くまさ～んのブログ一覧

i-MiEV Driving Report　
＜東京⇔京都：東名高速往復　全編＞
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2011-4-23
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２０１１年３月２９日、予定より随分早めに東名高速の全ＳＡに急速充電器が設置され運用が開始された。ＥＶで全国を走りたい！！と常々思っていた私にとって最高の吉報である！震災の影響で節電意識の高まる中、非難を受けるの必至と思いつつも将来のエネルギー改革の一翼を担うＥＶを大義名分に、いても立ってもいられずとりあえず走ってみることにした。目的地は京都の三菱ディーラー！どんなアクシデントが待ち構えているやら・・・そんなことも考える暇も無く４月２日午前３時一人で即座に出発！女房殿曰く、「いつもながらまた随分急な話で・・・気をつけてくださいよ・・・」と言われ、なんとも理解のある女房殿だ！
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i-MiEV Driving Report　 ＜東京⇔京都：東名高速往復編＞ ・・・・・・・・・・・・・・・
ルートと言っても東名・名神をひたすら走破するだけだが、帰りが少々問題ありそうだと思っていた。 というのはご存知のとおり名神高速の多賀ＳＡには下り線しか設置されていないのである。なぜだ！！ 理由は分からないがはなはだ紛らわしい。知らずに上り線に行ったら命取りである。レッカー移動だ！！
こうやって地図とにらめっこしていると一目瞭然だが、性格がいい加減なのか全く気にすることも無くどうにかなるさ・・・的に京都を目指したのだが、実は別の大問題が浜名湖ＳＡ下りで発覚した。 上郷ＳＡに向けて出発するときに、一応カーナビを多賀ＳＡを目的地に設定したらなんと１７０Ｋｍ以上あるではないか！？てっきり普通に京都まで行かれると勝手に思ってたわけだが、名神高速は全ＳＡに設置されたとはどこにも書いていなかったのである。よって京都まで行かれる保証は無かったのだ。迂闊だった。ブログ友人のＥｄｄｙさんにメールしていろいろ調べてもらった結果、関ヶ原付近標高差は２００ｍくらいだろうと聞き、大騒ぎしたが結局たぶん１２０ｋｍあるだろう上郷ＳＡ→多賀ＳＡを９５％充電とエコ運転で乗り切る決断をしたのだった。上郷ＳＡに到着した時点で多賀ＳＡまで１１２Ｋｍと表示されなんとか行けそうだとＥｄｄｙさんとトミろんぐさんに伝えたのだった・・・ご心配おかけしました・・・、すみません。結果は・・・？
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東京発→横浜市経由→東名横浜町田ＩＣ→→海老名ＳＡまで　(０Km～８３Km)
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ルート：自宅＞環八通り＞国道1号線＞保土ヶ谷バイパス＞東名横浜町田ＩＣ＞海老名ＳＡ
ＥＶ　ＱＵＩＣＫ　①
東名高速道路　海老名ＳＡ（下り線）
東名東京ＩＣより３１Ｋｍ地点（約２０分）
区間消費目盛：１３目盛

充電時間：２４min
充電電力量：８．８Ｋｗ
残量計：３→１３目盛（１０目盛チャージ８０％）
走行可能距離：１０１ｋｍ
料金：１００円（認証カードが必要）
ＴＡＫＡＯＫＡ製　５０Ｋｗ　ＮＥＸＣＯ中日本

横浜町田ＩＣから１２Ｋｍほど、ゆっくり走ってもあっという間に到着する。平均８０ｋｍほどで走行。ヒーターは弱でつけっぱなし。ここは通い慣れた海老名ＳＡだ。およそ１０回以上は使用しているが、土曜の昼間はギャラリーでi-MiEVが埋め尽くされることもしばしば。今回下りで早朝の充電は初めてだが閑散としていて寂しい限りである。
早朝３：３０に到着し、４：００には出発した。
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海老名ＳＡ→→足柄ＳＡ(８３Km～１３３Km)　５０Ｋｍ区間
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ルート：海老名ＳＡ ＞厚木ＩＣ＞伊勢原ＪＣ＞秦野中井ＩＣ＞中井ＰＡ＞大井松田ＩＣ＞鮎沢ＰＡ＞足柄ＳＡ
ＥＶ　ＱＵＩＣＫ　②
東名高速道路　足柄ＳＡ（下り線）
東名東京ＩＣより８１Ｋｍ地点
（海老名ＳＡから約４０分）
区間消費目盛：１０目盛
平均速度：８０Ｋｍ/ｈ

充電時間：１９min
充電電力量：８．６Ｋｗ
残量計：３→１３目盛（１０目盛チャージ８０％）
走行可能距離：７２ｋｍ（登りだったので仕方ない）
料金：１００円（認証カードが必要）
ＴＡＫＡＯＫＡ製　５０Ｋｗ　ＮＥＸＣＯ中日本

海老名ＳＡから５０Ｋｍだが、このルートはＥＶにとって難所である。なぜなら御殿場まで箱根の山越えで長～い登り坂の連続なのだ。御殿場ＩＣは東名高速最高位地点（標高４５４ｍ）でもある。自分もi-MiEVでは始めてのルート（リーフで沼津までクリヤしただけ）。残量計が見る見るうち減ってゆくが、５０Ｋｍなのでほぼ心配ない、だからといって１００Ｋｍ/ｈで飛ばすと電欠の恐れは十分にあるので要注意だ！７０Ｋｍ/ｈくらいでゆっくり登るのが正解。ただし足柄ＳＡが近づいてきたら、残量計を確認し余裕があれば思い切り飛ばせば良いのだ。もしやばいと思ったらスローダウンし６０ｋｍ/ｈくらいで走るべし。最低速度にご注意！遅い車に付いて行くのも手である。
ここ足柄ＳＡは去年リニューアルオープンしたばかりの近代的な設備で、宿泊施設や日帰り風呂（温泉ではないのが残念・・・）やインターネットカフェまでも完備している。深夜でもそばやラーメン、カフェも営業していてすごく便利だ！
４：４０に到着。５：１５出発。
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足柄ＳＡ→→富士川ＳＡ(１３４Km～１８０Ｋｍ)　４６Ｋｍ区間
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ルート：足柄ＳＡ＞御殿場ＩＣ＞駒門ＰＡ＞裾野ＩＣ＞沼津ＩＣ＞愛鷹ＰＡ＞富士ＩＣ＞富士川ＳＡ
ＥＶ　ＱＵＩＣＫ　③
東名高速道路　富士川ＳＡ（下り線）
東名東京ＩＣより１２７Ｋｍ地点
（足柄ＳＡから約３５分）
区間消費目盛：７目盛
平均速度：90Ｋｍ/ｈ以上

充電時間：１５min+１５min
充電電力量：6.3Ｋｗ+2.0Ｋｗ＝8.3ｋｗ
残量計：６→１３→１６目盛（２回目） （１０目盛チャージ９５％）
走行可能距離：１０７ｋｍ
料金：１００円×２回（認証カードが必要）
ＴＡＫＡＯＫＡ製　５０Ｋｗ　ＮＥＸＣＯ中日本

足柄ＳＡから４６Ｋｍ、このルートはＥＶにとって絶好の下り坂である。約３０ｋｍに渡って緩やかな長～い下りの連続である。普通に走っていても１００Ｋｍ/ｈを楽に越える。トラックもえらく飛ばしているので横風に煽られてゆらっとすることしばしば。残量計の心配は全く無いが、１２０ｋｍ/ｈとかで飛ばすと相当電力を消費するのでほどほどに・・・シフトポジションをＮにして、下り坂を惰性でゆっくり走ればほとんど電気を
使わずに済むが、面白いけど他の車に迷惑かけるのであまりやらなかった。
さて富士川ＳＡだが、２～３日前にブログで京都行きを告知したところ、ブログ友人のトミろんぐさんが連絡くれ現地でお会いしましょう！ということになったが朝早いので申し訳ないと思っていたのだが、朝４時に起きてわざわざ富士川ＳＡまでお出でいただいたのだ！もう感激で・・・涙はでなかったがすごく嬉しかった。ＥＶ談義に盛り上がりあっという間に２回の充電が完了。ＳＡの施設には全く入らずずっと立ち話。
トミろんぐさんの最新型パープルi-MiEVに社外の太めのアルミ、なんともかっこいい！！（写真参照）このパープル色初めてお目にかかった。トミろんぐさんにアドバイスいただいたのは、この先牧之原ＳＡまでは長い登り坂が続き距離も６７ｋｍあるので、２回充電をしたほうが良いとの事で１６目盛９５％充電を行った。結構盛り上がってあっという間に６０分経過。少々寒かった。
トミろんぐさん朝早くから誠にありがとうございました。
５：５０到着。６：５０出発　
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富士川ＳＡ→→相良牧之原ＳＡ(１８０Km～２４７Ｋｍ)　６８Ｋｍ区間
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ルート：富士川ＳＡ＞由比ＰＡ＞清水ＩＣ＞日本平ＰＡ＞静岡ＩＣ＞日本坂ＰＡ＞焼津ＩＣ＞吉田ＩＣ＞相良牧之原ＳＡ
ＥＶ　ＱＵＩＣＫ　④
東名高速道路　相良牧之原ＳＡ（下り線）
東名東京ＩＣより１９７Ｋｍ地点
（富士川ＳＡから約５０分）
区間消費目盛：１２目盛
平均速度：90Ｋｍ/ｈほど

充電時間：１７．５min
充電電力量：８．１ｋｗ
残量計：4→１３目盛（９目盛チャージ８０％）
走行可能距離：８５ｋｍ
料金：１００円（認証カードが必要）
ＴＡＫＡＯＫＡ製　５０Ｋｗ　ＮＥＸＣＯ中日本

富士川ＳＡから６８Ｋｍ、ブログ上の距離表示が微妙にずれているのは、１Ｋｍ以下の切捨、公式の距離とi-MiEVやカーナビの距離計測がごちゃ混ぜになっていて収拾が付かないので多少の誤差はご愛嬌ということで・・・。
さてこのルートは結構アップダウンが多く、全体的には緩やかに登ってゆく。最後の相良牧之原ＳＡに近づくとかなりきつい登りになるし距離もあるので９５％充電をしたほうがより安全である。今回はちょっとヤンチャして９０ｋｍ/ｈ以上平均速度で走行したが、登り７０ｋｍ/ｈ、降り９０ｋｍ/ｈぐらいで走行すれば８０％充電でも行き着く事はできそうだ。暖房は使用せずＯＦＦ！
相良牧之原ＳＡだが、時間が少々きつくなって来たし岡崎周辺で渋滞も発生しているようなので充電しただけでほとんど施設内に立ち寄ることはなかった。
８：５０到着。９：２０出発
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相良牧之原ＳＡ→→浜名湖ＳＡ(２４７Km～３００Ｋｍ)　５２Ｋｍ区間
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ルート：相良牧之原ＳＡ＞菊川ＩＣ＞掛川ＩＣ＞小笠ＰＡ＞袋井ＩＣ＞磐田ＩＣ＞遠州豊田ＰＡ ＞浜松ＩＣ＞三方原ＰＡ＞浜松西ＩＣ＞浜名湖ＳＡ
ＥＶ　ＱＵＩＣＫ　⑤
東名高速道路　浜名湖ＳＡ（下り線）
東名東京ＩＣより２４８Ｋｍ地点
（牧之原ＳＡから約４０分）
区間消費目盛：９目盛
平均速度：90Ｋｍ/ｈほど

充電時間：１７.5min
充電電力量：8.3ｋｗ
残量計：４→１３目盛（９目盛チャージ８０％）
走行可能距離：８５ｋｍ
料金：１００円（認証カードが必要）
ＴＡＫＡＯＫＡ製　５０Ｋｗ　ＮＥＸＣＯ中日本

相良牧之原ＳＡから５２Ｋｍ、このルートは普通だ。 特別な坂や渋滞も無くスムーズに走れた。 浜名湖付近は絶景ポジションが連続しているが、あまり余裕も無く景色を楽しむことも出来なかった。
さて浜名湖ＳＡは、上下線が同居するやたら広いＳＡなのである。駐車場は歩道で仕切られているが、乗り越えればＵターンも可能だ！だめです！
充電スポットも上下線隣り合わせで、ちょうどリーフが充電中だった。珍しく社用車でもレンタカーでもなく個人所有のようだ。日産リーフは以前経験済みだが充電が８０％で完了しない設定になっていて、放っておくと６０ｍｉｎ充電する。フルにはならないが場合によっては９０％以上勝手に充電してくれるので１００円では超お得なのだ。i-MiEVで９５％充電やるとダブルで２００円かかる。ただし、ＮＥＸＣＯ中日本では３０ｍｉｎで止めてくださいと告知しているが・・・このときのリーフは既に３６分経過していたが周りに人はいなかった。
８：５０到着。９：２０出発
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浜名湖ＳＡ→→上郷ＳＡ(３００Km～３５８Ｋｍ)　５８Ｋｍ区間
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ルート：浜名湖ＳＡ＞三ケ日ＩＣ＞新城ＰＡ＞豊川ＩＣ＞赤塚ＰＡ＞音羽蒲郡ＩＣ＞美合ＰＡ＞岡崎ＩＣ ＞豊田ＪＣＴ＞上郷ＳＡ
ＥＶ　ＱＵＩＣＫ　⑥
東名高速道路　上郷ＳＡ（下り線）
東名東京ＩＣより３０６Ｋｍ地点
（浜名湖ＳＡから約６０分）
区間消費目盛：８目盛
平均速度：６０Ｋｍ/ｈほど（渋滞２箇所）

充電時間：14.5min+２８min
充電電力量：7.0Ｋｗ+3.3Ｋｗ＝10.3ｋｗ
残量計：５→１３→１６目盛（２回目） （１１目盛チャージ９５％）
走行可能距離：１４０ｋｍ
料金：１００円×２回（認証カードが必要）
ＴＡＫＡＯＫＡ製　５０Ｋｗ　ＮＥＸＣＯ中日本

浜名湖ＳＡから５８Ｋｍ、このルートは岡崎を越えて豊田ＪＣＴを貫けるとまもなく上郷であるが、岡崎前後で２箇所ほど渋滞にはまって３０分ほどタイムロス！アップダウンは少ないので電費は心配ないが、多賀に１３時までに到着せねばならないので少々イラつく。i-MiEVは高速走行より適度な渋滞（１０～３０ｋｍ/ｈくらい）のほうが電費が良くなる。
さて上郷ＳＡ（かみごう）は、東名下り最後のＳＡで小牧インターが終点である。そこからは名神高速にバトンタッチ。序文でも書いたように、多賀インターまでは１１２ｋｍもあり、かなりのアップダウンが待ち構えているので９５％充電は必須！下手をすると電欠にもなりかねないので、エコ運転を死守せねば到着しないかもしれない。写真のメータに表示されている航続距離は１４０ｋｍだが、これは今まで平坦な道路を走行してのデータだから高速の登りは非常につらい。果たして行き着くことができるか、腕の見せ所だっ！
１０：２０到着。１１：２０出発
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上郷ＳＡ→→名神高速：多賀ＳＡ(３５８Km～４７０Ｋｍ)　１１２Ｋｍ区間
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ルート：上郷ＳＡ＞豊田ＩＣ＞東郷ＰＡ＞日進ＪＣＴ＞名古屋ＩＣ＞守山ＰＡ＞春日井ＩＣ＞小牧ＩＣ＞名神高速：尾張一宮ＰＡ＞一宮ＩＣ＞羽島ＰＡ＞岐阜羽島ＩＣ＞大垣ＩＣ＞養老ＳＡ＞上石津ＰＡ＞関ヶ原ＩＣ＞伊吹ＰＡ＞米原ＪＣＴ＞彦根ＩＣ＞多賀ＳＡ
ＥＶ　ＱＵＩＣＫ　⑦
名神高速道路　多賀ＳＡ（下り線）
東名東京ＩＣより４１７Ｋｍ地点
（上郷ＳＡから約８５分）
区間消費目盛：１５目盛
平均速度：７０Ｋｍ/ｈ

充電時間：１９min
充電電力量：９．９ｋｗ
残量計：１→１３目盛 （１１目盛チャージ８０％）
走行可能距離：１１７ｋｍ
料金：１００円（認証カードが必要）
ＴＡＫＡＯＫＡ製　５０Ｋｗ　ＮＥＸＣＯ中日本

上郷ＳＡから１１２Ｋｍ、いよいよやってきた難所。気合を入れて出発！名古屋を過ぎ小牧で東名から名神に入り一宮ＩＣから養老ＳＡまではほぼ平坦だが関が原ＩＣ、彦根ＩＣ、多賀ＳＡ先まで登りが多く、ブログ友人のＥｄｄｙさんは標高差は２００ｍくらいじゃないかとメールで連絡くれたが後で調べてくれて、伊吹ＰＡ付近で標高２００ｍほどあるようだ。とにかく長い登り坂にはひやひやする。残量計と航続距離、カーナビの残距離とにらめっこをしながら、ハンドルを握る手にも自然と力が入る。急な登りは最低の６０ｋｍ/ｈでのろのろと登坂車線を走る。右側をトラックや軽自動車がやすやすと通り過ぎる・・・なんとも情けない気分になるが、仕方ない。下りのときはパワーメーターが余り振れないようにアクセルを調節しながらなるべく惰性で走る・・・なんてことの繰り返しを１００Ｋｍ以上、目的地が近づいてくるにつれ、だんだん安堵感が増してゆく。ゆっくり走るほど航続距離がどんどん延びて行くのである。多賀ＳＡまであと２ｋｍまで来るともう安心だ！やっとの思いで到着した。航続距離は１５Ｋｍを残していたので目一杯走れば１２７ｋｍを走行できたたことになる。
さて多賀ＳＡに到着しＥＶ　ＱＵＩＣＫを探していると、駐車スペースの辺りに２人の方が目に入った。こちらに近づいて来たので、声を掛けるとブログ友人のＥｄｄｙさんであった。出発前からメールにてやり取りをして、大変にお世話になった。レストランはとても盛況で席を探すのに苦労したが、昼食をしながらi-MiEVやミニキャブミーブ、ＥＶ全般について１時間以上も意見交換ができて、とても楽しく有意義であった。記念写真を残して「次回はオフ会を是非やりましょう！」と言う事で車が出てゆくまで見送っていただき、先を急ぐことにした。
１２：４５到着。１４：１０出発
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多賀ＳＡ→→京都南ＩＣ→→往路目的地：京都三菱自動車販売　本社十条店
(４７０Km～５４１Ｋｍ)　７１Ｋｍ区間
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ルート：多賀ＳＡ＞秦荘ＰＡ＞八日市ＩＣ＞黒丸ＰＡ＞竜王ＩＣ＞菩提寺ＰＡ＞栗東ＰＡ＞草津ＰＡ＞大津ＩＣ/ＰＡ＞京都東ＩＣ＞京都南ＩＣ＞京都三菱自動車販売　本社十条店＞往路終点
ＥＶ　ＱＵＩＣＫ　⑧
京都三菱自動車販売　本社十条店
東名東京ＩＣより４８７Ｋｍ地点（京都南ＩＣまで）
（多賀ＳＡから約６０分） 途中３０分ほど休憩
区間消費目盛：９目盛
平均速度：７０Ｋｍ/ｈ

充電時間：２０min+２７min
充電電力量：8.0Ｋｗ+3.2Ｋｗ＝11.3ｋｗ
残量計：４→１３→１６目盛（２回目） （１２目盛チャージ９５％）
走行可能距離：１３２ｋｍ

多賀ＳＡから７１Ｋｍ、いよいよやって来ました往路の終着駅、京都南ＩＣ。大津ＩＣまではアップダウンも多く山間を抜けて行くが、トンネルをくぐったら急に下り坂で一気に京都へ降りて行く。７０Ｋｍ～８０Ｋｍで普通に走行すれば問題はないだろう。終点が近づくと少々複雑な気持ちになる。やっと到着してホットする反面もう着いてしまったのか～、これからまた戻るの大変だあ～などなど。
さて京都三菱自動車販売　本社十条店に到着し、店の方に早速充電を依頼し担当の人が鍵をもって来てくれたので、「東京から来たんですよ！」と声を掛けると、「あそうですか・・・」？？なんともそっけない対応・・・こんなに苦労してi-MiEVでやって来たのにもう少し言い方があるんじゃあないの・・・と思ったがしょせん人事のようで興味を示さなかった。復路最初の充電ポイントは東名阪自動車道　御在所(ございしょ)ＳＡで１００Ｋｍほど距離がありしかも山間部を抜けてゆくアップダウンが相当ありそうなので９５％充電をさせてもらった。因みに三菱は日産と違って太っ腹だ！充電料金は一切請求しないのである。どこのＥＶでも気持ち良く「ただ！」で充電させてくれるのでとてもありがたい・・・おまけにコーヒーサービス付きでゆったり１時間ソファーで休息タイム。どこかで仮眠をしないとまずいので、途中甲賀の温泉に立ち寄ることにした。
１５：５０到着。１６：４０出発　

往路は多賀ＳＡ（下り）を経由するため必然的に名神高速経由になるのだ。しかし復路は多賀ＳＡ（上り）に急速充電器が設置されていないので、逆に名神は使えなくなるので新名神高速経由で東名阪自動車道に合流し御在所ＳＡ経由、上郷ＳＡ上りに向かわねばならないのだが、このルートで大変な失敗をしてしまったのである。i-MiEVに乗り始めて電欠の危機に瀕したことは何度もあるが、こんなに遠くでしかも高速でやらかすとは思わなかった。恐怖の新名神高速のろのろ運転レポートをお届けする。
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京都三菱自動車→→京都南ＩＣ→→甲賀土山ＩＣ→→東名阪道：御在所ＳＡ
(５４１Km～６６３Ｋｍ)　１２２Ｋｍ区間
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ルート：京都三菱自動車販売　本社十条店＞京都南ＩＣ＞草津ＪＣＴ＞新名神高速：甲賀土山ＩＣ＞甲賀温泉＞甲賀土山ＩＣ＞亀山ＪＣＴ＞東名阪道：御在所ＳＡ

東京を出発して以来ほとんど休憩していないので、途中下車して温泉で休息を取ろうとコンビニで温泉雑誌を買い込み調べると、ちょうど良い甲賀土山付近に甲賀温泉「やっぽんぽんの湯」という日帰り温泉を見つけた。ダイヤモンド滋賀リゾートの中にあり山深いながら、なかなか設備の整った温泉施設だ。
http://www.yaponpon.jp/
ここでのんびりと仮眠してゆこうと思い、新名神高速甲賀土山ＩＣで下車したのが命取りだった！
地図を良く見て検討すれば、温泉に立ち寄ると御在所ＳＡまで到着するのが難しいのが分かるはずなのだが、いい加減に判断して大丈夫だろう・・・！なんて思ったのが間違いだった。この付近は結構山深く温泉から次のＩＣは亀山まで無かったのだ。しかも一般道は何故かカーナビではルートを表示しなく距離がわからないので、遠回りの峠道を行くのは無理そうだった。何度もカーナビでルートを検索しても甲賀土山ＩＣまで戻るしかない・・・航続距離には１０Ｋｍくらいの余裕しかないので登りが続いたら完全にアウトだ！！温泉に浸かっていても気が気ではなく、食事をして３時間ほどで車に戻り、万が一のことを考えて深夜にならないうちに２０：３０に出発した。
ＥＶ　ＱＵＩＣＫ　⑨
東名阪自動車道　御在所ＳＡ
東名東京ＩＣより京都南ＩＣ経由で６１０Ｋｍ地点
（京都南ＩＣから約１００Ｋｍ１２０分）
途中３時間ほど休憩 一般道２２Ｋｍ走行
区間消費目盛：１５目盛
平均速度：５０Ｋｍ/ｈくらい

充電時間：２６．５min
充電電力量：１１.２ｋｗ
残量計：０→１３目盛（１３目盛チャージ８０％）
走行可能距離：１２６ｋｍ

京都三菱から京都南ＩＣで名神高速上り線で戻り草津ＪＣＴがら新名神高速、信楽を越えて甲賀土山ＩＣで途中下車。温泉で３時間ほど休憩し、甲賀の温泉から甲賀土山ＩＣに戻る途中一般道を間違えて数キロ戻ってロスまでしてしまったので、もう真っ青！下り坂は惰性でのろのろ登りは時速２０Ｋｍなんてひやひやしながら何とか甲賀土山ＩＣに戻った時点で残量計残り４目盛・・・あと４０ｋｍ以上走らなければならない・・・おまけに高速に乗ったとたん長～い登りが始まった！もうだめかなあ～なんて思いながら高速の左車線目一杯左によりハザードランプを点滅させながら、「パトカー来るなよ～」もし来たら車の調子が悪くて・・・なんて言い訳まで考えながら最低速度違反の時速２０～４０Ｋｍ/ｈで冷や汗をかきながら走行していると、なんと航続可能距離が登りにも拘らず少し増えていったのだ！こんな経験は初めてである。１０Ｋｍくらい登っただろうか、目の前にトンネルが現れた。やった！やっと下りになる～。残り３０Ｋｍ残量３目盛・・・１目盛１０Ｋｍ以上走らねばならないが、下りになっていたので大変安堵した思いだ。なんとか行き着けそうだと、時速６０～７０Ｋｍ/ｈほどでやっと亀山ＪＣＴ。そこから登りにならないでと神に祈りながら多少のアップダウンはあったがなんとか御在所ＳＡに到着した。残量計目盛０！航続可能距離残り２Ｋｍぎりぎり。やっとの思いで到着したがすごい経験をした。 こんなに緊張して疲れたのは初めてだった。
さて御在所ＳＡだが、こじんまりしたＳＡだった。充電している間、疲れてうとうとしていて一歩も外に出なかったので、全く様子がわからないし記憶が定かではないのである。
２１：４０到着。２２：２０出発
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御在所ＳＡ→→東名高速：上郷ＳＡ(６６３Km～７２３Ｋｍ)　６０Ｋｍ区間
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ルート：御在所ＳＡ＞四日市ＪＣＴ＞伊勢湾岸道：湾岸桑名ＩＣ＞名港中央ＩＣ＞名古屋南ＩＣ/ＪＣＴ＞豊明ＩＣ＞豊田南ＩＣ＞一般道：国道１５５線＞東名高速：豊田ＩＣ＞上郷ＳＡ

御在所ＳＡからは、名古屋市内を抜けて東名高速：上郷ＳＡ（上り）に移動するルートはいくつか考えられるのだが、なにせ通行したことが無い高速ばかりで割引料金（千円高速など）や距離・時間など細かいところが全く分からないので、この際カーナビ任せに｛有料道路優先｝｛距離優先｝で検索したら最初は②の黄色いルートを表示したような気がしたのだが、はたまたチョンボをして四日市ＩＣで右左を間違えてしまったのである・・・立体交差で右左が逆になるパターンで勘違いをした。結局カーナビの指示とは反対の方向へ侵入してしまったのが、伊勢湾岸道だったのだ。上の地図で①赤色のルートが実際に走ったルート。カーナビは再検索でこの一般道を通るルートを指示したのだがまさか一般道を通るとは思わなかった。お陰で千円高速は途切れてしまったのだ。③オレンジのルートが地図上一番良さそうなのだが①～④どのルートが割引料金など一番良いのか知ってる方は書き込みよろしくお願いします。
ＥＶ　ＱＵＩＣＫ　⑩
名神高速道路　上郷ＳＡ（上り線）
東名東京ＩＣより６７０Ｋｍ地点
（御在所ＳＡから約５５分）
区間消費目盛：１０目盛
平均速度：７０Ｋｍ/ｈ

充電時間：２０min
充電電力量：９．３ｋｗ
残量計：３→１３目盛 （１０目盛チャージ８０％）
走行可能距離：７４ｋｍ（暖房がＯＮ状態）
料金：１００円（認証カードが必要）
ＴＡＫＡＯＫＡ製　５０Ｋｗ　ＮＥＸＣＯ中日本

御在所ＳＡから６０Ｋｍ、途中左右間違えて本意ではないルートを進行してしまったが、結果的には最短距離を移動したように思える。ただ千円高速が途切れたのは痛かった。名古屋の千円高速除外範囲の詳細が不明だが名古屋第二環状を通ると割引が継続されるようだ。先ほどの超省エネ運転の余韻がまだのこっているのか、あまり飛ばす気にもなれず普通に７０～８０ｋｍ/ｈで走行。名古屋湾岸をひた走る伊勢湾岸道はとても良い景色であった。
さて上郷ＳＡに到着したが、夜も遅く人も少なく充電のみですぐに出発！
２３：１５到着。２３：４０出発
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上郷ＳＡ→→浜名湖ＳＡ(７２３Km～７８１Ｋｍ)　５８Ｋｍ区間
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ルート：上郷ＳＡ＞豊田ＪＣＴ＞岡崎ＩＣ＞美合ＰＡ＞音羽蒲郡ＩＣ＞赤塚ＰＡ＞豊川ＩＣ＞新城ＰＡ＞三ケ日ＩＣ＞浜名湖ＳＡ
ＥＶ　ＱＵＩＣＫ　⑪
東名高速道路　浜名湖ＳＡ（上り線）
東名東京ＩＣより７２８Ｋｍ地点
（上郷ＳＡから約５０分）
区間消費目盛：８目盛
平均速度：７０Ｋｍ/ｈ

充電時間：２０min+数回
充電電力量：8.8Ｋｗ+1.5Ｋｗ＝10.3ｋｗ
残量計：５→３→１５目盛（２回目） （１２目盛チャージ９０％ほど？）
走行可能距離：１１６ｋｍ（暖房がＯＮ状態）
料金：１００円×数回（認証カードが必要）
ＴＡＫＡＯＫＡ製　５０Ｋｗ　ＮＥＸＣＯ中日本

上郷ＳＡから５８Ｋｍ、下りで走行したルートを逆走するのであるが、特別なこともなく無事到着。深夜に付け少し冷えてきたのでヒーターは弱で入れっぱなしである。途中さすがに眠くなってきたのでここ浜名湖でしばし仮眠をとる事にした・・・・ヒーターを弱でＯＮしたまま３時間ほど仮眠したが２目盛ほどしか消費しなかった・・・が、その後大変なアクシデントに見舞われたのだ！！軽く夜食を取り午前１時ごろから４時ごろまで仮眠してそろそろ充電して出発するかとi-MiEVを移動し充電を開始した。朝早いのに珍しそうにギャラリーが見物に訪れる。２０分ほどで充電完了し充電ガンを外そうと思ったら赤いリリースレバーが動かず、何度やっても抜けずロック状態！！もう一度充電してやり直しても結果は同じで何度やっても抜けなかった。３０分くらい四苦八苦してだめなので、コールセンターに電話をして助っ人を頼むが、早朝のためなかなか折り返しの連絡が来ない。何度か無駄なやり取りの後、やっと管理会社のユニシスの担当から連絡が有り、「すみません、すぐ手配しますので暫くお待ち下さい・・・」の一点張り。進捗状況を頻繁に連絡してくれるが時間ばかりがはかなく過ぎて、やっと名古屋からサービスマンが駆けつけると連絡があったのが午前８時くらい。１０時ごろまでには到着すると言う事なので、浜名湖を一望できるレストランで朝食バイキングを利用した後、気を取り直してもう一度充電ガンに挑んだのだが、１０分位して特別なことをしていないのになんと充電ガンが外れたのだった！どうやら同じ現象が一昨日深夜リーフでも起こったようで、充電ガンの不良と言う事で交換作業が行われることとなった。 ああ！なんと人騒がせな充電器だっ！早速担当に解除できた旨連絡し、サービスが到着する前に浜名湖ＳＡを出発した。その時電話でユニシスの担当に「ＥＶにとって充電器が使えないのは命取りになる！！せめて使用できない旨メールなどで告知すべき！！」とコメントさせてもらったら、早速次のように対応してくれた。
以下メール文参照-----------------------------------------------
NEXCO中日本管内急速充電サービスに関するお知らせ（浜名湖SA)
NEXCO中日本管内急速充電サービスご登録の皆様へ
事務局からのお報せです。
ただ今、浜名湖SA（上り）の急速充電器が、コネクタ不良のため停止中です。
ご迷惑をお掛け致します。復旧次第、お報せいたします。
尚、充電器の故障復旧までは、非常用の200Vコンセントがご利用できます。
ご利用の際には、コールセンターまでご連絡ください。
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まあこの手のトラブルでは、結構素早い対応かなあと思うが、現場ではせめて
２～３時間で解決する対策を講じてほしいと思った次第だ。
結局浜名湖ＩＣに９時間弱も滞在する事になってしまったのだ・・・・
０：３０到着。９：１０出発
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浜名湖ＳＡ→→相良牧之原ＳＡ(７８１Km～８３４Ｋｍ)　５３Ｋｍ区間
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ルート：浜名湖ＳＡ＞浜松西ＩＣ＞三方原ＰＡ＞浜松ＩＣ＞遠州豊田ＰＡ＞磐田ＩＣ＞磐田ＩＣ＞袋井ＩＣ＞小笠ＰＡ＞掛川ＩＣ＞菊川ＩＣ＞相良牧之原ＳＡ
ＥＶ　ＱＵＩＣＫ　⑫
東名高速道路　相良牧之原ＳＡ（上り線）
東名東京ＩＣより７８１Ｋｍ地点
（浜名湖ＳＡから約３５分）
区間消費目盛：９目盛
平均速度：100Ｋｍ/ｈ

充電時間：１８min
充電電力量：8.2ｋｗ
残量計：４→１３目盛（９目盛チャージ８０％）
走行可能距離：６６ｋｍ（飛ばしすぎたので・・）
料金：１００円（認証カードが必要）
ＴＡＫＡＯＫＡ製　５０Ｋｗ　ＮＥＸＣＯ中日本

浜名湖ＳＡから５３Ｋｍ、このルートは普通だ。特別な坂や渋滞も無く電欠の心配はいらないので、思い切り飛ばした！９０～１２０Ｋｍ/ｈで３５分ほどで到着。たまには気兼ねなく飛ばしたくなるものだ。１２０Ｋｍ/ｈで飛ばすと「キーン！」という小気味良いモーター＆インバータ音を発しながら、ジェット機のように突き進むi-MiEVは今までとは別の車に乗っているようだ！
さて牧之原ＳＡは、充電をしただけで早々に出発したのでＳＡの報告はない。
富士川までは６８Ｋｍあるが、８０％充電で問題ないだろうと・・・
９：５０到着。１０：１５出発
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相良牧之原ＳＡ→→富士川ＳＡ(８３４Km～９０２Ｋｍ)　６８Ｋｍ区間
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ルート：相良牧之原ＳＡ＞吉田ＩＣ＞焼津ＩＣ＞日本坂ＰＡ＞静岡ＩＣ＞日本平ＰＡ＞清水ＩＣ＞由比ＰＡ＞富士川ＳＡ
ＥＶ　ＱＵＩＣＫ　⑬
東名高速道路　富士川ＳＡ（上り線）
東名東京ＩＣより８４９Ｋｍ地点
（牧之原ＳＡから約４５分）
区間消費目盛：１２目盛
平均速度：90Ｋｍ/ｈほど　ヒーターＯＮ

充電時間：２１min
充電電力量：10.2ｋｗ
残量計：１→１３目盛（１２目盛チャージ８０％）
走行可能距離：７２ｋｍ
料金：１００円（認証カードが必要）
ＴＡＫＡＯＫＡ製　５０Ｋｗ　ＮＥＸＣＯ中日本

牧之原ＳＡから６８Ｋｍ、さてこのルートは往路では長い登りが多かったのだが、復路は逆で緩やかな下りが多いのは当然といえば当然。結構アップダウンが多く、往路では９５％充電したが復路では下りなので８０％充電で十分だ！！なんて思いながらヒーターをＯＮして、そこそこ飛ばしたら残り１目盛となり結構際どかった・・・侮っていると痛い目に会うかもしれないので要注意！
富士川ＳＡだが、復路はひたすら帰ることしか考えていないので、充電のみ。地元の即売会やフリマみたいな催しを行っていたが、施設の内容には全く興味が失せていた。
１１：０５到着。１１：３０出発
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富士川ＳＡ→→足柄ＳＡ(９０２Km～９４８Ｋｍ)　４６Ｋｍ区間
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ルート：富士川ＳＡ＞富士ＩＣ＞愛鷹ＰＡ＞沼津ＩＣ＞裾野ＩＣ＞駒門ＰＡ＞御殿場ＩＣ＞足柄ＳＡ
ＥＶ　ＱＵＩＣＫ　⑭
東名高速道路　足柄ＳＡ（上り線）
東名東京ＩＣより８９５Ｋｍ地点
（富士川ＳＡから約３５分）
区間消費目盛：９目盛
平均速度：80～90Ｋｍ/ｈほど

充電時間：１８min
充電電力量：8.3ｋｗ
残量計：４→１３目盛（９目盛チャージ８０％）
走行可能距離：５９ｋｍ
料金：１００円（認証カードが必要）
ＴＡＫＡＯＫＡ製　５０Ｋｗ　ＮＥＸＣＯ中日本

富士川ＳＡから４６Ｋｍ、御殿場ＩＣまで約３０ｋｍに渡って緩やかな長～い登りの連続である。距離はないが飛ばすと相当電力を消費するのでほどほどに・・・さすがにヒーターはＯＦＦにして一応節電走行をするつもりだったが、意外と登りが緩いのでスピードが落ちないで済んだ。４目盛を残して到着したが、富士川ＳＡで９５％充電して上手く走ればこの足柄ＳＡはパスすることができるかもしれない。次回チャレンジしてみたいと思う。
さて足柄ＳＡだが、下り線同様立派な設備で、上り線のみ２４時間対応の日帰り風呂や宿泊設備も完備している。いよいよ最後のＳＡ、海老名に向け出発！
１２：０５到着。１２：３５出発。
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足柄ＳＡ→→海老名ＳＡ(９４８Km～９９８Km)　５０Ｋｍ区間
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ルート：足柄ＳＡ＞鮎沢ＰＡ＞大井松田ＩＣ＞中井ＰＡ＞秦野中井ＩＣ＞伊勢原ＪＣ＞厚木ＩＣ＞海老名ＳＡ
ＥＶ　ＱＵＩＣＫ　⑮
東名高速道路　海老名ＳＡ（上り線）
東名東京ＩＣより９４５Ｋｍ地点
（足柄ＳＡから約３０分）
区間消費目盛：９目盛
平均速度：１１０Ｋｍ/ｈ以上

充電時間：１６min
充電電力量：７．８Ｋｗ
残量計：４→１３目盛（９目盛チャージ８０％）
走行可能距離：６６ｋｍ（飛ばしすぎた）
料金：１００円（認証カードが必要）
ＴＡＫＡＯＫＡ製　５０Ｋｗ　ＮＥＸＣＯ中日本

足柄ＳＡから５０Ｋｍ、このルートは最後の長い下りの連続でＥＶにとって最も楽しく安心できるコースだ。御殿場ＩＣは東名高速最高位地点（標高４５４ｍ）でもあるが、足柄から一気に下る連続した高速コーナーはi-MiEVには少々不得意ではある。ここは飛ばしても電欠の心配は全く無い！飛ばしすぎにご用心・・・安全運転で・・・
ここ海老名ＳＡの充電スペースはえらく端っこで
下り線の建屋の目の前に比べると寂しい限りだ。だれも寄って来ない。前に来た時、ガソリンスタンドのスタッフと清掃担当者に声を掛けられたくらいである。
後は慣れ親しんだ海老名から用賀の東京ＩＣを目指すのみ。最後になると何か物寂しい気になるが、それより１，０００ｋｍ走破した疲れがどっと湧き出すのであった。
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海老名ＳＡ→東京ＩＣ→→自宅まで　(９９８Km～１，０４３Km) ４５Ｋｍ区間
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ルート：海老名ＳＡ＞東京ＩＣ（用賀）１，０２９Km＞環八通り＞自宅

東名高速道路　東京ＩＣ（上り用賀出口）
東名東京ＩＣより９７６Ｋｍ地点（約２０分）
自宅到着時点　１４：２５　
出発してから約３５時間半
走行距離：１，０４３Ｋｍ（自宅→自宅）
残量計：１３→５目盛
区間消費目盛：８目盛

走行データ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
走行距離：１，０４３Ｋｍ
急速充電回数：１９回（１５箇所・・御在所ＳＡ下り線はルート上立ち寄れなかった）
急速充電電力量：１３８．９Ｋｗ（１５６目盛）
普通充電：１１目盛（約１１．８ｋｗ）帰宅時フル充電
総充電電力量：１５０．７Ｋｗ
１Ｋｗ当たりの走行距離：６．９２Ｋｍ/Ｋｗ（やはり高速電費は良くない結果だ）
１目盛当たりの走行距離：６．２５Ｋｍ/１目盛
（急速充電がほとんどだったので、１目盛当たりの走行距離は悪くなった。別途解説）
急速充電料金合計：１，７００円（三菱は無料だがＳＡでは２回充電を行ったため）
高速料金：往路１，４００円　（横浜→京都南）
　　　　　　　復路７５０円+１，０００円+１，７５０円＝３，５００円　合計４，９００円
（復路で２回一般道に下りてしまったため１，７５０円余計にかかってしまった）

思ったより（皮算用）充電回数も多くなり、当然料金も予定より高額になったが、もっと工夫をして省エネ走行をで行えば１箇所か２箇所ＳＡをパスすることができそうである。またリーフであれば確実にＳＡをパスできる箇所が多くなり時間も短縮できると思う。

ということで、思いつきのi-MiEV東名全線走破、全ＳＡ充電の旅は無事終了！
長々とお読みいただきありがとうございました。

i-MiEV Driving Report　＜東名高速京都往復編＞　＜完＞　　
-くまさん記-

i-MiEV Driving Report　Ｎｏ.１７-その１
＜東京→京都：往路前編＞
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2011-4-6
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２０１１年３月２９日、予定より随分早めに東名高速の全ＳＡに急速充電器が設置され運用が開始された。ＥＶで全国を走りたい！！と常々思っていた私にとって最高の吉報である！震災の影響で節電意識の高まる中、非難を受けるの必至と思いつつも将来のエネルギー改革の一翼を担うＥＶを大義名分に、いても立ってもいられずとりあえず走ってみることにした。目的地は京都の三菱ディーラー！どんなアクシデントが待ち構えているやら・・・そんなことも考える暇も無く４月２日午前３時一人で即座に出発！女房殿曰く、「いつもながらまた随分急な話で・・・気をつけてくださいよ・・・」と言われ、なんとも理解のある女房殿だ！
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i-MiEV Driving Report　１７　＜東京→京都：往路編＞・・・・・・・・・・・・・・・
ルートと言っても東名・名神をひたすら走破するだけだが、帰りが少々問題ありそうだと思っていた。 というのはご存知のとおり名神高速の多賀ＳＡには下り線しか設置されていないのである。なぜだ！！ 理由は分からないがはなはだ紛らわしい。知らずに上り線に行ったら命取りである。レッカー移動だ！！
こうやって地図とにらめっこしていると一目瞭然だが、性格がいい加減なのか全く気にすることも無くどうにかなるさ・・・的に京都を目指したのだが、実は別の大問題が浜名湖ＳＡ下りで発覚した。 上郷ＳＡに向けて出発するときに、一応カーナビを多賀ＳＡを目的地に設定したらなんと１７０Ｋｍ以上あるではないか！？てっきり普通に京都まで行かれると勝手に思ってたわけだが、名神高速は全ＳＡに設置されたとはどこにも書いていなかったのである。よって京都まで行かれる保証は無かったのだ。迂闊だった。ブログ友人のＥｄｄｙさんにメールしていろいろ調べてもらった結果、関ヶ原付近標高差は２００ｍくらいだろうと聞き、大騒ぎしたが結局たぶん１２０ｋｍあるだろう上郷ＳＡ→多賀ＳＡを９５％充電とエコ運転で乗り切る決断をしたのだった。上郷ＳＡに到着した時点で多賀ＳＡまで１１２Ｋｍと表示されなんとか行けそうだとＥｄｄｙさんとトミろんぐさんに伝えたのだった・・・ご心配おかけしました・・・、すみません。結果は・・・？
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東京発→横浜市経由→東名横浜町田ＩＣ→→海老名ＳＡまで　(０Km～８３Km)
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ルート：自宅＞環八通り＞国道1号線＞保土ヶ谷バイパス＞東名横浜町田ＩＣ＞海老名ＳＡ
ＥＶ　ＱＵＩＣＫ　①
東名高速道路　海老名ＳＡ（下り線）
東名東京ＩＣより３１Ｋｍ地点（約２０分）

充電時間：２４min
充電電力量：８．８Ｋｗ
残量計：３→１３目盛（１０目盛チャージ８０％）
走行可能距離：１０１ｋｍ
料金：１００円（認証カードが必要）
ＴＡＫＡＯＫＡ製　５０Ｋｗ　ＮＥＸＣＯ中日本

横浜町田ＩＣから１２Ｋｍほど、ゆっくり走ってもあっという間に到着する。平均８０ｋｍほどで走行。ヒーターは弱でつけっぱなし。ここは通い慣れた海老名ＳＡだ。およそ１０回以上は使用しているが、土曜の昼間はギャラリーでi-MiEVが埋め尽くされることもしばしば。今回下りで早朝の充電は初めてだが閑散としていて寂しい限りである。
早朝３：３０に到着し、４：００には出発した。
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海老名ＳＡ→→足柄ＳＡ(８３Km～１３３Km)　５０Ｋｍ区間
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ルート：海老名ＳＡ ＞厚木ＩＣ＞伊勢原ＪＣ＞秦野中井ＩＣ＞中井ＰＡ＞大井松田ＩＣ＞鮎沢ＰＡ＞足柄ＳＡ
ＥＶ　ＱＵＩＣＫ　②
東名高速道路　足柄ＳＡ（下り線）
東名東京ＩＣより８１Ｋｍ地点
（海老名ＳＡから約４０分）
 区間消費目盛：１０目盛
平均速度：８０Ｋｍ/ｈ

充電時間：１９min
充電電力量：８．６Ｋｗ
残量計：３→１３目盛（１０目盛チャージ８０％）
走行可能距離：７２ｋｍ（登りだったので仕方ない）
料金：１００円（認証カードが必要）
ＴＡＫＡＯＫＡ製　５０Ｋｗ　ＮＥＸＣＯ中日本

海老名ＳＡから５０Ｋｍだが、このルートはＥＶにとって難所である。なぜなら御殿場まで箱根の山越えで長～い登り坂の連続なのだ。御殿場ＩＣは東名高速最高位地点（標高４５４ｍ）でもある。自分もi-MiEVでは始めてのルート（リーフで沼津までクリヤしただけ）。残量計が見る見るうち減ってゆくが、５０Ｋｍなのでほぼ心配ない、だからといって１００Ｋｍ/ｈで飛ばすと電欠の恐れは十分にあるので要注意だ！７０Ｋｍ/ｈくらいでゆっくり登るのが正解。ただし足柄ＳＡが近づいてきたら、残量計を確認し余裕があれば思い切り飛ばせば良いのだ。もしやばいと思ったらスローダウンし６０ｋｍ/ｈくらいで走るべし。最低速度にご注意！遅い車に付いて行くのも手である。
ここ足柄ＳＡは去年リニューアルオープンしたばかりの近代的な設備で、宿泊施設や日帰り風呂（温泉ではないのが残念・・・）やインターネットカフェまでも完備している。深夜でもそばやラーメン、カフェも営業していてすごく便利だ！
４：４０に到着。５：１５出発。
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足柄ＳＡ→→富士川ＳＡ(１３４Km～１８０Ｋｍ)　４６Ｋｍ区間
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ルート：足柄ＳＡ＞御殿場ＩＣ＞駒門ＰＡ＞裾野ＩＣ＞沼津ＩＣ＞愛鷹ＰＡ＞富士ＩＣ＞富士川ＳＡ
ＥＶ　ＱＵＩＣＫ　③
東名高速道路　富士川ＳＡ（下り線）
東名東京ＩＣより１２７Ｋｍ地点
（足柄ＳＡから約３５分）
区間消費目盛：７目盛
平均速度：90Ｋｍ/ｈ以上

充電時間：１５min+１５min
充電電力量：6.3Ｋｗ+2.0Ｋｗ＝8.3ｋｗ
残量計：６→１３→１６目盛（２回目）
（１０目盛チャージ９５％）
走行可能距離：１０７ｋｍ
料金：１００円×２回（認証カードが必要）
ＴＡＫＡＯＫＡ製　５０Ｋｗ　ＮＥＸＣＯ中日本

足柄ＳＡから４６Ｋｍ、このルートはＥＶにとって絶好の下り坂である。約３０ｋｍに渡って緩やかな長～い下りの連続である。普通に走っていても１００Ｋｍ/ｈを楽に越える。トラックもえらく飛ばしているので横風に煽られてゆらっとすることしばしば。残量計の心配は全く無いが、１２０ｋｍ/ｈとかで飛ばすと相当電力を消費するのでほどほどに・・・シフトポジションをＮにして、下り坂を惰性でゆっくり走ればほとんど電気を
使わずに済むが、面白いけど他の車に迷惑かけるのであまりやらなかった。

 
さて富士川ＳＡだが、２～３日前にブログで京都行きを告知したところ、ブログ友人のトミろんぐさんが連絡くれ現地でお会いしましょう！ということになったが朝早いので申し訳ないと思っていたのだが、朝４時に起きてわざわざ富士川ＳＡまでお出でいただいたのだ！もう感激で・・・涙はでなかったがすごく嬉しかった。ＥＶ談義に盛り上がりあっという間に２回の充電が完了。ＳＡの施設には全く入らずずっと立ち話。
トミろんぐさんの最新型パープルi-MiEVに社外の太めのアルミ、なんともかっこいい！！（写真参照）このパープル色初めてお目にかかった。トミろんぐさんにアドバイスいただいたのは、この先牧之原ＳＡまでは長い登り坂が続き距離も６７ｋｍあるので、２回充電をしたほうが良いとの事で１６目盛９５％充電を行った。結構盛り上がってあっという間に６０分経過。少々寒かった。
トミろんぐさん朝早くから誠にありがとうございました。
５：５０到着。６：５０出発　
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富士川ＳＡ→→相良牧之原ＳＡ(１８０Km～２４７Ｋｍ)　６８Ｋｍ区間
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ルート：富士川ＳＡ＞由比ＰＡ＞清水ＩＣ＞日本平ＰＡ＞静岡ＩＣ＞日本坂ＰＡ＞焼津ＩＣ＞吉田ＩＣ＞相良牧之原ＳＡ
ＥＶ　ＱＵＩＣＫ　④
東名高速道路　相良牧之原ＳＡ（下り線）
東名東京ＩＣより１９７Ｋｍ地点
（富士川ＳＡから約５０分）
区間消費目盛：１２目盛
平均速度：90Ｋｍ/ｈほど

充電時間：１７．５min
充電電力量：８．１ｋｗ
残量計：4→１３目盛（９目盛チャージ８０％）
走行可能距離：８５ｋｍ
料金：１００円（認証カードが必要）
ＴＡＫＡＯＫＡ製　５０Ｋｗ　ＮＥＸＣＯ中日本

富士川ＳＡから６８Ｋｍ、ブログ上の距離表示が微妙にずれているのは、１Ｋｍ以下の切捨、公式の距離とi-MiEVやカーナビの距離計測がごちゃ混ぜになっていて収拾が付かないので多少の誤差はご愛嬌ということで・・・。
さてこのルートは結構アップダウンが多く、全体的には緩やかに登ってゆく。最後の相良牧之原ＳＡに近づくとかなりきつい登りになるし距離もあるので９５％充電をしたほうがより安全である。今回はちょっとヤンチャして９０ｋｍ/ｈ以上平均速度で走行したが、登り７０ｋｍ/ｈ、降り９０ｋｍ/ｈぐらいで走行すれば８０％充電でも行き着く事はできそうだ。暖房は使用せずＯＦＦ！
相良牧之原ＳＡだが、時間が少々きつくなって来たし岡崎周辺で渋滞も発生しているようなので充電しただけでほとんど施設内に立ち寄ることはなかった。
８：５０到着。９：２０出発
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相良牧之原ＳＡ→→浜名湖ＳＡ(２４７Km～３００Ｋｍ)　５２Ｋｍ区間
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ルート：相良牧之原ＳＡ＞菊川ＩＣ＞掛川ＩＣ＞小笠ＰＡ＞袋井ＩＣ＞磐田ＩＣ＞遠州豊田ＰＡ ＞浜松ＩＣ＞三方原ＰＡ＞浜松西ＩＣ＞浜名湖ＳＡ
ＥＶ　ＱＵＩＣＫ　⑤
東名高速道路　浜名湖ＳＡ（下り線）
東名東京ＩＣより２４８Ｋｍ地点
（牧之原ＳＡから約４０分）
区間消費目盛：９目盛
平均速度：90Ｋｍ/ｈほど

充電時間：１７.5min
充電電力量：8.3ｋｗ
残量計：４→１３目盛（９目盛チャージ８０％）
走行可能距離：８５ｋｍ
料金：１００円（認証カードが必要）
ＴＡＫＡＯＫＡ製　５０Ｋｗ　ＮＥＸＣＯ中日本

相良牧之原ＳＡから５２Ｋｍ、このルートは普通だ。
特別な坂や渋滞も無くスムーズに走れた。
浜名湖付近は絶景ポジションが連続しているが、あまり余裕も無く景色を楽しむことも出来なかった。

さて浜名湖ＳＡは、上下線が同居するやたら広いＳＡなのである。駐車場は歩道で仕切られているが、乗り越えればＵターンも可能だ！だめです！充電スポットも上下線隣り合わせで、ちょうどリーフが充電中だった。珍しく社用車でもレンタカーでもなく個人所有のようだ。日産リーフは以前経験済みだが充電が８０％で完了しない設定になっていて、放っておくと６０ｍｉｎ充電する。フルにはならないが場合によっては９０％以上勝手に充電してくれるので１００円では超お得なのだ。i-MiEVで９５％充電やるとダブルで２００円かかる。ただし、ＮＥＸＣＯ中日本では３０ｍｉｎで止めてくださいと告知しているが・・・このときのリーフは既に３６分経過していたが周りに人はいなかった。
８：５０到着。９：２０出発

その時電話でユニシスの担当に「ＥＶにとって充電器が使えないのは命取りになる！！せめて使用できない旨メールなどで告知すべき！！」とコメントさせてもらいましたら、早速対応してくれました。

東名高速全ＳＡに急速充電設備が稼働したというので、いても立ってもいられず
全てのＳＡを経由して、京都ドライブを敢行してしまいました！
往復１，０００Ｋｍ以上、充電回数１５回、２日間のハードドライブとなりました。
現在レポート作成中ですが、ボリュームがありすぎしばし時間がかかりそうです。乞うご期待！