2010年12月17日
前回のTC2000走行前のガス検で思ったことを書いてみる。
前回TC2000では走行前にガス検が行われましたが、ガス検に引っかかった車両が数台あり、結局、対策するということで走行されましたが、ここで思ったことがあります。
それはフォローしているショップについてです。
メンテナンスを受けて参加したんですよ♪と、私との雑談で伺っていた車両がガス検に落ちて強く思いましたが、ショップはメンテナンスするときに、このイベントに参加するのは知っていたのだから純正触媒が付いていようがガス検チェックとかしないのかな?ということです。
当方の車両はガス検あるからチェックしてくれと言わなかったのにメンテ引取り時に純正触媒でも関係なく無償でガスチェックしといたからと渡されて感謝しました。
私が使っているショップが良いとかの話ではなく、今回のイベントに参加した車両をメンテする大半のショップはメンテ時に事前チェックをしたりしているのに、ちょっと大きい所も含めてチェックしないショップが数箇所もあるんだなぁと驚きですが、その引っかかった車両数台のショップには同じ傾向があると思いました。
(1)ショップオーナーがセールス中心で、顧客の「最終」車両チェックを若手中心にしている所。
(2)目的に対して未完成な商品を販売して顧客=テスターと誤解されるような販売手法の所。
上記が私が捉えた傾向です。
(1)については規模と指導の問題でなんとも言えないですが、(2)については製造物に対する品質保証や工程、そしてCSといった視点(思いやり)がないのは痛いと思います。
チューニングショップの共通の品質保証基準ってないからオーナーの裁量中心なんだろうけど、顧客に対する心遣いさえあれば、総じて(2)のような顧客をテスター化した販売は発生しないはずだけど、そういうショップなのか判別が難しいのが実情ですよね・・・あと信じたいという顧客の心理もあるし。
単純にはカーチューニングは車を走らせることをより楽しくだろうから、未完成(TRY)パーツを販売する所は、心遣いがないと捉えても良いかな?と思います。
勿論、十分にショップがテストしてショップが把握していない不具合が出たときは例外でしょうが、顧客に未完成品を販売してテスターさせるのは問題の潰し込みではなく、単なるテスト費用削減が目的でしょうから商売第一主義。
さすがにカーメーカーの品質保証基準についてネットで調べるとべらべら出てきますが、SQAM、PPAPなど部品の完成系までの検査工程が確りしており、100%とはいえるかはともかく中途半端なモノを車両に装着しない仕組みがあります。
その仕組みがチューニングショップだと、オーナーの心遣いとすれば、オーナーの人柄が見えるショップが安全であるということになるのではと肯定します。
つまり、オーナー視点が、「ショップのスタンス」となります。
試作品を正式に販売する所は費用削減が見えて避けたいです。
実態は試作費用を途中回収しないと開発出来ないとかの言い訳があるんでしょうがショップ都合であり、ユーザー観点がないのは悲しいです。
逆に販売価格はほぼ定価だけど、不具合が見つかった場合はショップ責任じゃなくても全面的にフォローしてくれるようなショップとかがあるのも事実です。
オーナーの人柄が良さそうとか、このショップを信じたいとか人である限り守ってあげたい気持ちは誰にもあるのでしょうが、ガス検NGを防止出来ないショップに心遣いが無いよと気づかせて上げるのが本当に好きなショップを向上させることになるのではと思います(受け止められる器量期待して)。
だからといって、今回ガス検でNGを食らったような使用していないショップへ当方は指摘しませんが・・・。
まとめると商売第一主義で運営しているショップでも、ガス検あること知っているなら、顧客フォローとして事前チェックしてあげても良いのでは?とちょっと思った経緯を書いただけ。
Posted at 2010/12/18 23:21:29 | |
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