フォルクスワーゲン アップ!

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「車に何を求めるのか?」によって、評価が変わる車。【長文注意】 - アップ!

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「車に何を求めるのか?」によって、評価が変わる車。【長文注意】

フォルクスワーゲン アップ!

おすすめ度: 3

満足している点
・コストのステータスを「走る・曲がる・止まる」に全振りしてそうな所
・扱いやすいサイズ
・高いボディ剛性
・走りの軽快感
・シンプルでかつ分かりやすい操作系統
・「走り」以外の部分は潔く割り切っている所
不満な点
・好みがはっきりと分かれるASG
・低速時のステアリングの異様な軽さ
・「+」と「-」のシフトパターン
・シフト剛性の心許なさ
・快適性能や小物入れ等は国産車より劣ります
総評
―「車に何を求めるのか?」
―「車を選ぶ時の最優先項目は何ですか?」
この問に対する答えによって評価がガラリと変わる車だと思います。
(※試乗車や代車で運転した上での評価です。)

その答えが「『走る・曲がる・止まる』がしっかりできて、手頃なサイズの車(ミッションは問わない)」である、という方なら、問題なく勧められます。
反対に「楽な車」「快適な車」と答える方なら、絶対に勧めません(他をあたってください)。

このクラスのコンパクトカーはコストが限られているカテゴリーですが、up!は「走ること」に関してはしっかり手間をかけて、「それ以外」に関しては必要最低限、といった割り切りがあります。そう言った意味では「ストイックな車」といえそうです。

懸案のミッションですが、正直「MTの動かし方を知っている」方でないとスムーズに運転できないと思います。
ASGを「AT」と捉えるのか、「クラッチが無いMT」と捉えるか。この点もup!に対する評価の分岐点(のひとつ)であると考えています。

(どの車でも言えますが、)実際に見て、乗ってみて判断すべき車です。そこで「自分の感覚に合う」と思えば、買いです。
好きな人は好き。嫌いな人は嫌い。up!はそこがハッキリする車でもあると思います。
また、VW内でのup!の立ち位置(VWのボトムレンジ(Aセグメント。トヨタで言う所の「パッソ」)を担っている車であり、「シンプルな実用車」である。)を考えた上で評価しないと、間違えた評価をしてしまうと思います。


自分の中での評価は、色々気になる点があれども、★×4(GTIを持っていますが、+1で買い足したい程)。
対して、「他人に勧められるか?」は★×3(色々考えないとまともに付き合えない)。
今回は「他人に勧めるとしたら?」という視点のため、★×3とします。
デザイン
4
「GTI」の時に述べましたが、「クセが無くて、シンプル。その中でも少しポップな味がある。」デザインです。

携帯に例えるなら、「MONO」のような感じでしょうか?

個人的に好きなデザインです。
走行性能
3
気になるエンジンですが、実用域のトルクが十分に確保されています。また、ASGを駆使すれば、充分流れに乗ることができますし、十分走れます。
(走り方次第ですが、)心配するほどではありません。

ボディ剛性も良く、「運転した感じ」を重視される方にとっては安心感に繋がるかと思います。

正直、クラス(Aセグメント)ではトップクラスだと思いますし、今でも色褪せていないと思います。
GTIで十分以上ですので、同じボディのノーマルup!となると、推して知るべし…(エンジンよりシャーシ性能が上)。
前述の繰り返しになりますが、「走ることに関してはコストをかけた車」だと思います。

…これ、自分が説明するよりも、(初期型ですが)「清水和夫さんのDST(Dinamic Safety Test)」の動画を見た方が早いです。
(You Tubeで「DST up!」で検索すると出てきます。)


ミッションに関しては、(先述しましたが)ASGを「AT」と捉えるのか、「クラッチが無いMT」と捉えるかではっきりと分かれます。自分の感覚似合うかどうか、試乗してみることを「強く」勧めます。
※当方、試乗や代車で運転している間は、ほぼマニュアルモードで運転していました。
乗り心地
3
GTIよりもしなやかです。
ストロークも十分で、ノーマルの状態でも十分快適です。

装備の割り切りがありますが、快適性は(エアコンを除けば)担保されています。

その中でも、気になった点は以下の通り。
・低速域でのステアリングの異様な軽さ。GTIでは若干重くなって、個人的にマシになりましたが、ノーマルup!では正直怖かった記憶があります。
・ASGのシフトノブの剛性が心許なかった気がしました。必要十分だと思いますが、Mモードでシフトする時は折れそうな気がして、ヒヤヒヤものでした。
・ASGのシフトパターンも。「+」が引く方向であれば、パーフェクトでした(up!は「+」が「押す側」)。
・テレスコピック(ステアリングの前後調節)が無い。「ステアリングエクステンダー」で対策できますが、欲しかったかな…。
積載性
4
(※一部GTIの時の引用があります。)
必要最低限の積載性は担保されていると思います。
「1-2名乗車+荷物」と考えれば、全く問題ありません。…というより、申し分ありません。

リアのラゲッジスペースに洗濯かごは積めませんが、「スーパーへの買い物」程度の荷物であればリアラゲッジで楽勝です。
500mlペットボトルの(24本入)段ボールも2箱積載できますし、申し分ありません。
(※フロアボードが標準位置(上段)の時。ラゲージトレーの関係上、購入してからフロアボードを移動したことがありません…。)

(GTIでですが、)リアシートを倒せば、座椅子(要折り畳み)や18畳用のシーリングライトが積めますし、タイヤも4本積めます(積み降ろしの苦労除く)。
…自転車は流石にミニベロサイズでないと載せられません。

但し、プラスチックのトリムで覆われておらず、鉄板剥き出しの所がある為、気を遣ってしまう所もあります。
5ドアモデルを選べば、リアドアがある分、利便性が上がります。


小物入れが国産より少ない?…そこは「こんなものだ」と割り切りましょう。そこに不満があるのなら、自ら工夫するか、潔くup!を諦めましょう。
(VWはそこにコストを掛けているわけではありません。)
燃費
3
ノーマルup!の時は試乗か代車で乗った程度ですので、燃費を計測したことがありません。
燃費は他の方の記事をご覧くださいm(_ _)m
価格
4
新車価格は相当戦略的だったと思いますが、今となってはどうだったのだろうか、と…(「比較対象を何処に置くか」による)。
中古車は個人的に「(年式によりけりだけど)狙い目」だと思っています(個人的に「+1台欲しい」と思ったくらい)。

中古市場は「前期」と「後期」で二極化していると思います。
個人的にお勧めは「後期」ですが、中古価格は100万~(認定中古車では150万円台が多い)。新車価格に対する値落ちは少ない(緩やか)です。しかし、制御等が熟成されているため、完成度が高くなっています(対「前期」比)。
「前期」は2桁万円で狙えます。しかし、距離数や装備面、機械的な熟成度合(要ASGのアップデート)の問題があるので、「分かった上で購入」できる方向けと言えそうな気がします。

要は「どこまでお金をかけられますか?」という問に対する答え次第になると思います。
「高くてもいいから、熟成の極みを求める」方もしくは「up!でも装備が充実している方がいい」方は「後期」。
「ASG?何とかなるよ」とか「ASGはアップデートとかで弄るよ」、「追加装備に対するパーツ知ってるよ」という「弄り方が分かってる方」は「前期」でも「後期」でも関係ないと思います(あとは「どっちのカッコが好み」か「予算はどのくらいか」による)。

…前提として、リセールとかは頭から排除して、「乗り潰す」前提で考えるようにした方がいいと思います。

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