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2017年05月24日 イイね!

Autoexe!

大掛かりな、自分のカバー範囲を超える施工として
ダンパー交換とメンバーブレース装着を行った蒼莱号。

控えめに言って、化けましたw

二度に分けて施工したわけですが、つまり二度化けたわけですw



まず、これはもう鉄板も鉄板
「ダンパー交換」

やはり、それなりに経年と走行距離のある車なので
今がそこそこ良好だったとしても、使い込んでいるうちに
すぐにへたって来るでしょう。
黒ゲート二世が結構そうでした。4年運用後の、ダンパーの抜けっぷりときたら。
毎日乗っていて、少しずつ変わってゆくものなので
なかなか「いきなり壊れた」的な変化がなく、ある日ふと気にしてみると気になりだして
夜も寝れなくなる…といった類のものです。

さて何を装着するか。
そもそも、DYの履いているダンパーは、純正で相当なものです。
よくあるカヤバ等ではなく、北欧TENNECO社のものを奢られています。
極言すれば「純正でモンロー」ですw
(ファミリアスポルト20検討してたとき工場長が「ダンパー純正で高いでよ」と言ってた理由はおそらくコレだろうな…)
要は、吊るしの状態で既にいい脚だということです。
購入前からいろいろ調べてはいましたが、乗ってみて初めて、その意味が身体で理解できました。

で、モンローブランドからも新品交換ダンパーは出ているわけですが
そこへ「Autoexe」が割って入りますw
どうせ同じような値段なら私を選んでみないかね?と、存在感バリバリの真っ赤な筐体が囁くわけですww
マツダ車専門のチューナーで、ディーラーとも結託して販促やるぐらいのメーカーなので、信頼は出来るでしょう。マツダスピード亡き今、その存在は貴重だといえます。


筐体とかは純正そのまんま、だそうです。
では減衰力の設定以外の何がちがうねん、というと
「高精度微低速バルブ」の仕込まれた、ハンドメイド品だということらしいです。
ライン工程では調整出来んそうです。
(このあたりはメーカーの解説文に詳しい。メーカーに質問したら、このスポーツダンパーも同じようにして作られてるという回答があったと記載されていた)
動き始めの段階から正確な減衰力を発生し、さりとて堅さ一辺倒ではなく
突き上げ(縮み)側は過度に強く突っ張らない設定。


これは、交換後に走り出して、すぐ理解できました。
何がいちばん理解できた、って

それまでの純正との違和感がまるでない。


いかにも「俺スポーツ脚に換えたんだぜフッフゥー!」的な変化は一切なく
通常運転時の快適性は、全く悪化しなかったのです。

じゃあどう変わったのよ?
答えは

峠の段差舗装カーブで一目瞭然でした。

突き上げ感がほぼ同じなのに、しっかりとした固さで踏ん張ってるわけです。
絶妙なセッティングだと唸りました。

峠道の楽しさが、安定感を伴って130%に増量ってなもんですw



そもそもの純正ダンパーはというと

なんと、自力反発こそないものの抜けてませんでした。
Keiのはスッコスコだったのに。

決定的な劣化の始まる前に、新品のカスタムチューン品に交換した…というのが
Autoexeスポーツダンパー交換の実態であった、というところです。




次に、O2センサ交換の施工のついでにと持ち込んだ
フロント&リア メンバーブレース。

持ち込んだ時、たまたま工場は閑散状態にあり
事務所で「よろしくお願いしm 」あたりまで言ったころには既に
車はリフトアップされていたww
まあ、一般的な修理ではなく、中古でネジもなにもない強化パーツの取り付けであり、Autoexeの取り付け手順書をDLし、取り付け事例の画像(DCベリーサの)などを見て、お姉さままで一緒になって施工の段取りを打ち合わせていたんですが

そういうことなら私も現物を見ながら協力させてください!とwww


フロントは、まあ共締めポイントがすぐに解りました。
後方から見る(施工後)


前方から見る


問題は、4cm角の「板ナット」が要求される、リア側。
こればかりは工場の発生品にも勘合するものがなく

この角ワッシャーにボルトを溶接するか?といった対応を考察してたのですが

要は、この寸法の板状のナットが

ここの空間内に嵌まればいいわけです。

「私が探してきます!」
コーナンプロショップへ駆け込み

こんなんありました!

戻ったころにはお姉さまだけになっておりw
(工場そのものは18時には終了しているため)

実際に見てみると
とくに解りやすい、燃料タンクのあるボディーフロアってのはオープン構造で
完全にボデー自体の強度でリアサス基部を支えているに等しいのだなと、ようやく知りました。
むろん、メーカー既製品がそこまでトンマな力学強度計算をするはずもなく
それは機械的強度として何らの問題ない範囲内の話ではあるんですが
それでも、入力に対して「歪み」「ねじれ」で力を分散させてしまっていることには違いないです。
それはつまり「サスペンションのジオメトリが、挙動によるボディの歪みで変化する」ことが宿命付けられているということです。
あと、経年疲労でボデー骨格が少しずつヤレていくでしょう。するとだんだん「なんとなくボロい」乗り味になってゆくことは容易に察しが付きます。
こういうところは、クオリティvsコストや工数との両天秤でもあります。
メーカーとて「クルマの走りを詰める設計に、やりたいこと全部やる」なんてことは出来ません。それをやったら全ての車がR34GT-Rになりますw

こういう強化部品で、根拠を持った「骨格」の部分ていうのは
メーカーがやむなく妥協した部分を、ユーザーの自由意志で補ってやることなのだと思いました。
昔「オーバーレブ!」って漫画で、ノーマルこそ車の黄金比と標榜する、メーカー設計者の息子さんが出る回があったんですが、そこでも「ミッドシップ車のタイヤサイズは前後異サイズが常識なのに、日本メーカーは工業規格の縛りでそれが出来ない(当時)」という事などを諭される表現がされていたのを覚えてます。
メーカー設計陣だって、よりよいものを目指したいことに変わりはないのです。
それを、身をもってこの車が伝えているのが
DY/DC全車これが純正という変態装備「ストラットタワーバー」ではないでしょうか。
言っちゃ何ですがト○タなら付けてないと思いますw さしあたり「無くても普通に動かす分には何の問題もない」パーツですから。
そこを「愉しく走るクルマ」として妥協したくなかったがために、わざわざコスト掛けて
後付強化パーツと全く同じ手法で取り付けてるわけですから、これを拘りと言わずして何と言うのか、という話です。
つくづく、真面目で不器用なメーカーなのだと思います。そりゃ理解されにくいのも頷けるわ…。


その構造は
ボディを縦に貫くリブが燃料タンク部の空洞でぶった切られているところを
クロスした平鋼管でリアサス取り付け基部まで延長して繫ぎ、
ボディ骨格を一体化するというもの。

もう、感覚の段階で、これは骨格として理に適うだろう…と、思えたわけです。
実際に底部を見て、その「何処とどこをどう繫ぐか」を見た段階で。

どんだけ効いているか、すぐに解る実験。あまりやってはいかんのですが(汗

サイド引きます。
そのまま少しだけ推進力を掛けていきます。

力が強まってくるとリアが沈み、取り付け部が軋みます。
完璧に「力学的に効いているところに嵌まっている」証左です。

軋むぐらいなので、あまりやってはいけません。あくまで「正常な応力」で使いましょうw
(また、溶接でなくボルト留めで、リブ側がわずかに軋むというのが、予想外の入力に対する逃げ道となっていることも想像が付きました)

問題点は

どうやら排気管と微妙な位置関係でたまに競ってしまうようだ…ということ位。
エンジントルクがガッと掛かって、マウントのたわみの分だけ排気管が動くと
「ずももっ」という接触音がしますw
上り坂で強スロットル噛ますと、変速でたまにガキンと「当たります」w
こればかりは、マフラー自体も換えているわけで、後付け強化パーツの宿命といったところでしょう。

肝心の走りです。

なんと表現していいものやら、語彙が足りんのですが
噛み砕いていうと「ボディが完全なひとつの箱になった」感。
確かに無くても問題はなかったでしょう。そもそもDYのシャーシは、後続のそれより
重くてデカい分、剛性があり頑健というのが通説です。

が、路面からドライバーに伝わる情報が、より精度を増した感じには
間違いがないものと思います。
(それは「固くなった」とか「悪くなった」という方向性のものではない)
ハンドリングが、さらに安定感を増しました。
速度が上がっても、頼りなさを感じることがありません。

ダンパー交換との相乗効果で
言い方が大雑把ですが「乗り味」といったものまでが
もはや原形を留めなくなったわけですw

それは、積み荷や同乗者、はては自身の内臓がシェイクされて
長時間の運転に耐え難いといった「極限スポーツ」の感じではなく
あくまで「ノーマルの延長線上」といった感じなのです。

「もうすこし足りない」が補われ
洗練度を増した…とでも言いましょうか。

自分自身、極限を目指す純血走り屋でもなければ、サンデーレーサーでもないので
これらを施工したことの「真価」に、どこまで迫っているのかは解りません。

が、峠の国道のコーナーであったり
高速道路のクルーズであったり
そういった「速度の高さに対して乗算される、クルマにかかる力」に対して
より安心感・安定感が高められたことは、間違ってないと考えます。
少なくとも、その差は解ります。解るつもりです。



この結果を踏まえ
純正プラスアルファのバネレートに留まり、純正形状と同一の
いわゆる「荒巻き」コイルバネである「マツダスピードのダウンサス」に関しては
換装しても問題がないものと判定しました。
ここまでであれば、カリカリチューンの領域まで飛び出すことはないでしょう。


来月中を、目指したいと思います(`・ω・)ゞ 


Posted at 2017/05/24 23:51:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 青デミオ 蒼莱号 | 日記
2017年05月23日 イイね!

黒ゲート号は名実ともに実家の管轄へ

SVXが我が家を去り
その寂しさを感じさせぬほどの活躍を見せる青デミオ「蒼莱」が我が家に来て
早くも丸二か月が過ぎた。

たかだか二か月とは思えぬほどのペースで
内外装ともに更新が進み
もはや登場当時の原形を留めぬほどになってしまったw

弄って、走って、撮って、また弄って、弄って、走って撮って撮ってまた弄って

そろそろ、そのペースも若干落ち着いてきて
アクティブマチックの手癖もすっかり体に馴染み
いくばくかの懸案事項も概ね解決を見、ようやく安定の時期に差し掛かってきています。

いうて、まだ停まりませんけどねww
やっぱりベリーサ前期のブラックアウトメーターも捨て難いかなとか
ストックしてるマツスピのダウンサスも頃合いを見て仕込みたいとか



さて
ナンバーが白くなった、黒ゲート二世号。


その間、すっかり実家運用が板に付いてしまってますw
ひらたく言えば「親父の脚」

当初、シームレスに
どっちがどっちを運転してもいける状況を考えていましたが
燃料代ベースの日常ランニングコストがほぼ全く同じということもあり
実家運用の4倍強を走る私のペースに、どちらを当てはめても大きな経費の差異がない。
そういったことから、進んで軽四を日常運用にするメリットは以前ほど大きくなく
更には「やはりデミオとKeiの運転特性には差が大きい」ということがわかりました。
たまに動かすと、全然違います。
SVXとKeiを相互に乗り換えて、そうそう感覚的な差を気にすることはなかったはずなのですが、今回は違いました。

まあ代車が来ても乗れているから、危ないってほどの話でもないんでしょうが
本人いわく「慣れた」というのです。

SVXより実際の寸法は小さくても、斜め後方への見切れなど全然違っており
バックの時、何かに当たるのではないかと恐る恐る運転してたというのですが
どうやら、その辺が慣れでカバー出来てきたらしい。
(実際、ピラーの多い4ドアKeiは、お世辞にも斜め後方の視界が効くとはいえない。たとえ上下方向は詰まっていても、ラウンドキャノピーのSVXは横方向の視界に有利で、斜め後方の気配はむしろ感じ取りやすかったのだ)

そして、言うまでもなく
家の燃料代を私が肩代わりしても、誤差範囲程度で済んでしまう。
従って、家の負担していたSVXの燃料代は、事実上消滅した。

こうしたことから、今回の自動車税…次回からの車検…
燃料以外の運用経費は家の費用負担にするという話を、今日おかんから聞いたのでした。

むろん常時の維持管理は私でなければ出来ませんし
有事の際のサブマシンという存在でもあるので
今後とも走ったり弄ったり清掃したりする事には違いありませんが
名実ともに、その主任務は
老家族の足車という「大衆量産車の重要な職掌」へコンバートすることになります。


長い間、SVXを維持していたことが
どれほど重い事であったのか
この僅か二か月だけで、改めて理解できました。
どうオブラートに包んでみても「身の丈に合った車」とは到底言えないものだったわけで。

そういう意味で、私は不適切なユーザーだったに違いない。
すまないことをしてきたものだと思う。

でも、この年度末の決断
きっと、これで良かったんだよな?



妥協がないといえば嘘になるが
「とりあえず移動だけできればそれでいい」というレベルは、到底容認できなかった。
その意味で、DYデミオは、いざ運用を開始してみれば、ほぼ理想のバランスを叩き出して見せてくれた。
それは、今まで接してきたどのクルマとも似ない痛快なハンドリングであり。
精悍なカラー、躍動感があり見応えのあるスタイルであり。
積載上等、4人乗り上等、車内泊上等、介護送迎上等という、ミニマムながられっきとした「ステーションワゴン」のユーティリティ性能であり。
しかも、昨今の極超燃費車とは比ぶべくもないが、それでもかなり良好な運用コストで、それらを満たしている。

初代・二代目と
なるほどこりゃ売れたわけだと、納得するのでありますw



こうして、自分の標準は
完全に「蒼莱号」へ軸を移すことになってゆきました。

けど、黒ゲート二世の任務も、まだまだ終わらない。




5年目の黒ゲート二世号、未だ我が家に健在なり!

Posted at 2017/05/23 22:29:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | kei | 日記
2017年05月14日 イイね!

決戦・みまさかスローライフ

…もう、七面倒臭い言葉は要らない。










25年前、急行「砂丘」を追っていたあの頃
こんな視点は知らなかった。

ずっと、撮りたかった一枚。

最高の青空。
最高の被写体。

一生ものの一瞬。

ただただ。
感無量、です。




なお、これから車内泊ですwww
(どっちみち非番なのでいまから敢えて帰るのはめんどいw)


Posted at 2017/05/14 20:38:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄道 | 日記
2017年05月10日 イイね!

蒼莱号は今日も征く 備前往復便(←

GWの中間の休日とか、その前とか
対岸に素晴らしい被写体が健在であることから
何度も往復してました。

いつもの気動車ですがw


「ほんとにいつも通りっぽい…」


その中で、直近のものから。
5/7~8 GWも終わり、いつもの日常が戻る月曜にかけて

当方は仕事柄GWというものは実質存在せず、そこはひたすら修羅場を闘っているだけなので
まさか日曜が空くなんて思いも寄らず。

ということは、所定のノスタルジー号が


撮れない_(┐「ε:)_

土曜日の運用を、土・日と繰り返す
みまさかノスタルジー登場当時のままだと思ってましたが
いまは、1週間7日を7運用、所定どおり回っています。


去年からずっといるコブハクチョウちゃん(*´Д`)
半飼育状態てあったことが判明w
この人が呼ぶと、悠々と「泳いで」やってきますww



今回の意外性の一発はコレ。

登録有形文化財・津山扇形機関庫
なんと、いまは観光施設となって、有料で一般開放されていました。
初めて知った。



50系客車から魔改造された、キハ33も健在。
この世にたった2両だけ生まれてきたやつの、片割れ。


そして
一体何度撮りに行ったか数さえ知れぬ、京キト所属のキハ181

「何処かで…お逢いしましたかね…」

きっと私は
泣きそうな表情をしていたに違いない。

探せば、在りし日の勇姿が、何処かに映っているかもしれない。




大糸線 キハ52


国内最大最強のディーゼル機関を搭載した
悲運の試作機・DE50


DD51とDE10の問題点を一挙解決し、機種統合まで睨んで作られた意欲作だが
急速な電化の進展により、既にその存在意義は薄れ
運用中に故障し自走不能となったまま、20年もの間放置されていた。

今はこうして、手厚い保管がなされ、後世にその姿を伝える。



日曜、あるいはGWの特別サービスか
車内見学が可能。


ほんの20年ほど前
これが乗り鉄趣味の「標準」でした。

ただただ、懐かしい。







こんな娘たちと、旅してみたかったねぇ…

人の波が途切れるのを待つのが一番大変でした(ぉ



運転席


「いい天気だね♪」「


「汽車に揺られて何処までも…それもいいかもね!」



1時間半ぐらい
延々と、いろいろ眺めてました。

何に急かされるでもない、とても穏やかな時間でした。


窓の向こうのキハ33が、亡霊みたく見えるw


--
というわけで、
戦線復帰して、新たな撮影ポイントの開拓。
神目から先へは、車で行ったことがないのです。


辿り着いたのは、亀甲付近

来ました、ノスタルジー号。
この時になってようやく「日曜の所定運用は早朝とこの時間からだ」と気付く。


そして、先日も桜の撮影で目にした
ノスタルジー3号車、キハ40。

後日、「みまさかスローライフ号」に決戦を挑むべく準備中。
このとき、国鉄一般色3連という豪華編成が見られるのだ。

急行「砂丘」を追った、懐かしい因美線で。



日没寸前
岡山から戻ってきたノスタルジー号、ギリギリ陰に呑まれる直前で頂き。





蒼莱号は、じつに車内泊向けですw
前後シートがほぼフルフラット出来るうえに、これが実に自分の身体の凸凹にマッチしてしまい、居心地最高ですw

寝る前に、深夜の工場地帯をぶらり散歩









気付いたら6時間も熟睡してました。
途中起きたりしながらでなく、ぐっすりと。
二度寝が通じてしまうほどにw

明けて翌日の早朝、もはやお馴染みの水島臨海









この光景、まさに「国鉄」





下津井電鉄跡


戦艦長門の40サンチ主砲弾!


そして、ついに青空も力尽きるまで撮り尽くし






帰りは与島でひと休み、だが

やはりこんなとこを目指してしまうw
廃道にも等しい、与島第二駐車場への遊歩道…




景色はそれなりのものがたまにありますが。


レーダー…ではない。
じつは巨大な電光掲示板です。船舶向けの。



そして最後に

何ぞこれはwww

Posted at 2017/05/12 21:04:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 行ってきた | 日記
2017年05月04日 イイね!

どうする、どうなる、マツスピのダウンサス

どうする、どうなる、マツスピのダウンサス連休明けに、O2センサ新品交換の予約が入り
ついでに可能なかぎりの下回りのカスタマイズの一挙施工を控える蒼莱号。


だが、少々厄介な難問にぶち当たった。




車屋さんからの連絡から構成

「デミオの足回り、ものすごくしんどい事になったんやけど」
珍しく、あまり気乗りのしない様子なのである。

最初、何のことを言われたのか解らなかった。
アルシオーネのような、規格外品のような車ではないのだ、あんな難工事の連続なんてことはない…
そうタカを括っていたからだ。

だが。

車屋のお姐さんの人づてではあるが、こういうことを言っている。
「なんか、抜けんし嵌まらんし言うてた」
「工場の中で何やらカンカンカンカン叩いて叩いてしてた」


どうも様子がおかしい。
こうなると、自分でも調べてみなければなるまい。


するとどうだ、
出るわ出るわ

DYデミオ(と、それに類した固定方式のナックルを持つ車種)の
足回り整備で見事にハマり轟沈したという記事が⊂⌒~⊃。Д。)⊃


普通、ナックルとストラットは
縦二本のボルトで固定されているというのが通説といってもいいと思うんですが

この車や、欧州…ワーゲンとか
いわゆる「差し込み」のナックルは
割り子になっている部分がものすごく堅く
普通にやったんじゃ、まず抜き差しは出来ないんですね。



「ひたすら叩く」とか「ジャッキで強引に」とか
果ては割り子部分が開いて壊れてナックル買い換えたとか
それはもう物騒な記事が羅列されてます…_:(´ཀ`」 ∠):_ 

つまり、工場長のやってたことは、まごうこと無き「正攻法」です。

すみません、知りませんでした…
こんな厄介な足回り構造を持つクルマだったなんて;;


なれば、こちらも厄介ごとを放りつけるばかりではなく
それをどうにかするための知恵を捻り、一緒になって考えるのが筋というもの。

要は、その割り子部分を少しオープンに出来ればいいはずなんですが
適切、または代用可能な工具というものが何なのか…

このような施工事例もありますが
https://blogs.yahoo.co.jp/super_noborin/65225679.html
バールとタガネ。やはりそうならざるを得ないのか…???


正直、あまり迷惑はかけたくないというのもありますし
施工難易度に応じた言い値でも構わないぐらいには思っていますが


GW明けになったら、ブレースの件も含めて
綿密なご相談が必要なようです。



「依頼なんだから四の五のいわんとやれ」というのは、ただの傲慢です。
対価と報酬の大原則に則り、依頼者と施工者は
必ずイーブンなのであります。
むしろ、こちらが出来ないことをしてもらうということには、リスペクトがなければいけないと思う。
ましてや、今までどんだけ親切にしてもらってきたことかを想えば。

どうしてもとなれば、御大MAZDAへ行く手もあるんです。


こうなると、あとは
「そんだけの大事やるからには、覚悟はあるのだな?」という、自問です。

つまり、多少なりとも「固い」バネに履き替えることによる
現状バランスからの変化です。
やってみないとわからない事なんです。どんな乗り心地に変化するのか、が。
あまり極端ではないものと思いますけどね…
それにダウン量2cmという「丁度いいところ」を狙った強化サスなんて、これ以外にありませんし。
趣味で行く場所が場所だけに、これ以上は絶対に下げられません。


さあ、この顛末
果たしてどうなることやら…



どうです、この見事な施工。
この時うまいことマツスピのサスが安価で入手できていれば
こんな二度手間を踏むこともなかったのですが…

まこと、中古買いは「時の運」。



【翌日追記】

ナックルスプレッダだって?!!

あった、あったぞ、特殊工具があった!!
https://www.google.co.jp/search?client=ms-android-kddi-jp&q=ナックルスプレッダー&spell=1&sa=X&ved=0ahUKEwjDoZb469


工場に寄贈だ!!
Posted at 2017/05/04 23:41:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 青デミオ 蒼莱号 | 日記

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「カーライフのサイドキック(相棒) http://cvw.jp/b/648918/48143065/
何シテル?   12/15 15:45
「好きなもの」の項目に「東方プロジェクト」「艦これ」が含まれていることからも察せられると思いますが 当方には「萌え系」の趣味があります。 場合によっては不快...
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