おはこんばんにちは、つゐんかむです(^∀^)/
適性試験に思いの外手こずりましたが、やっと学科試験を受けることができます。
今回はその模様をお伝えします♪
今回も文章ばっかりです(なぜなら、試験場内は写真撮影禁止なので(^^;)。
あっ、最初から読みたいという方はこちらから
>>普通二種免許一発試験!その①<<。
※この記録は、2018年度の、東京都鮫洲運転免許試験場での普通二種免許一発試験受験の模様になります。
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そろそろ時間が近付いてきたので、指定された1番教室へ。
と言っても、すぐそこなんですが(笑)
中々に大きい教室です。取り敢えずざっと見渡してみる。
それなりに人が座っています。平日の朝っぱらからこんなに受験する人がいるんですねぇ。
私の席はというと、教室入ってすぐの列、前から3番目でした。
どうも二種免の人はこの最初の列に座らされているようです。
見ると、タクシー会社の制服を着たおじさんも座っていました。
試験開始まで特にやることもないので、改めて回りの観察。
当然ながら、みんな緊張の面持ち。この試験に失敗したら死ぬんじゃないかってくらい、傍目からみてもガチガチになっている人もいます(^^;
多くの人が、それぞれ参考書や問題集を開いて、最後の確認をしていました。偉いですね。
教室の正面にはスライド式の黒板があり、天井には教室の左右にでっかいモニターが設置されています。
モニターにはこの教室の受験対象の免許の種類が、繰り返し流されています。
暫くはぼんやりそれを眺めていたのですが飽きたので、私も持参の参考書を開いて勉強しているフリをします(笑)
正直に言うと、試験は結構自信があったので、別に最後に悪足掻きしようとは思っていなかったのです。
それに、さっき受けた視力検査で大分疲れていたので、参考書を読む気も起きませんでした(←視力検査をパスした時点で私の中で受験は終わってます(笑))。
なので、自分でも不思議ですが、あまり緊張感を感じることもありませんでした。
暇なので後ろを見ると、二種免の列には、私を入れて約6,7人受験者がいるようです。
全員男性でしたが、若い方から年配の方まで年齢は様々。
腕組みして目を瞑ってじっとしているおじさん。参考書に目を通す、青年。
やはり、みんな緊張した面持ちです。
そんな感じでボーッとしていると、試験官がやってきました。
おじさん試験官です。齢50代くらいでしょうか。
先ずは、試験前の注意事項の説明です。
「ではまず、受験票に記載の受験番号と机の番号が同じか確認をお願いします」から始まり、
「ケータイ電話等は電源を切って、机の上に置いといて下さい。後程、電源が切れているかどうか確認します。また、腕時計ですが、時間は教室の時計を使いますので、外して鞄の中にしまって下さい。鉛筆と消しゴムは、受付でお貸ししたものを使用して下さい……」
まだ説明は続きます。
「試験時間は50分で、前にあるモニターに残り時間が表示されます。残り10前、5分前には口頭でもアナウンスします。試験が終わったら、速やかに鉛筆を置き、答案用紙を前に持ってきて退室して下さい。また、早く終わった方で退室される方は、出来るだけ静かに、答案用紙を持って来て下さい。一度席を立たれますと戻れませんのでご注意下さい。また退室後は暫く教室内には戻れませんので、荷物等忘れ物のないようにして下さい……」
一通り説明が終わると、先ず解答用紙が配られます。
試験補佐官的なおばちゃんとおじさんが答案用紙を配ってゆきます。
答案用紙の裏側には、これから試験を受けるにあたっての注意事項や確認事項が記載されており、それを読んでチェックを入れていきます。そして署名します。
この辺も、試験官の説明に沿って進んでゆきます。
「解答はマークシート方式になっています。機械が採点するので、できるだけ丁寧に、濃くマークして下さい。また消しゴムで消す際も、しっかりと消して下さい。解答は、問題を読んで正しいと思ったら『正』に、間違っていると思ったら『誤』にマークして下さい。悩んだりして何か書き込みたい場合には、解答用紙にある自由記入欄を使用して下さい。問題用紙は繰り返し使いますので、これに書き込んだりせず、できるだけ綺麗に扱って下さい……」
そんなこんなの説明が終わると、今度は問題用紙が配られます。
試験(補佐)官が一人ずつ「普通二種の一発受験ですね?」などと確認して配ってゆきます。その際、併せてケータイの電源OFFもチェックされます。確認できたらケータイも鞄にしまいます。
ちなみに、私の後ろの青年は、大型二種の受験者でした。
滞りなく配り終わり、間もなく試験開始です。
「最後に、皆さんお分かりだとは思いますが、不正行為や、不正行為と疑われるようなことはしないようにお願いします。万が一不正行為を発見したり、そのような行為が疑われた場合は、即試験中止になりますので、お気を付け下さい。……では、まもなく試験を開始します」
教室内の空気がピリッと、張りつめた感じになります。
「では、始めて下さい」
一斉に問題用紙を開く音が教室に響きます。
正面のモニターには、デカデカと「49分○○秒」と表示されています。
問題用紙を開くと、先ず目に飛び込んできたのは、標識などの図。その下に問題文が並んでいます。
最初の10問くらいははその図に関する問題が中心で、それ以降は文章問題といった感じ。
例えば、「図3の標識は、この先に横断歩道があることを表している」という問題文に対して、図の標識は「学校、幼稚園、保育所あり」なので、「誤」にマークを入れるといった具合。
勉強してきた成果もあってか、特段悩むこともなくスラスラ進んでゆきます。
いい感じで解きつつも、結構嫌らしい問題も出てきます。所謂、日本語で騙そうとするような問題。
あと、個人的には「うわぁ、そこ訊いてくるかよー」という問題が多い印象。中々嫌な感じです(笑)
解答も中盤に差し掛かった当たりで、一つ悩む問題が。
「転回をする時は、その30メートル手前から合図を行う」ってな感じの問題だったんですが、これが「30メートル手前」だったか「3秒前」だったか思い出せず、悩む。
車線変更は3秒前。右左折時は30メートル。では、転回は……?
悩んだ末、「3秒前だったような気がする」と、「誤」にマーク。
もやもやしながら次の問題に進みます。
その他では特に躓くところもなく、最後のイラスト問題も比較的分かりやすく、一通り解き終えました。
残り時間を見ると、残り25分。丁度、試験時間の半分を使って解答した勘定になります。
結構丁寧に文章を読んで解いていったので、まぁあ、このぐらいかかるでしょう。
まだまだ時間があるので、見直しです。
もう一度、初めて問題を解くつもりで丁寧に見直しをしてゆきます。
見直しを始める頃になると、ポツリポツリと退室者も出てきます。
フッフッフッ、私は知ってるんだぜ。
早々に退室した奴に限って落ちるんだよ( ̄∀ ̄)
そんな浅はかな手に騙されるもんか!
などと意味不明なことを考えつつ、見直し中(←集中しろ(^^;)
そして再び見える「転回30メートル」問題。
もう一度、じっくり考える。
一度は「誤」にマークを入れた問題。でも、よくよく考えてみると「今からUターンするって時に、仮に3秒前に合図だしたら後ろの車ビビるよなぁ」とも思う。転回も、どちらかといえば右左折と同じグループな気がする。
というわけで、「正」に解答チェンジ。
結局、この問題以外は解答を翻すことはありませんでした。
そうこうしている内に終了時間がやってきて、試験終了。30秒くらい前に見直しが終わりました。
「はい、試験をやめて下さい。……では、問題用紙・解答用紙・鉛筆と消しゴムを前で回収しますので持って来て下さい。一旦退室して頂くので、忘れ物にご注意ください。次は○○時に合格発表になりますので、それまでに、またこの教室の同じ机にお戻り下さい」
問題用紙・解答用紙・鉛筆と消しゴムを前で回収され、一旦退室。
ふぅ、やっと終わった。疲れたわぁ。
手応えは中々いい感じ。二種に関する問題は先ず間違いはないだろう。イラストも大丈夫だと思う。
あとは、一般問題でポカしてなきゃ問題ない筈。
と自分に言い聞かせて、一服。
しばらくボーッとして、時間近くになったので1番教室へ。
少しすると試験官もやって来ました。
「では、これより合格発表を行います。前のモニターに合格者の番号が表示されます。番号があった方はそのままお待ち下さい。番号のなかった方は、残念ですが今回は不合格ですので、退室して下さい。番号は2回流されますので、退室される方はその後でお願いします」
チャイムが流れ、合格者の番号がモニターに映し出されます。
いっぺんに全部でるわけではく、画面が数秒間隔で切り替わってゆきます。
先ずは一種免許の番号が流れれゆき、いよいよ次が二種の番号です。
二種の受験番号の初っ端が私なので、画面が切り替わって番号がなければ、午後も再受験しなければなりません(><)
緊張の一瞬。
こんなに緊張したのは久々です(笑)
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
ありました私の番号!!
やったぜ私!
まっ、こうなることは分かってましたが(←調子がいい)
二種免で受かった人は確か4,5人でした。
私の後ろにいた、大型二種の青年は残念ながら不合格だったようです。
「では、不合格の方はご退室をお願いします。午後も試験を受けられる方は、受付をして下さい。お忘れ物ないようにお気を付け下さい」
ぞろぞろ帰ってゆく受験者たち。
その後ろ姿が悲しい……。
不合格者退出後、合格者の何人かが試験官に呼ばれ、前に来てくれとのこと。
私も呼ばれたので、何かと思いつつ行ってみる。
「皆さんは一発受験の方でお間違いないですね?」
あっ、そういうこと。
「この後、実技試験の予約を取ってもらいますので、2階の一番奥の受付へ行って下さい。おめでとうございました」
と、何やら用紙を貰って、退室。
二種で一発試験は私だけでした。呼ばれた人は私の他に2人いましたが、きっと彼らは一種の方たちなのでしょう。
荷物を纏めて、2階へ。
2階の一番奥まったところに実技試験の受付があり、そこで実技試験日を予約します。
予約は専用の端末があり、そこに免許証をかざすと、空きのある日が表示されるので、その中から任意の日を選びます。
二種の場合、月に2回くらいしか試験日がないので、殆ど選びようがありません(^^;
見ると、直近で1/7の午前中が空いていたので、この予約を取りました。
予約を取ると、受付の人がいろいろと説明をしてくれます。
当日の流れや費用、試験に受かった時・落ちた時の流れなど。
当日は8:20までにはここに来て受付するように。その前に支払いを済ませてほしい。試験場は8:00から開いている等々。

『技能試験を受験される方へ』という集合時間や持ち物、費用などが書かれた用紙と、『受験の手引き』という、これから実技試験に臨むに当たっての心構えやちょっとしたポイントが書かれている冊子を貰い、本日は終了。
何だかんだ一回で学科がクリアできて良かった!
とうより、視力検査がパスできて良かった(^^;
この後、食堂で昼食を摂り、軽く二種の試験コースを走って帰宅しました(探すと、非公開の筈なのに何故かネットにコースがアップされている)。
次回は、実技までにやった練習と、特定講習というものについて書いてゆこうと思います。
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その⑤へつづく=