タイトルに深い意味は御座いませんが。。
『Jコミ』という絶版漫画サイトで、
『ハイスクール!奇面組』が全巻無料で読めるという事を知り、ここ数日ヒマを見てチョコチョコっと読み耽ってた次第。
コレは自分が一番マンガに夢中になってた頃の、しかも一番大好きだった作品で…漫画に毎週カネ使える程小遣いが裕福ではなかったので『ジャンプ』自体は友達に借りて読んでたが、このマンガだけはナケナシの小遣い叩いて単行本買ってた。それ位好きだった。
で、この作品を読んでたor知ってる人なら御存知かと思うが…例の最終回。。。当時相当の物議を醸し、集英社に抗議が殺到したと言われる伝説の『夢オチ』。
その当時中坊だった自分も他聞に漏れず『何じゃこりゃぁ!!』と憤慨&裏切られた様な気分で…暫くマンガも読まなくなったし、この作者の次回作なども全く読まなかった(単行本も最終巻の「20巻」だけ買わなかったと記憶している)。今思えば「たかがマンガ」なんだけど、何せ多感な中学生だったからね…。
そんな『ハイスクール!奇面組』を、今改めて読み進めてみて…懐かしいし、普通に面白いなと思えて…そして今日、辿り着いた例の「最終回」。。。
…いや、何だろうコレ?
当時あんなに「バカヤロー!!あほーっ!!」って思ったのに、微塵もネガティブには思わないと言うか…最後の最後までギャグ漫画で引っ張っておきながら、こんなメッセージ性の強いエンディングに仕上げられていたんだなぁ…と、むしろ感動と言うか、感慨深いモノを感じずにはいられない気分になった。
今、大人の視点で読み返してみると…多分、作者の新沢基栄氏はこの『夢オチ』を、色んな意味で覚悟して書かれたんじゃないのかなぁと、単なる「夢オチ」って表面的な事では無く、『綺麗に原点に着地させたかった』のだろうなぁ…と、深読みせずに居られなくなる。
「たかがマンガ」なんだけどね。ホント。
『時を経てから改めて見返してみると理解が変わる事』って時々あるけど…そんな気分を久し振りに強く感じたので、ダラダラと書き連ねてみた次第。以上。
Posted at 2013/03/31 22:22:04 | |
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