• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

クリスチーネ剛田のブログ一覧

2025年03月24日 イイね!

BMW G15 M850i ブレーキパッド交換 低ダスト G30 G31 G11 G12


BMW G15のブレーキパッドをDIXCELのM type(低ダストモデル)に交換しました。

alt
大して調べてませんがM850iの低ダストパッドはDIXELのこれしか売ってなかったので実質これ一択ですかね・・・。
Amazonでフロント一式28952円。まあまあ高いです。

リアはそれほどダスト出ませんので交換しません。

価格重視、コスパ重視、お金がない!



alt
フロアジャッキのジャッキアップポイントはこちら。




alt
実車ですとこちらです。 スロープで前輪を上げておかないと入りません。

せっかくなので車の底も徹底洗浄しようと思ってフロアジャッキを使いましたが大して汚れてない(苦笑
もっと汚れてからにします。

実際はパッドの取り外しでどえらく苦労しましたのでそれどころじゃなかったです(爆




alt
潜らないのでウマは使用せず。一応保険的な意味で新調したWEIMALLのフロアジャッキで支えておきました。

今までホームセンターの安物低床ジャッキを使ってましたが、すぐに軸が曲がるんです。
これ、めっちゃ良いです! これも安物ですが(爆




alt
週末のラーメン屋巡りのみの使用でまだ数十キロしか走ってませんが、すでにダストの量エグイです。

あと、↑の部分の錆び止め施工をやりたかったのもあります。
ココが錆びてくると車が一気に老化しますからね・・・。




alt
3mmのポンチでガイドピンを抜きます。
2箇所あります。




alt
板バネを押込みながら抜くと簡単に抜けます。




alt
ピストンを戻して板バネを外します。

何が大変かって、撮影しながら作業するのが大変なんですわ。 
手を洗って撮影してパーツ外してまた手を洗って撮影して・・・途中でグローブ変えたり。。。。
特に足回り系は大変です。

なので写真少なめです。



alt
外したガイドピンと板バネは超音波洗浄して、その合間に作業を進めます。




alt
一応洗浄後。15分くらい超音波洗浄するとめっちゃ綺麗になってます。



ここで問題発生。



ピンを抜いたのにパッドが外れない・・・。

どこかに引っ掛けてあるわけでもなくローターの耳も無し、ビクともしません。なんで??




alt
1時間半くらい格闘してやっと外れました・・・。

パッドはブレンボ製なんですね。いや、そんなことはどうでも良い!




alt
分かりますでしょうか?

まさかの両面テープ接着ですわ。 


しかも超強力。

パッドがもっと磨耗していたら揺さぶってた時に気付いたんですが、ローターもパッドも殆ど減ってませんのでピストン引っ込めてもローターとのクリアランスが1mmちょい。

1mmを行ったり来たり揺さぶってた時に一瞬「ネチョ」って音がしたのでもしかして両面接着か?って気付きましたがTT

ピストンとパッドの両面接着を剥がそうとするとピストンが出てくる・・・

ピストンを引っ込めてすばやく剥がす⇒取り出そうとするとピストンにくっつく⇒ピストンを引っ込めてすばやく剥がす⇒ピストンにくっつく⇒50回くらい繰り返すと両面の粘着が弱くなってパッドが出てきます。

この作業で指先と手首がやられて足回り徹底洗浄の意欲もダダ下がりですTT



alt
で、ちょっと気になったんですが



alt
純正パッドの面積、小さくないですか?!




alt
純正パッド4枚とも同じなんですけど、

これ面取りじゃなくてただの容量偽装じゃないですか?!

セブンイレブンの弁当かい!!(核爆

パッドのベースはデカイけどパッド自体は小さい。



alt
気を取り直して作業を進めます。

助手席側もパッド取り外しの作業が残ってるのか・・・と思いながらの作業はまあまあしんどいです。




alt
ある程度洗浄してからCRC 3-36を例の錆びて欲しくない場所に塗布。

3-36自体にも強力な洗浄効果がありますので、焼きついているダストも結構取れます。

浸透するまで少し放置。




alt
キャリパーにコーティング剤を塗って放置。



alt
3-36が浸透したら拭き取っていきます。

ローター面に垂れますので、ローター面はしっかりと、あとは軽く拭き取りました。




alt
ホイールを外したときのついで作業、ブッシュ、ブーツ類にラバープロテクタントを吹きまくり延命処置します。



alt
インナーフェンダーも手作業でコーティングする予定でしたが、気力がなくなってましたのでシリコンスプレーを吹き付けて終了(汗

手抜きです。



alt

alt
シリコンスプレーを吹き付けて6時間くらい経過後。 拭き取り無しです。
程よく乾燥し、しっとりとしてます。
なんだかこれで十分では?と思えてきました。 

次は真面目にやります(苦笑




alt
順番が前後しますが、DIXCELのパッドを組んでいきます。

純正パッドはグリス不要のようですが(両面テープ接着のため)DIXCELはグリスを塗ります。
ピストン部分と両サイドです。
ちょっと塗り過ぎたのでこのあと拭き取ってます。

作業しながらの撮影が大変なので割愛します。




alt
いきなりですが装着後。

板バネを押さえながらガイドピンを入れて内側からゴムハンマーで叩いて固定。
手前側のピンの穴位置がずれないように挿入しないと面倒なことになりますので注意(抜くのが大変)。



alt
ローターの多少の焼きつきは残ってますがまた後日やります。

とりあえず3-36で錆び止めできたのでそれだけでも満足です。錆びる前にこれだけはやっておきたかったんです。

あとハブの部分にパッドグリスを塗っておくとホイールの貼り付き防止になります。



alt
助手席側は撮影無し、パッドの両面テープ接着も分かった上で作業しましたのですんなり(ではないですが)完了。

助手席側はパッドセンサーが付いてますので移植します。擦り減っていたら要交換です。



alt
ついで作業がいっぱいありますが、最後にホイールの裏側の洗浄と鉄粉落とし。




alt
焼きつきは全くなかったので楽でした。




alt
コーティングしてタイヤWAX塗って完了です。




alt
3キロほど走行してきました。

まだアタリは出てませんが、効きすぎるくらいのブレーキが普通に良く効くブレーキになりました。
ラーメン屋巡り仕様としては十分です。



alt
やっぱココが綺麗なのが良いです。




alt
最後に純正メタルパッドですが、メタル感凄いですわ。ギラギラです。
こりゃローターもすぐ減るわって感じです。

低ダストパッドに変えたのはローターの磨耗を防ぐ目的もあります。
ウチの車、G11以外は全部低ダストパッドを入れてますが、ローターが全く減らないんです。
廃車になるまで交換不要か?ってくらいです。


それと・・・両面テープはマジでやめて欲しいです。



Posted at 2025/03/24 22:07:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | BMW G15 M850i | クルマ
2025年03月18日 イイね!

BMW G15 M850i ステアリングヒータースイッチ取り付け G30 G31 G11 G12


BMW G15のステアリングキャップを交換し、ステアリングヒータースイッチを取り付てみました。

alt
左のものが右になっただけなんですが(苦笑、
交換した一つ目の理由はヒーター付きのステアリングキャップはデザインがシャープでカッコいいんです。



alt
殆どの方はこちらのスリット入りキャップが好みだと思いますが、私はスリット無しが好きなんです。
後ほど必要以上に画像を掲載します。




alt
Z4用新車外し品が格安で出品されてたので購入しました。2800円でした。

但し、これは1~4シリーズには適合しますが5~8シリーズには適合しません。



その理由はこちら
alt
5~8シリーズは上下一体型になってまして、キャップも接着式になってます。




alt
一方、1~4シリーズ用は上下分離式になってましてさらにステアリングキャップも接着ではなく爪固定になってます。





alt
どう見ても合うわけがありません。

でも合う合わないはどうでもいいんです。

削れば何でも合う!(爆


ところで・・・

私がオーダーした中華コンビステアリングにはヒーターが付いてません。
どちらかといえばステアリングヒーターよりもステアリングクーラーが欲しいくらいで。

東海地方なのでハンドル冷てぇってことはまずないですし、ヒーター付きのコンビステアリングは中華でもまあまあ高いんですわ(これが理由)。


でも、スイッチが欲しい!!

そしてスイッチを光らせたい!


てことで、

ステアリングヒーター無しの車両にステアリングヒータースイッチを付けてさらに光らせる方法を誰にでも出来るように細かく解説します。


必要なものは先ほどのスイッチ穴があるステアリングトリムと、
alt
ステアリングヒーター用スイッチ。
綺麗で安いやつ、で適合するやつ。




alt
テスターは必須です。特に右のアナログテスター。

もちろん導通を測る際にも使いますが、アナログテスターって1~100Ω測定モードにすると約2.1Vの電圧が掛かるんですわ。これがLEDの回路解析にめっちゃ便利なんです。
デジタルテスターも抵抗測定時には多少電圧掛けてますが超微弱なためLED解析には向かないです。
これは後ほど詳しく解説します。




alt
久々にテスターを使いましたので空っぽになってた電池を交換しました。




ステアリングの外し方は過去のブログで紹介してますので割愛します。
alt
左スイッチを分解します。
右でもいいんですが、左にメインの電源カプラーが刺さってますので左のほうが探しやすいです。

この基板よりヒータースイッチのLED電源をどこから拝借するか探します。



alt
LEDが表面実装されている基板には必ずLED照射テスト用の丸パターンがあります。
矢印の部分です。

ピンヘッダの一番下が+です。ベンツは + - 逆だったような・・・

ここで2.1Vの電圧を出力してくれるアナログテスターが大活躍ですわ。
導通を測りながら照射テストもできます。
1.5Vの乾電池でも出来なくはないんですが、単体のLEDはギリギリ測れますが大元の電源供給を探るには電圧が低すぎて発光しません。
かといって乾電池2個直列3VでアンバーのLEDを単体発光させるとLEDが切れてしまいます。
安定化電源装置も最低3.2V出力ものもが多いのでこれも使えず(高級なものは大丈夫です)。

BMWのようにアンバー色のLEDは順方向電圧が1.9~2.1Vなんですわ。
LEDは色によって順方向電圧が決まってまして、赤、橙、黄色、緑は約2.1V、白、青がが約3.5Vです。

E系BMWのアンバーを白に打ち変えるのって昔流行りましたね。
LEDを打ち変えて白や青にしたい場合は抵抗も変える必要があります。
alt
私アンバー好きなので細かく解析してませんが、電圧調整の抵抗は多分コレ。
興味ある方はやってみてください。



alt
大元はこれじゃないかと思って当ててみると・・・

当たりです♪

もう終わったようなもんです^^; ネタにならん・・・。



alt
あとは導通を測りどのハーネスから電源が来ているのか調べます。
マジックで印を付けたところがLED電源のGNDと+です。
※スイッチの種類によって異なりますので必ずテスターで測ってください!



alt
純正熱収縮チューブの被覆をむしり、フックで引っ掛けてあるところを避けて(加工後に嵌らなくなるため)、スイッチ用の電源を拝借します。

※間違えて他の配線をカットしないよう、赤・黒マジックで色を塗ってます。



alt
配線をカットして被覆をむしります。




alt
手っ取り早く分岐させるならカットせずにハーネスの被覆を少し剥いてビニールテープで絶縁すればOKですが、綺麗に配線加工したいので配線をカットして熱収縮チューブを先に通しておきます。



alt
私が愛用しているのは住友電工のイラックスワイヤー。
ハンダ付けしても被覆が硬化せず、電線も金属疲労に強いです。



alt
配線の長さが純正より短くならないよう(ココ重要)ハンダで3本結線して、



alt
ヒートガンで熱収縮チューブを収縮させます。

70℃という低温で収縮してくれるOHMの熱収縮チューブが使いやすいです。




alt
全く同じ要領でGNDと+を2本分岐させ熱収縮チューブで固定します。
ヒーターのスイッチは下側になりますので下方向に分岐させます。



alt
ヒータースイッチのカプラーとは、カプラー接続しますのでスピーカー用のカプラーを代用します。



alt
分岐させた配線2本も熱収縮チューブで結束させて見た目を純正のようにします。
スピーカー用のカプラーは出っ張り1箇所をニッパーで落としたらピッタリ嵌ります。

どんだけ神経質やねんって感じですが(爆



alt
拝借した部分が目立たないようにアセテートテープを巻いて元の位置に戻します。
この取り回しは純正と同じにしておかないとトリムを戻すときに干渉します。




alt
ヒータースイッチのほうですがテスターで解析しますと、



alt
1番⇒ヒータースイッチの信号線
2番⇒LED+
3番⇒GND

となってました。
よって、2番3番に接続します。


電圧は大丈夫かいな? ってところですが、長くなりますので割愛します。
この方法で大丈夫です。


alt
こないだ加工したばかりのステアリングキャップを外します。



alt
すぐに取れるようにしておきましたので瞬殺です。



alt
これが合わない理由が分かりました。中華カーボントリムのサイズがそもそも純正と違う・・・。



alt
1~4シリーズ用のステアリングキャップを寸法の違う中華トリムに合わせますので、上下左右と裏側、削りまくりです(爆

それでも合わず、中華トリム側も削りました。


alt
ピッタリ嵌りました♪

ステアリングキャップの左上が少し斜めになってるのは中華トリムに合わせて削ったからです(エアバッグで隠れます)。


alt
カプラーはこちらに収めました。多分純正も同じです。



alt
完成しました♪



alt
どうでしょう?



alt
スリット入りのM8キャップもカッコいいんですけど、スリット無しのこのデザインも中々ではないでしょうか♪



alt
中華トリムのせいで少し斜めにカットした左上の部分もエアバッグを被せると隠れます。

さて、このボタンは無事に光るのでしょうか・・・?!



alt
はい、バッチリ光ってます。



alt
照度も他のスイッチと全く同じです。



alt
なんちゃってステアリングヒーターボタンですが、中々満足度高かったです。

スイッチ多い車が好きなオッサン世代ですので(爆

掛かった費用、スイッチ穴ありステアリングトリム2800円、スイッチ5000円。



alt
明るいところですとこんな感じです。

絶対誰も気付かない・・・。



Posted at 2025/03/18 23:36:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | BMW G15 M850i | クルマ
2025年03月11日 イイね!

BMW G15 M850i カーボンコンビステアリング装着② G30 G31 G11 G12


その①の続きです>

alt
無事に純正トリムを3分割できました。



alt
裏側。

ピンを折らないように、削り過ぎないように分離するところがポイントです。


alt
中華カーボントリムと純正シルバートリムをニコイチにしてみました。

これめっちゃ良いです♪

当初トリム部分はオール純正予定でしたが予定変更です、これで行きます。
フィッティングも全く問題なしです。



alt
問題出てきました(爆



alt
ステアリングキャップ?って言うんでしょうか、このパーツ。

これがなぜか上手く収まりません。



alt
中華キャップはピッタリです。




alt
サイズが違いました(苦笑

これ、M8とか後期の穴あきキャップの寸法が違うのか、中華だから違うのかどっちなんでしょう。



alt
マスキングテープでサイズを合わせると、穴なしキャップのほうが横端で1mm大きいです。
両端合わせると2mm大きいです。

削りましょう♪




alt
余分な部分をマジックで塗って




alt
マスキングテープを剥がして黒く塗られた部分を削ります。




alt
切断面は直角ではなく鋭角になってましたので、同じ角度で削りました。




alt
幅は収まりましたが今度は長さが違う!

削りましょう♪




alt
現物合わせで微調整しながら自然な感じになるように削りました。




alt
中々良い感じです。




alt
サンプル写真ではカーボンの繊維が斜めになってましたが、何も言わなくても縦で作ってくれました。自然な感じで良いです。





alt
あとは裏面のピンを接着するだけです。




alt
ピンの接着は少量のレジンを使用しました。
プラリペアとほぼ同じです。




alt
キャップのほうも同様に。
こちらは後で仕様変更するかもしれませんので、極少量で固定してます。




alt
スイッチをネジ止めします。

これ上下左右に0.2mm位の遊びがあるんですわ。いきなりネジを締めずに、仮固定くらいにしてから位置合わせをし、上下左右の隙間が完全に均一になった位置で本締めします。




alt
中華タッチフリーモジュールを接続します。




alt
中華タッチフリーモジュールは純正の外したモジュールユニットの位置に綺麗に収まります。




alt
完成です♪

どうでしょう、純正オプションっぽい自然な仕上がりです。




alt
Dシェイプもやらしくならない程度です。




alt
カーボンとレザーの色の違いがあまり出ないくらい、少し暗めのカーボンです。
これも何も言わなくてもいい感じに合わせてくれました。




alt
裏側。




alt
Mステッチがめっちゃテンション上がります♪




alt
車両に装着。




alt
運転するときに持つ部分が自分の場合ステアリングの下部と上部なので、レザーのテカリを気にせずに運転できます。

コンビステアリングにしたかった一番の理由はこれだったりします(笑



ちなみにカーボンではなくピアノブラックにした場合、
alt
こうなります(爆

レザーとの色の差が・・・。



alt
33年落ちのGTOで、当時カーボンなんて流行ってなかったのでこれはこれで気に入ってます。



Posted at 2025/03/11 21:52:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | BMW G15 M850i | クルマ
2025年03月11日 イイね!

BMW G15 M850i カーボンコンビステアリング装着① G16 G30 G31 G11 G12


BMW G15のステアリングをオーダーメイドのカーボンコンビステアリングに交換しました。

BMW G30、G31、G11(LCI)、G12(LCI)、G14、G16も同じ形状です。

スイッチやらパドルやらタッチセンサー等、さらには前期後期含めると恐ろしいほど種類がありますが、G系の場合基本的な形状は1~4シリーズが共通、5~8シリーズが共通になってます。



alt
前回のブログ記事でeBayから購入して届かなかったステアリングがこちら。
もう永遠に届くことはありませんので、せっかくなのでオーダーすることにしました。




alt
eBayステアリングは万人好みになってますが、個人的に気に入らなかった部分がこちら。
・センターマークはいらない
・レザーの部分が長すぎる
・レザー上部のカットラインが斜め過ぎる
・コブが無い

これを日本のステアリング加工業者でオーダーすると・・・
ステアリングの下取り+基本料金+追加料金⇒カーボン加工追加+パンチングレザー追加+Mステッチ追加+コブ加工追加等々。

今の物価高の時代ですのでざっと計算しても余裕で20万は超えるでしょう。


そんな時の強い味方、アリエクです♪


3社で見積もりを取ってみました。
好みに近いステアリングを出品していた業者3社です。

グロい形状のステアリングはあまり好みではないので(中華は殆どがグロい形状です)、できるだけ純正に近い形状でDシェイプ、カーボンコンビになっているものを探しました。

A社⇒出品中のステアリングは在庫がない、これならあるがどうだ? (別の在庫処分)
B社⇒出品中のステアリングは在庫がない、これならあるがどうだ? (別の在庫処分)
C社⇒あなたの好みは分かった。純正形状にパンチングレザーでMステッチ、Dシェイプ。車はG15で5AUのスイッチ、ヒーター無し、タッチセンサーありだろ? 私を信じて任せてくれ!

英語でのやり取りですので、あまりややこしい注文を入れて変に解釈されるのも困りますので、任せてくれ!と言ってくれたC社に決定♪


ここはC社を信じましょう。


10日ほどでC社から写真が送られてきました。

「あなたのステアリングが完成したぞ! どや! 気に入ってくれたら発送するで。」


おお! 素晴らしい!


C社のサンプル写真も変更したい部分はいくつかあったのですが、何も言わなくてもすべて私好みになってました♪


alt
1週間ほどで到着。



alt
これです。
もう何の文句もないです♪
純正形状でDシェイプ、ステアリング変えました感がなくオプションっぽいところが最高です。



alt
Mステッチも綺麗!
一度DIYで縫製してますので分かります、プロはやはり上手いですわ。



alt
これ、おまけで付いてました。
カーボンのトリムです。



alt
1~4シリーズのトリムは上下分離型ですが、5~8シリーズはフレーム一体型で



alt
このように分離する形になってます。
ここを敢えて接着せずに送ってくれたのも嬉しいです。



alt
おまけにしては豪華すぎる造りです。
リアル織り込みカーボンですよ。



alt
もちろん中華定番のサプライズ付き(爆




alt
後半でスイッチ類を組み込んだ写真を載せますが、このカーボントリムめちゃくちゃ高級感あります。
日本でこの加工をしたら5万はかかりますよね。




alt
こちらのキャップの部分も接着せずに送ってくれました。
スイッチ部分のトリムとこちらのキャップは純正のシルバーを使う予定でしたので接着無しは助かります。




alt
さらに! これもおまけで送ってくれました。
ステアリングタッチセンサーをハンズフリーにするモジュールです。

おまけにしてはすべてが豪華すぎる・・・。



alt
まさかハンズフリーモジュールをサービスで送ってくれるとは思わず、別途購入してました^^;
はよ言うてや!って感じですが(爆、気持ちはありがたいです。



alt
付けたばかりのG11 LCIステアリングを外します。



alt
ステアリングがどんどん増えていきます。

ハンドルとスピードメーターとスピーカーが大好きなんですわ。

後日スピーカーのマニアックな記事を書きますので、ドン引きしながら読んでください(笑




alt
ではG11 LCIのステアリングからパーツを外していきます。

まずはパドルシフトのタッピングビスを外し、




alt
パドルシフトを浮かせた状態でこちらのビスを3ヶ所外します。





alt
こちらの爪を起こして





alt
手前に引っ張るとトリムが外れます。




alt
こんな感じで外れますので



alt
このカプラーを抜きます。



alt
スイッチを外します。
左右それぞれ3ヶ所で固定されてます。



alt
ステアリングトリムが外れました。



alt
まさかのリアルレザーが貼り付けてありました。
これ塗装かと思ってました。



alt
左⇒純正トリム
右⇒中華トリム

中華カーボントリムは純正加工品ではなく、オリジナルです。
爪の位置は全く同じです。

純正のシルバーベゼルはピッタリ嵌るのでしょうか。


一旦ステアリングに戻りまして
alt
ハーネスとエアバッグのステーを移植します。




alt
もう、まんま移植するだけですので何も難しいことはなくありません。
配線の取り回しだけは沢山写真を撮っておいて全く同じように配置します。




alt
エアバッグのステーは別のステアリングから拝借しました。特に意味はありません。
こちらの3ヶ所のネジを外します。



alt
外れました。



alt
一度仮装着してみましたら少しすべりが悪かったのでグリスアップしました。
いつものプラスチック製品を侵さないマルイの高粘度特殊グリスです。TamTamに売ってます。
動きがサックサクになりました。




alt
ステアリング裏のダンパーを外します。
乳首みたいなものが4つありますのでラバープロテクタントを吹き付けてすべりを良くしてからポンチで押し出します。

貼り付いてますのでそのまま引っ張ると多分千切れます。



alt
ダンパーが外れました。
トリムに本革のレザーを貼り付けたりダンパーを装着したりと、細かいところにお金が掛かっているステアリングです。

このダンパーの有る無しで1~4シリーズのステアリングか5~8シリーズのステアリングかを見分けることができます。
たまにダンパーを外してオークション等に出品されている場合がありますが、ダンパーが収まる円形のスペースがあるかどうかで分かります。



alt
コンビステアリングにダンパーを移植します。
ラバープロテクタントを軽く吹いてポンチで押すと簡単に入ります。

あと、表側のエアバッグのステーを装着します。



alt
次に配線の移植です。
矢印の部品はステアリングタッチセンサーとモジュールで、これらは使用しません。

※中華タッチフリーモジュールをこのあとに接続するのか外して入れ替えるのか悩みましたが、外して入れ替えが正解です。


alt
移植するハーネスと部品はこちらです。
バイブレーションのモーターとスイッチ、パドルのモジュールです。

車両のオプションや仕様によって異なりますので、ご自身のお車に合ったものを移植してください。



alt
これが中華ハンズフリーモジュールです。



alt
トリムを組んだあとにこのモジュールを収めますので、といあえずこのままでOKです。




alt
今度は純正トリムをバラしていきます。

ブラックアウトが好きな方は何の加工も必要ありませんが、私は純正風が好きなのでパーツを組み替えます。



alt


alt
5~8シリーズはこのように溶着されてます。なのでトリムがAsseyでしか供給されてません。

1~4シリーズはビス&クリップ止めですのでパーツごとに部品が出てます。



alt
分離は特に難しいことはなく、溶着が弱いところをますクリップ剥がし等で外し、ガッツリ着いているところはカッターで切れ込みを入れれば簡単に外れます。


おっと! 今回は写真と文章少な目の予定でしたが、3000文字を超えて文字数制限掛かりました(爆









Posted at 2025/03/11 21:05:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | BMW G15 M850i | クルマ
2025年03月10日 イイね!

BMW G15 M850i 面白いステアリングカバーのお話 G30 G31 G11 G12

<予定変更>

コンビステアリング装着の記事を書く予定でしたが、前置きが長くなりましたので次回にします。



去年の12月にeBayでカーボンコンビステアリングを購入したのですが(6万円)、私のアカウントが不正ログインされ発送先の住所を書き換えられるというトラブルに遭いました。

トラッキングするとニュージャージーの全く知らない住所に発送され、eBayにMoney back guaranteeを申請するもロボットが即却下。

申請して数分で却下ですわ。

eBay本社に何度も連絡し不正ログインの調査を依頼したところ、「あなたのアカウントを徹底的に調査したところ不正にログインされたことが判明しました。商品代金と送料は全額保証します」と連絡があり(これに2ヶ月かかった)、やっと解決したかと思いきや・・・

再びeBayから却下されました。担当者が毎回変わり、全員の言っていることが違うんです。
結局eBayは何もせずCase Closedになり、なぜか私のメールがブロックされました。
すべて英語でのやり取りになりますので仕事が終わってからずっとこのやり取りをしてましたのでストレス半端なかったですTT

結局私にできることはクレジット会社からチャージバック申請を行うことくらいで、現在申請中です。
3ヶ月経ちましたが未だに解決してません。
経緯が複雑過ぎてカード会社も??な感じです。

今まで運が良かったのかeBayでの商品未着トラブルの経験がなく安心して買い物をしてましたが、
eBayで買い物をされている皆様、十分お気をつけください。

Money back guaranteeなんて大嘘です。

何もしてくれません。


アリエクのほうが全然信頼できます。



さて、コンビステアリングの前にちょっと面白いものを見つけましたのでそちらのお話から。
alt
アリエクを徘徊していたら偶然見つけたこのステアリングカバー。
よくあるパコっと嵌めるタイプではなく、純正ステアリングに被せて縫製するんです。
偶然にも同じタイミングで使徒さんが同じ作業をされてまして、DIYヤーは考えること同じです(爆




alt
アリエクで2400円。
さすがにこの価格なら合皮でしょ・・・って思ってたんですが、ガチの本物レザーでした。
本革の匂いプンプン。
レザーの質感も純正と変わらないくらいの品質で、色も純正とほぼ同じです。




alt
センターマークからレザーの表面形状(パンチング有り無しなど)、ステッチのカラーまで自由に選べて追加料金もありません。



alt
一応説明書も付いてますが、Youtubeで先人の方々がUPされてますのでそちらのほうが分かりやすいと思います。



alt
パンチングレザーとの継ぎ目はこのように折り返されてますので施工後にココが出っ張るのでは?と思いましたが、後ほど完成写真を載せますのでどんな具合か参考にしてください。




alt
当初はオリジナルステアリングのレザー保護目的で購入しましたが、施工中のズレ防止のために両面テープを使うんです。
なので、保護目的というよりボロボロになったステアリングの新品化と考えたほうが良いです。

どっちにしてもこの作業をどうしてもやりたかったのでヤフオクで一番汚くて安いG30用ステアリングを購入しました。

写真の通り、予想外に綺麗なステアリングが届きまして・・・ ちょっと勿体無い気もしますがこれに施工していきます。




alt
付属品はこちら。
レザー側のステッチは施工済みで送られてきますので(ここが最大の難関なので助かります)、縫い合わせ用の糸と針、両面テープ、ヘラがセットになってます。




alt
純正レザーの張替えではなく、上から被せるタイプです。
ほんの僅かですがグリップが太くなります。

殆どの方はステアリングを車両に装着した状態で施工されると思いますが、外したほうがやり易いということはなく、股の間に挟んでも滑る滑る(笑
固定する持具のようなものがあればいいんですが・・・。





alt
一応両面テープはこんな感じで貼るんですが、私の場合何度もやり直した結果すべて両面テープを剥がし、レザーの折り返し部分の4箇所だけ貼りました。

縫いながらステッチの位置を微調整するためです。

スポークのゴム部分との境目は付属のヘラで押し込みます。





alt
縫製は4ヶ所に分けて行いました。

①②③④の順に縫っていきましたが、④まで来ると糸の引っ張り具合などコツが掴めてきますので、最初に縫った①のショボさが気になって縫い直し。
①を縫い直すと②が気になって縫い直し、②を縫い直すと③が気になって縫い直し。

無限ループです(爆

初めてなのにMステッチを選ぶとこうなります(自爆

ステッチの色は何でもいいという方は必ず「黒」を選んでください。




alt
これ、2~3回縫い直したところです。
Mステッチですとステッチ幅の違いがかなり目立ちます。
あとレザーの合わせ目が純正だと中に織り込んであるんです。↑所々重なってますよね。
これも気になる・・・。




alt
こちらは裏側ですが、コブ部分のステッチを頂上に持ってきたんですが、




alt
純正のステッチを見たらコブの裏に回ってるんですわ。

これも気になる・・・!




alt
やり直し。

すでに4回目です。




alt
レザーの端とステッチまでの幅が均一ではないのもステッチ幅とレザー端の織り込みに影響してきますので、ニッパーでレザーの端をカットして調整しました。




alt
矢印部分はトリムで隠れますので、レザー縫製後のしわがトリムに隠れるようにココに歪みを持ってくるように縫製してます。

4回縫い直してようやく完成。




alt
気になっていたレザーの繋ぎ目の膨らみはこんな感じです。




alt
気になるといえば・・・まあ気になりますが、5回目があれば折り返しのレザーを薄く削るかステアリング側を削るか・・・




alt
ステッチに詳しい方は「ユーロステッチにしないの?」と思われるかもしれませんが、かなりタイトに設計されてますのでユーロステッチだとここまで革を引っ張れないんですわ。

1回目はユーロステッチで縫製しましたが、ボツにしました。

ただ縫い終わってみるとクロスステッチのほうが映えます♪




alt
革の繋ぎ目は硬くて引っ張れないのでどうしてもステッチ幅が広くなってしまいます。





alt
4回目はコブのステッチを純正とほぼ同じ位置に持ってきました。
コブの裏側に回す感じです。




alt
拡大。




alt
縫い終わってから思ったんですが、裏側にステッチを持ってくるとせっかくのMステッチが正面からは隠れて見えないという・・・(爆




alt
Youtubeの方はここの処理で苦労されてたようですが、両面テープ無しでもそれなりの形になりました。



alt
縫製済みの返し縫いの部分が少しはみ出ますが、まあ裏側なのでこんなまんでしょう。




alt
スポーク下は綺麗に収まりました。



ステアリングの革がボロボロになっている方には非常にオススメのアイテムです♪
縫い直しを想定してるのか4回縫い直しても余るくらいの糸が付属してましたので助かりました。

2400円にしては出来過ぎなくらいの商品ですし、DIY好きな方は施工だけでも楽しめると思います。


次回は予定していたコンビステアリング交換です。

あまり需要なさそうなので(自爆、なるべく写真の枚数減らします^^;






Posted at 2025/03/10 01:36:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | BMW G15 M850i | クルマ

プロフィール

「[整備] #8シリーズクーペ BMW G15 スピーカー交換②~トリムの外し方後編~ https://minkara.carview.co.jp/userid/812916/car/3679356/8210958/note.aspx
何シテル?   04/30 20:23
人に不可能はない、という勘違いからDIYを始めました。 壊れたパーツはすべて分解・修理してますが、時には新品を買ったほうが安くつくこともあります(自爆 ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/9 >>

 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

愛車一覧

BMW 8シリーズ クーペ BMW 8シリーズ クーペ
最近ハマッてる鶏白湯ラーメンの向かいにあるBMWディーラーでエグイほどカッコいい8シリー ...
三菱 GTO 三菱 GTO
人生2台目のGTOです。 27年落ちフルノーマルのGTOツインターボ5速、ワンオーナーガ ...
BMW 7シリーズ BMW 7シリーズ
今まで乗ったセダンの中で最高峰の完成度だと思います。 これ以上求めるものは何もないくらい ...
BMW 3シリーズ セダン BMW 3シリーズ セダン
娘が車を買って欲しいというので4年前にオートオークションで落札。 600万したから大切に ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation