土曜の3時ごろ、アクチュエータの破損に気付いた。
どうすれば・・・?
早速ヤフオクを開いたが、今買っても明日には来ない。連休前半はもう間近。後半には走行会だ。
祈るような気持ちでファクトリー23に「アクチュエータの在庫ありますか?」と連絡。
仕事で忙しい中探して頂いて、「HKSの強化があるよ」との連絡をもらいました。
速攻でST1100にETCを装着、230km先の沼津まで出発した。
S15はアクチュエーターが機能しない。NAで走る事は出来るが、高速は無理だろう。 エンジンを壊さない為のパーツを取りに行く途中でブロー・・・なんて笑えない。
普通にジャケットとGパン、ライディングブーツで出掛けたが、50km程走ってかなりの寒さを感じた。
結構気温が低い。迷彩柄のバイク用雨具を装着。
雨具って、風をシャットダウンしてくれるのです。
ST1100は馬鹿でかいカウルとスクリーンが付いていますので、風の巻き込みは普通のバイクに比べて非常に少ないのです。高速道路での普通のスピードが出ていれば、スクリーンに隠れることで雨も当たりません。
両足にも殆ど当たりません。以前はブーツが濡れない様にするカバーを愛用してましたが、最近使ってません。
名古屋を100km程離れて、沼津に近付くに連れて雨が酷くなって来ました。
ファクトリーに到着したのは出発から2時間半後の8時30分位。
ようやくお目当てのアクチュエータとご対面。ロッドは結構強いスプリングで保持されているようです。これは期待出来ます。
帰りは特に雨が酷く、スクリーンに隠れると視界が20%位になってしまうので風にヘルメットを当てながら帰って来ました。
それにしてもHONDAの海外向けツアラーは疲れない。まあ車とは快適性は比べ物にならないけど、ゼルビス(250cc)の時の様に i2○km/hが辛いなんて事は無く、
巡航する速度はもっと高くてもどっしり安定してます。
土日はドリフトしてるのであまり長距離のツーリングをしなくなってましたが、ここに来て本当に役に立ちました。(通勤で毎日乗ってるけど)
さて、本日。もう恒例になった配管類を、朝ごはんと弁当作る時のように勝手に手が動いて外して行く感じに外し、アクチュエーターにたどり着きました。
13mmのボルト2本で留まってます。(実際にはインチらしいですね)

バイパスバルブのリンケージのシャフトにはEリングが付いているのでこれを外します。よく見ると先の細いラジオペンチで外せそうです。マイナスドライバーでは飛ばしそうだったので慎重に取りました。Eリングは純正パーツで¥500位だそうです。
純正アクチュエータ摘出。黒焦げです。 結構、人間って都合の悪い所は見ないようにするもんですね。

チェックしてればもっと早く直せたし、ホース類と一緒に交換も出来たはず。
雨の中500km近い強制ツーリング(笑)もしなくて済んだのに。
強化アクチュエータは純正と比べてコンパクト。
純正の焦げ方がやばい。アクチュエータの上でも派手に燃えたらしい。
中のゴムパーツなんてひとたまりも無かったに違いない。
脱着の途中で外したオイルレベルゲージ。ここも炎の勢いを感じさせる傷跡が。

強化アクチュエーターの長さを純正と同じ141mm程度に合わせて、同じ様に設置。
Eリングを落とさないで装着出来ました。
ダブルナットになっています。先端のロッドをリンケージから外して回して長さを変えます。今は外さなくても調整出来るターンバックル式になっているそうです。
もう、ブローバイが漏れて火事にならないようにオイルキャッチタンク付けました。
ヘッドからのブローバイがオイルキャッチタンクで油とガスに分離されて、
きっと・・・・きっとインテーク側に戻っているかな?

もう一方はエアクリに隠れて見えませんが、きっとインテークに戻っているはずです。もう一個の容器に繋がっていたりはしないのではないでしょうかwww
走行テストを行いました。取り合えず、141mmでブースト0.78で止まってくれました。
ブーストが上がらない事に無上の喜びを感じる、貴重な体験。
もう少し長くして0.7に抑える予定です。
これで本来のあるべき姿に。でも、ブーストがオーバーシュートする現象も解消出来たし、熱害対策も進んだ。走行会の当日に起こらなくて良かったと思おう。
いやあ、長い道のりだった。まさか夕方から沼津に日帰りツーリングするとはなあ・・・・。
FACTORY23様、強化アクチュエーターを譲って頂き、ありがとうございました。
時間があれば、お店の中で行われてた宴会にそのまま参加して行きたかったなあ。
Posted at 2013/04/21 19:25:15 | |
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