2012年04月28日
BMW 116i (F20) を試乗してみる 東名・首都高編 ☆
車検期間中の代車として BMW116i (F20) をお借りする機会があったので、その時に試乗して感じた事等を備忘録として残しておきたいと思います。
左の写真はあくまでも参考写真で、実際に試乗したのは、素の116i です。
期間は、4月16日月曜日からの4日間で、実際にクルマを走らせてみたのはディーラーのサービス工場と自宅の往復ぐらいです。 そんなわけで、今回の取材ステージは、東名自動車道、首都高速道、一般道を含む50から60キロメートルぐらいです。
試乗した実車のエクステリア写真については撮り損ねてしまいましたが、まだ、総走行距離200キロメートルちょっとぐらいの新車でした。 なので、ドアを開けて乗りこむ前からなんとも言えないあの新車独特の匂いが漂ってきていました。
このF20については、昨年2011年10月、発売と同時に軽く試乗する機会がありましたので、2回目の試乗ということになりますが、今回は、高速道を含めて距離的にも時間的にも長く乗ることができたので、流石に1度目の試乗では感じとることができなかったことが、今回の試乗でだいぶ分かってきたような気がしました。
ROAD IMPRESSION
なので、今回のブログ記事では、外見的な評価よりも、あくまで乗り味に徹した評価などを記してみたいと思います。 ということで、今回のブログ記事は写真は少なめ(自爆)
前置きがかなり長くなりましたが、乗り味、一言で表現すると、抜群にいいクルマです☆
よくモータージャナーリストの方々が書かれた雑誌、ネットへの投稿記事、ブログなどをみると「進化が感じられる」という表現が決め台詞のように登場してきますが、まさしく「進化」を感じとることができるクルマ、試乗体験でした。
8速オートマチック・トランスミッション(ステップトロニック付)
何がと言いますと、「8速オートマチック・トランスミッション(ステップトロニック付き)」と呼ばれているトランスミッションと、それを見事なまでにダイレクトにパワーを発生させてくれているBMWエンジン、直列4気筒BMWツインパワー・ターボ・エンジンです。
特に、マニュアル・シフト・モードにしてドライブした場合のトランスミッションの動きには目を見張るものがありました。 というか、今自分が乗っているクルマ先代BMW320i(E90)等と比較するとそのシフトチェンジのスムースさが比較のしようが出来ないくらいに新型のトランスミッションは進化していました☆
今乗っているクルマは、国産のマニュアル・シフト車から乗り換えたわけですが、まぁ、AT車とMT車を単純に比較するのもどうかとは思いますが、AT車をマニュアル・シフトモードで走らせた時の、あの、シフトチェンジをしたつもりが、実際にギアがシフトアップするまでのタイムラグがどうも不満を残すなと思っていたものですから。 特に低速走行時におけるシフトチェンジには強くそういった印象を持っています。
それがどうでしょう、この新型F20シリーズあたりになると、そういったシフトチェンジ時のタイムラグがまったくといっていいほど感じられませんね☆ これは、低速走行時から高速走行時まで一貫してスムースなシフトチェンジをやってくれているのが分かります。
ドライビング・パフォーマンス・コントロール
今回の試乗では、いわゆるチョイ乗り試乗とは異なって、高速道などをじっくりと走らせる機会があったということで、↓の写真にあるドライビング・パフォーマンス・コントロールというやつをじっくりと試させていただくことが出来ました。
モードは、基本的に3段階、「スポーツ」、「コンフォート」、そして、「エコ・プロ」モードがあるわけですが、首都高速環状1号線外回りから3号渋谷線等でのやや渋滞ぎみの中での走行体験ですと、その3つのモードの違いがとてもよく分かりました。
なんといっても継ぎ接ぎだらけの首都高環状1号線、ここを「スポーツ」モードで走らせるとタイヤを通しての路面の繋ぎ目インフォメーションがずばり身体に伝わってくるのがわかります。また、渋滞時の走行時においては、軽くガスペダルに右足を置いたつもりでも、クルマは素直にグイット加速してくれて、これまた、道路橋梁の繋ぎ目情報をこれでもかといわんばかりに伝えてくれます。
首都高渋滞時の走行では、まちがいなく、「コンフォート」あるいは、「エコ・プロ」モードが体感的にはコンフォート(笑)になるようです。
また、この「スポーツ」モードをチョイスしておくと、低速ギアを長く使おうとしてくれるのがよく分かりました。 これは、マニュアル・シフトモードとの切り替えを交互にやっていくと、自分だったらどのギアをチョイスするかということと、BMWのオートマシステムがチョイスしようとしてくれているギアに違いがあるのが素直に分かります。
エンジン・オート・スタート / ストップ機能
これはどうでしょうか、エンジンがストップする際にはとてもスムースで違和感がないものの、スタート時にはどうしても始動時特有の音が少し気になりました。 また、首都高などでの渋滞時にエンジンが停まってしまうのは、、なんとも少し不安な気になりましたが、これは、自分のクルマとして毎日乗るようになったら直ぐに慣れるものだとも思いました。
ブレーキ・エネルギー回生システム
このクルマのブレーキに対するインプレッションは前回10月の試乗時とかわることはありませんでした。 ブレーキの効きがソフトな感じです。 効き始めまでの踏み代、、遊びの部分が若干長い、大きいのだと思います。 ブレーキ・ペダルを踏み込んだときに感じるのが、今乗っているクルマだと、一本筋が通った感じで、ブレーキが効いていくのが分かるの対して、試乗させていただいたクルマは、少しフワットしたブレるような感じでジワジワと効いていくような感じでした。
最後にまとめとしては、いくつか気になった点はあったものの、総合的にはとってもいいクルマという印象です。やはり新しいクルマの「進化」というのは間違いのない事実のようです☆
以上、写真少なめ(笑)でのインプレッション・レポートでした。。
平日、仕事がある日はあんまし真剣に(笑)試乗写真取材できませんね(自爆)
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Posted at
2012/04/28 16:06:23
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