フロントシートクッション パッドRH換装②
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
樹脂パネルが外れると、ハーネスやモーター等が露出します。
今回は座面部分の取り外しなので、シートヒータよりは楽。
(ヘッドレスト受け部の部取り外しなど、2度とやりたくな作業です)
赤矢印のクリップを外し、シートバックから配線され、シートクッション側に固定されているサイドエアバッグの配線を分離します。
2
シート表皮がシートフレームに固定されているので、勘合を取り外します。
上の画像が、シートの両脇。
下の画像はシートの前側。
(見づらいですが、赤矢印がシート表皮の樹脂部品、黄色がシートフレームです。)
画像撮り忘れ、シート後ろ側もシートスプリングに勘合されていますので、分離します。
かなり、きつく勘合されているので、ケガをしないように手袋をしたほうが良いです。
3
新しいシートクッションも、取り付けの準備をします。
本来ならば、金属のリング状の部品でシート表皮を固定するのですが、今回は結束バンドで取り付けます。
(失敗してもバンドを切断すればよいですし、シートヒーター取り付け時もメーカーの取説にも結束バンドで代用可能となっていたので)
今回は150mmのバンドを使いました。
クッションには針金は埋め込まれており、シート表皮を固定する部分には、パッドに凹みが付いているので、そこに結束バンドを通しておきます。
4
ようやく、シート座面が取り外せました。
シート表皮を外していきます。
下の画像が、本来固定に使用されているリングです。
これが硬くて、シートヒーター取り付け時に苦労しました。(ラジペン2丁掛けで捩じりながら取り外し)
今回は、ほぼ結束バンドに代わっているので、一安心。
5
お約束の新旧比較。
上が、表側。
下が裏側。
全体にオレンジっぽい色の方が、今までのパッドになります。
手触りも、新品はしっかり持っちりしているのに対して、旧品は体に接する時間が多い部分ほど腰がない手触りです。
6
酷いのは、やはり右側後ろの部分。
元の形がありません。
手触りは、ボロボロ分離して普通の食器洗浄用のスポンジか、分離しそうなところはシフォンケーキぐらいの手触りで、これでは、まったく体をサポートできないでしょう。
7
早速元に戻していきます。
先ほど破れていた生地は、小学校の家庭科の授業で習得した奥義「本返し縫い」で修復。実に数十年ぶりに縫物をしました。
シートクッションには、シートヒーターを固定します。
8
シート生地の取付。
シート座面中央の溝から固定していきます。
シート生地のガーゼの部分に針金が入っているので、(赤矢印)先ほど通していた結束バンドと友締めします。
針金の位置に注意して固定します。
針金が偏っていたり、結束バンドの締めが甘いとシートが綺麗に張れません。
フロントシートクッション パッドRH換装③(最終)に続きます。
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連コンテンツ( シートクッション の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク