少し古いネタですが、230の内装をイメチェンしましたのでレポートします。
内装は常に視界に入る部分ですのでちょっとしたイメチェンで車を買い替えたような気分になります^^
今回はパネル一式、ステアリング、シフトノブを交換しました。
ステアリングはCLS55AMGベースの加工品でブラックウッドとパンチングレザーのコンビです。
加工後新品、下取り無し73500円です。もちろん価格交渉してます(笑
シフトノブはブラックカーボンとレザーのコンビ、キーレスゴーボタン付き。
私の230はキーレスゴーが付いてますのでちょうどいいものを見つけました。
価格は忘れましたが3万くらいだったような・・・
ちなみにキーレスゴー無し車両でも取り付けできますので、飾りにもいいかもしれません(もちろん作動はしませんが)。
内装パネルは55AMG純正、新車外し品です。5万円でした。
こちらMP製シルバーカーボンを外して取り替えていきます。
脱着の方法は過去の整備手帳のどこかに記載してます。
センターパネルの脱着は慣れていれば比較的簡単です。
スイッチ類はトルクスで留まっているだけですのでどんどん外していきます。
外れました。
あとは移植するだけです。
こちらドアパネルですが、複数ある爪のうち前方3箇所はプラスチックの爪になっており、強力なクリップで固定されてますので外すときにかなりの確率で爪が折れます。
今回購入したものも最前方部の爪の先端が折れてました。
これらのインスツルメントを使用して爪を復活させます。
1.3mmのドリルで下穴を開けたあと、M1.7のハンドタップでタップ切りします。
そしてビスをねじ込んで・・・
セロハンテープで筒状の枠を作ります。
常温重合レジンを流します。
硬化 したら他の爪の長さに合わせて削っていきます。
他の爪と同じように角を落とします。
でないとクリップが入りません。
タミヤのフラットブラックで塗装して完成です。
これで完全復活です^^
これはドアトリムの上側の部分なんですが、230はとにかくココが汚れやすくクリーナーや溶剤で清掃しまくっていたら若干色落ちしてしまいました^^;
ってことで、マスキングして・・・
塗装します。
結構とんでもないことを平気でやっちゃいます(爆
使用したのは東急ハンズで購入したちょっと高級なフラットブラックの塗料です。
塗りたては艶が出てますが、乾燥するとつや消しになります。
助手席側も同様に。
乾燥していくと・・・
徐々に艶が消えていきます。
厚塗りしますと艶消しにならない部分が出てムラになりますので、若干離しぎみで薄くしっとり程度に塗るのがコツです。
色がどうなるのか気になるところですよね^^
こちら完全乾燥後です。
塗装した部分とマスキングで隠していた未塗装の部分、全く同じ色です^^
反対側。
艶消しのレベルもほぼ同じです。
自分で見ても塗ったかどうかわからないくらいです^^
パネルを外したタイミングでしかできませんのでチャンスでした。
せっかくですのでクリップやネジ類も全部新品に取り替えます。
こちらはドアトリムのクリップです。
こちらはセンターパネルを固定するビス。
これは今回使ってません、次回のネタです^^
これはドアのパネルを固定するクリップです。
爪を折らずにクリップを外すには半破壊状態で外しますので新品クリップは必須です。
品番、形状ともに新しくなってます。
こちらのクリップですね。
前側。
後側 。
パネルを装着しました。
中々いい感じです。
運転席側です。
これは先ほどのドアトリム固定用クリップです。
ヤナセに預けるとこれがかなりの確率で壊れて戻ってきます。
外すときは大丈夫なんですが、嵌めるときに位置がずれてると潰れちゃうんですよね・・・。
さすが高級車だけあってクリップに制震用スポンジが付いてます。
クリップ類をすべて交換したところです。
片側でこれだけあります。
ドアトリム用のクリップ、拡大。
そして装着しました。
イメージも変わりかなりリフレッシュしました。
このドアトリム、外すのは簡単ですが装着するのに結構コツがいります。
センターパネルも装着しました。
次にステアリングの加工です。
もちろんAMG63用パドルシフトを装着します。
購入したステアリングにディップタイプのスイッチAsseyが付いていなかったので今回は配線Asseyと基板を自作してとスイッチをパーツ屋で購入して加工、オリジナル作製を考えていたのですが・・・
わけあって断念しました。(後述します)
ディップスイッチ+配線AsseyのためだけにSL55AMG中古ステアリング(左)を購入しました。
なんと、このディップスイッチ、単品供給不可なんです。ステアリングとセットでしか購入できません。
こちらがステアリングシフト用のコネクターです。
裏側。
これ、パーツ屋で探しましたが同じものは見つからず・・・。
63パドルのコネクターを改造すればなんとか行けそうなのですが、、、
問題はこのプラ製の枠です。
これ、AMGパドルの台座と元々のステアリング側の隙間を塞ぐのに必須です。
これが単品購入できないため、スイッチAssey付き中古ステアリングを購入するしか方法がありません。
作れなくもないのですが、作製コストを考えると安い中古ステアリングからもぎ取ったほうが良いです^^;
パドルシフト用の加工は2回目ですので慣れたもんです^^
配線の加工、スイッチの移植やら面倒なことは盛り沢山ですが^^;
骨組みが出てきたところで・・・
63パドルを当ててみると・・・
ちょっとした発見がありました。
230の55ステアリングでは骨格に干渉してメタルを結構削りましたが、219の55ステアリングは骨格の形状が若干異なってまして メタルを削らなくても装着できます。
ということは・・・ パドルシフト取り付けには219の55をベースにされると加工も少しは楽になるということですね^^
すべてのステアリングを調べたわけではありませんので確実にそうとは限りませんが・・・。このステアリングも部品番号はA230~でしたので、共用してるかもしれません。
63パドルを装着、完成しました。
MPのステアリングより大きく見えるのは下に箱を置いてるからです^^;
簡単に装着したように見えますが、まあそれなりに大変な作業です。
こちらからパドルを移植しなかったのは・・・ 売却するためです^^
センターパネル・ドアパネルとともに、新しいオーナーさんの元へ旅立ちました。
パドルの機能はテスターにて検証済みですのでちゃんと機能するはずです。
前回と同じく、タップを切ってミリネジ固定してます。
ネジは原寸に合わせてカットして使用してます。
反対側。
絶対にネジが緩まないようになってます。
裏側です。
フィッティングのほうもバッチリです^^
反対側。
後付けであることは分からないと思います。
まあこの作業も2回目ですから^^;
すでに車に装着しておりますが、写真を撮ってませんのでとりあえずこれで。
次は204に中華センサー取り付け、そして本日到着したシートカバーを装着する予定です。