2016年10月29日
昔親父がよく言ってました。「薬っていうのは、いわば毒なんだよ。例えば、鼻水が出るじゃない?体は何か異変があって、それを体外に出そうと鼻水を出すわけであって、その鼻水が厄介だから鼻水を出さないように薬で抑えるんだよ。」って。幼かった自分にはわからなくて、薬は正義の味方なのか悪者なのかの判断基準に、私は困った記憶があります。
2週間ぐらいの先のプレゼン用の映像をコンビで作らなくてはならないのですが、相方がいっこうに仕事に着手しないため、私が持ち帰って自宅のスキャナなんか使って画像を取り込んで制作しています。「なんで自分だけ…」や「ややこしいったらありゃしない…」などと愚痴をこぼしつつ、別件で財務大臣に八つ当たりをしながらコツコツやってます(八つ当たりを受けてる財務大臣よ…すまねぇ…)。
しかし、誰かが作ったものよりも自分でコツコツやると、内容の理解が深まるので説明するときに「深み」が出ます。まぁ、カレーでいうところの「説明書通り」なら「普通にうまい」わけですが、ちょっとばっかり手を加えると「コクとうまみが増す」みたいな感じです。自分で手を汚してやった作業は、「上手」じゃなくても「説得力」が増すし「理解度」はさらに上がりますね(例えが車なんだな…)。
「中堅」と言われる年齢になって、「何がしたくてこの業界に入ったんだっけ?」なんて考えさせられることがたくさんあります。確かに最初の志とは違う仕事がたくさんになり、自分がしたかったことが片手間になっている…。しかし、自分がしたかったこと(興味深いと感じたこと)だからこそ、事前の打ち合わせや俗にいう「予習」なんてものが少なくてもできるんだなと思うこともしばしば(久々7にのっても「ここが調子悪い」ってすぐわかる感じ)。
自分はその道のプロフェッショナルではないし、この業界では親族がその仕事についていた人が多く在籍するようですが、自分自身は直系では「初」なので試行錯誤の連続であり「セオリー」っていうのがないから、いつだって四苦八苦します。だからこそ、いつでも体当たり必須です。ちょっと引いてしまうと、そこに「心」が入っていないことはすぐに見透かされてしまう「シビア」な世界。目の前にあることに真摯に向き合いかつ取り組みつつ、自分の位置関係と間合いをしっかりと確認し、「どうすればどうなるか」のシュミュレーションを常に持ち、その思いを共有し、対策を練り、チームで動く。
寝てたって落ち着くはずがない(笑)たまには「仕事」っていう「毒」を、「車」っていう「毒」で中和しなきゃやってらんないよ(笑)
どっちも「これでもか」っていうぐらい「集中」しなきゃ危なくてできないし、終わった後には「疲労感」が全身を包み込み、「これで良かったのか?」という「罪悪感」にさいなまれる…。
結局、最後まで自問自答。
こりゃ、滅入るわな(涙)
さて、仕事すっぺか(涙)
Posted at 2016/10/29 11:59:20 | |
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2016年10月16日
今日は昼と宵の口の2回、FCでホームコースをフラフラと。
いやね、仕事がうまくいかなくて…(汗)月曜日方針をプレゼンしなければならないんですが、相方がさっぱり手をつけてくれなくて…(汗)昔「仕事ができるやつに仕事が回ってくる。故に忙しくなる。つまり、仕事ができることってことだよ。」なんて言ってくれましたが、中堅になって新しいしごとっていうのはてんやわんやするもんで(涙)
気が滅入ったらFCに乗るっていうのは社会人になってからのルーティン。
日があって気温がポカポカ小春日和だと、エンジンも軽く回るなっていう印象。一発一発のトルクというより、回転の繋がりというか「回りたい」ってエンジンが言ってるみたい。パラパラっていうより、ブーンっていうかプアーンっていうか気持ち良い感じ。
日の暮れに乗ると、どっちかというとしっとり感が出るというか「意気揚々」ではない感じ。小雨もパラついていたので、回転も真上が上限というか回す気にもなれないというか(汗)
感情や雰囲気に随分と左右される機械ものも珍しいですが、空気圧を2.3に合わせ直したのも悪くないななんて、ホームコースを往復して帰ってきました。
ただ単に走るだけなら問題ないけど(5速4000回転辺りから微振動は出るけど)、あちこちから俗にいう「異音」ってやつは色々しますな(汗)
あー!うまくいかねー!(涙)
Posted at 2016/10/16 19:02:34 | |
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2016年10月10日
我が家の財務大臣も、財務大臣就任前は(自分の車はこれしかなかったからというのもあるが)FCにもよく乗ってくれた。まだあの頃は、HKSのハイパーマフラーで近接排気音(?)は94dBだったものの中間タイコが腹下にあって、車内でも大声で喋らなくちゃいけなかった…。その後のトラストのTRはインナーサイレンサーを入れなくちゃまともに街中も走れなかった…でも、中間タイコがなかったから車内は意外と普通に喋れたな…。大臣就任直前にFCを今の仕様に完成させてからというもの、大臣就任直後から隣に乗ることはめっきり減った。
理由は以下の通りである
・車高が低くて乗り降りが大変
・ドアが大きくて重いため、乗り降りや周囲に気を使う
・うるさい
・恥ずかしい
・異音が多くて今にも壊れそうな気がする
私も随分と歳を重ねた。RE歴も20年近くなり、今のFCだけでも14年乗り続けている。SAも自宅の車庫にナンバーを切って置いてあるが、エンジンもかけなくなった…。やはり、「唯一孤高のロータリー」と言えど家族は大切である。また「スポーツカーなんて、一人で走りを楽しむものだ」なんて言えないお年頃である。そうだ…車だけの生活じゃ、周囲の人において行かれてしまう…寂しい老後はいかんともしがたいものがあると考え始めた。
クラッチが嫌なんじゃない、敷居を低くしたいんだ。
低く構えたフォルムに恥ずかしさを覚えたんじゃない、隣(後ろ)に乗る人を思えばこそなんだ。
REが大切なように、私の周りにいる人たちも大切なんだ。
そう思い始めたら、考えは加速していく。
13B(←ここ重要)を積んでいて4ドアで…これから先も乗ってて楽しく、家族で乗れる…家族誰でも乗れるATで…もう、これしかない!!
最終型のルーチェだ。
最悪、今のFCのすべてを載せ替えれば、馬力も耐久性を考えて260馬力程度で…ECO CPUでも動かせる。ATがダメなら、MTで公認をとれば後10年は楽しめるんじゃないか…。カラーはベージュでも良いな…白もお洒落…ツートンなんていうのもなかなか粋じゃないか…。
早速中古車アプリを見るものの、レアすぎてあるはずもない(涙)
そして私は進言する
私:「FCは乗るのは気合いる?」
財務大臣:「あまり乗りたいとは思わないな…」
私:「だったら4ドアならどうだろうか?」
財務大臣:「エイト?」(←エイトがわかるあたり、「門前の小僧習わぬ経を読む」状態)
私:「いや、今のFCのすべてを載せ替えてルー…」
財務大臣:「次はアルファードとかエルグランドあたりが良いなぁ」
私:「ですよねぇ~(笑)でも、でかすぎて運転できないし、通勤距離が短すぎてもったいないよ(汗)」
財務大臣:「じゃ、自転車で通えばいいじゃん!車なんて、私が乗らないんだから本来1台で良いんだよ」
私:「…ですよね…」
…おっしゃる通り、ごもっともである。二の句も告げない、完全ノックアウトである。余談であるが、我が家には、ナンバーを切ったSAと現役のFCとその他にもCB400SF、さらには原付まであるのだ…。ほとんどが私の趣味である。したがって、財務管理を任せている以上大臣が「乗り気」にならなければどんな計画も動かないのである。
何事もうまくいかないわけでもなく、FCのアルミハブを交換しようと考えたとき「値段が倍になっても、安心して乗れる純正品にするべきだ。そのために予算を組もう」と言ってくれた男前っぷりに、私は「有難味」すら感じている。
我が家の財務大臣は「やらないなら、やらない。やるなら、徹底的に。」である。
またしても、撃沈である。
捕らぬ狸の皮算用。
Posted at 2016/10/10 11:57:11 | |
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2016年10月09日
あれは何年前だろうか…何かの用事でMAZDAのディーラーに行った時の話だ。「スカイアクティブDってやつがすごいらしい」と巷で騒がれ始めたころだ。「所詮ディーゼルだろ?」なんて気持ちで「試乗しますか?」の言葉に「乗せてくれ」と乗ったのが事の始まりである。
当時、アテンザも発売されていたが乗ったのはCX-5であった。これには度肝を抜かれた。
・カラカラ音がない
・出足のパンチが半端ない
・あの大きな車体が手の内に収まるようだ
・高回転でパンチある加速をするわけでなく、街乗り領域が力強い
・玄人好み(←ここ重要)
私のFC3Sには中村屋のECO CPUが入っている。これのすごいところは、正圧に入れなくても負圧で常用トルクが出てしまうところ。そこからさらに踏み込めば、表現は難しいが排気音が変わる…さらにフルスロットルにすれば、次のステージに連れて行ってくれるという面白い制御だ。ただ、フルスロットルなんて何年に一回踏むか踏まないかの世界である。アクセルをそこそこ踏み込み、ブーストが0.4~0.6もかかれば「おっとっと…」な世界である。「ドカン」はないが「フラットなのね…」だけど「トルクフル」である。
前置きが長くなったが、そんな近現代のディーゼルに思いをはせている。しかし、MAZDAでは2.2Lと1.5Lしかラインナップはない。なんなら、プレマシーに1.5LのスカイアクティブDを積んでくれてもよいと思っている。
そんな折、何の気なしに携帯で中古車アプリを開いていた。「一台の車を長く乗りたい」という思いは強い。しかし、維持費がかかっては苦しい(住むならば賃貸よりも分譲。マンションよりも持ち家。さらに言えば、初期投資は高くとも月々の支払いは押さえたい。)。そうなれば、上限は2Lである。
E46の頃から「BMWってかっこいいよな」と思っていました。また、友人が学生時代にその前の型の318iに乗っており「気持ちいいな」と思っていた。
気持ちはこうだ…「今ならBMWの320dに手が届くんじゃないのか?」である。
何を間違えたか、「BMWアルピナ」に行ってしまった…(汗)しかし「D3 BITURBO」というやつがスペック上アツい。先代がカタログ値214馬力/45.9キロである。現行は3Lなので手も出ない…。また、見てみると400万円台からあるではないか。
次に320dである。カタログ値184馬力/38.7キロである。MAZDAより馬力で勝りトルクで劣る…しかし2Lである。
長年あこがれた女性が、私に振り向く瞬間であるように感じた…そんな一瞬である。
私も歳を重ねてきた。これからの10年「できる漢のステータス」としてドイツ車もありではないか…はたまた、さりげなく「えっ?ディーゼルなの?」みたいな…でも、大きいのは「一生に一度はBMWブランド」というのも大きい。
アルピナD3か…それとも320dか…思いをはせて一週間…ついに、思いを伝える時が来た。
私:「あのさ…最近のビーエムって…」
財務大臣:「あ!ごめん!興味ない!」
瞬殺とはこのことなりーっ(涙)
しかし、続きがあるのだ。
財務大臣:「来年新型のセブンが出るんでしょ?それを買うんじゃなかったの?」
私:「え!?買っていいの?」
財務大臣:「SAかFCを処分するならね(笑)できるもんならやってみな(笑)」
私:「ははははは…(汗)痛いとこついてくるよね…(汗)」
ってことで、妄想族初代会長代理補佐見習候補は見事財務大臣に撃沈されるのでした(涙)
捕らぬ狸の皮算用(涙)
Posted at 2016/10/09 09:59:10 | |
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2016年10月01日
まじめに「マフラーの騒音」について考えなければならないなと思い始めました。
近頃私の住む地域では、騒音問題が取り沙汰されています。自宅で「へぇー…そうなんだ…」なんてのんきなことを言っていたら「あんたのことちゃうん?」なんて言われてしまいました。
嘘偽りなく、私の車は車検対応マフラーですし近接音量(?)も実測で90~91dBです。自動車をカスタムしている人にとっては「音量小さいね」なんて言ってもらえますが、自宅の玄関で煙草を吸っていると虫の音が聞こえるぐらい「閑静」な住宅街です。
簡単にいうと「しーん」としている中で91dBが響くと、それはたまったもんじゃないでしょう。面と向かって言われることは(今のところ)ありませんが、「もしかしたら」かげで話は回っているのかもしれませんね。
車検対応ですから、「法律(ルール)」上は問題ないのかもしれませんが「マナー」上はどうなんだろうかと考えさせられる一件であることは確かです。
自宅にあるエンジン付きの乗り物でマフラーが換わっているのはFCだけなんですが、換わっていようがいまいが「感じ方」は人それぞれであるということです。
変な例かもしれませんが、自分にとって嫌いな人が「ルール」上は間違ってなくても「マナー」上良くないことがあると(ほんの些細なことでも)「あんなことしやがって」と目の上のたんこぶのような感じ方をしてしまいます。本当は大したことないのかもしれませんけどね…(汗)
「静かだ」と感じるのも人それぞれならば「うるさい」と感じるのも人それぞれ。そこに根ざして生きていくには「理解してもらう」よりも「郷に入れば郷に従う」のが大切なんだろうなと思います。
…かと言って、明日「だから、こんな対策をします!!」って言えるようなことはないんですけどね…(汗)
レクサスとかあまりよくわからないので、一昔前の表現だと「セルシオ並のマフラーが欲しい」と思ってしまいます。ナイトスポーツのマフラーはRE界では静かなマフラーの部類なんですが、そんな「マシ」とかのレベルではない「ノーマル級」のマフラーが欲しいです(涙)
暖機なんてもっての外だし、かけたらルマンのピットアウト並に「それで油圧は上がってんの?」ぐらいの勢いで出なきゃならんなと(半ば大袈裟に)思っています。
インナーサイレンサーもはまればよいのですが、内径が中途半端に89Φときたもんだ(涙)
No Seven No Life なたげに、ちょっと頭ひねっていきたいなと思います。
さ、煙草吸ってねよっ。
Posted at 2016/10/01 23:06:14 | |
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