ステアリングギアボックスO/H ④
1
またまた画像がブッ飛びますが、ケースだけにして車体に固定する前に全て組みます。
固定したら運転席側のラックエンドが締めにくいのとブーツの針金が巻きにくいので。
助手席側のマウントブッシュは好きな所に動いてしまうので運転席側を仮に固定してブッシュの位置を合わせ、それからブーツを付けて針金を巻いたほうが良いです。
適当に合わせて先に針金を巻いたのでブッシュの位置がズレてたので再び針金を切って位置を合わせました(笑)
針金を巻いたままではブッシュは動きませんでした。
おまけに定位置までギアボックスを移動しようにもミッションが引っ掛かって上にあがりません。
エンジンが前に出てミッションが後ろに行ってしまったようで。
シフトリンクのワイヤーがイタズラしたか?
膝でフロントのエンジンマウントを持ち上げ、オイルパンを揺らせば動きますが元に戻ります。
エンジンを少し上げて棒でゴソゴソ揺らしてやっと入りました。
2
そうしてステアリングギアボックスを車体に固定し、ピニオンシャフトのブーツも付けます。
そしたらなんと!
後ろ側のエンジンマウントを固定するナットが締めれなくなってしまいましたww(´∇`)ウェーイ
緩めた時はギアボックスのケースのみでしかもフリーの状態でしたが、締める時はギアボックスが完全に固定されてるので。
でもメンバーに邪魔されながらギアボックスのボルトを締めるのは絶対嫌だ…
試行錯誤した結果、エンジンが前に出てるのでインマニの奥に手が突っ込めることが分かったので14mmのストレートのメガネをバーナーで炙ってへの字に曲げたら締めれました!!
あとはフロント側のエンジンマウントのナットを締めたらサブフレームを付けます。
サブフレームは黒い缶スプレーで塗装しました。
3
ついでに交換したエアコンベルト。
こんな作業はオマケです。
新品のベルトと塗りたてのサブフレームが輝かしいw
ちなみにメンバーとサブフレームは仮締めで、先にサブフレームをのボルト4本を締めてからメンバーを固定しました。
メンバーの後ろ側は当然穴の位置が合わないので気合いで合わせて全て固定します。
ここで二日目終了。
4
足周りをチャチャっと組み、ロアアームをジャッキで突き上げて車体が軽く浮いたら全てのボルトを締めます。
ドラシャの先端のナットだけは着地してから締めます。
ここで運転席側の車高調のアッパーマウントの動きが悪いのを発見したのでバラバラにしてグリスアップしました。
フロントマフラーパイプを取り付け、バンパーを付けて終了!!
フロントパイプのガスケットは使えそうなので再使
用したら排気漏れしましたorz
バンパーを付ける前は大丈夫だったのですが。
仕方ないのでまたバンパーを外してガスケットを交換しました(予め頼んでおいた)
4年前にフロントパイプの後端が腐って取れてしまったので、フロントパイプ丸ごと交換した時にボルトとスプリングを交換してたので再使用しましたが、交換歴が無い場合はボルト、スプリングの交換を強くオススメします。
画像は交換した旧品たち。
5
全て終わったら試運転(^^)
ここで問題発生。
エンジンにいろいろ付いたまま約20cmも下げたのでスピードメーターケーブルが外れてしまったようで、スピードメーターが動きませんでした。
最初は動いてましたが、次第に針の動きがぎこちなくなり最終的に止まった感じです。
画像はメーター側であってくれ!と祈りながらメーターのケーブルを確認した時の写真。
当然ですがミッション側でした(^^;
メーターを戻したら今度はメーターランプが点かず…
去年イルミ電源を新設した時にギボシ端子にしてた所が抜けてただけでした。
ついでにエンジン警告灯まで…
恐らく車は動いてるのに車速が入ってないからでしょうね。
これ以降は点灯してません。
6
インタークーラーを外し、ステーを起こしたら手が入ったので手探りでケーブルを探しました。
はい、プランプランでした。
ステーの上に載ってる丸いのがケーブルです。
捻りながら突っ込んだらブシュッと入ります。
スピードメーターが再び動き始めました(´∇`)
7
事前にこれだけの付帯工事があると知ってたらやってなかったでしょう。
萎えた皆さん申し訳ないです。
まさかエンジンを降ろさないといけないなんて思いもしませんでした。
まるでギアボックスのO/Hがオマケのような感じです。
もしエンジンを降ろす機会が有るならその時に今回のような作業をするべきですね。
それと運転席側のロアアーム。
こいつ、エンジンが載ったままだとボルトがオイルパンに当たって半分くらいしか抜けません。
今回運転席側のロアアームのガタを発見してしまったので急遽3年前に交換した助手席側のロアアームと入れ換えましたが、こちらも多少ガタが…
そのうち両方新品にします。
その時に再びエンジンを降ろすことになるでしょうw
まあボルトが抜ける程前に移動してやれば良いことですが。
8
今回の作業で見つけてしまった追加不良箇所。
・ロアアームボールジョイントのガタ(両方)
・運転席側ドラシャブーツのヒビ割れ。
・エンジンマウント前後へたり。
・ミッションマウント後側千切れ。
・燃料ホース劣化(部品有り、急は要さず)
・タイロッドエンドブーツグリス漏れ両側
・運転席側車高調アッパーマウント
・スタビライザーのブッシュ部、錆びすぎて痩せ痩せ
・オイルパンのミッション側オイル滲み
・タペットカバーオイル滲み
課題の多いポンコツボロ車です。
取り敢えずロアアームはボールジョイントが抜けたら困るので早めに交換しますが、他は地道に直していきます。
以上で終了です。
2018年11月11日
走行距離139,709km
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