Siberian Bushing ウレタンアームブッシュ  

リフレッシュ目的で前後アームブッシュ全交換しました。強化ブッシュかなと思っていたのですが、実際はノーマルとほぼ変わらないか柔らかい位？な感じで個人的には非常に好みです。
ヘタった純正ブッシュと比べると、荷重が掛かっている時でも、ヨレが少なくしっかりしています。路面の凹凸の感じ方も少し柔らかくなったような気がします。
耐久性は不明。また交換の難易度は高いので、高くてもショップに任せるのが妥当だと思います。

（交換後の感想）
個人的にはほぼノーマルの硬さ。フロントコントロールアームのみ若干強化かなと言うレベル。
乗り心地重視でリフレッシュ目的なら有り。サーキットユースは無しだと思います。
長く乗りたいと思ってるので個人的には必要だったと思います。新品純正アームに替えるのもアリだったとは思います。

（作業について）
中古アーム一色を用意し、ブッシュ打ち替え、フロント周りは自力交換。リア周りとアライメントは岐阜県美濃加茂市のカーピットアイドルでやって頂きました。
ブッシュ交換はブッシュのフランジを削り取って、旋盤とボール盤で治具を作ったり、ベアリングプーラーを駆使して油圧プレスで交換。治具はブッシュ-0.5〜1ミリの外径で製作。リアロアアームは曲がらないように30ミリのブロックを2個用意して油圧プレスで交換。
フロント周り交換は慣れない素人作業で7時間かかり、リア周りも自分でやりたかったけど、子供の世話を考えると時間が無かった為ショップに依頼。すぐにやってくれて本当に感謝です。
リアロアアーム付け根はブッシュとボルトが錆で一体化していて着脱が大変困難だったとの事。


（その他シベリアンブッシングについての情報）
・ショップ情報で、寸法違い、品番間違えはよくあるらしいです。（僕はなかったです。）
・アメリカ倉庫から直接買うと消費税もかからず免税。ただし返品等は厳しいかも。また現在は円安と、コロナ禍で送料も高い為、車楽院から買う方がリスクは低いかと
・アルテッツァの場合、フロントアッパーのみフリーの構造（そこだけ1G締め不要です。）
・設計が悪いのか、リアアッパーブッシュは圧入後にウレタンブッシュが出てきてしまいました。そこはクランプして潰しながら取り付けしたそうです。
・メーカー説明だと、外側金属でないブッシュは、漏斗のような工具が必要との事でしたが、付属の油を乗れば問題なく圧入できました。

ちなみに去年11月購入で部品代445.44USD+送料80.6USD=526.04USD→\60,979-でした。