2014年07月09日
帰還への道のり 前編
SEVEN-LIVESから一夜明けた月曜日、埼玉のRspiritまでFCを陸送する手配のために広島に残っていました。
今回の話はちょっと長くなるので2回に分けようと思います。
お暇な方だけ、お付き合いください。
あまり気分のいい話ではないので。。。
あと、写真はないです。ちょっとそれどころではなかったので。。。
よっしーさんに預かっていただいていたFCを引き取りに、よっしーさんの職場へ向かいます。
直線距離で2kmもない近場の宿に泊まっていたので、路面電車やバスを使うことも無いかと、歩いて向かうことに。
雨がパラつく空模様でしたが、傘はFCの中。
まー、距離も無いし大丈夫だろう。
そう思ったんですが、
めっちゃ降られました;
後から知ったことですが、この日は台風に先駆けて来た低気圧の影響で、広島全域で警報が出るほどの大雨が降っていました。
この天気は、このあとの展開を暗示していたのかもしれません。
前日にメールをしておいた陸送屋へ電話をかけ、車の状態を説明すると、
「じゃあ事務所まで車を持ってきてください」
とのこと。
急なことなのでローダーで引き取りに来ることができないそうです。
街乗り程度の自走なら、まだ可能な状態だったので、よっしーさんに別れを告げ、目的地に向かいます。
ちょうど雨が強くなっていた時間帯だったので、冠水しにくく迷いにくいルートをよっしーさんに教えてもらいました^^
おかげさまで道に迷うこともなく、目的地の事務所に辿りつきました。
陸送屋での手続きは順調に進んでいました。
船で輸送するという事で、値段も リーズナブルでした。
一応、これ以上症状を悪化させないため、回転数は3500rpm以下、ブーストは0未満などの使用上の注意を説明すると、
「車に張り紙でもしてもらえば、その通りに動かしますよ」
とのこと。
「でも、あんまり専門的なことはわからないんですよー」
とは事務のお姉さん談。
実際あんまり詳しくなさそうだし、しかたないかな。。。
そして、あとは支払いを済ませれば契約は完了、という段階になりました。
事務所では現金の取り扱いをしておらず、銀行での振込みのみということだったので、FCを預けて支払いに行くことに。
が、ここで車に詳しい人ということでなにやらお偉そうな人登場。
ここからの会話の内容をかいつまんで説明すると、次のような感じでした。
「大切に乗られてるお車なんですよね?」
「ええ。」
「見たところ車高が低く見えますが、あれくらいだと2階建てのキャリアーの上に乗せないといけません。上の段の方が凹凸が少ないので」
「そうなんですか。」
「あとエンジンの調子が悪いそうですが、この車で上の段まで上がれますか?」
「あれくらいなら、1速でいけば大丈夫だと思いますよ。トルクは低くなってますが、マニュアル車に乗れる人ならできると思います。」
「正直に申し上げると、すべてのスタッフがお客様のように車に詳しいわけではないですし、お客様の車のような特殊な状態の車を運転できるわけではありません。」
はい?
「お客様はご自分のお車に慣れてらっしゃるから可能と思われるかもしれないですが、我々はあくまで普通に動く車しか運ぶことができないので。」
「すでに故障されているとのことですので、万が一輸送中に不動となったとしたら、2~3倍の費用が必要になります。その場合、お車の補償もできません。」
、、、はい?
そんなこと今まで言われてませんでしたけど?
「それに、水曜発の船便に乗せるよう予定していたようですが、台風の影響で出港できないかもしれません。」
いや、さっきはそれで行けるって言われたんですけど?
「もし出港できなかった場合、嵐の中、港に車を置くことになります。その場合何があっても、補償はできません」
「海が近いので波をかぶったり、水に浸かったり、飛んできた物でガラスが割れるかもしれません。」
「あくまで私はアドバイスを申し上げているだけですけども。。。」
、、、いやいやいや。
この方、自分が何を言ってるか分かっているんでしょうか?
・スタッフの練度不足
・預かった車の取扱いの悪さ
これらを暴露しているようなものですよ?
もはや意図は明確です。
要はやりたくないんですよね?
どれだけ言葉を並べても、「それでもよければ引き受けます」とはついに口にしませんでした。
こんなことを言われて、車を任せる人がいるでしょうか??
「、、、、そういうことでしたら、別の方法を検討します。」
おそらく、こう答える人が多いのではないでしょうか。
きっと、私からこの言葉を引き出すのがこの会話の目的だったのでしょう。
こうして、当てにしていた陸送屋との契約は、破談となったのです。
広島からどうやってFCを持ち帰るか。
改めてRspiritに相談するため、事務所を後にし、車を停めて電話できる場所を探すことにしました。
すると、知らない番号から着信が。
路肩にFCを停め、電話に出ると、先ほど後にした陸送屋からでした。
「メールの内容を拝見しまして、お電話させていただきました。」
はい?さっき話は終わりましたけど??
どうやら事前に送ったメールは、先ほどの事務所とは別の場所にある本社に届いていたようで、今になって連絡してきたようです。
「その件でしたら、先ほど事務所に伺いましたが、条件が合わずお断りしましたので、もう結構です。」
「そうですかー。ではまたお任せいただけるときにお電話いただければいいんでー。それではー。」(すごく軽い!)
、、、は???
もう任せないって言ってる人に、「任せるときには電話して」なんてよく言えますよね。。。
なんだか呆れてしまいました。もうこの人たちに車を任せる気はまるで起きません。
気を取り直し、Rspiritに電話をすることにしました。。。
後編へつづく。。。
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Posted at
2014/07/10 00:08:25
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