普通に新品売ってるけれどね(^^;
さて。
バイトしてても、こうやって物を作っていても、何にしてもいつも思う事があるんです。
何か物事を行う時って、何に対して一番フォーカスすべきなのかと。
何が最終目的であるのかということを、きちんと考えないといけないということですね。
そうねー、バイトしていて思うのは、言われたルートでしか方法を考えてないことかしら。
例えば、正規ルートで購入できる出所のきちんとしたものを購入したいと言ったときに、最近の傾向としては今までやり取りした一番取引量が多いところでしか聞かないってことかしら。
地震だったり台風だったり、戦争だったりして正規品の入手が困難となった場合に、いつも一番使うルートでしか入手性を確認しないで、手に入らないと騒ぎだすという…。
で、事あれば正規品じゃなくて入手しやすい市場品でってことに安易に走りやすいですね。
でも、取引先のルートを変えれば、入手できることもあります。
だいたい騒いだ時に、別のルートを探すと在庫を持ってたりする。
ちゃんと確認した?って。
もちろん、確認なんかしてないから騒ぐわけで。
こういった場合、元々の「きちんとした正規品を入手する。」という本来の目的にフォーカスせず、目について入手のしやすそうな「出所はわからないけれど、入手できる。」ということに目標や行動がずれるわけです。
逆に、何かを作りたい、何かを完成させたい場合に、ルートにこだわり過ぎて「求めていたものを完成させる。」ということにフォーカスするべきであるのに、なぜかそれが「通ってきたルートや手法、過程にこだわる。」という目標ずれを起こすことがあります。
どこを通っても、結果は同じじゃね?ってことなんですが、なぜかそこを通りたがる。
通ることが目標になってフォーカスされてしまうということですね。
きちんと手順を踏めば、ある程度自由があって、どこを通っても同じものが出来上がるはずなんですが…。
意外と無駄にこだわったりします。
何が最終目標で、何が優先されるべき事項、押さえておくべき事項であるか?という要点さえ覚えておけば良いわけです。
物造りでいえば、材質なのか、それとも構造なのか、それともデザイン・意匠なのか、それとも機能なのか。
それぞれを複合的・総合的に考えて設定した最終目標があるわけで。
あくまでもフォーカスするべきはその最終目標で、通るルートや方法は常に複数を探し出し、用意すべきことです。
決して、通るルートや方法をどれかに決めることが目標でもなければ、ゴールでも無いわけです。
なんか最近、何にフォーカスすべきなのかをわかってない人が多い気がしますね。
んで、それに絡めていうと、今回作るのはミラー裏のカバーです。
純正がまだ手に入るのですが、これが外す時に経年で割れやすいのよね。
古くなってスッカスカになってひび割れてきたりとか。
そこで、まずはとにかく強度という観点にフォーカスして、ステンレスやアルミ素材がセール中とのことで、試しにアルミで作ってみようと思ったミラーカバーです。
3D造形のアルミは材質的には鋳造のアルミに近いようです。
固定方法は純正のパネルの爪を流用します。
古い外したパネルから爪だけ取り外して付け替えね。
海外製は、パネルの爪ではなく、そこに穴が開いていてねじ留めかな?
ミラー裏にナッターを売ってねじ留め…が簡単かもしれませんが、今回はとりあえずは純正に似た形状で、取り付けも純正の爪を使用という感じです。
過去、光造形で作って白セブン君で試したのですが、長いこと忘れてました。
今回、セールだからと飛びついたのですが…、厳密にいうと若干修正が必要だったようです(^^;
まあまあ良い金額なので、きちんと飛びつく前に確認しておけばよかったのですが、取り付けできたことに喜んでしまったことと、セールでない場合だとあまり現実的ではない金額になってしまうので、放置して忘れてました。
若干、窓枠に合わせるアールが異なる程度とそこまで大きな影響があるものではないのですが…。
純正より計測して画像のものを描いていますが、多少は測定ずれはありますね。
問題は、どこまで強度を持たせられるかですね。
純正の爪が引っかかっている状態でパネルを取り外した時に、それでも割れてしまうのか、それとも何の問題もなく外せるのか。
楽しみではありますが、賭けでもあります。
果たしてどんな感じで出来上がってくるのか…。
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自由気ままに物づくり | 日記
Posted at
2024/02/18 23:41:38