ひとつだけ、言っておこう

私は現在、公私とも異常な状態に陥り、どうしてもブログを更新する気分になれない。
何を延べ、何を綴るにも、今の私には数ヶ月前の知恵も、意欲も、残念ながら残っていない。
復活にはもう２ヶ月ほどかかるであろうが、それは私の都合である。
しかるに、昨今の政局を見ていると、あまりに目に余るものがある。それは民主は当然ながら、山本一太、安部晋三、小池百合子、稲田朋美、麻生太郎、佐藤正久、町村信孝・・・といった保守派を擁する自民をみても、同様である。
今は１日も早く解散総選挙による保守派、愛国派政権を再構築し、被災地における専門家主導の超法規的復興支援をはかると共に、物心両面から国体の護持をもって周辺諸国の脅威に備え、或いはインド・台湾・マレーシアといった友好国と共に１日も早く真の南東アジア連携の安全保障体制を構築すべきである。
本日ここにおいて、ただ一度、今の時期に非常に面白い記事があったので、掲載させていただくことにした。


JBpress 森 清勇 氏 『阻止せよ、「日本、敗れたり」が現実になる日』より
アンドレ・モーロア著『フランス　敗れたり』を読んだ、筆者の感想である。
大戦前夜の英仏を中心とした欧州の社会思想・政治思想について面白く綴っている。長文なので最後の要所を引用するに留めるが、諸氏には本文全体を以下のリンクから辿って読んでいただけたら幸いである。

>モーロアが、いろいろな局面から得た国家救済の処方箋を列挙すると以下の通りである。
●世論を指導すること――指導者は民に行くべき道を示すもので、民に従うものではない。
●外国の政治の影響から世論を守ること――思想の自由を擁護するのは正当である。しかし、その思想を守る為に、外国から金を貰うのは犯罪である。
●祖国の統一を攪乱しようとする思想から青年を守ること――祖国を守るために努力しない国民は、自殺するに等しい。
●汝の本来の思想と生活方法を熱情的に信ずること――軍隊を、否、武器をすら作るものは信念である。自由は暴力よりも熱情的に奉仕する値打ちがある。

・・・どうだろう？