【緊急】ガソリン漏れ

満タン給油すると右リヤ周辺（車外）に微かにガソリン臭が漂うようになりました。しばらくするとガソリン臭は消えています。

しばらく様子を見ていましたが、あるときから給油直後の燃料タンク下にガソリン溜まりができるようになり非常に焦りました。

症状を整理すると、
・満タン給油（オートストップ）後にタンク下にガソリン溜まりができる
・オートストップ後にさらに追い給油するとガソリン溜まりが酷くなる（→ちょっとした漏えい事故になりました）
・漏れは恒久的ではなく、ガソリンを少し消費すると（ガソリン臭）は収まる

満タン給油時（液面が上がった時）に漏えいし、少しガソリン消費すると漏れは収まることから、

⇒ 漏れはタンク底部からではなく、給油口～燃料ホース～ホース取り付け部周辺など、タンク上流に原因があると推測。エアー抜きのリターンホースなんかも怪しい。

この段階で部品の調達可否を調べたところ、給油口とタンクを繋ぐメインの太い燃料ホースは製廃でした。

ディーラーやいくつかのショップに相談してみましたが、R34では症状・修理の事例無く詳しいことは調べてみないと分からない（R32ではホースやタンクの経年割れ事例あり）、R34の燃料タンクはリヤシート下にあるためリヤのサスペンションメンバーを脱着（工賃高額）しないとタンクにアクセスできないなど、悩ましく思っていました。

満タン給油しないことで騙しだまし乗っていたものの、早急な修理の必要性を感じ、作業お願いしました。

リヤのタイヤハウスから覗く限りは、給油口伝いでのガソリン汚れ形跡はなし。タンクに近いところは確認しづらい為、リヤシートを外し室内側から観察。ガソリン汚れの形跡あるも、タンクが直接の原因ではなさそう。

次に燃料ポンプですが、ロックリングの縁から液が垂れている形跡を見つけました（黄色矢印）

ここが怪しいとのことで、この状態で満タン給油してみると、、

側面だけでなく、天板にもガソリンが滲んでいました。天板自体の割れ、或いはロックリングのリーク部からの回り込みが想定されます。
（矢印形の凸刻印周りがじんわり潤んで液汚れしています）

燃料ポンプ周りでは、2020年に新車時からの純正ポンプ→ニスモ高流量ポンプに補修交換（当時は純正よりニスモの方が安価でしたが、翌年にニスモポンプは爆上がり）していましたが、それ以外では新車購入から24年間全くのノーメンテナンスでした。

ポンプ天板、ロックリング、Oリング（パッキンも破れていました）を新品交換します。

あらためて見てみると、古い天板の液汚れが酷いです。普段見えないだけに気づきにくい所です。

修理完了

メンバー脱着が伴う大掛かりな修理￥も覚悟していましたが、ひとまず軽傷？で安心しました。
給油時のお漏らしも、後日、完治を確認。。

お世話になりました。