2018年01月13日
私の住んでいる地域で、DJデミオのXDの6MTの試乗なんてめったにできない。今回は、約1.9万キロの約2年半落ちの程度の良い中古車が出てきたので、担当の営業マンから「試乗どうですか?」とお話をいただけたため、試乗してきた。
乗り始めてまず感じたのは「クラッチが軽い」である。最近の車でMTの試乗なんてめったにできないので、私感としては「軽トラ並に軽い」である。つながりは、きっちりと調整されているFCと比べてはならないが「手前でつながるなぁ」という印象。調整できるかどうかわからないが、渋滞にはまると疲れそう…(汗)次にアクセルを踏むと「…オルガンペダルなのを忘れてた(汗)」という戸惑いを感じながらも、ディーラーをスタート。
出たいっきにATを試乗したけど、もう「ディーゼルだから…」なんて先入観は必要ない。綺麗にスムースに吹け上がる。1500~3000回転あたりで最大トルクを発生して、3000以上回してもあまりトルク感はないと言っていたけれど、トルクがフラットだからあんまりわからない(汗)
アクセルを踏み込んで回転を上げて(4000~4500回転までいったかな?)シフトをつないでみたが、変なドロップ感もなく綺麗に吹け上がる。シフトも変な癖もなく、スコスコ?コクンコクン?簡単に入る。慣れていないのでヒール・トゥもできないが(自分のFCしかできないんだけれど)、変な引っ掛かりもなく綺麗に入る。
ちょっと「あれ?」と思ったのは、初めて新車のデミオXDに乗った時より「ぐわっ」と来る感じがなかったこと。また、6MTは意外とクロスしていてシフトチェンジが頻繁だと感じたこと。
総合的に「乗ってて楽しい、実用的な車」である。いいね!!
…と、なぜに私がデミオのXDを試乗しているのか?
以前のブログでもあげたが、職場の後輩君が「どうしてもDJデミオのXDが欲しい」と言うのだ。年明けすぐにディーラーで試乗車に乗せてもらって、新車見積もりしてもらったが予算に合わない。ならば、中古車なのだが…まぁ、XDの6MTなんてめったに出てこない。それが今週末、偶然買取で入ったのだと連絡がなぜか私に入った。後輩君に話してみると「欲しいです。買いたいです。」と。しかし、ただ聞いただけで何も見ずに、乗らずに買うのって危険すぎるでしょ?だから、見に行って試乗に行こうという運びになった。
到着して「試乗されますか?」の言葉に「乗せてもらえ」と言ったものの、教習所以来MTに乗ったことないと言う。…それでも乗るべきなんだけど…。致し方ないので、代わりに私が試乗したというわけだ。
FCに乗ってりゃ、なんだって乗りやすい車になる(笑)私の評価なんてあてにならない(笑)それに、長年付き合いのある担当営業マンが引っ張ってきた車に、悪いものなんてないという信頼もある(変なのつかませたら、信用問題にかかわる)。
試乗もそこそこに、見積書を見せてもらった。必要なもの、不必要なものを精査した。話がだいたい固まってきて、私はちょっと考える期間を設けて内金だけ入れて「商談中」にしてもらうんだと思っていたら、あれよあれよという間に「注文書」まで行ってしまった(汗)これって俗にいう「ご成約」だよね?(汗)
まぁ、本人が気に入っているのだから止めることもないか…車体にフルにエアロも入ってるし、タイヤの山もそこそこある。ホイールは15インチだけど、トータル的にまとまりある。
帰りに一緒に食事をした時に「これって正解なんですかねぇ?」と聞いてきた。「間違いやで」と伝えた。「わずか1.5時間で、高額な買い物をした。その重みをわからんとアカン。」と。
…でもね、いっぱい間違いをしながら正解を探さなくてはならない。一見無駄と思えることも、無駄の中から大切なものを見つけることが大切。
うちのおやじは言った「金は使わんと価値はわからん。貯金だけじゃ、その価値はいつまでたっても分からん」と。
私の尊敬する、とある部活動の顧問は言った「練習は量より質。だけど、質は量から生まれる」と。
だから、若いうちは大きなミスをしそうな時以外「考える力」を養ってもらいたいから止めたりしない。私が買うわけじゃないし、本人もちゃんと予算は立てている。逆に私は時間をかけて考えすぎるかもしれない。だから、その思いっきりが羨ましいのかも(笑)
思い出すなぁ…初めて自分の金で車を買って乗って帰った日(笑)買って帰った車は、SA22Cのターボ。「お父さん見てよ!」と呼んできたら、ステテコ姿の親父が頭抱えて「ロータリーかよぉ…(涙)」とその場にしゃがみ込んだっけ(笑)
納車が楽しみだ!!
Posted at 2018/01/13 23:40:31 | |
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