カプチーノで再び走り始めて有難いと思ったのは、タイヤの選択肢が広がっていた事。
自分の使う165/55/R14というサイズ…その昔はこのサイズでまともなスポーツラジアルはAD07ネオバ1択みたいな状態で可也マイナーな存在だったが、今ではBSやダンロップ、その他海外メーカー等が同サイズで確りしたスポーツラジアルをリリースしてくれている。
そして何より今回のネタの『ATR-K Sport』…存在は知っていたが機会が無く、しかし晴れてカプチ復活相成ったので買ってみた。そして「素晴らしいの」一言。
大体自分は、何でも絶対的な性能よりも『性能/値段』というレシオ(『コスパ』って言った方が早いか)で考える性質。なのでこの\6000/本のタイヤがここまでヤルという事に先ず感動。そして性能自体も普通に侮れないレベル。
と言うか…性能云々より、とにかく自分の「性に合う」タイヤだ。
最近の出来過ぎ&過保護なタイヤに比べると、ちょっとバランス悪かったりフトコロが狭かったりするところが、逆に良い意味で考えさせられるというか…「おい、お前!ちゃんとタイヤ使って走れよ!」って言われてるみたいで。
性格は体育教師、コスパは山田うどん、そんなタイヤだ(笑)
ところがこのATR-Kの165/55/R14、自分が買った直後に販売終了になってしまった(ホントに最後の在庫だった様で…)。もうずっとこのタイヤで良いやと思うくらいにしっくり来るタイヤだったのに…残念至極。
そんなワケで、最後に一発アタック出来るくらいの山を残して、温存しておいた。エンジンも載せ替えて、頃合いも良い。ここいらで『ATR-K最後のアタック』を敢行してみよう、と思った次第。
結果は…まあ、前回のベスト超えは無いにせよ、そこそこ肉薄出来たのは上出来という事で、良しとしましょう。
しかしこれが最後というのが…実に名残惜しい。
恐る恐る走りを復活して、そこから再び走りにのめり込める様になったのも、ある意味でこのATR-Kの存在があったからかもしれないし。
色々、ありがとう、ATR-K。楽しかったわ。
Posted at 2022/03/27 17:30:04 | |
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カプチーノ | 日記