「確率」。
数学はとにかく苦手で、こんな学問って何か意味あるのか?!、くらい思ってるのですが・・・、例えばサイコロを振って「1」が出る確率は1/6らしいです。
昔、試しにサイコロを振って「1」が出る確率を数えてみました。
最初はまったく1/6ではないのですが、何百回何千回と繰り返して記録していくと・・・ なんと限りなく1/6に近づいていくんですよね!
数学って凄い・・・。
今日、JUSCOに入っているQBハウス(床屋です)に行ってきました。野田総理も私もお気に入りです(爆
私、伸びるのが早いので月に2回行ってます。
そこのQBハウスには理容師さんが3名。
一人は良くしゃべる40代後半くらいの茶髪のおばちゃま。
そのとなりに30代くらいのお兄さん、そして一番奥に超癒し系の40代前半くらいのお姉さん。
このお姉さんが私のお気に入りです。
私もおっさんなんで、髪型なんてどうでもいいのですが、ささやかなこだわりは多少あります。横と後ろにバリカンをどれくらい入れて、てっぺんはどれくらい切って、もみ上げは自然な感じで・・・
そのお姉さんは私が何を注文することなく思った通りに切ってくれます。
何も聞かなくても要望がわかる神様のような方です。
このお姉さんに当たる確率は数学の理論でいうと1/3。
しかし、もう何十回、何百回(とまではいきませんが)大体70%~80%の確率でこのお姉さんに当たります! 今日もそうでした♪
これは数学の理論もアインシュタインの相対性理論も覆すような出来事ではないでしょうか!
何か宇宙レベルで起こっているかも・・・(爆
アホは話はさておき、
前回、ATF漏れについて記載しましたが修理が完了しましたので引き取りに行ってきました。
エレクトロ ハイドリック コントロール コンポーネントのガイドブッシュの交換、ついでにデフオイルの交換もお願いして23292円でした。
ココのヤナセは非常に親切で、前回もリアウィンドウのショートストローク機能の原因究明に数週間かかったにも関わらず、請求ゼロ! しかも特別お値引きあり^^
今回も26000円のところを3000円程お値引きさせていただきました、とのことでした。こういった心遣いが非常に嬉しくてまたお世話になりたくなりますね!
で、例のATのブッシュですが、新品交換とオイルの補充で1万ちょいですのでAMGスピードシフト搭載の方は予防的に交換されてみてはいかがでしょうか。
放置しておくとAT基板が逝ってしまい、高額な代償を支払うことになるケースもあるとか・・・?!
7Gトロニック搭載車のほうはどうなんでしょうか?? 気になるところです。
黄砂がひどいため、普段は2台ともボディーカバーをかけてますが、230入院中は219に乗ってましたのでこうして2台とも裸体になるのは珍しい光景です。
仕事の話や苦労話は周りの人には語らない、これが男の美学だと思ってますが、こうして一服しながら愛車を眺めていると、これまで辛かったことや仕事のストレスで記憶が飛んだこと、眠れない日々・・・ 様々な思いがよぎります。
もっと楽をして平凡に生きていたほうが楽だったのかもしれませんが(私自身は至極平凡ですが・爆)、たった一度きりの人生、今出来ることはすべてやる! 欲しい車は手に入れる、今この瞬間の1分1秒を充実したものにする! 自分で直せるものは自分で直す(爆
とにかく悔いの無い波乱万丈な人生を送りたいです。人間いつ死ぬか分かりませんからね・・・^^;
昔、NHRAで優勝した唯一の日本人ドライバー岡崎ケンジが優勝インタビューで、
"We're not here except all guys" と言ってましたが、私の大好きな言葉です。
分かりやすく言えばこっちでしょうか。
"We're not here without the cooperation of everyone"
では、307SWの車速センサーネタ行きます。
例によって画像が100枚以上ありますので、ここから下はかなり根気のある方でないと爆睡してしまうかと思います。ご注意ください(爆
症状は、ナビ側がいつの間にかパルスを拾わなくなったという感じなんですが・・・
車速センサーの不良に関して原因と考えられる箇所ですが、
①マグネットの磁力が低下
②ピックアップ内のセンサー自体が故障
③ピックアップからナビ裏までのハーネスが断線しかかっている
④パナソニックのナビ本体が故障
とりあえず④はパナソニックを信じて壊れていないと仮定し、①~③を中心に検証してみました。
こちらが純正の車速センサーとマグネットです。
以前のブログでも少し触れましたが、Junさんのやっておられたピックアップとマグネットを接近させる方法をやってみました。
エンジンを始動し、試走してみると・・・ 車速パルス復活!!!
と思いきや、もう一度エンジンを切り再始動するとパルスがまた0に^^;
ドライブシャフトからマグネットを取り外し、純正のマグネットケースに収まりそうなネオジウムマグネットを買ってきました。購入は東急ハンズです。
マグネットのサイズは12×7×41です。
こちら、純正のマグネット(フェライト磁石×3)です。
タイラップで縛ってあるだけですので、ニッパーで切断して外します。
このようにマグネットとケースの隙間にタイラップが通されて固定されてます。
これから触りまくりますので(爆、超音波洗浄をかけて綺麗にしておきます。
少々気になっていたのがこの長さ。
3つのマグネット間の間隔が均等になってません^^;
一番長いところで27mmちょいありますので、これはちょっと詰めていく予定です。
マグネットの極性を合わせなければいけませんのでマジックで印を付けておきます。
画像がありませんが、ネオジウムマグネット側にも印を付けてます。
タイラップは引っ張れば外れます。
次に中のフェライト磁石を抜き取りますが、ポンチで押してもビクともしません。
接着剤で完全に固定されてます。
試しにトーチランプの火で炙ってみますと・・・
接着剤がボコボコと泡を立て、簡単にマグネットが外れました。
マグネットケースに若干ススが付きますので綺麗に研磨しておきます。
仮固定のため、ネオジウムマグネットに少量のアロンアルファを塗布します。
こんな感じです。サイズはほぼピッタリです。
純正並みの極太タイラップが見つかりませんでしたので、手持ちのタイラップを2本通しました。
固定は光重合型のレジンです。マグネットの抜け落ち防止のため、若干盛り上げるようにレジンを盛ります。
成型が終わりましたら特殊な波長の光を当てて重合させます。
かなり頑丈で硬いですので、恐らく外れることは無いと思います。外したいときは火で炙れば外れます。
元々の配置のバランスが悪かったので、今回は25mm間隔でマグネットを固定していきます。
3つとも固定しました。
大体等間隔になっているかと思います。
もうバレてるとは思いますが、典型的なA型です(爆
そしてドライブシャフトに装着!
センサーに合わせて位置決めをし、決まればタイラップを縛り上げていきます。
そしてニッパーでカットします。
メスの出っ張りの部分が干渉しないように微妙にタイラップの位置をずらしてあります。
そして走行テストです。
おお!! 見事にパルスを拾ったか!
と思いきや・・・ エンジンをかけなおすと↑パルスを拾わなくなりました(撃沈
どうやら磁力の低下が原因ではなさそうです。
ただ、外した純正フェライトマグネットの磁力がかなりへぼくなってましたので、これは全く無駄な作業ではなかったと思います。
はい、次行きます。
オクで検索して出てきたのがこちら、SERIOUS製車速パルス発生器。
お! Junさんのと同じですね^^
純正の車速センサーを外し、なんとか同じ位置に設置してみます。
うまくいくんでしょうか・・・。
元々のセンサーのは配線は大胆にもスパっと切断しました。
ん?? 芯線が3本あるんですね・・・ ちょっと嫌な予感がします^^;
SERIOUS製車速センサーは2本。構造が全く違うわけですね^^;
とりあえず、純正と同じ位置に設置する為に、とある加工をします。
これ、何かといいますと・・・ 電動ガンのモーターのタワーです(爆
真鍮で出来てますので磁力の影響を受けません。
それをこんな感じで組み込みます。
本来はセンサーの本体自体をもっと接近させたいところですが、構造上こうするしかありません。
磁力がボルトを伝ってコイルに起電力を起こす原理っぽいですので、ネオジウムマグネットの磁力があればいけるはずです。
車両側の配線です。
緑が車速パルス用だとは思いますが、あと2本はまだ不明です。
(私の頭の中では、輸入車の茶色はGND なんですが、これは間違いでした)
SERIOUS製車速センサーでは、灰:車速パルス、青:アースとなってます。
車両の下に潜ってハンダ付けです。
かなり怖いです(汗
おっとー!
灰が車速パルスなのに逆にハンダ付けしてしまいました(涙
気を取り直してやり直しです。
で、熱収縮チューブで絶縁して、
テープで防水してタイラップで配線を仮固定。
試走します。
あらら・・・・ 全くパルスを拾ってくれません。
まさか・・・と思い、謎の白い配線をテスターで調べてみると、なんと「白がGND」でした!
恐るべしプジョー!(爆 私の思い込みも恐ろしいですが(爆
では気を取り直して・・・
もう少しマグネットに接近させるためにボルト(鉄製)を市販品の長いものに交換し、ワッシャー(磁力の影響を受けないようにステンレス製)を3枚挟みました。
センサー側の配線はすぐに差し替えれるようにギボシのオス×2に変更。
車両側は、白(GND)、緑(車速信号線)をむしり、ギボシときっちり噛み合うように根元に熱収縮チューブで被覆します。
そしてギボシのメス・メスをセット。
接続、設置完了です。
さて、結果は・・・?!
おおー!! パルスを拾いました~^^
しかし、問題発生(爆
Junさんの記事を読んでましたので、ある意味予想通りの展開だったのですが・・・
時速30km/hを超えないとパルスを拾ってくれません^^;
マグネットが3つということに加え、細いシャフトに付けてありますのでセンサーへの通過速度が遅いからでしょうね。。。
Junさんのようにシャフトの径が太いところに設置しなおせばいいのですが、
・せっかく作ったネオジウムマグネット入りのマグネットケースを外すのが面倒(ずれないようにシャフトとタイラップの間にアロンアルファを流してしまった)。
・配線を車内に引き込むのが面倒。
ということで、次の手段を考えます。
まず、この外した純正のセンサー。
こいつはなんぞや?ということで・・・
テスターで測ってみるも・・・
よくわからず(爆
では分解してみましょう。
ダイヤモンドディスクで切断し、
カラ割りします。
さらに出てきたブツを切断し、
こじっていくと・・・
お! 何やら見えてきました^^
ついに姿を現しました。
これがセンサーです。
裏側を見ますと、「SS22PE MICRO」と書いてあります。
検索したら出てきました。
これと同じものを買えばいいわけですね^^
しかし、どこを探しても「製造中止」(泣
※ここからボツネタなんですが、同じ間違いをされないようにやったことを簡単に掲載しておきます
これは秋月電子通商で購入したホールセンサーUS1881LUAです。
写真のものはUAパッケージですが、極性が逆バージョンのSEパッケージと合わせて10個購入しました。
なんせ、一つ50円ですので(爆
ちなみに10個買っても、送料と代引き手数料のほうが高かったです^^;
横幅で4mm程度です。ビックリするほど小さいです。
こちらが仕様書です。
North poleでOUTがhighとなります。
試しに電圧をかけて磁石のN極を近づけてテスターで測ってみましたが・・・
特に反応なし^^;
リード線をハンダ付けし、絶縁のため熱収縮チューブで覆います。
車両側ステーのサイズを測り、簡単な設計図を書いて必要なものをホームセンターで揃えます。
グラインダーで配線を通す溝をワッシャーに入れてます。
ステンレスですから硬い硬い!
線3本分ですからこれくらいですね。
こんな風に通します。
横から。
配線にギボシを付けて、
完成です。
車両側にもギボシのオスを付けておきます。
そしてセンサーを設置。
センサーとマグネットの干渉がないか、ドライブシャフトを回して確認します。
(左右のジャッキアップが必要です)
ギボシを接続し、
テープで防水。
そして走行テスト!!
・・・・
全くパルスを拾いません(泣
電子パーツに詳しい知人にホールセンサーUS1881LUAの仕様書(英語版)を見てもらったら、日本語版を送ってくれました^^
知人曰く、電流でセンサーが壊れたんじゃないか、と。
日本語版を良く見てみると・・・・ 許容電流がMAXで0.5mA!
下手すりゃ1000倍近い電流が流れてた可能性もあります。
そりゃ壊れますわな^^;
間に抵抗を挟んで電流をギリギリまで落とせば・・・など考えながらSS22PEを再検索していると、
「あれ! 売ってる。。。」
通販ですが、普通に日本のパーツ屋さんで売ってました^^;
前検索したときは出てこなかったんですが・・・
チップワンストップというショップです。
1個1270円!
裏側です。
外した純正センサーと全く同じです。
あとはこれの不具合が改良されていることを願うばかりです。
英語ですが、こちらが仕様書です。
左から順に、車両側の (+)茶線 (0)緑線 (-)白線 に接続すればOKです。
同じ色の線がありませんので他の色で代用します。
被覆をむしって・・・
ハンダ付けしていくのですが、ハンダの熱で端子の基板側のハンダが溶けると困りますので、このようにアルミの放熱クリップで挟んで熱を逃がしながらハンダ付けします。
こんな感じですね。
ダイオードやトランジスタなど熱に弱いもののハンダ付けには必須です。
それぞれがショートしないように熱収縮チューブにて絶縁します。
反対側です。
センサーはアクリル棒のなかに埋め込みます。
私の車両の場合、純正ステーからの長さが16.0mmでちょうどマグネットとセンサーの間に2mm位のクリアランスができます。
※このあたりはラテン車ですので車両によってかなりの寸法差があると思います。
端から16.0mmのところにマスキングテープをはり、ちょっと余分目にカットします。
そしてトリマーで完全に垂直になるようにちょっとずつ削っていきます。
大体これくらいでしょうか。
おお! ピッタリ16.0mmになりました。
センサーを仮固定します。
このあとレジン包埋しますが、モノマーでセンサーがやられないよう、光重合型レジンでセンサー自体を一層覆っておきました。
本当はセンサーを中央部に設置したかったのですが、センサー足の長さの関係で隅に寄せてあります。
設置するときにセンサーが埋まっている部分をマグネット中央にもってくればOKです。
途中でM6ステンレスボルトを入れてレジン包埋します。
こんな感じですね。
レジンが固まりましたら(10分もあればカチカチです)、配線にギボシを接続します。
これで一応出来上がってるんですが、このままですとレトロな感じですので、
ペーパーポイントで少し周りを荒らし、マスキングをして・・・
フラットブラックで塗装します。
センサーがある面も塗装します。
これでセンサーが完成です。
何となくそれっぽくなりました^^
こちら、秋月のホールセンサーを使った失敗作ですが、しばらく車両に装着したあと外しましたら、埋め込んだレジンが若干出てきてました。
原因はスプリングワッシャーを挟んだことです。持続的に引張る力がかかり、エンジンの熱でレジンが柔らかくなってきたんだと思います。(それと、ちょっと締め過ぎてました)
今度はスプリングワッシャーを使わずに、ネジロック剤を塗布して緩み防止対策をしました。
ピンクの点のところにセンサーがありますので、この部分をマグネット中央が通過するようにセンサーの位置決めをします。
撮る角度が微妙でギリギリに見えますが、2mm位のクリアランスを設けてあります。
ギボシ同士を接続し、車両側の配線に繋ぎます。
防水テープを巻いて、純正のホルダーの中を通します。
今まで、自車位置が狂うため車速パルス検出レベルを低レベルに設定し、ごまかしてましたが、
標準に戻しました。
そして、試走です!
ついにきっちりとパルスを拾うようになりました!!!
エンジンを何度再始動してもパルスを拾ってくれます。
写真は時速4km/hですが、時速1km/hでもきっちりパルスを拾ってます。
学習レベルが2くらいまでいったところで地図画面に切り替えてみました。
おお!!!
寸分の狂いもなく、自車位置が表示されるようになりました^^
いや~、長かったですがやった甲斐がありました。
センサーがディーラーで4万ほどするらしいんですけど、この方法ですとセンサー代1270円とアクリル棒、樹脂、トータル2000円くらいでできちゃいました^^