【七ヶ浜復興支援】３/２７の活動

震災から16日目。

高速道路の開通により、被災地には支援物資が着々と届いている。

しかし、過剰に届いている物資もあるため、被災地の倉庫が飽和状態である。

ボランティアも人手不足により、仕分け作業が困難を極めてきた。

必要な物資の種類も変わってきている。

相変わらず、本当に欲しい物資は足りていない。

被災地の状況は、日々変わる。

現地に行かなければ、わからない事が多い。

ガソリン不足さえ解消すれば、被災者自身で解決出来る問題も多いというのに。。。

そんな中、3/27に有志で七ヶ浜国際村メインに、給水のお手伝いをしてきた。

腐れ友達のtan*2には、随分と世話になった。水の確保から、タンクの手配な

ど。。。同行してくれた友達も、支援を沢山持ってきてくれた。

tetu君は、今週も物資支援とお手伝いにきてくれた。ホント、感涙ものである。

七ヶ浜国際村は、避難所の中でもまだ待遇がいい方だが、

お年寄りや、体の不自由な方が多いため、暖房やトイレの環境保全が大変だった。

水が出ないため、トイレは中庭のプールよりバケツで汲み置きしているが、

体の不自由なお年寄りに、その作業は現実的ではなかった。。。

代わりに手伝いたい。。。思いばかりがつのる。。。

少しでも、楽が出来るようにバルブ付きのタンクを２基設置。

局長の要望により、3基増設する。

もっとも重大な問題は、避難者のストレス。

「元気のない方には、声をかけてあげるのが一番ですよ。」と局長に言われるが、

なんて声をかけていいか分からない自分がいた。。。

国際村を後にして、支援物資受付センターへ。

「不足している物資はなんですか?」と聞いてみたところ、

「食料でも、野菜やくだものが不足しています。」との事。

次回は、野菜を支援しようと思った。

役場の地域振興課にも行った。みんな１１日から泊り込みで働き詰めである。

疲労の色は、隠せない。中には、津波で家を流された方、怪我をされた方、

役場に待機しているため、ガソリンが手に入らない方などいて、緊迫した状態だった。。。

それなのに、皆さん「石巻や気仙沼の方が大変ですよ。」とおっしゃる。。。

その言葉に、心打たれるものがあった。。。

役場の壁に張ってあった言葉「がんばります　七ヶ浜」。

自らの意思で、復興を誓っていると受け取れた。

ガソリンが続く限り、来週も支援に行く予定である。