ノッキング音が消えた？

　年末にプラグを交換しエンジン快調のＭ３ですが、高いギヤで負荷をかけたとき、具体的には、坂道など負荷がかかった状態で、3速1500rmp～2000rpmあたりで、カラカラ音が出ます。もちろん、シフトダウンしてアクセルを踏み込むと、一気に吹け上がり、M-Powerの醍醐味を味わえるのですが…。また、上り坂でない平坦な道でも、車速に合うギヤより高いギヤで負荷をかけたとき、あの音が出ます。軽いノッキングだと思います。2000rpm以下は、このエンジンが得意とする回転数ではないのですが、一般走行では、頻繁に使う回転数なので、自分できる対策を色々とってみました。

１　プラグ交換（手間はかかりましたが、ノッキングに似た音は聴こえます。）

【結果】　根本的な対策にならず。ただし、エンジンの調子は体感できるレベルで向上します。ノッキングに関しては、やはり高いギヤ、低い回転数で、カリカリ音が聴こえます。ただ、前回お伝えしたように、エンジンフィールはとても良くなります。

２　カーボン除去（たぶん気休め）
　ノッキングの原因に、シリンダー内に堆積したカーボンがあります。燃焼室内のカーボンが熱せられた炭のように火種となり、異常燃焼を起こすもので、これは簡単にできる対応として、高速道路などで高いギヤを選定し、高い回転数でカーボンを吹き飛ばすのが有効と聞きました。添加剤を入れると効果的とか。　よっしゃ、フューエルワン注入！

ちょいと高回転クルージング

【結果】　感覚的に少しよくなった気がしますが、やはりカラカラ聴こえます。また、定番の燃料添加剤も注入してみました。この効果は、添加剤入りのガソリンを使い切った後に確認してみます。

３　オイルの追加（解決？）
　海外のBMWオーナーサイト(BimmerPost)に、同じ症状について、オイルがレベルゲージ1/2以下の場合、追加補充するとノッキング音が消えるという書き込みがあり、早速試してみることに。
オイル交換ではなく、追加です。オイルは5ヶ月前に交換して走行距離3500kmで、若干減っています。　交換時に、レベルゲージ中央まで入れもらっていたのですが、3500km走行でゲージ中央から1/4目盛減っていることに気付きました。追加を促す警告はまだですが、間もなく追加のレベルです。

【結果】　え～。カラカラ音が消えました。なんで？油圧の関係ですか。どういう原理でカラカラ音が出て、オイルの追加が何に影響しているのか、その仕組みが分かりません。どなたかご存知ですか？

【結論】　メータパネルのオイルレベルゲージは半分を下回ってはダメ？な訳ないっすよね。
そもそも、高いギヤで負荷をかけなければ良いわけで、少し神経質になりすぎっすかね～。ちなみに、前回のオイル交換から3500kmの走行で200～250mlのオイル消費でした。700mlの追加でフルゲージなりました。オイルはバルボリンのVR1というオイルです。ご参考ください。