今まで使い方が良くわからなかったブログですが、画像の複数掲載の方法がやっとわかりましたので、気まぐれに更新していきます。
※興味のない方には大変眠くなる内容です。真剣に読まないようにお願い致します(爆

DIY派としましては工具は命です^^
中でも頻繁に使用する工具は左の電動インパクトレンチと右の電動ドライバーです。
電動インパクトレンチでも充電式のものは最大締め付けトルクがせいぜい120N.m程度ですのでホイールの脱着や足回り交換にはややパワー不足感はありますが、補助的に使うには十分能力を発揮してくれます。
エアーインパクトレンチもありますが、エアホース接続等の準備が面倒なのとオイル注入などのメンテが面倒なのでよほどのことがない限り使ってません。やはりコードレスに越したことはありません^^
電動ドライバーのほうはもっとも使用頻度が高い工具です。ネジやナットの着脱、ドリルとしての穴あけなど使わない時はないくらいです。

さてこの便利な工具も欠点があります。
こちらのNi-Cdバッテリーです。
プロの方ならまだしも、DIYで週末にしか使わないような使い方をしていると、本来の寿命よりあきらかに早くご臨終されてしまいます^^;

この付属の急速充電器で、使う前に充電・使い終わったら放置、というのがDIYでは普通の使い方ですが、本来300回の充放電が出来るはずが大体100回くらいの充放電でほぼ使いモンにならなくなります。使いようによっては50回程度の充電でご臨終なんてこともあります。
問題はこの充電器。充電するだけの機能しかありません(当たり前か・・・)。
ラジコンをやっておられる方はご存知かと思いますが、バッテリーは適切な管理をしていれば本来の性能や寿命を目一杯発揮することができます。場合によってはバッテリーのスペック以上の性能を引き出すこともできます。さらに、ご臨終したバッテリーを復活させることもできます。
私はラジコンはやってませんが、他の趣味でバッテリーを使ってますのでそれで得たノウハウを記事にしてみます。使用するのはラジコン用の充電器なんですが、そのままではもちろん使用できませんので、電動ドライバー付属の急速充電器を改造します。

まず急速充電器を分解します。
こちらは裏ブタを外したところです。
左の電極がバッテリーとの接点になってます。

この接点で使うのは矢印のマイナス端子とプラス端子だけです。

AC100Vのコードは使わないので根元から切断して撤去します。

こちらはラジコン用のミニコネクターです。
これを急速充電器に組み込みます。

配線の被覆をむしります。
この工具、本当に便利ですよ。
中の銅線(画像のは銀線ですが)を全く切ることなく被覆をはがすことができます。

ミニコネクターの配線を通すための溝を掘ります。

基板裏の矢印のパターンをカットして、バッテリーに繋がる端子と充電器の回路を遮断します。

そしてミニコネクターの配線をハンダ付けします。

先ほど彫った溝を通るように配線を持ってきます。

裏ブタを戻して完成です。
これでラジコン用の充電器が使用できるようになりました。

こんな感じに接続します。
充電器はハイペリオンEOS0606iです。
この充電器の特徴は、
・ニッカド、ニッケル水素、リポ、リフェ、鉛、等さまざまなバッテリーに対応
・放電機能が付いている(これ重要)
・サイクル充電ができる(バッテリー復活に必要)
・他にもバランス充電などありますが、工具として使用するバッテリーにはあまり関係なし。
では次回はこの充電器を使ったバッテリーの復活方法を掲載します。
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Posted at
2010/12/12 03:25:43