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コギスケの"86" [トヨタ 86]

整備手帳

作業日:2024年5月19日

点火プラグとイグニッションコイル交換(助手席側)

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 3時間以内
1
'24.05.19
55,484 km.

*****/ 先週からの続き /*****

助手席側(バンク2、バンク4)の点火プラグとイグニッションコイルにアクセスする為、邪魔になるパーツを外していきます。

まずは助手席側の Vバーを外してスペースを確保。

次いで黒い金属製カバーを、12mmボルト × 2カ所(画像の赤丸部分)を緩め、後方へ捩じりながら 外した Vバー のスペースから抜き取りました。

※ 画像はカバーを外した後のもの
2
狭いスペースでの作業になりますが、握り拳すら入らない※ 狭さなので避けられる物は避けておきます。

※ 「グー」も「チョキ」も入らないが、「パー」はなんとか入るレベル。個人差はあると思いますが。


① 燃料ホースのカバーの端っこがチクチクして痛い(簡単に手袋に穴が開く)ので、端っこに厚手のビニールテープを密巻き(ハーフラップ巻き)。

② インジェクター(?)ハーネスが地味に手の甲にぶつかって痛いので、金属ステーの裏側へ避けます。

③ このデカいコネクターも大概邪魔ですが、外し方が分からなかったので今回は諦めました。外せれば作業効率もだいぶ良くなると思います。
3
画像無いですが、燃料ホース3本を止めている樹脂クリップを外しました。
(10mmボルト × 1カ所)

これである程度、燃料ホースが動くようになります。

ホース接続部の金属バンド類で怪我しそうだったので、軽く緩めて突起の方向を変更して、皮膚に触れても怪我しないようにしておきました。

あと、作業中は精密作業向きの手袋、薄手のウインドーブレーカーを装着して行ったおかげで、切り傷、引っ掻き傷は出来ずに済みました。

但し、全身汗だくになり、作業が終わってもしばらく汗が引かずに困りましたが。
(作業後の軽量で 200g. 痩せたのを確認...微妙)
4
作業開始から30分。
ようやく実作業に取り掛かります。

30年前、会社に入社したての私に先輩達が教えてくれました。
「段取り8割、作業は2割。」
効率良く作業を行う為には、準備をしっかりして出来る限り無駄な動きをしない事。
(実作業と関係無い動きは最小限に留めるべし)
、と。

今回も下調べをしていたにも関わらず、9.5sq.サイズの 12mmソケット が行方不明になっているのが判明。
慌てて 「コ●ナンプ■」 まで買いに向かった次第。朝から営業しているお店があって助かりました。
このハプニングで30分ロスしたのは痛かったですが、ある程度バラしてから発覚したらもっとたいへんな事になっていたでしょうから、まぁ軽傷だったということにします。。。30年経っても成長してませんね(退化してる?)

イグニッションコイルの表示(黄色い●)にあるように、左がバンク2、右がバンク4 です。
5
イグニッションコイルのコネクターを外すのですが、意外と難航しました。
A型(とB型)はコネクターのツメを押しながら外すだけですが、コネクターの向きが運転席側と逆になっただけで凄く外し辛かったです。
おそらく利き手がぎっちょ(左利き)なのが原因だと思うので、右利きの人は楽勝だと思います。

画像は外したコネクターが作業の邪魔にならないよう、後方に避けた様子。
6
今回も走行直後の作業だったので、エンジン&補器類は激アツ! でした。
サポートフレームも輻射熱でガンガンに熱せられており、肌が触れただけで真っ赤に火傷するレベル。

なので、ある程度時間を置いて少し冷めてきたかナァ? というこのタイミングで、作業スペースの底にタオル類を敷き詰めました。
※ 冷えた状態からの作業開始を激しく推奨。2時間経過しても熱々だったので。


イグニッションコイルを固定している 10mmボルト を外し、コイルをプラグホールから捩じりながら取り出します。

右バンク(運転席側)より、左バンク(助手席側)のコイルの方が、砂粒など汚れの付着が多いように見えました。何故かはわかりません。ただの個体差だと思いますが。
7
後は点火プラグを取り外すだけ。

前回の作業で学んだこともあり、今回は行き詰ることもなく簡単に取り出す事が出来ました。
前回は私の工具の使い方が間違っていました。 KTC のスパークプラグレンチ3点セット、とても素晴らしい製品です。


さて。

右バンクに比べると、左バンクの点火プラグ2本はオイルの付着もほぼ無く、白っぽく見えます。
まぁ先週右バンク2本交換しているので何かの補正が入っている可能性もありますがよく分かりません・・・。

取り外しの際、ひとつ気になった点がありました。
バンク4 の点火プラグを外した時、プラグがぜんぜん締め込まれていなかったようで、何の手応えもなくいきなり ぐるーん! と回ってビックリした次第。
本締めされていなかったとしか思えません。この12年間の間、不具合が出なかったのが不思議なレベル・・・。
8
※ 作業に夢中になり、画像ありません(^^;

プラグとコイルの組付けの様子は省略します。

唯一苦労したのは、バンク2 のイグニッションコイルを固定する 10mmボルト の取り付けが、周りの補器類などで邪魔されて上手く出来なかった事ぐらい。
たぶん右利きの人なら難なく組付け出来ると思います。
9
【インプレ】

取り付けに問題無い事を確認後、エンジン始動。

最初はなんだかアイドリングが弱々しく感じられて不安になりましたが、ファストアイドルが落ち着いたタイミングでいつも通りに戻った様子。

10分程アイドリングを行い、ある程度燃調を学習したと思われるタイミングで車に乗り込んで様子を見ます。

すると、明らかにアイドリングの音量が下がっています。
これまでのごく稀に不整脈を伴った
「ぶぺぺぺぐぺぺ・・・」
という音が、
「ぶぶぶぶぶぶぶ・・・」
と規則正しく揃った音に変わってます。
しかもかなり静かになってます。
いやコレ、エンジン切り忘れ案件が発生するレベルですよ。σ(゚∀゚ )オレ
(過去5度やらかしているので余計に心配。早急な社外マフラー導入が必須だが先立つものが圧倒的に不足中・・・)

クルマから出てマフラーを確認したところ
「ぶぺぺぺぺぺぺ・・・」
という純正マフラーの音はさほど変化無い様子。
(社外エキマニ入れたけど音量はほとんど変化無し)

走り始めると動き出しが軽くなってます。
前回、右バンク交換した時も体感出来ましたが、今回はより強く効果がわかるレベル。

いつもの道をいつものペースで走ります。
まだ慣らし段階なので、最初は 3,000rpmを上限に 10分走行。
次いで 4,000rpm上限で 10分走行。

まず加速が全体的(とはいえ 4,000rpm以下の話ですが)にスムーズになりました。
動き始めの(あの)トルクが少し細る印象が無くなり、ガサついた感じも無くスムーズにエンジン回転が上昇していきます。

アクセルを一気にオフっても、動きがギクシャクすることも無し。

中古で購入してからずっと、エンジンフィーリングにどこかガサついた? ザラついた? ものが含まれる印象で、これが FA20 エンジンのフィーリングなのだろう、と納得して乗っていましたが・・・
こんなにスムーズに回るエンジンだったのですね!(嬉)

・・・まぁ、これまで少しずつ調子を崩していたクルマの状態に気付かず乗っていた、とも言えますが(-_-;)


新車の状態は分かりません(高価くて買えません)が、今回、点火プラグは純正同等品を使用。

となれば、この違いはイグニッションコイルによるものではないかと推測。

*****/ 製品説明抜粋(ここから) /*****
安定した高い電圧を低回転時から発生させるコイル特性により伸びやかな加速とクリーンな燃焼効率を実現します。

低回転のアイドリング時においても最大電圧15kv(純正品は10kv前後)のスパークを実現しています。
*****/ 製品説明抜粋(ここまで) /*****

平均燃費についても効果は明確になっていて、メーターリセット後、

燃調学習終了直後は 0.7km/L. まで(気分を含め)落ち込みましたが、走り始めるとみるみる上昇。

30分走行で 10.0km/L. に落ち着いてます。まぁコレはしばらく様子見が必要ですが、街乗りだけで リッター10km. というのはこれまで無かったのでビックリしてます。(社外エキマニとの相乗効果?)

あとは 100km程走行してプラグとコイルが馴染んだら、、、

・失火することなく高回転まで回るか?
・雨の日、アイドリングが不安定にならないか?

・・・の2点を検証したいと思います。
10
【コギメモ】(やっぱり) やらかしました

今回は ミス無く、怪我無く、上手く出来た!

・・・と思って喜んでいたのですが。

助手席側 Vバー を付け忘れてました(涙)。

Vバー 自体は、助手席足元に転がっていて無事でしたが、取り外した ボルト&ナット を ワイパー根本に置いたまま、ボンネットを閉じて(ウキウキ気分で)走り回った結果、固定ナット2個を紛失した次第。

仕方無いのでホームセンターにて、似たような緩み止め効果のあるナット×2個を購入。
・ボルトサイズ M8
・ネジピッチ 1.25

但し、車用では無く建材向けのナット故。
12mmサイズ → 「13mmサイズ」
に変わってしまった点に注意。
まぁ見ればすぐに気が付くとは思いますが、一応ここに書き残しておきます。
11
【ご注意】
一応、注意書きをば。
今回の作業内容は、正規の作業手順とは異なるものですので、参考にされる(?)方は自己責任にてお願いします。

基本的に、経験豊富なプロの方に依頼するのが安心安全です。

今回、自分で交換した経緯としては、クルマに警告灯こそ点灯しなかったものの、明らかに不調な症状が立て続けに出ていた事。
そしてなかなか条件に見合うショップが見つからなかった事が背景にあります。
(入庫出来る余裕か当面無い、今メカニック不足中[←大丈夫?]、交換経験無いので出来ない、ディーラーを大幅に上回る工賃を提示された、等々・・・)

時間的猶予があれば、空いた時にショップに持ち込むことも出来たのでしょうが、現状ではいつ路上で突然死してもおかしく無い状況だったので、半ばヤケクソで交換に至ったという経緯があります。
(とはいえ、朝夕の渋滞ラッシュ激しいR4バイパスの真ん中車線で突然死なんてのは絶対に避けたいシチュエーション)

作業にあたり、諸先輩方の整備手帳を参考にさせていただきました。ありがとうございます。そして足跡付けまくりでごめんなさい。


ちなみに、作業に要した時間については、

先週の左バンクが、準備含めて 2時間。
今回の右バンクは、準備含めて1時間30分。(+ソケット買い出しに往復30分)。

合計4時間ほど掛かりました。
ショップで話を聞いた時も「3時間ぐらいかなぁ?」と言っていたので、次回はソレを目標に頑張りたいと思います。

正直、次回はプロに丸投げしたいところですが、専用工具も買い揃えてしまったので費用回収の意味も含めて頑張りますか。。。


因みに DIY で交換するメリットとしては、目的の作業の他、別の作業も同時に行えるというのがあると思います。

今回、バラしたパーツやエンジンルームをクリーニングしたり、錆が出ている箇所を錆チェンジャーで赤錆→黒錆に置き換える、など。
今回の作業時間に4時間かかっていますが、上記の作業も含まれています。

あとは自分でバラせば構造が把握できる、というのもメリットと言えるかと。

イイね!0件




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