
今から22年前に第1作が公開され、結果第6作まで製作された走り屋に焦点を当てたカーアクション映画です。
第1作は、私の好きなDR30スカイラインRSが主役でした。主人公も、大鶴義丹が演じ、とても面白かったですね。
第2作より、R32スカイラインGTRに交代し、以降、第5作まで続きます。この作品より、土屋圭市がアドバイザーとして登場しています。
カークラッシュといいますと、第1作目では、S110系クラウンの白パトが二台と430系セドリックの白パトが破壊されます。
第3作目で、S13シルビア、80系カローラレビン、80系カローラFX、バラードCR-X、A60系セリカが破壊されます。(全部、走り屋系の車ですね)
第5作目で、FC3SサバンナRX-7、R30系スカイラインが破壊されます。
しかし、この作品には、幻の第6作「首都高速トライアルMAX」があるのをご存知でしょうか?
リリース前に、違法行為を伴う撮影がバレ、スタッフが書類送検され、お蔵入りになりました。
以降、この作品を含め、このシリーズは、DVD化もされず・・・という状況でした。
しかし、昨年、ある方の情報で、この作品がアメリカでDVD化されていると聞いた私は、運良く、ヤフオクで入手することが出来ました。
そして、幻の作品を拝みました。
が・・・
期待に反して、作品の完成度は、私的には、イマイチ・・・ていうところでした。
キャスト、車が変わっただけで、同じようなストーリーだったんですね。
ま、それはさておき、カークラッシュのほうですが、破壊シーンは2場面。
1.S14シルビアのクラッシュシーン。
これが問題となったシーン。主人公と高速道路でカーバトルを演じているんですが、スピンして側
壁に激突します。
クラッシュしたシルビアに危うく突っ込みそうになった一般車もいました。
恐らく、このシーンは、ハプニング(事故)だったのではないでしょうか?
高額車の破壊にしては、不自然な引きの撮影ですし・・・
この撮影が無許可だったので、問題になったそうで・・・
2.R33スカイラインの破壊シーン。(画像のシーン)
主人公の回想シーンで登場。
バトルした親友の乗ったR33スカイラインGT-Rがクラッシュ、爆発、炎上する。
しかし、クラッシュシーンはなく、いきなり、事故車の爆発炎上シーンとなる。
しかも、GT-RじゃないR33に摩り替わります。
この車、事故車を持ってきて爆破してるんじゃないかと思いますが・・・
結局、スタントで破壊して車は、無しって言うことかな?
ところで、違法行為が判明したのは、もう一つ。スピードオーバーの撮影だったようです。
通常、このような作品は、早回し再生でスピード感を出すのが常套手段ですが、一部、早回し再生をしていないシーンがあったように感じました。
いずれにしても、DVDを見てみたい方は、ヤフオクなどで探してみては、いかがでしょうか?
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カースタント | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2010/02/18 23:34:53