
この前NRから取り外したETC車載器のお下がりを、ユーノス500に付けてみました。
とはいっても、ETCの取り付けはまったく難しくなく、シガーライターから電源を取って、配線を目立たないように取り回すだけです。しかも、500はロードスターとは違って、コンソール周りのバラしが容易なため、あっと言う間に配線は完了。
ちなみに、車載器自体はコンソールボックス内に目立たないように取り付けるため、ドリルで配線の穴を開けてやる必要がありましたが、これも合わせながらなので簡単に終わりました。
さて、取り付けは終わりました。実は、このお下がりのETC車載器、
ひとつやってみたい実験があって付けてみたというのもあります。
本来、車載器自体は取り付けが終わっても、
取り付けた車両のデーターを入れ込むセットアップという行程が必要なんですが、
ロードスターのデーターがそのまま入っているんです。
ここからがミソ。実は一度セットアップしてもらった車載器、
全然違う他車に付けてゲートを通っても通過できてしまう!?
というコトを以前とある方から聞いていました。
ちょっとおさらいをすると、このセットアップという作業、
クルマの登録ナンバーと車検証に記載されている、
全長、全幅、全高などのデーターが打ち込まれます。
で、このデーターをもとにETCゲートからの無線通信で車両を判断している…
とされてきました。ところがです。これがどうやら、
実際には車両の大きさやナンバーを判断していないようなんです!?!?!?
とある方が試したのは、某小型車でセットアップしたものを、
1ナンバーのトラックに付けて実験したところ、
すんなりと通過!? してしまったのだとか!?
いやぁ、この事実にはビックリしましたね。
私も頑に公団の言っているコトを鵜呑みにしてましたから(^^;
まあ、確かによくよく考えてみればそうですよね。
ゲートから出されている無線レーダーでは、
登録ナンバーや、クルマの大きさは判断できないですものね。
ナンバーの読み取りは料金所手前から発射される赤外線で判別していますが、
これはナンバーのみで車両の大きさなどは特定していません。
結局のところ現状ではETCレーンからのレーダーと
車載器とETCカードの情報が正常にやりとりさえ出来て問題なかったら、
それだけでOKというコトになります。
というコトを踏まえて実験してみました。
結果を先に言うと、まったく問題なく通れました。ハイ(^^;
ちなみに、ロードスターよりも500は
全長で+590mm、全幅で+15mm、全高で+115mmほど違うんですが、
何にもエラーが出ることなく、すんなりパスできました(笑)。
というワケで、通行料金の区分が同じクルマを複数所有しているなら、
1コ車載器さえ持っていれば、付け替えればそのままイケるというコトでもあります。
その場合、シガーソケットを買ってきて、車載器の配線につなげ、
それを室内から普通にシガーソケットに差し込めばいいだけですから、
面倒な配線もいらずに簡単に付け替えができるワケです。
あとはアンテナの位置を気をつければイイくらいでしょうか。
えー、ここまで書けばナニを言いたいかは分かるとは思いますが、
くれぐれも悪用はやめてくださいね。
ちなみに、今回実験したユーノス500は、
ボディサイズがロードスターと5ナンバーで変わらず通行料金の差がないため、
実験しても問題ないと判断しました。
また、すべてのETCゲートが必ずしも通れるとも限りませんので、
もしお試しの際には各自の自己責任でお願いします。
三菱 ミツビシ EP-422 DC12V/24用 ETC
Posted at 2004/11/23 16:52:42 | |
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ユーノス500 改 25G | 日記