
当初糠平湖のキャンプ場目指してましたが
時間的に厳しかったので、富良野あたりのかなやま湖畔で
キャンプしました。割りと受付ギリギリでした。
今日は網走目指します。
キャンプ始めた頃の中々眠れない等は全くなく、(疲労で)即翌日が来た感じ。撤収に15分位はかかるかな?

まあ、取り合えずコーヒーでも。熱は全て上に行くので芝も焦げないです。
でも直下に打ち水しておくとなお安心なのでやってます。
湖畔を優雅に散歩する、お時間のある方々・・・良いです。実に善い・・・・
だが時間が無い。最低限済ませたら出発しなくては。
キャンプ場を後にすると、直ぐに雨が降って来た。コカ・コーラのエナジードリングを決めつつ合羽を着て先を急ぐ。
狩勝峠に到着。展望台に登るとお子さんを連れたご夫婦が。
「シャッター押しましょうか?」でご家族の写真をパチリ。
スピードワゴンはクールに去るぜ。
ここまではどんよりした天気で風もすごかった。
走り屋の夢を詰め込んだ峠の下りを走ると、一気に快晴に!!!こんなにうれしい事は無いです。濡れていたタオルや着替えをバイクや路面に並べて乾かします。
ここで一旦休憩。
ツーリングバッグに物を干してくださいと言わんばかりの装備があるので干します。
フェンダーにもタオル干します。僕は銀マットを路面に敷いてゴロン。
動きたくなくなるー
広ーい農場をいくつも過ぎて道の駅しほろ。
確かコロッケを買って食べました。2ストの集団っぽい人たちがいた。装備的に長距離じゃないので地元だと思います。
弟子屈町においしいラーメンがあるとの事で向かっている途中、馬発見。しばし路肩に停めて馬を眺める。
無事弟子屈でラーメンを食べて大満足。ライダーさん多かったです。そして地元の学生さんから「福岡から来たんですか!!?」と話しかけられ。(一番おいしい瞬間よ)
片道1850㎞+500㎞走ったものが得られる疑問です。(馬鹿じゃねーの と言うツッコミは置いといて下さい)
ビックリした事に学生さんの中に柔道家が。僕の耳を見て同じ柔道家だと気づいた模様。
何と東海大系列の強豪校の方でした。こんな北の地で柔道話に花が咲きましたとさ。
ラーメン、魚介系でおいしかったです。あと行者ニンニク餃子がおいしかった!
そして、阿寒湖のアイヌコタンへ。
独特の楽器のビヨーンと言う音色が響きます。
フクロウの彫り物をゲット。ものづくりの心にグッと来る造形です。
もっと長居したかったけど・・・神よ!俺に自由を!自由な時間をもっと!!

阿寒湖を超えて屈斜路湖に来ました!道端にキタキツネ!かわいいけど写真に収めるのは難しいです!屈斜路湖の展望台に登るのはかなり体力要ります!
売店でジャガイモの揚げ物を食べて体力付けると良いでしょう。
あんなに美味しい芋料理は久しぶり。(JAFの割引久しぶりに使った)
さて、屈斜路湖の観光は終わりです。ここからは網走監獄を目指します!途中でみんな止まって写真撮っている撮影ポイントを発見。
確かに絵になります。とても地元では見られない景色。
そして到着網走監獄。ライダーがめっちゃ多い。やはりみんなゴールデンしに来たと見える。展示を見て勉強しましたが、北海道の開拓時期を支えたのが囚人だったと言う事です。囚人開拓から屯田兵へ。勉強になるツーリングです。
看守がお出迎え。基地の入り口にもいるよね。(わかる人は分かる)
普通に観光地です。家族連れのお子さんが「ヒンナヒンナ」言ってました(笑)
当時はかなり自給自足だった様で、味噌なんかも自前で作っていたみたいです。
昔の機械にめちゃくちゃトキメキます。今みたいに汎用ロボットやアクチュエータの力技で解決では無くて、からくりなんです。機構なんです。ああ長居したかった。
ガチきゃん。駆り出された作業場(道路建設)等で、自分たちが寝る為の場所を建設したそうな。枕が一本の丸太で、複数の囚人が寝ていてこれを叩いて一気に起こしたみたいです。これに比べたら起床ラッパで起きるのは生ぬるいですね。
いよいよ監房です。真ん中に監視所があります。
和洋折衷の監房(フランス式ミックス)
発足当初の囚人は士族の反乱分子が多かったみたいですが、徐々に普通の凶悪犯に変わって行ったみたいです。
お風呂の時間は短かったみたいですね。
懲罰房です。和洋折衷のしゃれた建築ですが用途はエグイ。
教悔堂です。ここはどうしても見たかった。ここは仏教もキリスト教もあって懺悔とかも出来たみたいです。ここを担当した後、出所後の囚人を引き取った和尚さんも居たそうです。
脱獄囚Tシャツが欲しかったが、もう閉館時間。
駐車場へ。
そして衝撃の事実。「マフラー取れるがな」
ナットも緩衝用のゴムブッシュも脱落しており、北海道にマフラー捨ててくる寸前。
あわてて修理素材は無いかと工具袋をチェックするも工具以外なかった。
網走に一軒だけホームセンターがあったので、今夜野営する前にそこで修理だ!
穴あきの板とワッシャー、M8ナットで固定。光が見えた。
このあと、脱落防止にダブルナットにして、更に調子に乗ってトリプルナットにした(笑)*ダブルナットで十分です
この日はこのトラブルがあった事もあり、羅臼野営場に着くのが遅れました。しかし、ビビりな僕は「クマが出た」と言う張り紙にびっくりして即離脱したのでした。
知床の気温は9℃位まで下がって、停滞温床になるんじゃないかと思いながら到着したのですが、命の方が大事。(でも熊の湯は入ったけど)
一人しかいませんでした。だが、俺が入っているのに撮影はヤメロ(笑)普通の銭湯と同じルールを守る方が良いと思いますよ。取り合えず協力金をお賽銭として入れて来ました。
人の多い、道の駅まで戻ってコンクリートで寝たのでした。まあ、これだけ人が多けりゃ食われる確率は低いでしょ、とか思いつつ力尽きました。