これはカメラと言えるのか？

アメリカの企業が今までの概念と違うデジカメを開発しているらしいです。

画角内のすべての画像をパンフォーカス（手前から無限遠までピントが合っている状態）で撮影をしてその後でピントやボケを調整をするというシロモノです。

この技術そのものが優れているとは思いますが、何か腑に落ちません・・・

ケータイやコンデジでしか写真を撮らない人には凄く便利な技術だと思うのですが、仕事（報道写真は別として）や趣味でカメラを使う人達は自分の撮りたいと思うポイントにピントを置きボケを考えながら自分の撮りたいイメージを切り取っていると思うのですが、この技術だと撮影場所でそれこそ３６０度ザックリと写真を撮ってきてそれを家や事務所に戻ってから自分のイメージにしていく事になりますよね？

写真ってその場の情景や空気感またはカッコイイからとかキレイだとか面白いと感じた事とかをその瞬間に切り取るから面白いと思うのですが、それを後からあーしよう、こーしようとしながら写真にするというのはどうなんでしょう？


と言っても何年か先に製品化されたら「これは便利だわ！」となるかも知れませんが、今の時点では何か複雑な気分です（>_<）