが残されている・・・ということの証左にもなるわけですね。

で、全体的に見て。
30Aのf5.6の解像感に、f8であれば
相当なところまで肉薄していることが解ります。
細かいところを言えば、ハイライト部分に紫色の薄いニジミがあったりと
分相応ともいうべき些細な弱点は残っていますが

3000円でこんだけ映れば御の字じゃないかな?ww


30Aとの購入価格差は、およそ10倍。
それを考慮すれば、健闘も健闘ですw



以下、比較抜きで作例を数点
すべてNex-5Nで撮影


250mm f6.7



200mm f8



135mm f8


先に述べた如く、いま普通に中古で買うとなれば
3000円するかしないか。
正規にSAL75300の中古玉を買うことを思えば、
ついこの前まで現行品だったものと基本構成の同じレンズが
こうも二束三文で買えるわけですから・・・
お買い得感は、アリアリだと思うのですw

現行機種に取り付けても、デザイン的にスマートかつ美しいと思います。
・・・この世代以降のミノルタの普及クラスAFズームレンズのデザインのチープさと来たら全く。


状態のいいのが有れば、買って損はないと思いますよ~w
Posted at 2012/10/19 19:05:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2012年10月14日 イイね!

【中古安レンズ列伝】我が家で一番安い望遠ズーム。

フィルム・デジタル問わず
いいカメラを買うと、必然的にいいレンズを誂えてやりたくなるのが
自然な人情というもの。

超広角、単焦点、大口径ズーム・・・
それはもちろん、コストを掛ければ掛けただけの希望が叶う・・・というのは
一般論ではあります。
なにも間違っていません。

ですが、世の中には
ビンボーぶっこいてるくせに、1600万画素級デジタル一眼/レンズ交換式一眼を
合計3台も使役する、私のような大うつけ者も存在しますwww

すると、コストの皺寄せは何処へ行く?

言うまでもありません。
レンズですww

そんなビンボー一眼ユーザーの僻みとも取れるような
二束三文レンズ紹介シリーズとか。
気が向いたら今後もやっていくかも・・・

------------------------------------------------------------------
さてさて。
私は鉄道を主体に撮る写真愛好家ですので
おのずと「望遠レンズ」の需要が大きい。


──これまで所有した望遠レンズ中で、最高価格を誇るのは
『SONY SAL70200G (MINOLTA AF 70-210/2.8G APO SSM)』
海外通販で、円高差益により
国内中古相場を下回る値段で仕入れましたw

キヤ●ンの同クラスレンズを一蹴する、問答無用の超画質を誇るスーパーレンズでしたが
父の失職により財政破綻し、車を買い替えることになったため、短い在籍期間ののち
3万円近い利益を出して引き取られて行きました。
それが、じつは黒ゲートの導入資金の一部。

在りし日の描写

DSLR-A700(α-700) SAL70200G 160mm f4

悪条件でもこのとおり

120mm f3.2

開放でもこのとおり

70mm 開放

さすがに次元の違いを感じます。チート兵器といってもいい。
いまだに手放したことを後悔してはいる。
SVXの車検結果によっては、また考えてもいいかな・・・その時は、ぜひとも「ミノルタ仕様」で・・・



──ですが。
その圧倒的戦力の恩恵に短期なりとも与ったとはいうものの
私のコンセプトとは、これは若干路線の異なるものでして。

この状態が、まさしく「カネさえ掛ければ、見返りは普通に得られる」の典型例。

こういうレンズ(というか正統派リッチシステム)に
二束三文レンズで、どこまで食い下がれるか。

クルマに例えれば、あれですね。
ボロいFC3Sで最新鋭のインプWRXをカモる、みたいな。

これが、デジタル一眼導入以来の私の個人テーマだったりしますw



先のSAL70200、正確な価格は伏せますが
概ね導入時コスト150000円としましょう。大きく外れていないはずです。




──では、以下の画像を撮ったレンズ・・・まあ後で種明かししますが
まずはその画像から。


Nex-5N 135mm f6.7


DSLR-A580(α-580) 160mm f8.0


Nex-5N 200mm f6.7


比較対象がチートなので、同列に比べることはさすがに出来ませんが
購入価格差から発表しましょう。




300分の1。




マジです。

寸法、ことに重量に至っては
1キロも軽い。

196.5mm, 1340g
vs
94.5mm, 375g




そのレンズは、こちら↓

「驚いたか?」

MINOLTA AF 100-200/4.5
初代ミノルタAFラインナップの中にあって、大型高性能とされた
AF70-210/4の陰に隠れた廉価版。
おもに初代αシリーズ下位機種である「α5000」とのセット販売を前提とした製品でした。

前面


背面


コーティングを見た目で判定することは出来ないが
少なくとも、それなりのコストが掛かってる感がある。

特に、背面の最終面が「凹面」になっていることと、
反射の暗いマルチコート(右側映り込みが最終面)となっていることが
奇しくも、デジタル撮像素子との相性の良さに一役買っているのではないか、と推察している。
(撮像素子のローパス表面と「合わせ鏡」が理屈上発生しない)
このため、開放からニジミ、フレアらしきものが発せず、極めて安定した描画となる。

絶対的な解像力はもとより、コントラスト特性に優れ
実際の数値以上に、見た目の解像感があります。

総じて、設計に無理がないのでしょうね。
倍率も2倍止まり、F値を1/2段暗くして小型化と相殺。
その皺寄せは「最短撮影距離」に現れ、2mまでしか寄れません。
望遠マクロが出来ない、というわけです。
が、鉄道・風景撮りには、殆どハンデとはなりません。


これだけ映って500円ですよ奥さん!!



だから中古レンズっつーか、ジャンク遊びはやめられんのですw



では最後に、このレンズでもって昨今の最高精度で撮れたのを。

Nex-5N MINOLTA AF 100-200/4.5 200mm f8


(ドヤァ… (←
Posted at 2012/10/14 18:50:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 写真・カメラ | 日記
2012年10月12日 イイね!

意外に気難しい癖玉  SONY SAL1855(DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM)

その、侮りがたい高性能ゆえ
「このレンズがないと撮影が始まらない」レベルで重宝している
SONYの標準ズーム、SAL1855(DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM)。


巷の評価は辛いです。
「甘い」「解像力が無い」「キレが無い」

これを見ても、そういう事が言えるのかと小一時間

Nex-5N SAL1855 18mm f5.6前後(アダプタ目盛りから推測)
是非ともクリックして原寸をご覧頂きたい。

解像力だけで味もクソもない、と言う向きもあるでしょうが
当方は、その解像力と「原色系、特に青色系のヌケがとび抜けて良い」ことこそが
このレンズの味と考え、今や鉄道撮影に無くてはならないツールのひとつです。



・・・実を言えば、このレンズ
大きな弱点をひとつ、抱えています。
それは、カメラ本体に「ある機能」がないと、MFでは撮影困難になるという
ある意味、MF主体で撮る私には致命的な弱点たりうるものです。

「このレンズは、絞りの値によってピントが移動します」。

言っていることの意味が理解出来れば
「えっ、AF世代の新規レンズなのに??」と思う方と
「ああ、あれですか(ニヤニヤ)」と思う方に二分されることでしょう。

原因は、球面収差

端的に言えば
「レンズ外周と内周で、ピントの合う場所がずれている」。

たいへん大雑把な概念図ですが、概ねこういった意味合いの現象です。


こうした安い数打ちレンズで、各収差を
すべて理想的に補正出来ているものなど、まず存在しません。
こちら立てればあちらが立たずの連続ですので、必ずどこかに妥結点を見出し、妥協しています。
つまり、当該レンズの「諸収差補正の皺寄せ」は、球面収差に集中しているということです。

ちなみに同クラスの「smc PENTAX-DA 18-55ALⅡ」の場合
「像面湾曲」の傾向が顕著で、周辺と中央部のベストなピント位置が合致しません。
では収差残存の駄目レンズか?というと、そういうこともありません。
「背後のボケが汚くなりにくい」という美点が、それと引き換えに得られます。
(ピントのズレによるボケ量の問題ではなく、根本的な描写の持ち味的な問題として)
このレンズは、主題を中央から大きく外さずに捉え、背後を綺麗なボケで飾るように撮るのが、持ち味の活かし方といえそうです。


SAL1855に話を戻しましょう。
このレンズ、実際使ってみて
「周辺の隅々に至るまで、像の流れのようなものが殆どない、極めて安定した像が得られる」と感じます。
絞り開放でも、線は多少太くとも
コントラストがそれを補っており、実に安定した絵が得られるのです。

では、絞り込んでいくとどうなるか。

周辺で像が流れるような非点収差は顕著ではないので、残った球面収差の
外側の光束から、均等に絞りで削り取られます。

ここで問題が生じます。特に、光学ファインダーであれば猶更。

基本的に、ファインダー像は「絞り開放」の絵を見ています。
これを基準にして合わせた場合、絞り込んで撮られた画像は
「実際にファインダーで見ているのとは異なるピント位置」のものとなるのです。

ちょっと一眼をかじった方とかで、ファインダー撮影に自信が出てくると
自分の眼を信じて、AFによる合焦位置から補正する方もいるでしょう。
おそらく常識的に、レンズの収差によるピント位置の補正とかは
AFセンサーを駆動する為のデータベースとして、レンズに仕込まれている筈です。
だとしたら、ファインダー上の像は、若干ピントがずれている事になりますからね。

ソニーの設計思想はこうかもしれません。邪推ですが。
「どうせAF一眼レフを使うユーザーの9割はAFしか使わない。
ファインダーはユーザーのニーズに応えた、素通しのような明るく見えやすい(=ピントが判らない)ものとなっている。
ならば、AFの動作アルゴリズムに「絞り位置による収差変動の補正データ」は仕込まれているのだから、ファインダー上では(凝視すれば)多少ピンずれしていても、実際の撮影結果が良好になるように動作させればいい」



今回、実際にやってしまったのが、これ
(等倍拡大しないと解らないとおもいます)


F8 慌ててファインダーでピン合わせる 全体にネムい画質 玉砕


f7.1 「フォーカスチェックライブビュー」「プレビューボタン」併用で詰めなおし

「ある機能」と言っていたのは、実はこれです。
MFにて、このレンズで精密ピント合わせをしようとすると
・フォーカスチェックライブビューを起動する
・プレビューボタンを押して絞りを動作させる
・拡大表示し「一番いいピントを頼む。」

この操作が必須となります。

変化は如実に解りますよ。
・開放で拡大表示し、ピン合わせる
         ↓
・プレビュー押す、妙にピンが甘いことに気付きガッツリ修正する
         ↓
・プレビュー離す、えっ何このボケボケ画像ホンマに大丈夫なのかコレ

光学ファインダー上では、プレビューした状態では像がかなり暗く、
ピント合わせは困難となります。
が、撮像素子からの画像を明度調整して表示するライブビューなら
このハンデが無くなります。

なお、Nexでアダプタ経由接続する場合
セットしている状態で既に絞りリングで「絞り込み」された状態にあるため
常にプレビュー動作した状態と同じなので、モニタで見たものがそのまま「写る画像」となり、
絞りで露出を変えないかぎり問題は起こりません。



このレンズ。
本来持っている描画力は、巷の一般的な評価とは随分違うものだと思うんです。
ただ、それを引き出すのに、特定の条件や操作を要する。

レンズをシステムの一環として見た場合、果たしてこれで
「いいレンズ」と呼んでいいかどうかは、聊か疑問は残りますがねw



時代は進んでも、「癖玉」というものは無くならないもんですね・・・w
Posted at 2012/10/12 09:56:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 写真・カメラ | 日記
2012年10月08日 イイね!

性懲りもなく

また救援活動を・・・w




あれ以来、「稲穂」の姿はありません。
また、ウチの庭っ子たちも
それぞれの本能の定めるまま、各方面へ旅立って行ったようです。

みんな、無事で頑張っているといいな。


それに代わって、ハラビロちゃんを
よく見掛けるようになりました。
チョウセンに比べて徘徊性が強いので、絶えず動き回ってて
以前のような個体同定は、あまり出来ませんが・・・

ハラビロの卵のうは現在2個確認。
来年も、また賑やかになるのかなw
Posted at 2012/10/08 18:39:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | チラシの裏 | 日記
2012年10月06日 イイね!

秋の高梁川流域は・・・鬼門だ_(:3」 L)_ 岡山険道300号・羽山渓に挑む(鬼門編)

秋の高梁川流域は・・・鬼門だ_(:3」 L)_ 岡山険道300号・羽山渓に挑む(鬼門編)というわけで、国道180号線
もはや通い慣れた「新見往来」を目指す。




そこが、今の私には
とんでもない鬼門であるなどとは、思いも寄らないまま(大袈裟)






概ね快適に流れています、昼下がりの高梁川沿い。
速すぎず遅すぎず、適度なペースに流れを任せて
一路、高梁市を目指す。

総社から豪渓に至るまでに、景色はドラスティックに変化し
山と河川が視界一杯に広がる。

その時。
目の前の路上に緑色の物体が動きまして。
風に吹かれた雑草の屑・・・?え?違う!危ない!!

それ、でっかいハラビロカマキリや!!

えー、キャプションは前回と同じですが
前回訪問時と決定的に異なることは
ここが「天下の往来」であることです。
大前提として「こんなもの」に反応するほうが間違っています。

が、その瞬間、私の脳裏を掠めたものは・・・

──とっさに、僅か30cmばかりとはいえ
緊急回避、してました。
後続の車両の皆様、イミフな機動でごめんなさい・・・と思いきや
結構みなさま同じような動きをなさってくれた。

その子は、間一髪。道路左の草叢へ駆け込んだのがミラーで見えた。

心臓が握りつぶされるような思いだった。


・・・が、むらむらとイヤな予感がしてくる。

「これで終わるはずがない」

私は専門家じゃありませんから、生育分布状況など知る由もありません。
が、少なくとも。

この辺が、徳島あたりのような中途半端な自然ではない、もっと大陸的で規模の大きい大自然の懐であることだけは、間違いない。

街灯を消さないと収拾が付かなくなるほどのカゲロウ、そして
俗称タカハシムシなんて呼ばれてた水棲羽虫の、年中行事ともいえる大発生。
蟷螂たちの餌となって、なお余りある。

なれば、繁殖し林緑をあぶれた蟷螂たちは・・・!!



嫌な予感が、次々に的中する。

ひっきりなしに現れる、路面と同化した轢死体。
見るたびに、胸が痛む。

そして、回避したところでいずれ轢かれる運命にある個体の、多いこと。
後ろ髪を引きちぎられる思い。救援してやりたくても出来ない・・・
あああ・・・助かってくれ、頼むから・・・!

自然と速度が上がらなくなる。
景色が見られない。路面に神経が尖ってしまう。

厭味ではなく事実として。
私の視力、両眼2.0あります。加齢とともに若干遠視気味のおまけ付き。
眼を凝らすまでもない。見えてしまうんです。勝手に。

去年までなら「あ・・・バカ・・・・!!」で済んだものが。

駄目ですね。一度「ウチの子」として関わってしまうと
それは自分にとっての、犬やネコと同等の存在になってしまうんです。
虫けらだからとか知性が云々とかカンケイないです。
そんなものを平気で踏めるわけがありますかいな。


『何してる!割り切ってちゃんと前向いて走れよ!!』
・・・稲穂が、言ったような気がした。

だから頑張った。
前走車、後続、歩行者、小動物飛び出しの危険性、
そして・・・本来なら探してでも撮ってやりたい子たちへの、細心の注意。

これまでになく長い、ながい20数キロ。


ようやく、ほうほうの呈で辿り着く。
ここがウワサに聞こえた、羽山渓への入り口・・・!!
気を取り直して、行くぞ・・・ぉぉ・・・(←既に結構なSAN値が削られているww


最初のほうは、普通の二車線道路。
集落の終わりとともに道幅は無くなり、他車の姿も皆無となってゆく。

さあ、盛り上がってま い り ま  し  た   _(┐「ε:)_


──クルマの写真を撮ろうとして降りたんだ。普通に。
そこにはね・・・

今しがた踏まれてしまったばかりとおぼしき、オオカマキリの姿が。

胸が痛む。
さっきまでの尖った気持ちが蘇る。

ここも、同じだ・・・・・。


その轢死体が物語るかのように。

・・・うおっあぶねっ!!!

「何が~?」

・・・ちょこちょこと、暢気に道路横断してるハラビロをとっ捕まえ
草叢へ放流する。

お前、通りかかったのがワシでなかったら即死やど・・・
きょと~んとしてからに、全く・・・ (´;ω;`)

もう半ヤケ。
幸いにして「30分に一台クルマが通れば多い方」程度の交通量なので
道中、目に付く者すべて回収し、救援して行きました。

以下撃墜マーク(ぉぃ

救援1号               救援2号              救援3号
    

救援4号               救援5号
  

救援6号


うわ、ヒメカマキリ!ちっさ!生まれて初めて見たよ!
しかし小型種だけに落ち着きがないw
走る姿はさながら本家Gok・・・いやなんでもない、なんでもないよ??ww



いや、何がしゃれにならんって
ここまでの景色が、殆ど印象に残っていない!ww
ああもう何をしに来たんだかなぁぁ・・・_(:3」 L)_



・・・しかし、この光景を前にすれば
いやがおうにも強烈な印象しか残らんよ。

ババァーンン。

(注;クルマは反転180度してます。向こうが高梁側)



これが、噂に聞いた
あの素彫り洞穴トンネル・・・!



岩の壁で行き止まりに見える、というのも頷ける。



てゆーか、まんま洞窟じゃないかwww


クルマで洞窟探検って新しいなww


本来言えば、照明装置さえ準備していれば
リアル鍾乳洞探検もできる場所らしいんですが
さすがにそこまでやってる余裕は、今回はありませんw


高梁側入口。

トンネル入口へ向かって、巻き込むように覆い被さるオーバーハング。
もう、この時点で既に何かがトンでいるw

徳島険道31号を制覇したぐらいで、いい気になってちゃいかんね。


見上げたら、そこには巨岩のヒサシが・・・!


今回、レンズは
自宅で最も広角に撮れる、GXR付属ワイドコンバータで
19mmの超広角を駆使。
どくりんごさまの「岩が入りきらない!」を受け、ならばと準備したものですw



あと、ここも見逃せませんよー!
道の部分だけバッサリ切り崩された、巨大なオーバーハング。

(クルマは既に高梁側を向いています。第一羽山隋道至近)

・・・圧倒的じゃないか、この迫力・・・


およそ、険道攻略とは方針の異なる行程と化した今回の訪問。
それでも、この光景が見れただけでも、苦労の甲斐があったというものです。
各場所の光線状態も解ったので、また改めて来よう。
その時まで、全線踏破は預けておくぜ。


さて帰りましょ・・・なんですが

2度あることは3度ある。
行きにあったことは帰りもある。


救援された奴、整列ー。

.
こら、5号
お前、一度ならず二度までも出てくるんじゃない('A`)
普通なら二度死んでるところだぞ・・・



.

こら、救援7号
助けてやったのにガン飛ばすたぁ、どういう了見だ(←



.
救援8号・・・
よく見たら、中脚が1本折損していた。
これは、正確な狩りが出来ない・・・つまり「致命傷」であることを示す。
今更ながらに思う。こいつだけでも救援でなく「救出」しても良かったのではないか、と。



.

救援9号
今回一番綺麗に撮れたべっぴんさん。



.

ついに2桁、救援10号orz




救援11号
おお、初のハラビロ褐色・マダムプレデター登場!
この姿で地べたを走り回る姿はGそのもn・・・なんでもない!w

天然に存在するのが2割程度、というのが
よく理解できた。

.
そしてようやくオーラス
救援12号

オンタは初めて出た。ええ嫁さん見つけるんだぞ。



十二弟子峠ならぬ十二蟷螂峠・・・って冗談にもならんわい_(┐「ε:)_



でもなぁ。
いま、自宅では
お前さんたちの同属の一匹が、生きるか死ぬかの瀬戸際を闘っていて・・・。

それに、彼らが見事成虫になるまでの、労苦の一部始終を見てきてしまったし。

・・・それを割り切って、踏まなくてもいい場面で踏み越えて通るなんて

・・・出来るわけがないやろう・・・。



総社国分寺、五重塔に日が暮れる。

お世辞にもリラックスしたとは言い難い行程、
帰っても気が逆立ったままの状態で、除脈が出てました(ぉぉぃ

でも、些細な功徳は積んだのかな。
私の行動は正しかったのかな。ただの偏屈なのかな。

そんな事を思いながら、沈む夕日に照らされた田園を、五重塔を眺めていた。

さあ、今日はもう帰ろう。
「稲穂」のことが気になる。




──というわけで、何がなんだか
トンデモ道中記になってしまいましたww


この季節の高梁川流域は・・・鬼門だ_(┐「ε:)_
Posted at 2012/10/06 11:42:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | 行ってきた | 日記

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「カーライフのサイドキック(相棒) http://cvw.jp/b/648918/48143065/
何シテル?   12/15 15:45
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